JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

今年も出ましたバブ二世

2007年06月30日 | d-f

昨晩、へんに蒸し暑くなってきたので「今日は暑かろう」と覚悟していたのですが、最高気温24度少々、風もあって過ごしやすい一日でした。よかったよかった(笑)

そんななか、今日は珍しく午前中仕事があったもので、コンビニ弁当で昼飯を済ませ、以前白鷺がいた公園へ・・・・残念ながら白鷺はおりませんでしたけど、池の鴨を見ていると



この三羽の関係が、どうにも気になってしかたがありません。

親子????いやいや、親子だとしたら子供がもっと多いだろぅ
兄弟????いやぁ~~兄弟じゃないだろぅ
ほんじゃ何よ?
きっとこれは、一番前が「かわいい男の子」二番目が「カミングアウトしたマッチョ」三番目が「それでもあなたが好きっていう女の子」・・・・・・

ば~~~か!

ほらほら、こっちじゃ「カメ子さん」が、ならぬ恋を
「あたしの足、素敵でしょぉぉぉぉぉ、って、アピールしてるのに鴨さんたら振り向いてもくれないのよ」
って、鴨も雌だし

昼食後に、こんなくだらないことを考えてる私は、つくづく幸せ者ですね。

帰宅後、短パンに着替えると
「かいーーーーー!」
三箇所も蚊に食われていました。そうでした、そんな季節なんですよね。だって明日からは7月ですもん。
私の場合、アルコールが充分とけ込んだ血液だからでしょうか、とても美味しいらしく、まぁよく蚊に刺されるのです。そこで、趣味部屋に引っ込む前に

「お~~い、痒み止めと蚊取り線香!」
「え~~~!いくらなんでも、まだ2階に蚊取り線香はいらないんじゃないの。」
「うるさい!げんにもう刺されてんだから!」
「あら、それは蚊じゃなくて、部屋がキ・レ・イだから湧いて出たダニじゃないの!」
「・・・・・・・・・・!?」

ともんく、今年も『バブ二世』の登場です。
そういえば去年、『蚊取り線香』と『バブ二世』のお話をしましたっけね。
今年も、彼には頑張っていただきましょう。

さて、今日の一枚は、昨日命日を迎えたエリック・ドルフィーです。
ドルフィー三枚目のリーダー・アルバムにして、天才トランペッター、ブッカー・リトルとの初共演盤でもあります。

「ドルフィーはオーネットのようには吹かないよ。フレーズはむしろパーカー的だし、パーカーをリズミックにした感じが強いんだ。」と言ったのは、チャールス・ミンガスですが、このアルバムはそのパーカーに向けての敬愛の意が、特に現れた一枚であるともいわれます。

そして、同日に録音されたオーネット・コールマンとの「FREE JAZZ」での共演から、この二つのアルバムに「フリー派のアーティストとメインストリームのアーティストの橋渡しを出来得たのは、ドルフィーだけだったのかもしれない」といった論評の裏付けを示す方もいらっしゃいます。
しかし、私はこの「橋渡し的存在」というドルフィー評をあまり好みません。

ドルフィーはあくまで王道を貫いたその結果として、メインストリームでもフリーでも無い、彼のスタイルを生み出した人であると思うからです。「架け橋」という表現だとどうも「どっちつかず」みたいな言い方に聞こえてしまうんですよね。
むしろ、彼独自の世界に、メインストリームのミュージシャンも、フリー派のミュージシャンも、自分たちに無い魅力と必要性を感じたと言った方が、私は適当であると思っています。

いずれにしても、このアルバムは彼の代表作であり、単なるプレスティッジの『未発表曲の発表の場』的、傍系レーベル、ニュージャズを、本当の「NEW JAZZ」に変えたアルバムの中の一枚であることも間違いありません。

FAR CRY / ERIC DOLPHY
1960年12月21日録音
ERIC DOLPHY(as,bcl,fl) BOOKER LITTLE(tp) JAKI BYARD(p) RON CARTER(b) ROY HAYNES(ds)

1.MRS.PARKER OF K.C.
2.ODE TO CHARLIE PARKER
3.FAR CRY
4.MISS ANN
5.LEFT ALONE
6.TENDERLY
7.IT'S MAGIC



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2 コメント

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southAsia (southAsia)
2007-07-01 13:37:21
はじめまして。southAsiaと申します。いつもはROMオンリーで楽しくBLOGを見せてもらっています。
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいね!
僕のブログではターバン野口の折り方を紹介しています。
暇があったら是非どうぞ。
http://panicblog.blog109.fc2.com/?eid=3950
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southAsiaさん (バブ)
2007-07-01 22:38:28
コメントありがとうございます。

はたして楽しんでいただけるような内容かどうかは、全く自信がありませんが、これからもよろしくお願いします。
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