社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

子供は国家の宝、女性の晩婚化は国家破綻に --悠仁さま、川島なお美、渡辺真理--

2008-09-06 20:31:54 | 家庭、教育

 秋篠宮家の長男悠仁さまが今日2歳の誕生日を迎えた。思えば本ブログの最初の話題も悠仁さま誕生の話題だった。悠仁さまの成長と共に本ブログも成長しているなどと言うのは少々生意気かも知れないが、本ブログにとって悠仁さまが特別な存在であることは確かだ。

 悠仁さまの誕生の時、紀子さまは41歳、決して若いとは言えない年齢だ。しかし彼女の場合、既に2人の出産を経験しており、悠仁さまは初産ではない。最近では女性の社会進出と裏返しに起きる結婚放棄と共に初産の年齢が高齢化しており、それが少子化の原因となっている。今一度女性の結婚と出産の重要性について考えて見るべきではないだろうか。

 ところで、巷では高齢結婚に関してちょっとした物議を醸している。タレントの川島なお美さん(47)があるトークイベントで、同席した元衆議院議員のハマコーこと浜田幸一氏の発言に立腹しているという。

・川島なお美語る「ぞっとするほどのセクハラ発言」2008/9/3
http://www.j-cast.com/2008/09/03026191.html

 これによれば、幸せな家庭の秘訣として、3人以上子供を産まない女性は国家にとって必要な女性じゃないという旨のことをハマコー(浜田)が発言したとのことだ。トークの前後関係が明らかでないのでこの部分だけを切り離して賛否するのは適切ではないが、少なくとも47歳という晩婚の川島にはこの言葉が気に食わなかったらしく、彼女の公式ブログに「ぞっとするほどのセクハラ発言された」と記している。

 彼女は更に、「ここで相手をたしなめるか激怒するのは簡単。でも同じ土俵に立ちたくなかった。さりげなくかわした」と記しているが、ここから彼女の男性に対する意識というものが感じ取れそうだ。

 だいたいセクハラなどという考え方が女性だけのご都合主義による発想だ。何でも不快だからといって相手を悪者にしていたのでは、コミュニケーションなど出来ない。高学歴の川島には元々フェミニズムの意識が少なからずあるようだ。

 しかも、「相手をたしなめる」という表現も明らかに相手を見下している。そもそも浜田があの言葉を発した政治的社会的な意味がどこにあるのか、あの言葉は何も川島本人だけに言ったのではなく、女性の非婚化、晩婚化の根源であるフェミニズムを非難したものなのだ。どうもそれが川島には理解出来ていないようだ。

 浜田が言いたかった本音はこうだろう。「貴女は結婚が遅すぎる。そういう女性が世の中に一杯いる。これでは子供もろくに産めない。何故もっと早く結婚しないのか。結婚したくても出来ない高齢男性のことを無視した卑劣な女性が多すぎる」つまり浜田の言葉はフェミニズムに影響された女性に対する警告なのだ。3人以上の子供は少々誇大表現のようにも思うが、40歳過ぎで結婚していては1人の子供を産むのが精一杯だろう。

 そうした女性の問題点を棚に挙げ、セクハラを受けたなどと自分を被害者に見立てる川島の意識は、今や日本女性の典型的な短絡思考となってしまっているようだ。だが若いうちに結婚した女性に対してなら浜田の言葉はなかっただろう。その違いを考えるべきだ。

 結婚を先延ばしにするのは結婚を求める男性に対する嫌がらせ、それこそセクハラと言えるだろう。怒る前に今迄の自分を反省せよ、と川島に言いたい。幾らその場で3つ子を産みますなどと「大人の対応」をしたところで、後でブログ等で本音を公表してしまえばその時点で大人の対応は消滅したも同然だ。

 そして高齢結婚といえば、フリーアナウンサーの渡辺真理(41)が4日、フジテレビ社員(45)との結婚を発表した。出会いから3カ月のスピード婚で、8月27日に入籍済だという。

・出会って3ヶ月で… 渡辺真理アナが結婚発表 20/09/05 08:22更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/175952/

 彼女も何故この歳まで結婚しなかったのかという感がある。しかも、「結婚願望はなかったわけじゃないけど、彼に会っていなかったら、結婚しませんでした」と言い切った。だが結婚というのは願望があるからするのではなく、人としての勤めである。それも出会ってから間もない相手のことがそこまでわかるだろうか。結婚しない選択肢もありだと考える彼女の意識には苦言を呈せざるを得ない。

 ニュースステーション時代の様子を見る限りでは、彼女は決して穏やかな性格とは思えなかった。だがビートたけしと仕事を共にするようになってからは、彼女も多少なりとも変わったのかも知れない。それが今回の結婚へとつながったのなら、紹介をした八木亜希子氏はもとより、たけしこそ影の立役者と称えたい。

 川島も渡辺も、あの歳では子供を授かったとしても1人が精一杯だろう。全ては彼女らが結婚を妨害していたためだ。ハマコー氏の3人以上子供を産まない女性は国家にとって必要な女性じゃないという意見も決して放言ではなく、結婚もしようとしないどころか結婚制度そのものを破壊するフェミニズムに対抗した発言と受け止めていいだろう。若いうちに結婚したものの、子供に恵まれなかったというのなら仕方ない。しかし結婚もしないし子供も要らないなどというのは女性としての役割どころか人としての役割を放棄している。

 高い理想ばかり掲げて男性を結婚出来なくする女性は沢山いる。どんなに男性が歩み寄ろうとも、女性はそれ以上の贅沢を男性に求め、挙句の果てには「だらしない男ばかりだ」といって結局結婚せずに時間ばかりが過ぎていく。結婚は遅くなってもいいなどと言う女性もいるが、どんな仕事でも納期というものがある。納期遅れの仕事は評価されない。結婚もそれと同じだ。適齢期というのはそういうものだ。結婚の権限が女性に握られている以上、女性は仕事を納める側、男性は顧客側になる。つまり晩婚は納期遅れの仕事しか出来なかったということだ。そういう罪悪感を女性に認識させなければならない。

 世の中には3人どころかそれ以上子供のいる家庭も沢山ある。誰しも自分の遺伝子を後世に残していくというのは生命体の本能のはずだ。それなのに、浜田の言葉を真摯に受け止めようとせず出産を蔑ろにする姿勢は、裏を返せば子供の沢山いる家庭を否定することにもつながるではないだろうか。秋篠宮家の家族も子供は3人いる。彼らは皇室まで否定するつもりなのか。

 このように、自然な男女の営みまで否定する一方で、ミニスカ女子高生や風俗嬢を思わせるような露出度の高い服装の女性が闊歩し、援助交際はじめ複数男女の乱交など性の氾濫が起きている。更には謙虚さに欠け、自己顕示欲の強い女性が乱立し、男性達に対して傍若無人に振舞う様子も増えている。こうした女性でも痴漢に遭えば被害者にしてもらえるのかと言いたい人も少なくないと思う。一体女性の何を「守る」のか。それすら失われている現代社会ではないだろうか。

 将来、悠仁さまが大人になられる時代には、日本社会はどうなっているのだろうか。

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