JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

我が家の元帥

2008年11月01日 | d-f

ここ二週間ばかりありがたいことに忙しく毎日を過ごしています。というのも週に3回ほどのお手伝いであったはずのMさんのお店が、人手不足も合間って5回以上の週が続き、今日からもまた5日連続のヘルプという「どっちが本職じゃい」状態、まっ無償ボランティアでもないので、小遣い稼ぎだと思って頑張ってはおりますが、なにせ若くはありませんから、疲れから体調を崩すなどということが無いよう気を付けたいと思っています。

更新がいくぶん怠慢になっている言い訳はこのくらいにして、本題です。(笑)
みなさんのお宅では暖房器具をもう出されました?
ここ数日間は朝晩もめっきり気温が下がり、我が家では毎朝
「朝起きると、寒くて・・・・だれかさんみたいに布団に入ったまま新聞読める人はいいけどね」
てな愚痴を聞かされておりました。

「○○、○○~~~~」
一週間の内、最もゆっくり出来る土曜の午前中、しかも、朝7時、
「物置の鍵開けといたし掃除機も出しといたから、ストーブ出しといて!」
「はぁ????!!!!!」
何度も言いますが、朝の7時ですよ、し・ち・じ
こっちっとら、一杯ひっかけて眠りについたのは午前2時過ぎ、しかも、午後からはMさんのお店のヘルプですよ。そんなヤツをたたき起こして暖房器具を出せとは、地獄の仕置き、閻魔大王の再来としか思えません。

それでも魔王に逆らえるわけもなく、ファンヒーター2台、ストーブ2台の計4台の暖房器具を物置から引っ張り出し、フィルター掃除から拭き掃除まで・・・・・
「報告いたします!無事、設置完了いたしました!」
「よろしい!で、燃焼状況に異常はないか!?」
「・・・・・・・・・・!?」

「な~に~まさか出しただけで、灯油も入れてないのではあるまいなぁ~~~~、暖かくなってからでは大変だと思い、朝早くに命令した親心がきさまにはわからんのかぁ~~~~!!」
「はっ!ハハ~~~申し訳ございません。直ちに燃料補給、ならびに燃焼試験を行わせていただきま~~す。」
私ゃ、旧日本軍の二等兵かいって話ですよ。
「なに言ってんの?こんなに優しくしてもらってるのに、元帥以上の扱いでしょ」
我が家では、元帥が二等兵以下の階級であることを知ったバブ君でありました。

ともかく、暖房器具は大きな故障もなく、今年もなんとか活躍しそうです。
一つ嬉しいのは、故障はなくとも近く1台買い換えを行う予定で、これは我が趣味部屋で使用していた最も古いストーブがところてん式にお払い箱になるということ、
「こっちのストーブ、二階に持ってっちゃって、いいの??????????」
もちろん、新品は趣味部屋には望めませんが、点火にマッチを使わなくて済むストーブがやって来ます。


旧趣味部屋ストーブをご覧になりたい方は
こちらをどうぞ(笑)

「灯油高いんだから、考えて使ってね!」
もちろん、使用に際しては「我が家の元帥」の立場を忘れてはいけませんがね。(とほほ)

さて、今日の一枚は、ジョン・ファディスの初単独リーダー・アルバムです。
22歳とは思えない落ち着きが感じられるファディアス、まっ、それがなければこれだけのベテランをバックにレコーディングは出来なかったのでしょうけどね。

アップテンポの「BE BOP」、それに「SAMBA DE ORPHUS」も良いけど、私はB面一曲目「ROUND MIDNIGHT」がなかなかの名演だと思っています。
「BE BOP」あたりは、どうしてもディジー・ガレスピーが重なったりするイメージがあるんですよね。でも、らしさも随所に出ているから許せるのでありますが。(私に許されてもなんてこたぁありませんけど...笑)

さほど目立ちませんけど、ケニー・バロンの存在は大きいアルバムではないでしょうか。主役を立てつつも存在感を出す、こういうのって「スゲー!」と思っちゃったりもするんですよねぇ。そして、またまた出ましたよ、サド・メルつながりでしょうが、私のジョージ・ムラーツちゃん(笑)。バック良ければ主役は踊る、まさにそんな一枚でもあると思います。

てなわけで、私はついついB面を中心に聴いてしまう一枚です。

YOUNGBLOOD / JON FADDIS
1976年1月8,9日録音
JON FADDIS(tp) KENNY BARON(p) GEORGE MRAZ(b) MICKEY ROKER(ds)

1.HERE TIS
2.GERSHWIN PRELUDE #2
3.ROUND MIDNIGHT
4.BE BOP
5.SAMBA DE ORPHEUS