JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

午後の被害妄想

2010年06月13日 | j-l

一昨日あたりから急に気温があがり暑くなってきました。とはいっても今日は夏日にもとどかなかったんでありますが、それでも長年溜め込んだ皮下脂肪が暑さを倍増します。

休日の今日はビデオ鑑賞と決めていた私は、Tシャツに短パン姿でゴロゴロしておりますと
「お昼何食べる?」
「そうさねぇ、冷たい蕎麦、いや素麺もいいやねぇ、オオバと生姜でサッパリツルツルって・・・・」
「冷やし中華でいいよね、午後から美容院に行くから早いとこ作っちゃって」
「??????」
最初から決まってんなら訊くなっちゅうの、しかも作れって・・・ねぇ。


私はけしてマヨラーではありませんが、
冷やし中華にはマヨネーズとカラシ
これが無いとダメなんです。(笑)

考えてみると今年初の冷やし中華、ツルツルっと食べればこれもまた夏の味です。

てなことで、午後からは邪魔も入らずにゆっくりとビデオ鑑賞・・・・
ガタガタ ガタガタ ガダガタガタガタ
地震です地震、大きさもさることながら(震度4でした)いつになく長い揺れで、なかなか迫力がありました。

そこからは、家の電話が鳴りっぱなしで、姉から始まり、叔父、叔母各位に母の友人まで・・・・・
心配をしてくれるのは嬉しいんですが「こういうんで電話がつながらなくなるんだなぁ」と実感したりして、もし何処かで大きな被害でもあったりしたら・・・みなさん、きょくりょく災害時の電話は控えましょうね。

まっ今日の場合は最初の報道が、このあたりもまるで震度5弱であるかのごときものでしたから、なおさらだったのでしょう。
ちょっとカチンときたのが、テレビのどのチャンネルをひねってもテロップが流れるだけで、「番組の途中ですが・・・・」てぇのが1局もなかった事です。
これがもし、都内あるいはその近郊で同様の地震が起きたら、たぶんですけど「番組の途中ですが・・・・」ってなったんじゃないですかねぇ
こんなところにも地域格差を感じてしまうのは、一種の被害妄想ですか?

あらら、ビデオ鑑賞の報告と思っていたのに、私のつまらぬ被害妄想の話になってしまいました。気を取り直して、『料理当番、本日の一品』です。

まずは、焼き野菜の三点盛り+海苔アボガドです。なんだか母がとても美味しいと言ってくれました。

こちらはメインのレモン酢をきかせた胡麻ドレッシング(もちろん手作りですよ)で、水菜、茗荷と食べるサッパリ豚の冷シャブです。

さて、今日の一枚は、デューク・ジョーダンです。
映画「危険な関係」の話は以前もしましたかねぇ?
そんなことはどうでもいいんですが、その主題曲「危険な関係のブルース」は、何故か当初ジョーダンの曲とは紹介されず、映画のテロップでも作曲者がフランス人の名前になっていました。演奏も同名のサントラ盤が出ていますのでアート・ブレーキーであったことは衆知の通りです。

これに怒ったのはジョーダン・・・ではなく、チャーリー・パーカーの三番目の夫人ドリスで、『映画「危険な関係」の音楽を作曲したのはデュークであることを天下に公表するために、彼をリーダーにして「危険な関係」の音楽を発表しなければ!』てんで、録音発売されたのがこのアルバム。
ですから「危険な関係のブルース(NO PROBLEM)」が三曲も入ってる。(笑)

でもねぇ、どうでしょう、やっぱりジョーダンの「危険な関係のブルース」は、「FLIGHT TO DENMARK」の演奏がベストではないでしょうかねぇ

まっともかく、「危険な関係のブルース」は正真正銘ジョーダンが作った名曲であります。

LES LIAISONS DANGEREUSES / DUKE JORDAN
1962年1月12日録音
DUKE JORDAN(p) SONNY COHN(tp) CHARLIE ROUSE(ts) EDDIE KAHN(b) ART TAYLOR(ds)

1.NO PROBLEM #1
2.NO PROBLEM #2
3.NO PROBLEM #3
4.JAZZ VENDOR
5.SUBWAY INN
6.THE FEELING OF LOVE #1
7.THE FEELING OF LOVE #2