JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ちょうしこいた私

2007年02月13日 | j-l

いやはや、昨晩は自宅で飲みすぎという、私でありました。
日本酒を6合ほどいただいた後、趣味部屋に移動し、レコードを聴きながら、ブログ更新をしながら、ハーパーをストレートで5杯ほど、さらに喉が渇いたと(そりゃまあ、日本酒にストレートのバーボンですから、あたりまえと言えばあたりまえなのですが)缶ビールを冷蔵庫から取り出しました。(ビールをチェイサーがわりというのは、よくあるパターンなんですけどね)

この写真を見て、何処かおかしいことにお気づきでしょうか?
えっ?「350ミリリットル缶で止めただけ偉い」ってですか?
そうじゃなくて、缶の下の方に穴が開いているのがわかります?

何年ぐらい前になるでしょうか、我が友人がアメリカ留学から帰って間もない頃だったと思います。アメリカ土産と一本のビデオテープをもって我が家を訪ねてきました。
その時、持ってきたビデオが「シュア・シング(THE SURE THING)」という映画。
監督は「恋人たちの予感」や「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー、主演は「理想の恋人」や「マルコヴィッチの穴」なんかに出ていたジョン・キューザックという、『青春ラブコメ』であります。

ご覧になったことがある方はおわかりだと思いますが、この映画の中でウォルター(ジョン・キューザック)君がとんでもない缶ビールの飲み方を披露していたわけで、途中、ヒロインのアリソン(ダフニ・ズーニガ)に、タオルをぐるぐる巻きにしてこの飲み方を伝授する場面があって、その時のダフニ・ズーニガがへんに可愛くて・・・・って、そうじゃなくて、問題はそのビールの飲み方なのです。

ちなみに皆さんは350ミリリットルの缶ビールを、どのくらいの速さで飲み干す自信がありますか?
なんと、このウォルター君流飲み方でいくと、5秒??遅くとも10秒あれば飲み干せると思います。

さぁ、その方法とは
準備するもの、①よく冷えた缶ビール ②ボールペン(書けなくなることを覚悟して)以上、
まず、左手に缶ビールを寝かせて持ち、右手でボールペンをものを刺すごとく握ります。
次に寝かせたビール缶の底近くにボールペンを突き刺します。(吹き出しに注意!)
このボールペンをグリグリと廻して、穴を自分の口の大きさに合うよう広げます。
肝心なのはここからですよ。
ボールペンを置き、右手を缶の栓にセット、口を穴に押し当てたら、そのまま栓を開く(完全に開かなくても大丈夫)と同時に缶を縦にします。
ドバーーー!ビールは容赦なく口の中に押し込まれてきますので、口から吹き出さないように飲み干してください。10秒以内、間違いなしです。
ちなみに飲み終えた後、必ずゲップが出ますので、それに併せて缶を握りつぶすと
「爽快~~~~!」

一時、この飲み方がマイ・ブームで、ことあるたびにやっておりましたが、なにぶんあっという間にビールが無くなってしまうので、年齢も考え最近は封印をしていたのであります。
それがアータ、ちょうしこいて、昨夜やっちゃったんですよ、これを
バカですよねぇ~~~、どうしようもないですよねぇ~~~、
芸として誰かに見せるならまだしも、誰が見ているわけでもないのにこんなもったいない飲み方をして、そのぶん今日に取っておけばいいのに・・・(って、そこじゃないだろ反省が必要なのは!)

そこの若い人、けしてこんな馬鹿オヤジにはならないようにね、私も反面教師として今後も努力してまいります。(笑)

さて、今日の一枚は、その「シュア・シング」を我が家に持ち込んだ友人が大好きだったアルバムをチョイスしました。どこかしこで、『ジャズ喫茶』の超人気盤との紹介を受けるこのアルバム、私のバイト先ではそれほどでもなかったように思いますが、確かに他店では頻繁にかかっていた一枚だったと思います。
なかなか手に入りにくいアルバムであったことも、人気の一因だったのかなぁ?

1971年にチャールス・トリヴァーとスタンリー・カウエルが主宰するStrata Eastからの4番目の作品として発売されたこのアルバムは、トリオの再版等あったものの、個別の盤の版権が演奏者持ちだったとか、契約が再版を許さないとか言われつつ、ひじょうに手に入りにくい一枚であったと思います。
(今は、CDが出ているようです。「Licensed from Sandra Jordan」とのクレジットが入っていたとの記事を何処かで拝見しました。やはりマスター・テープは奥様が所蔵なさっていたのですね。)
私は六本木か上野だったかで入手したはずです。(すいません定かではありません。)

前にも、そんなアルバムがあると言ったことがあったと思いますが、このアルバムも私的にはA面しか聴かないアルバムでして、だからといって別にB面が悪いというわけじゃないんですよ。
ただ、私の場合「VIENNA」を聴くためにこのアルバムを聴く、みたいなところがあるんです。それほどこの曲がずば抜けているように思うのは私だけでしょうかねぇ?

ともかく、今日は飲み過ぎに注意しながら、B面までじっくり聴いてみることにします。

CLIFFORD JORDAN IN THE WORLD
1969年録音
CLIFFORD JORDAN(ts) JULIAN PRIESTER(tb) DON CHERRY[1,2], KENNY DORHAM[3,4](tp) WYNTON KELLY(p) WILBUR WARE[1,3], RICHARD DAVIS(b) ALBERT "TOOTIE" HEATH[1,2], ED BLACKWELL,[3,4], ROY HAYNES[3,4](ds)
1.VIENNA
2.DOUG'S PRELUDE
3.OUAGOUDOUGOU
4.872



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2 コメント

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Sure Thing (swing a-go-go)
2007-02-14 11:18:58
この映画大好きです!
ジョン・キューザックのファンなんですよね~(日本じゃあまり知られていないみたいですけれど・・)。

あの、飲み方ですよね~随分酔っ払っていたのでしょうか?!
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swing a-go-goさん (バブ)
2007-02-14 20:36:35
そうですか、swing a-go-goさんもこの映画がお好きでしたか。
私の周りには観たという人間が少ないんですよ。
私は、ダフニ・ズーニガが、ストーリーが進むにつれどんどん可愛くなっていくのにビックリしたりしましたけど、それ以上にとても後味の良い映画だったように覚えています。

さて、一昨日の晩ですが、たしかに酔っておりました。酔ってなければこんな飲み方はしないでしょ。(笑)
それでも、美味しくビールはいただきましたよ。
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