JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

愛煙家であるために

2007年05月21日 | m-o

先日、親たちが子供達に酒を飲ませ、その写真がネット上に流れたことが原因で書類送検された、との事件がありました。「何もちょっとぐらい」という考えはいかんということ、私も充分気をつけなければいけませんね。

今だから言えますが、愚息が高校生の頃、とある企画の打ち上げで、私の目を盗んで酒を飲んだことがありました。あの時も「親父のことを考えれば、可愛いもんだろ」とみんなに言われ、「多少ならしかたあるまい」と考えてしまった私、今更ながら反省しております。いかに自分が、中学高校の頃どうであったにしても、子供には「悪いことは悪い」と教えなければいけないということでしょう。

悪いことといえば、昨日の『おさかな's ブログ』(ブログ仲間おさかなさんのブログ)の記事で、マナーの悪い喫煙者の事を書いておられました。

<時々タバコの吸い殻の固まり(沢山っていう意味)が道路の上にあるのを見かけるのですが。。。。。今日見てしまいました。車の窓が開き、灰皿をひっくり返してるところを(^^;;
なんだか、思いっきりブルーな気分に。。。>

とのお話。
同じ喫煙者としてじつに腹の立つお話でありました。こういったヤカラがいるから、ますます我々喫煙者の肩身が狭くなっていくわけで、嘆かわしいかぎりです。

 
これは知り合いからいただいた
マイルドセブン30周年記念ライター

今年は、今や世界シェアー第2位というタバコ『マイルドセブン』が発売になって、30周年だそうで、そういえば『マイルドセブン』が発売になった当時のことをよく覚えています。30年前、私はまだ学生でしたねぇ、しかも未成年でしょ、『ハイライト』をすでに吸っていたことは問題です。でも今となってはもう時効でしょう?(未成年者の喫煙は違反ですから、けして真似をしないように)

記憶が確かなら、吉田拓郎がフォー・ライフの社長に就任したのも、気象衛星『ひまわり』が打ち上げられたのも、「不通の女の子に戻りたい」とキャンディーズが解散したのもこの年だったと思います。サザンの「愛しのエリー」が発売になったのも、日テレの「24時間テレビ」が始まったのも、私が始めて一人の彼女と付き合い始めたのも・・・・・

最後の思い出が、これだけ出来事をよく覚えている最大の要因ですね。(笑)

話がまたしても大きく本題をはずれてしまいました。
ともかく、喫煙者はルールを守って、これ以上、非喫煙者だけでなく、同じ喫煙者にも迷惑をかけるような行いは謹んでもらいたい。そして、子供達にも胸を張れる行動をお互いに心がけましょうよ。

 煙草のめのめ 空まで煙せ どうせ この世は 癪(しゃく)のたね
 煙よ 煙よ ただ煙 一切合切 みな煙

これは、私と同じく、タバコ好き酒好きの北原白秋の詩です。
投げやりに空へ煙を吐き出す世はすでに終わり、場所を考えてタバコを吸う時代になったのです。寂しいですが、愛煙家のマナーの悪さが引き起こした現状でもありますから、あまんじてこの現状を受け入れるしかありませんね。

さて、今日の一枚は、ブルー・ミッチェルです。
一曲目のジャズ・ロックは、私としてはちといただけませんが、日野輝正のバラード「ALONE, ALONE AND ALONE」なんて、じつに出来の良い一曲だと思います。

また、あんがい光っているのが(失礼な言い方ですが)、ジュニア・クックです。「ONE SHIRT」あたりのソロはなかなかのものです。

若きチック・コリアも新鮮みはあるかな?

DOWN WITH IT / BLUE MITCHELL
1965年7月14日録音
BLUE MITCHELL(tp) JUNIOR COOK(ts) CHICK COREA(p) GENE TAYLOR(b) AL FOSTER(ds)
 
1.HI-HEEL SNEAKERS
2.PERCEPTION
3.ALONE, ALONE AND ALONE
4.MARCH ON SELMA
5.ONE SHIRT
6.SAMBA DE STACY