虹の根の森を雲水こころざす 菅原鬨也
「虹の根の森」とは、何と美しく幻想的な森だろうか。そこには七色の光が燦々と降りそそいでいるに違いない。しかし、決して辿りつくことのできない森なのだ。「雲水」は、「行雲流水」の略で、修行僧のことだが、彼らが志すところがそんな森だというのだ。「雲水」という呼称が生み出した詩的でロマン溢れる作品である。「滝」8月号〈飛沫抄〉より抄出。(Midori)
「虹の根の森」とは、何と美しく幻想的な森だろうか。そこには七色の光が燦々と降りそそいでいるに違いない。しかし、決して辿りつくことのできない森なのだ。「雲水」は、「行雲流水」の略で、修行僧のことだが、彼らが志すところがそんな森だというのだ。「雲水」という呼称が生み出した詩的でロマン溢れる作品である。「滝」8月号〈飛沫抄〉より抄出。(Midori)