JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ホーム・パーティー??

2007年03月05日 | y-その他

昨日は母の田舎の親戚が、温泉旅行の途中で父の墓を参りたいと訪ねてきました。
叔父と叔母それに息子夫婦と孫一人、といってもすでにその孫も30近い青年ですので、ご老体の湯治旅行みたいなもので、母は夕食を誘いましたが旅館に食事が用意してあるということで断られました。ところが
「そうだ、○○(母です)いっしょに旅館に泊まるか?」
そんな叔父の言葉から話は急展開、母が旅館に泊まって孫のH君を我が家に泊めるということになったのであります。
「△△(これは私)、Hは誰かと一緒で酒好きだから、あんまり飲ませないでな」

母は「何処かに食べに行ってもいいよ」と言って出ていったものの、H君は外食を避けたい様子、ならばと
「しこたま酒でも買い込んで、ホーム・パーティー(?????)といきましょうか」
ビール6本、ワインを2本、日本酒1本に・・・・
「ウイスキー系はバーボンが1本うちにあるけど、それでいい?」
     (おいおい、どんだけ飲むつもりだっちゅうの!!!!!!)

そこで、今週はここで「料理当番、昨日の三品」(笑)
まずは、牛タンレモン風味、カマンベール・チーズ、ウインナー各種、バブ家特製バリバリ・サラダをオードブル風に。

二皿目は、鮪の和風カルパッチョ
オリーブオイル、塩、バルサミコ酢、醤油でドレッシングを作り、水にさらしたタマネギ(昨日はカッコつけて赤を使いましたが)の細切り、茗荷、レモンの皮(少々)をこのドレッシングで和えておきます。
これを、皿に敷き詰めた薄切りの鮪にドサッと乗せ、最後に多めのオウバを刻んで乗せれば出来上がり。
H君は「これ、お店でも出せますよ」と世辞を言ってくれました。

三皿目は、スモーク・サーモンのクリーム・パスタです。

そもそも、叔父の家は田舎の兼業農家、嫁問題や地域医療問題など、ここ以上に問題も多く、そんなことを語らいながら酒が進みました。

その後は、おのおの好きな酒を片手に『映画鑑賞会』。
なんともH君がこれを観たいと、『マイ・フェア・レディー』を観たんですよ。
「オードリーの長い首は、やっぱり魅力的だよね」と猪首の私がほざけば、
「おれは、もう少し丸みのある女性がよい」とH君もほざきやがる。
若いのにH君が
「やっぱり、『ローマの休日』での、あの可愛さが最高でしょう。」なんて言っちゃうもんだから、
「おれは、『サブリナ』の彼女もいいなぁ」てなこと言って、
はははははは、楽しい『映画鑑賞会』でした。
たまには、こんなホーム・パーティー(??????)も、よろしいですよね。

さて、ということで今日の一枚は、シェリー・マンの「MY FAIR LADY」といきたかったのですが、以前に紹介済みですので、昨日の昼間、一人寂しく聴いていたこれにしてみました。

私は最近オルガンという楽器をあまり聴きません。好き嫌いで言えば、オルガンの音は大好きなんですよ。
それじゃあ何故か?・・・・・
たぶん、ジミー・スミスの聴き過ぎに原因があるように思えます。
そもそも、ブルーノートもスミスのアルバムを作りすぎですよね。ってそう思っているのは私だけかもしれませんが。
「PLAYS FATS WALLER」なんて大好きなアルバムなんですけど・・・・・・・
これも怒られるかもしれませんけど、オルガンという楽器はいい楽器なんだけど、飽きやすい、なんてことは無いでしょうかねぇ?????

話を今日の一枚に戻しましょう。
「オルガンのコルトレーン」などと呼ばれるラリー・ヤングですが、彼がそっち方向に走ったのは、スミスのレコードを作りすぎた(笑)ブルーノートに移ってからであります。初期のプレスティッジ盤「GROOVE STREET」など聴くと、ごく普通のオルガン奏者というイメージを持ちます。

私には「INTO SOMETHIN !」あたりから始まった彼の新しい挑戦には、どう聴いてもエルビン・ジョーンズが大きく影響したと思えてしまいます。エルビンあってこその「オルガンのコルトレーン」だったのかと。
そして、このアルバムでその方向性は確定したのかも、ここにジミー・スミスの影は見えません。
私のなかで、オルガン奏者のアルバムとしては、今日の一枚はかなりの上位にランクインしているアルバムであります。

そうそう、ヤング、エルビンの快演はもとより、ここでのウッディー・ショーがよろしいんですよ。まだ、当時二十歳ですよ。ほんのちょっと彼に惚れた一枚でもありました。

UNITY / LARRY YOUNG
1965年11月10日録音
LARRY YOUNG(org) WOODY SHAW(tp) JOE HENDERSON(ts) ELVIN JONES(ds)

1.ZOLTAN
2.MONK'S DREAM
3.IF 6:42
4.THE MOONTRANE
5.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
6.BEYOND ALL LIMITS



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Larry Young (KOJI)
2007-03-05 20:56:12
ご無沙汰しております。
Larry Youngですね!Woody Shawとは共にNewark出身ですね。その割には、共演しているセッションはあmりないですね。せいぜいIn the Beginning (Woody Shaw, Muse)ぐらいですかね。
Woody Shaw...きびきびしたプレーですね。この時代だとやはりジョーヘンとの呼吸がピッタリですね。私は個人的にMoontraneという作品が好きです。この時から自分のサウンドをつかんだと思います・・・
返信する
KOJIさん (バブ)
2007-03-06 22:48:41
「MOONTRANE」は出だしがカッコイイですよね。

ウッディー・ショーが光ってるんですよ。なんて言ったらいいのかなぁ、「ティルル」ってちっちゃい「ィ」が一つ入ったような節回しというか・・・
だめだ、上手く言えません。(笑)

ともかく、ここでのウッディ・ショーは好きです。
返信する

コメントを投稿