ロンコロ城は、大改修されて近年公開され、当時のフレスコ画などを見ることができます。
またその一部は「いすの博物館」になっています。
建物を取り囲むように回廊があり、平地側に面した場所には、出窓や狭間などがあります。
よくみるとギベリン狭間です。やっぱり北なんですね。
山側に面した建物は、住居としての色合いが強いことが外観からも見てとれます。
写真中央奥にある入り口がオステリアのある場所です。
「夏の家」と呼ばれる建物の壁は、壁面全体にフレスコ画が描かれています。
建物の内部です。どの部屋もフレスコ画で装飾されていたことがよくわかります。
騎馬試合のフレスコ画です。こうしてみると、どの場所にも宗教画が描かれていないことに気づきますね。
市街のいくつかの教会にはジョットの影響を受けたフレスコ画が残っていますが、
ここではむしろ北方の影響が大きいのかもしれませんね。
ロンコロ城から見たボルツァーノ市街です。遠くブレンタドロミテまでを望むことができました。