JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

男性週刊誌的思考

2009年02月14日 | y-その他

今朝はビックリするほど暖かくて、雲で覆われていた空も今は晴れ渡り、まさに春の陽気です。
そんな馬鹿陽気だからでしょうか。なんと今朝一番に我が趣味部屋に流れたのは、ウェザー・リポートでして、私がこの手の音楽を聴くというのは、まして朝一で聴くというのは、まれもまれ、今夜は一転雪でも降ってくるかもしれませんよ。(笑)

「なんだぁ、またこの話かぁ」
今朝、れいの小泉発言に関する話をテレビでやっていると母がそんなことをつぶやきました。
「しょうがないよ、今、世間最大の関心事なんだから」
「それにしても、父ちゃんもそうだったけど、男どもっていうのは、なんで政治だのスポーツだのっていうと目の色変えるんだろうねぇ、見てブツブツ言ったところでどうにもなんないだろうに」

うむ、確かに全てがそうではありませんが「男は政治・スポーツ、女は芸能ゴシップ」みたいな感じはありますよね。
よくよく考えれば、『男性週刊誌』と『女性週刊誌』の違いみたいなものが、延々根底に流れているような・・・・
でも、最近はこれも大きく様変わりしていませんか?
上手く言えないけど『男女兼用雑誌』みたいな、『女性週刊誌』に政治ネタが大きく取り上げられているかどうかは読まないので分かりませんが、最近の『男性週刊誌』には、つきものだったエッチネタ、スポーツネタ、政治ネタだけでなく、芸能ゴシップ、ファッション、あげくは化粧ネタまで大きく取り上げられていたりして

いやまてよ、考えてみれば、その傾向は私なんかが若い頃、『平凡パンチ』→『週刊プレーボーイ』→『GORO』てな流れの中に徐々に現れていた事なのかもしれません。そして写真週刊誌『FOCUS』が出現したら男女の興味の対象なんてそれほど差が無くなったというか。
まぁ、これも時代の流れなんでしょう。

先日、S君と飲んでいるときに、
「いやぁ、エッチは無かったけど、金曜イレブンは楽しみだったよなぁ」
なんて『11PM』の話になりまして
「麻雀が楽しみだったのよ」とはS君
「金曜日は趣味もんだったもなぁ、麻雀に釣りにゴルフに・・・『11PM』かぁ俺も見てたなぁ、杉原淳の演奏良く聴いたもん。久里洋二のアニメも良かったし・・」
二人ともエッチネタには触れません。
じつは月曜イレブンの『裸の報告書』なんて必至に見ていたくせに(笑)
今思うと、あれこそ『男性週刊誌』的な感じのする番組でした。
勉強しているフリをしてテレビを見ていた私を黙認していた両親に感謝です。(笑)

あれ?何の話でしたっけ?
まっいいか、母の一言から『11PM』を連想したというお話でした。

さて、今日の一枚は、先日おもわず懐かしくて友人から貸していただいたアルバムなんですが(ですから私は録音音源しか持っていません。)、話の流れからしてしょうがないでしょう。杉原淳とサラブレッツのなんと2003年ライブ盤です。

本文中にあったように、和製ジャズにはいたって疎い私も、杉原淳とサラブレッツの演奏は『11PM』で何度も聴かせていただきました。ただし、イヤフォンででしたけどね。(笑)
和製ゲッツとも呼ばれた杉原淳のサックスはとても甘く、『11PM』という時間帯にはまさにピッタリでありましたっけ・・・・大人の感じがしたんだよなぁ。

ここでも、ウエストコーストの香りをいくぶん漂わせ、スタンダードからボサノバまで、年数を感じさせない大人な演奏を聴かせてくれています。
たまにはここいうのも良いですねぇ・・・

それにしても、ここに二、三日あっち行ったりこっち行ったりですね。なんたって、フリフリのソニー・ロリンズからオスカー・ピーターソン&ジム・ホールに行って、ロスコー・ミッチェル、今朝がウェザー・リポート、そんでサラブレッツって・・・あはは、一貫性がねぇ
ここは一つ、森元首相じゃありませんけど「広~い心を持って見てやって下さい。」

EASY LIVING / 杉原淳&サラブレッツ
2003年5月22日録音
杉原淳(ts) 岡村誠史(g) 本田富士旺(p) 青島信幸(b) 木村由紀夫(ds)

1.EAST OF THE SUN
2.VIVOSO
3.EASY LIVING
4.YOU & NIGHT & MUSIC
5.OGRANDE AMOR
6.I CAN' TGETSTARTED
7.JUST FRIENDS
8.LIKE SOMEONE IN LOVE
9.I REMEMBER CLIFFORD
10.P'RA MACHUCAR
11.IT COULD HAPPEN TO YOU
12.CORCOVAD
13.EASY LIVING(Take 2)