社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

食の安全をよそにフェミニズム宣伝をドラマにも拡大 --事故米、渡鬼--

2008-09-19 22:39:51 | 家庭、教育

 事故米問題が次々と拡散し収拾のつかない状況となりつつある気配だ。あられ等の加工食品に限らず、学校給食にまで混入が確認されるなど、今や国民全てが必ず一度や二度は事故米の混入した食品を食べている可能性があると言ってもいいだろう。食肉偽装問題以来、様々な食品の問題が発覚し食の安全が問われる昨今、根本的な解決策はあるのだろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000988-san-soci

 こうした食の安全の問題については過去の論考でも言及しているので、そちらも参照されたいが(*1)、実際の当事者だけを非難しても何の問題解決にはならないということは繰り返し強調しておきたい。

・格差社会における貪欲さがモラル破壊を招く --食品安全性問題--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/a06b768e0f22996f339e10e9f69a5e9a
・食の安全の原点は家庭料理にあり --中国産冷凍餃子問題--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/b370851ebe9b692c1da283cda0107425

 ところで、昨日のTBS系人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で、いかにもフェミニズムを強調する場面があったので紹介したい。

 五月(泉ピン子)の長女夫婦、田口誠、愛(村田雄浩、吉村涼)が出掛ける際、子供を託児所に預けに行くのに夫の誠が連れて行くことを五月が咎める。しかし愛は共働き夫婦なら夫が子供の送迎をするのは当然のこと、父親も育児休暇を取るなど子育てに参加するように政府も指導してると切り返す。

 これに対し五月は夫の誠と愛とは仕事の責任が違うはずだと戒めるが、愛は子供は母親だけのものではないし、自分(愛)が残業で遅くなって預ける時間が長くなればそれだけ保育代も高くなるから夫の誠に迎えに行って貰うしかないと意に介さなかった。

 腑に落ちない五月は長男、真(えなりかずき)にも同意を求めるが、真も子育ては楽しいものでそれを母親だけに任せておくのはもったいないと言う始末。ついに五月は呆れ返ってしまった。こんな感じのやり取りだったと記憶している。

 まさに男女共同参画の講演会で行われる演劇でも見ているかのような場面だった。だいたい夫に負担をかけるような女性の働き方に問題があるのだし、残業で遅くなって保育代も高くなるなんてのは、託児所を儲けさせる為に女性は働いているだけなのかということになってしまう。それに残業の可能性は夫の方がはるかに高いはずだ。従って母親が残業で遅くなるかも知れないからというのは筋が通らない。

 そもそも女性の労働に子供を合わせるのではなく、子供の都合に母親が合わせるのが筋ではないか。託児所はコインロッカーとは違うのだ。赤ちゃんポストのような非常識なものがまかり通るからこそ、子供を道具のようにしか考えない発想が出てきてしまうのだろう。

 更に、男性の育児休暇取得推進にも巧妙な狙いがあって、これは女性を労働に集中させる狙いともう一つは男性の労働環境を悪くする狙いがある。フェミニズムは女性が高い地位で働くことを目標にしているので、男性の労働を妨害し、少しでも女性が男性を押しのけて早く出世出来るようにしようというものだ。

 フェミニズムは食の安全にも影響を及ぼしているはずだが、実際に不祥事に関わった当事者だけに責任を集約させて、自分達は無関係とばかりに平然と政策を進めていく。そしてテレビドラマにまで影響力を拡大し社会を汚染していく。これではいつまで経っても社会は健全にはならないだろう。

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1 コメント

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渡鬼ってこんなことになってたのか?! (むささびーなすお霧)
2015-05-15 06:13:40
橋田先生が「隣の芝生」以降、嫁姑問題にはまらなかったら、
フェミも結婚に対してネガキャン張らなかったことでしょうにねえ・・・。
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