JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

スポーツよりまずは禁煙

2010年10月03日 | a-c

一昨昨日は晴天、一昨日は雨、昨日は晴天、今日は晴れから曇りへ、今晩は雨になる?・・・・・・・・・これがまさに秋の空と何とやらなんでしょうかね。
まだ、ひらいてはいませんがキンモクセイも香るようになって、そのうちにあの暑かった夏を懐かしむようになるんでありましょうか。

さても、値上げに伴う一大決心『禁煙』は、最後の一本が無くなって58時間が経過しようとしています。
辛かったのは昨晩、Mさんのお店から帰って、いつものようにビールをゴクゴクゴクと飲んだその時だったでしょうか、思わず煙草を探してしまう私・・・・う~~ん、まだ気合いが足りんようです。
このままではとうてい飲みになんぞ出掛けられませんねぇ、『禁煙』が『節アルコール』につながるとは思ってもいませんでしたが、根性と忍耐・・・・頑張ります。

『禁煙』のイライラを紛らわすためではないのですが、晴天の昨日は、Mさんのお店の手伝いの前に、近くの小学校で行われた地区の運動会を覗いてきました。

我が街は一昔前の新興住宅地、同じ地名の地区が一丁目から四丁目まであります。運動会はそれらの地区対抗を中心に、子供から大人まで楽しめる・・・・・・・
どうも年々参加者は減っているようですねぇ、なにしろ爺婆が増えちゃって、子供の数も減ってきていますから、運営する自治会の方々も大変なようです。

それでも、思ったより多いと言うべきか、まぁこんなもんだろうと言うべきか、子供たちもそこそこ集まり、露天も出て、それぞれに楽しんでいるようではありました。
ただねぇ若者の姿はほとんど無く、なんていうかなぁ、昔、村の青年団が活躍したお祭り?そんな活気はないんですよねぇ・・・・
その原因は、一昔前の新興住宅地という立地条件だけではないんでしょうねぇ、おそらく昔は二十歳前後の若者が青年団の中枢を成していたところも、今じゃ40代が青年団だなんてところは山のようにあるでしょうから。

ともかく、運動会、スポーツの秋、私も『禁煙』のイライラを紛らすためにも「身体を動かさにゃイケン」と、今日は朝から・・・・・・
「まずはぁ、CDの整理を終わらせねばならんでしょ、その後は部屋の掃除もしなくちゃいけないしぃ・・・・・・なにしろ昼寝をせにゃならんでしょ。」
まっ、スポーツは来週ということで(笑)

てなわけで『料理当番、本日の一品』です。

おっと、これは私専用、鯵のたたきです。当然酒のあてですが煙草はしっかり我慢しましたよ。



メインはこちら、母がご近所さんにスパムをいただいてきたので、作ったのがこのジャガイモステーキ、マッシュポテトにスパム、炒めた玉葱を混ぜ合わせ、塩胡椒、溶かしバターで味付け、丸めて粉ふって焼いただけなんですけどね、そこそこ美味しいと好評でした。
これに御飯組は鯵の塩焼きという、なんとも統一性のないおかずになってしまいました。

さて、今日の一枚は、オーネット・コールマンです。
私はフリーだのアバンギャルドだのが不得意分野で無いことは、みなさんもご承知の通りですが、オーネットを好んで聴くかというと、じつはそれほどでもなくて、このアルバムも滅多に聴かない一枚になってしまっています。
いや、と言っても、冬眠前のオーネットや、冬眠後でもエルビン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソン達と吹き込んだアルバムなんかはそこそこ聴いてるんですから、好んで聴かないというのは間違いかもしれません。

しばしの冬眠を明けたオーネットが、ストックホルムで圧倒的なライブを行って約9ヵ月、シンプル美を追求したと言われ賞賛されたメンバーを、チャーリー・ヘイデンと息子デナード・コールマンという二人に変え、さらなる不確定性を持たせたシンプル美を・・・・・・・・・

ジャズ評論的に言えば、そんな感じの説明になるんでしょうか?
よう分かりませんが、私なんぞはいっぺんに全てを理解しようと思って聴いちゃイカンアルバムだと思っています。
相手が不確定シンプル美なら、こちらはもっとシンプルにまずは単体の楽器を聴いてみる・・・・みたいなね。
つまり、ハーモニーを求めてトリオ演奏を聴くのではなく、単音を追っかけて重なり合った訳分からんものを一つの出来上がりとして捉える??????
言っている自分も訳分からなくなってきましたが・・・・・・ともかく、「モンブランの中に栗を探すんじゃなくて、栗とクリームとスポンジ?それぞれが勝手にやったってモンブランにはなるんかもしれないから、まずは栗から味わってみようか」的な?

う~~~~ん、イカン、やっぱりどうにも説明できん。(笑)
いずれにしても、一聴で判断するにはちと難解過ぎる感があります。オーネットのシンプルとはかくも複雑なものなのでアリンスよ、私にとっては。

それにしても、お父ちゃんと10才のガキの遊び(聴き方によっちゃそうともとれる)のレコーディングを、ブルーノートは何故許したんだろ?

THE EMPTY FOXHOLE / ORNETTE COLEMAN
1966年9月9日録音
ORNETTE COLEMAN(as, tp, violin) CHARLIE HADEN(b) DENARDO COLEMAN(ds)

1.GOOD OLD DAYS
2.THE EMPTY FOXHOLE
3.SOUND GRAVITATION
4..FREEWAY EXPRESS
5.FAITHFUL
6.ZIG ZAG