昨日25日に起きた能登半島沖の地震ではけが人が多数発生し、1人が死亡する惨事となった。被災された人たちには心よりお見舞い申し上げたい。
また、避難所や車の中などでの避難生活は普段の生活とは比較にならないほど困難を極めるのは想像に難くない。特に同じ体勢を長時間続けるとエコノミークラス症候群を発症し死に至るケースもあるので注意が必要だ。
ところで、今回のような災害の場合いつも疑問に思うのだが、何故被災地近くの避難所に収容するのだろうか。特に地震などの場合は余震も続くことはわかっている。被災地近くの場所に避難するより、もっと遠地に避難した方が安全ではないだろうか。
もっとも、寝泊りだけを避難所で過ごし、昼間は倒れた家具類を起こしたり掃除をしたりなど、自宅の復旧作業をするからというのならまだ話はわかる。しかし避難している人たちの多くはそれすら出来ないような状況の人がほとんどではないだろうか。
もし、被災地近くに留まる理由がないのなら、遠地に避難出来るような体制を国ぐるみで考えていくべきだと思うのだが。
ちなみに、この避難所を巡る話題でもフェミニズムが幅を利かせている。連中の主張は、女性がプライバシーを維持出来ないからという理由で女性専用の避難所を設けよというものだが、皆さんはどう感じるだろうか。
例えば、各地にある女性センターなどを女性専用の避難所として、冷暖房に浴室等完備し、おまけに個室まで設けた恵まれた環境に女性を避難させ、男性は体育館や学校などろくに冷暖房もない場所で雑魚寝させられるような時代が何れやって来るのかも知れない。
フェミニズムは、もう、福祉と環境について語る資格は無いということを、所信表明しているものですね。
まあ、環境、福祉からフェミニズムを追放する絶好のチャンスなのですが・・・。
ここだけみても、フェミニズムがいかに、福祉を考えていないかが分かります。