台風が過ぎ去ったのもつかの間、今度は地震が新潟、長野を襲った。崩れ潰された家屋、倒れた塀、割れた硝子、傾いた電柱、地割れ、そして土砂崩れで寸断された道路や線路、悲惨な光景が次々とテレビの画面に映し出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000054-jij-soci
新潟、長野で震度6強 6人死亡、負傷700人超 (共同通信) - goo ニュース
今回の地震では、倒れた家屋の下敷きになった人や閉じ込められた人が続出した。不幸にも死亡したお年寄りも何人かいる。その多くは独り暮らしだ。核家族化の影響がこんなところにも現れているのか。
台風の話題の時にも申し上げたが、こうした非常時には独り暮らしは心細い。たとえ難を逃れたとしても、避難所などでの被災生活は厳しいものがある。家族と一緒にいることが心の支えになるのは言うまでもない。
台風の場合は地球温暖化などと比較的容易に結びつくが、地震となると簡単には結びつかない。だが地中のマグマやプレートの活動は低温よりも高温の方が活発になり易いのではないかと素人的には思う。そう考えると、地震も他の自然災害と同様、人間が行ってきた自然破壊による間接的な人災とも言えるのではないだろうか。
様々な科学技術の発達は、我々に多くの恩恵を与えてきた。しかしそれらに胡坐をかいて、更なる欲望を際限なく追い求める風潮が強くなっている。しかしある欲望は必ずどこかに負担を強いることになるということを忘れてはいけない。その結果がこうした災害となって表れてくるということなのではないだろうか。
フェミニズムに影響された独身女性などは、どんなに恵まれても不満が消えることはなく、更に他人に負担を押し付けようとしている。またフェミは災害時でも自分達を優遇するように求めている。またそれを後押しするフェミ男性の存在も見逃せない。連中は災害をも利用して権力を拡大しようとしているのだ。
何より、被災した方々には心からお見舞い申し上げたい。