JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

新米に新米はわかるめぇ

2009年11月09日 | y-その他

今日は朝から曇り空かと思ったら、気持ちの良い陽射しで目覚めました。天気の崩れはいくぶん遅れているようですね。
昨晩は、ここ何日間かの疲れ(たいしたこともしてないんですが)が出たのか、アルコールに負けたのか、日曜劇場『JIN-仁-』を見ながら爆睡、途中寝床には移動したものの、ほぼ今朝まで9時間以上、充分過ぎるほどの睡眠を取ってしまいました。まっ、たまには良いでしょう。
てなことで、今日は、昼休みに更新です。

昨日、会津に住む伯母から新米が届きました。
今朝さっそく炊きたてをいただきましたが、色・艶・味、これに勝るものはありません。「日本人でよかったぁ~~」てなところですかねぇ、伯母には心から感謝しております。

「女は、とれたてよりちょっと熟成して色艶が増す。てなこともあるけど米は違うね。まっ女も限度はあるけど・・・そんでも新米を追いかける男も男だってか」なんて事は口が裂けても言えませんが、
「ところでさぁ、新米って、いつまで新米なんだろう?」
どうでもいいことをふと考えてしまうのは私の悪い癖でありまして、
「今年いっぱいくらいじゃないの」
とは家人。
「いや、違うだろ、翌年の新米が出るまでは、新米なんじゃね」

ちょっと調べてみると、これはじつにいいかげんらしく、明確な基準は無いようであります。しいて言えば、JAS法に「玄米及び精米品質表示基準」というものがあって、「新米と表示できるのは、収穫年の年末までに精白・包装された精米に限る。」ということらしいですが、これも表示に関する規定ですから、昨今の『偽装なんとか』を考えると何処まで信用できるものか・・・・・
つまりは、色・艶・味を自分で判断して「ここまでは新米で許せる」みたいな、「違いが分かる舌」が必要なんでありましょう。
「そもそも、てめぇみてぇな新米に新米の味の判断は無理だよ。」
ですかね。
いずれ、伯母が送ってくれたこれは、まぎれもない新米、この味を舌に覚え込ませることが肝心でありますね。

新米といえば、『新米ブロガー』の飲みダチS君、毎日の更新とはいかずとも今のところそこそこ続けているようでありまして、
「バブ、写真をブログに載せるにはどうすんだっけ?」
「いまさらかい!」

昨日、わざわざ行ってレクチャーしてまいりました。(笑)
ここ二、三日内には、写真付き記事が更新されることを期待しています。
米とは違い、この新米ブログの味は保証できませんが、よろしければ一度覗いてやってみて下さい。(新米ブロガーS君の『SATOUKEN日誌』は、こちらです。)

さて、今日の一枚は、ラリー・ヤングです。

以前「UNITY」を紹介したときに「私には「INTO SOMETHIN !」あたりから始まった彼の新しい挑戦には、どう聴いてもエルビン・ジョーンズが大きく影響したと思えてしまいます。エルビンあってこその「オルガンのコルトレーン」だったのかと。」てな事を書きましたが、そのブルーノート移籍第一弾が今日のアルバムです。

マイルスの「BITCHES BREW」以降はともかく、ブルーノート時代のヤングは、私の中ではジミー・スミスを超える存在であるように思います。
今日のこのアルバムも「UNITY」よりはかなりインパクトが薄いとはいっても、プレスティッジ時代などと比べると「オルガンは、スミスだけじゃない」と思わせるに充分な一枚ではないでしょうか。

これもやはり「エルビンの力が大きい」と思ってしまう私ですが、サム・リバース、グラント・グリーンというある意味対局の二人が参加することで、さらにスミス色を消すスパイスが加わっているとも思えます。
とか言いつつ「じつはリバースが抜けた「RITHA」が好きだ」なんて言うと、怒られそうですがね。

ともかく、「ブルーノートのヤングは「UNITY」だけじゃない。オルガンは、スミスだけじゃない。」そんな一枚です。

INTO SOMETHIN ! / LARRY YOUNG
1964年10月12日録音
LARRY YOUNG(org) SAM RIVERS(ts) GRANT GREEN(g) ELVIN JONES(ds)

1.TYRONE
2.PLAZA DE TOROS
3.PARIS EYES
4.BACKUP
5.RITHA

おまけ、
昨晩は更新もせずに熟睡してしまいましたので、ここで『料理当番、本日の一品』です。(正確には『昨日の一品』ですね)

まずは、鮭のちゃんちゃん焼き風です。
もちろん食べるときは鮭の身をほぐして、野菜と一緒に・・・・昨晩は「Mさんのコンビニのプライベートブランド白ワイン、598円也」の試飲も兼ねていたので、日本酒ではなく飲んだのはその白ワインでしたが、バターとニンニクをきかせた味噌味は、白ワインにも良く合いましたよ。
おっと、宣伝宣伝。このプライベートブランドの白ワイン、値段のわりにはじゅうぶんいただける代物でした。良かったらお試しあれ。

こちらは、鶏手羽の煮物。白ワインには・・・どうだったかなぁ(笑)