何だか朝から暑くなる兆し。
でも今夜は 私 泣くと思います
うらやましくて
やっぱり
うらやましくて
うらやましくて
うらやましくて
今夜は 泣くと ・・・・思います
♪ 怜子 いい女になったね
惚れられると 女は 本当に 変わるんだね ・・・・・ ♪
「朝っぱらから、中島みゆきの、しかもこんなに暗い歌を聴かせるヤツは、何処の何奴だ!・・・・・・・」
おもてから聞こえてくるんです。しかも大学生アパートの駐車場に止まってる車の中から。
今どきの大学生が、こんな古い中島みゆきを聴くのでしょうか?????
じつは、この「元気ですか」と「怜子」には、ちょっとした思い出がありまして。
学生時代にお付き合いをしていた彼女が、中島みゆき好きなのに、この曲だけはけして聴かなかったのです。
どうしてか?
私と付き合う以前、彼女はとある先輩とお付き合いをしておりましたが、どうもその方との別れにこの歌が大きく関わっていたようなのであります。私が付き合い始める前に、一度だけこの歌を聴きながら涙ぐむ、彼女の顔を見たことがありました。
えっ?その先輩に嫉妬しなかったのかって?
いやね、そのゴタゴタに乗じて、私は彼女を口説いた見たなところがあって・・・、つまりは「漁夫の利」みたな(笑)
ねっ、それじゃ責める理由がないでしょ。
ともかく、朝っぱらから、ちょっと酒臭い息を吐きつつ、そんなことを思いだしていたのであります。
それにしても、暗い歌だよねぇ
連休二日目は自宅でDVD鑑賞です。
朝からの歌で少々疲れ気味なので(笑)、気楽に観られる映画をということで「プラダを着た悪魔」を借りてきました。
内容云々は評論家の方々にお任せするとして、アン・ハサウェイは、なんとも可愛いお嬢さんですねぇ(鼻の下が伸びてるよ!)
「プリティ・プリンセス」の時もそうでしたけど、あの大きなお目々には『おじさんコロリ』てな力を感じます。
もちろん、メリル・ストリープも素敵でしたよ。(取って付けたよう)ああいうキツイおばさん役にはピッタリですよね。
素直に楽しい映画でした。
さて、今日の一枚は、こちらも何となく楽な気分で聴けるというか、ブルーノートに残るクリフォード・ブラウン、デビュー当時の演奏を選んでみました。
ブルーノートでのブラウニーのリーダー・アルバムは、10インチ盤を除けば、これ一枚きりということになります。(その10インチ盤とルー・ドナルドソン名義の10インチ盤の抱き合わせですから、リーダー作としてブルーノートに残っているのは、このアルバムのA面だけということになります。)
アルフレッド・ライオンとしては、もっと多くの録音をしたかったプレーヤーの一人だったのだと思います。だからこそ、交通事故でなくなった彼を惜しんで、このメモリアル・アルバムを出したのでしょう。
このアルバムのブラウニーは、ブラウン・ローチ双頭バンド時代に比べると、まだまだといった感じはしますが、若々しさというか、みずみずしさというか、そういったものが多いに感じられ、楽しさを与えてくれる一枚だと思います。
その真面目な人柄から、多くのプレーヤーに慕われ、確実にトップを走っていくだろうと期待された天才トランペッター、
彼の死を受け入れるために、多くの人が
今夜は 泣くと ・・・・思います
と、心で言っていたのだと思いますよ。
MEMORIAL ALBUM / CLIFFORD BROWN
1953年6月9日[6-10], 8月28日[1-5]録音
CLIFFORD BROWN(tp)
LOU DONALDSON(as) ELMO HOPE(p) PERCY HEATH(b) PHILLY JOE JONES(ds)[6-10]
GIGI GRYCE(as) CHARLIE ROUSE(ts) JOHN LEWIS(p) PERCY HEATH(b) ART BLAKEY(ds)[1-5]
1.HYMN OF THE ORIENT
2.EASY LIVING
3.MINOR MOOD
4.CHEROKEE
5.WAIL BAIT
6.BROWNIE SPEAKS
7.DE-DAH
8.COOKIN'
9.YOU GO TO MY HEAD
10.CARVING THE ROCK
ちなみに、8曲のボーナス・トラックが入ったCDもあります。
おまけ、
DVDを観終わった後、
「散歩行ってくるねぇ~~~」
と言って、いつものごとく1時間ほど歩いてまいりました。
「・・・・・・・・あっ!今日は金曜日ジャン!散歩の日は土曜日と決めていたのに、ショック!」
ちょっと休みが続くと、すぐにぼけてしまう私、
今夜は 泣くと ・・・・思います