goo blog サービス終了のお知らせ 

社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

フェミニズムのために自殺に追い込まれた男性 --痴漢疑惑自殺--

2009-05-23 22:24:24 | 交通(女性専用車両)

 新型インフルエンザの感染が関東でも確認された。今のところ数名だが、来週以降関東でも感染が広まるのではないかと言われている。但し、症状がそれほど深刻ではないことなどから、それほど大騒ぎすることなのかという声もあるのは事実だ。それよりも、1日に100人近くが自殺していると言われている現代の社会病理の方がよほど恐ろしいと言えるだろう。

 しかも、自殺者数というのは、警察発表の年間32000人を単純に365で割ると約88になるので、1日に100人近くと言っただけだ。以前も言及したかも知れないが、医療関係筋の話によれば、遺族が自殺であることを隠す場合が多いため、それらは自殺者とは認定されず、実際には警察発表の数よりも3倍くらいは自殺者がいるのだという。確かにインフルエンザよりも恐ろしい。

 一方韓国からは、韓国の盧武鉉前大統領が自殺したという衝撃的なニュースが飛び込んできた。盧前大統領は、巨額の不正資金供与疑惑をめぐり最高検の事情聴取を受けていた。本当に自殺なのか様々な憶測が今後飛び交うことになるだろう。政治汚職はどこの国でも同じようだ。

 ところで、以前朝日新聞に掲載された記事で、痴漢容疑で逮捕された若い男性が自殺したというニュースがある。ネット上には公式サイトのソースはなく、個人ブログに記事を書き写したものがあるのみだ。
 
・痴漢疑惑で取調べを受けた23歳が自殺
http://blog.goo.ne.jp/silver004/e/8a1b043db8167cabc20a3bf9352b9fb4

 真相はどうなのか。それは誰にもわからない。しかし23時という遅い時刻に女子高生が単独で電車に乗って来る、それがそもそも異常ではないだろうか。しかも寝入っている男性の近くにわざわざ座るだろうか。当時の混雑具合が良くわからないのだが、ある程度の混雑があれば他に目撃者がいてもおかしくない。

 しかも、自殺した男性の父親が真実を教えてほしいという願いから弁護士を通じて警察署長と面会し、女子高生宛てに手紙を託したが、その返答が何とも空しい内容だ。

 《座っていたら男が身を寄せてきて、スカートの下の短パンの中に手が入ってきた。男のイヤホンを取ったら、へらへら笑っているだけだったのでけりを入れた。

 この男性の交際相手の女性や会社の上司などの話によれば彼は真面目で自殺する原因は見当たらないという。痴漢は一度疑いをかけられたら人生が大きく狂わされる。それ故に、疑われた時点で彼は負けたと思ってしまったのだろうか。余りにも悲しい死だ。

 また、在宅捜査が決まり帰宅する際も、「わかってるな、これで終わりじゃないぞ」という警察の言葉もまさに脅迫的だ。それで取調べは通常通りと言い切るところが、警察捜査にもフェミニズムの強い圧力がかかっている様子がうかがえる。

 しかし、この女子高生の対応というのは、前回の論考で言及したような、男性に対する偏見、蔑視の意識しかないようだ。「けりを入れた」というこの女子高生の行動がそもそも暴力行為ではないだろうか。そんな行動が平気で出来てしまうところが既にフェミニズムが社会全体に蔓延してしまっている結果である。男性の自殺という悲劇にも、特に動揺している様子はこの文面からは感じられない。むかつく男は殺しても構わないというのがフェミニズムの本音なのか。

 時折駅構内などで痴漢撲滅のチラシ配布を行ったり、女性専用車両が蔓延しているのも、痴漢から女性を守るのではなく、女性の男性に対する性的偏見意識を植えつけさせようというフェミニズムの狙いがあると考えられる。

 つまり、フェミニズムに汚染された女性には、男性の存在そのものが不快なのだ。例えば衣服に毛虫やゴキブリが付いてきたら、大抵の人は払い退けようとする。それと同じ感覚でしか男性を見ていないのだ。だがそんな女性でも、災害などに遭った時には必死で男性に救助を求めようとする。つまり自分の都合のいい時だけ男性を利用するというのがフェミニズムの真髄なのだ。既にその意識は多くの若い女性に蔓延してしまっている。

 こうしたご都合主義を改善するため、都合のいい時だけ男性を利用しようとしてないか女性に問い質す(といただす)こともしていかなくてはいけないのではないだろうか。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


痴漢被害を過度に強調する風潮を改めよ --痴漢裁判最高裁逆転無罪--

2009-04-15 20:18:40 | 交通(女性専用車両)

 「胸のすく思いだが、同じように犯罪者の汚名に泣く人々や家族を思えば、有頂天にはなれない」痴漢の濡れ衣を着せられた男性が、無罪を勝ち取るまでにいかに苦しく辛い思いをしたかがこの言葉の中に凝縮されているようだ。

 平成18年4月18日朝、小田急線の電車内で女子高生(当時17)に痴漢をしたとして強制猥褻罪に問われた名倉正博・防衛医大教授(63)=休職中=の上告審判決で、最高裁第三小法廷(田原睦夫裁判長)は14日、懲役1年10カ月の実刑とした一、二審判決を破棄し、無罪を言い渡した。一、二審の判断は「必要な慎重さを欠いていた」と指摘し、結論を覆した。最高裁が事実誤認を理由に自ら無罪を言い渡すのは初めて。

・痴漢事件で防衛医大教授に逆転無罪 最高裁が判決 2009年4月14日19時7分
http://www.asahi.com/national/update/0414/TKY200904140274.html
・「汚名に泣く人思えば有頂天にはなれぬ」逆転無罪の教授
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090414-OYT1T00852.htm

 「収監を覚悟で臨んだ」というこの日の法廷で名倉さんは、妻らと一緒に傍聴席から見守った。「被告人は無罪」と田原睦夫裁判長が主文を読み上げた瞬間、全身の力が抜けたという。名倉さんも妻も涙が出て、妻に「ありがとう」とだけ言ったという。

 だが今回の判決でも、5人の裁判官が審理し、無罪3、有罪2の僅差での無罪。一つ間違えば永遠に名倉さんは汚名を着せられるところだった。99.9%は有罪とされる痴漢裁判、ここまで戦うだけの勇気そして気力はそう簡単には出て来ないだろう。

 この報道を受け、ネット上では、「女子高生のでっち上げではないのか、賠償金は取れるのか」、「女性の言い分だけを鵜呑みにするな」、「もう電車には乗れない、男性専用車両を作れ」、など男性と思える怒りの意見が相次いだ。

 しかし一方で、痴漢申告がしにくくなる、女性の泣き寝入りを助長しかねないと危惧する声もある。

・【因数分解】「痴漢」逆転無罪 被害者の供述…「疑いが残る」 2009/04/15 00:24
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/242989/

 これまで被害者の供述が「詳細かつ具体的、迫真的」であれば、信用性が認められ、供述だけで有罪判決につながるケースも多くありました。だが、この日の最高裁判決の補足意見で、那須弘平裁判官は、検察官と被害者の入念な打ち合わせで、「公判での供述が外見上、『詳細かつ具体的』になる」と踏み込み、それだけで被害者の主張が正しいと即断するには危険が伴うとまで言及しました。

 しかし、こうした判断は目撃証言や物的証拠が得られない場合、被害者の“泣き寝入り”を助長しかねません。捜査当局は、繊維・DNA鑑定など客観的証拠を重視して、起訴を判断するとともに、裁判所も被告と被害者の供述が鋭く対立する際には、事実認定に慎重を期すことが求められます。
(最後部引用)

 また、これに拍車をかけるように、フェミニストの一方的な意見も噴出している。女性の性被害問題に詳しいという角田由紀子弁護士はこう話している。

 性的被害を訴える女性は虚偽の供述をしているという古く、誤った前提に基づいた判決だ。女子高生が積極的に痴漢を避けなかった点を不自然としているが、満員電車で身動きができない以上、当たり前で、裁判官は満員電車に乗ったことがないのではないか。女子高生が、痴漢をでっち上げる理由もない。被害者自身が、痴漢を自分で証明しろといわれているような判決で、痴漢の申告をためらうことにもつながる恐れがある。
(2009-04-15 中日朝刊)

 だが、この意見には納得しかねるものがある。まず、「性的被害を訴える女性は虚偽の供述をしている」というのは決して古くも誤った前提でもないはず。むしろ昔の女性の方が嘘の申告で男性を痴漢に陥れるということはほとんどなかったのではないだろうか。逆にフェミニズムが蔓延したために、示談金目当てで嘘の痴漢申告をする女性などが現れるようになったのではないだろうか。

 また、女子高生が痴漢をでっち上げる理由もないというのも、男性には何でも罪を着せてしまえという考えがあるからこその都合のいい解釈ではないだろうか。

 そもそも、学校教育やマスコミ報道にフェミニズムが入り込んだ影響で、女性が無意識のうちに男性を見下している風潮がある。今回の事件でも、女子高生が名倉さんのネクタイをわし掴みにして、「この人痴漢です」と叫んだという。もし仮に相手が本当の痴漢であったとしても、見ず知らずの他人、しかも年齢もはるかに上の人に対してそんな暴力的な行動が取れるだろうか。男性は全て悪であるというフェミニズムの偏見思想が女性達を横暴にしている現状がある。

・妻に「ありがとな」と涙  逆転無罪の名倉さん 2009/04/14 20:04【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041401000726.html

 名倉さんは日本思想史が専門。名倉さんによると、助教授から教授に昇格した2006年4月、満員電車の中で、いきなりネクタイをわしづかみにされた。相手は女子高生。「この人、痴漢です」と叫んだ。
(部分引用)

 更に、駅前などの街頭で度々行われる痴漢撲滅運動と称したビラやティッシュの配布や、職場や学校などでのセクハラ防止運動、夫婦恋人間のDV撲滅運動など、常に女性に性的な被害者意識を植え付ける活動が絶え間なく行われている。これらの活動が、男女間の接触を全て性的で悪であると女性に誤解させ、男性を罪人として処分することだけが崇高で正義であるという誤った認識を植え付けている。勿論これらは全てフェミニズムの戦略だ。

 フェミニズムの目的は、性欲そのものの撲滅である。従って、連中の考えによれば合意の性接触などそもそも存在しないのだ。そのため、性接触に関して女性に被害者意識を強く感じさせるように連中は躍起になっている。例えば、デートで男性がラブホテルへ行きたがっていて、女性は余り乗り気でないが男性の気持ちに応じたなどという場合、それをデートDVと決め付けて女性を被害者と認定する。少しでも女性に躊躇い(ためらい)の気持ちがあればDVだと女性に意識付けを行うのだ。

 しかしこうした連中の洗脳手法は、明らかに女性のみに優先権があるという極めて独裁的な思想を基盤としている。そもそも対人関係というものは、互いの意識のずれを双方が歩み寄る努力をして始めて成り立つものであって、フェミニズムが主張するような、女性の意識を優先させて男性がそれに合せよといったものでは対人関係にはならず、単なる主従関係にしかならない。

 性欲は男女共に存在するものである。決して男性だけが求める側で、女性は受ける側のみというわけでは本来ないはずだ。しかしフェミニズムの蔓延により、女性の性的拒否意識だけが強化されてしまった。非婚主義の女性や離婚する女性が増えるのもそのためで、男性の性欲摂取は益々困難になっている。そのため、男性は性に飢え、常に女性を求めるという構図が出来上がってしまったのだ。その性欲不安定な社会が時として痴漢となったり、更に深刻な事態を引き起こしてしまうのだ。

 痴漢冤罪や女性専用車両の話題などでも、痴漢がいる限り男性は疑われても仕方ないと耳を貸さない女性は多い。また男性の中にも同様に、痴漢は男の屑だと断罪するだけの者も存在する。しかし彼らの多くは、何故痴漢を企てる男性が発生してしまうのか、そこまで考えようとしない。痴漢の多くは性欲不足から引き起こされるものであって、根本的に解決をするなら、男性が性欲不足に陥らないように女性の性的協力が不可欠なのだ。即ち、結婚して安定した家庭を築くという当たり前のことを女性がしていれば痴漢は最小限に出来る。しかし結婚もしない女性がいるから痴漢などの性暴走が後を絶たないのだ。つまり性暴走の元凶は男女の交わりを妨害するフェミニズムなのだ。

 性の乱れを招く真犯人であるフェミニズムが、性犯罪の厳罰化や撲滅を主張するのだから、全く矛盾しているとしか言いようがない。それこそ、性犯罪をなくすには貴方達のようなフェミニストが絶滅することだ、と言ってやればいい。

 話が少しそれてしまったが、再び今回の事件に戻ると、今回は痴漢の疑いをかけられた名倉さんが大学教授で勿論妻子もいるという身分の人だったからということも大きく関わっているように思う。もしこれが無職独身一人暮らしだったらどうなっていただろうか。冤罪を疑う世論も少ないだろうし、本人にも戦う気力が失われていることだろう。そうなれば、あっさりと嘘でも痴漢を認めてしまうということにならないだろうか。そして周囲からは、あの身分じゃ痴漢もするだろうな、という偏見の目に晒されることは間違いないだろう。「同じように犯罪者の汚名に泣く人々や家族を思えば、有頂天にはなれない」という名倉さんの言葉は実に重い。

 そして、フェミニズムによりこれだけ荒廃してしまった現世で、男性はそして女性はどうすればいいのか。まず男性は、出来る限り満員電車には乗らない、女性の近くに立たない、近くに立つ場合でも女性に対し背を向けるなど痴漢が困難な状況になることだ、そして痴漢を疑われたら、とにかく逃げろ。これはある弁護士の運営するサイトにも、痴漢を疑われたら逃げるしかないという旨の記載があるくらいだ。更に駅務室に入ったらその時点で痴漢を認めたということになるので注意したい。事情を話せばわかって貰えるなどというのは甘い。

・それでもボクはやってない(中島・宮本・溝口法律事務所)
http://www.nakashimalaw.com/essay/miyamoto/index.html

 そして女性も男性と同様、まず痴漢に遭いそうな状況を作らないこと。そして痴漢に遭ったら、とにかく逃げろ。間違ってもベッキーのように痴漢を捕まえることで恍惚感(こうこつかん)に浸るなどというのはもっての外だ。更に過剰に疑心暗鬼にならないこと。痴漢は女性の自意識過剰などと言われることがある。勿論全てがそうではないのだが、これをフェミニズムは一切払拭して女性に神経過敏になるように仕向けている。だがフェミニズムは決して女性の味方ではない。連中は女性を利用したいだけなのだ。決して騙されてはいけない。神経過敏になればきりがない。顔を見られただけでも不快だから痴漢だというこじつけもこのままではなりかねない。それで腹を立てるより、ちょっとやそっと触られたくらいで自分は動じない、痴漢など相手にするだけ無駄というくらいの大胆な心も今の時代だからこそ必要だ。フェミニズムを撲滅するためには、そのくらいの意識が欲しい。これは決して痴漢を野放しにして女性が泣き寝入りしろということではない。戦う相手は痴漢ではなくフェミニズムなのだという意識を持つべきだ。

 そして何よりも、加齢臭だのキモイだのと、男性に対する偏見を取り払うことが必要だ。モンシロチョウが自分の肩にとまってもそれほど違和感は感じないが、ゴキブリがとまったら誰でも払い除けたくなるだろう。それと同じことだ。

 だがこれらを実践するには、何故痴漢を企てる男性が発生するかを理解しなければならない。思いを寄せる女性に告白しても女性が好意を持っていなければセクハラ扱いされる恐れがあるような状況では男性は告白すら出来ない。勿論これもフェミニズムの仕掛けた罠だ。フェミニズムが男女を引き裂く謀略を行っている今がまさにその時代だということを忘れてはいけない。

 痴漢は犯罪、という前に、フェミニズムは犯罪、という認識が必要だろう。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


司法に正義は存在するのか --車内携帯電話注意逆恨み痴漢でっち上げ疑惑--

2008-09-30 11:55:28 | 交通(女性専用車両)

 中山前国交相の日教組批判等に端を発し、マスコミは麻生内閣の責任論や解散総選挙の話題を連日報道しているが、そうした報道の影に埋もれてしまった重要な話題にも目を向けなければならない。

 平成11年、列車内で携帯電話をかけていた女性に注意をしたところ女性が逆切れし、注意した男性を痴漢に仕立て上げた事件が、民事ではまだ決着がついていない。刑事では既に嫌疑不十分で不起訴となっている。

・「逆恨みでウソ」「痴漢この人」と最高裁で火花 判決は11月 20/09/29 12:56更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/182551/

 29日に行われた上告審弁論では、原告の沖田光男さん(66)が「携帯電話で話しているのを注意したら、逆恨みからか、嘘の被害を申告された。事実と証拠に照らし、納得のいく判決を」と訴えた。これに対し被告の女性は「ここまで(原告が)嘘を言うことに呆れています。痴漢をしたのはこの人で間違いありません。私は嘘をついていません」と原告の男性を悪者扱いしている。ここまで女性が主張すると、長い年月の間に薄れた民衆の記憶が形を変えて甦り、実は嘘をついているのは男性の方ではないかと思う人も出てきてしまうだろう。特に女子高生など事件当時を知らない世代は、女性の言い分を信じてしまうのではないだろうか。

 呆れてしまうのはどっちだと言いたいところだが、果たして嘘をつき通せるだけの精神力とずるさには男女どちらが上回っているか、多くの人は過去の対人経験から「女性」と答えるのではないだろうか。

 この事件に関する女性の行動には明らかな不審点がある。それは、刑事で男性が嫌疑不十分で不起訴となった時に女性が何も行動を起こさず、そしてマスコミも特に大きく報道することもなかったということだ。

 もしこれが、本当に痴漢をしたにも拘らず、それをでっち上げだと主張して不起訴にしたというのなら、女性を悲劇のヒロインとしてマスコミはこぞって痴漢被害の実態と警察捜査の杜撰さを指摘する報道に終始することだろう。しかしそんな報道は見聞したことがない。

 それに、本当に痴漢をしていたなら、ただ自分はやっていないの一点張りで、携帯電話を注意したなどという特定されたやりとりは持ち出してこないのではないだろうか。

 被告の女性が痴漢を強く訴え始めたのは、男性が不起訴後、女性を相手取り損害賠償の民事訴訟を起こしてからだ。恐らく女性もここまで騒ぎが大きくなるとは思っていなかったのだろう。しかし自分の非は絶対に認めたくない。だから最後まで自分は嘘をついていないと主張する作戦に出たのだと考えられる。またフェミ系の団体などが女性側を支援し、入れ知恵をしている可能性もある。

 更に、そもそも携帯電話を注意したのが女性だったらどうなっていたか。当然痴漢などとは言えないし、それほど腹を立てることもなかったかも知れない。同じ注意でも男性にされると気に食わないという、フェミニズムによる男性差別の意識をこの女性は持っていたということではないだろうか。

 フェミニズムが蔓延した影響で、冤罪でも有罪と認めざるを得ないような痴漢捜査の実態は何度となく指摘されてきた。とにかく男は灰色でも黒にしてしまえ、そんな空気が社会に漂っている。つい最近も男女で組んだ痴漢でっち上げ事件があり、これについては男女とも法の裁きを受けたようだが、女単独または複数の女による痴漢でっち上げで女が逮捕されたという話は聞いたことがない。恐らく泣き寝入りをさせられている男性は計り知れないだろう。

 この訴訟の判決は11月7日に言い渡される。だが、たとえ女性敗訴の判決が出たとしても、女性は自分が潔白と言い続けることだろう。痴漢被害に加え、不当な判決により損害賠償までさせられ苦しめられたと。そこへマスコミが飛びつこうものなら、たちまち原告の男性は世論から非難を浴びせられることだろう。まるで日教組批判をした中山氏のように。

 この世に、正義は存在するのだろうか。また何が正義と言えるのだろうか。

にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ニュースブログへ (ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


フェミニズムの女性専用政策が人の心を歪める --女通り魔と女性専用--

2008-08-30 10:26:14 | 交通(女性専用車両)

 自然環境だけでなく人間社会も異常だというのは前回の論考でも指摘したが、今度は女性客が中心である美容院が凄惨な現場と化した。22日の渋谷での女通り魔に続き、今度は茨城の美容院で女通り魔が発生、2人が死傷した。もはや犯人は男という先入観では物事は語れない。

 茨城県常陸大宮市の美容院で50代の女が客と経営者の女性を次々と刺した。女は現場から逃走したが、間もなく大宮署に出頭、緊急逮捕された。女は「人を殺せという声が聞こえた」などと話しているという。刺された女性のうち、客の女性は死亡した。

 秋葉原や八王子の通り魔事件では、専ら未熟さ、甘えなど本人の欠点ばかりをマスコミは強調してきた。しかし渋谷の女通り魔や大阪駅での女通り魔ではそういう見解は出てこない。この事件でも恐らく実名が出ていないところを見ると精神異常の犯行ということであまり言及せず幕引きにしてしまおうという政府、警察、マスコミの連携意識が感じられる。同様な事件でも男と女でこんなに扱いが違うのかと不思議に感じている人は少なくないだろう。

 父親が子供を虐待死させればDV夫の卑劣な犯行と断罪する一方、母親が子供を虐待死させても育児ストレスが募った結果と同情的になり、夫の育児協力が足りないからと責任を男に向ける。

 離婚でも親権、養育費、そして子供との面会権などで男性は不利だし、援助交際でも男性だけが罪に問われ女性は罪に問われない、更にエロアニメでも少女向けはフェミ権力により児童ポルノ法の規制から除外されたなど、あからさまな女性優遇は至る所に存在する。

 そうであれば、女性は犯罪など犯さなくても優雅な暮らしが出来るはずである。しかし現実にはそうではない。比率は少ないだろうが生活苦の女性もいるし、自殺する女性も後を絶たない。つまりフェミニズムの女性優遇策は高学歴等のエリート女性にしか機能しておらず、一般層の女性にはむしろ負担になっていると考えられる。

 女性専用車両、女性専用外来医療、図書館の女性専用席、更には民間企業の女性専用サービスなど、気分的には女性を快適にさせることは出来るだろうが、その副作用は必ず女性の身に降りかかっているということに女性も気付かなければならない。政策には正の部分と負の部分が必ずあるということだ。女性専用車両は正の部分だろうが、路上痴漢まで防ぐことは出来ないし、男女の感情対立を助長させる。そこが負の部分である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080830-00000909-san-soci

 女通り魔が発生するのも、フェミニズムの負の部分がもたらした結果と言えるのではないだろうか。

にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ニュースブログへ (ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


デマも将来的には現実のものになるかも知れぬ危険

2008-08-01 17:25:48 | 交通(女性専用車両)

 まずは以前にも紹介したことのある「フェミナチを監視する掲示板(*1)」に投稿されたある事例を読んで頂きたい。

 (引用開始)
 私の姪が通学している某女子校では校長先生が以前からジェンダーフリーの重要性を生徒に説いていました。ジェンダーフリーの弊害についてはこの板で詳しく書いたところで「釈迦に説法」なので止めますが、この校長先生なんと今度は「女性の視点」などと謳って校則の制定に取り組んでいるのです。

 (中略)

 ちなみに制定された新しい校則というのがこの学校に鉄道で通学する生徒に、朝の通学の際に女性専用車の利用を強制するもので駅のホームに学年主任の女性教師が毎日立って、校則に従わない生徒を捕まえて遅刻扱いや補修をさせるというもので、9月からの2学期より開始されるとのことで周りからはそれなりに注目されているらしいです。

 なるほどこれまでは女性専用車と言いながら肝心の女性を誘導することもなかったし、このように主体的に制度を活用しようという考えが女性からもでてこなかったのは世の中が「男性の視点」中心に動いていたからかもしれません。この校則については非の打ち所のない素晴らしいものですが、ジェンダーフリーを標榜する先生がその旗を降ろさずに一方で女性の視点などと強調することには違和感を感じますがいかがなものでしょうか。
 (引用終了)

(*1)フェミナチを監視する掲示板
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010

 最初これを読んだ時には、ここまでフェミニズムの強制教育は醜くなったのかと思ったが、どうもこの事例は作り話でネット上の至る所で見られるという。

 だが、決して笑い話で済まされる話でもないと思う。近い将来、こうした動きが本当に表れるかも知れないのだ。そもそも女性専用車両自体が信じられない代物だったのが、もはや当たり前になりつつある。そして更に拡大をする動きが続いている。際限のないフェミニズムの権力拡大を考えれば、何が起きても不思議ではない。

 女性専用車両は、男性を一律に痴漢予備軍と見なして一方的に排除するものだ。女性を痴漢から守るとは言えど、それと同時に男性に対する偏見を強化させるというフェミ陣営の狙いがある。その結果、女性が男性を見下す社会が出来上がり、男女関係は一層悪化し、そのストレスは通り魔事件など無差別的な攻撃となって爆発する。

 だが、決して通り魔は男だけとは限らない。前回の論考では女通り魔の事件を取り上げたし、以前にも大阪駅構内で女性3人が切り付けられる事件が起きている。

・大阪駅通り魔、38歳無職女を逮捕 「やっていない」否認 06/23 23:38更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/155473/

 但し、マスコミの取り上げ方は秋葉原や八王子の通り魔など男の容疑者の事件に時間を割き、女の事件にはあまり触れない。しかも決まって容疑者が男の場合は精神的な未熟さや身勝手さなど劣悪な人間像を強調するが、容疑者が女の場合はそこまで深い追及はしないようだ。ここにも男性だけを悪い印象に仕立て上げようというフェミニズムの圧力が掛かっていると考えられる。

 しかし、現実というものから目をそらすことは出来ない。男女問わず事件を起こす現状を考えれば、フェミニズムが女性を幸せにしているとは到底思えないし、逆に不幸にしていることがわかる。現時点では女性専用車両の中で事件が起きたことはないが、この先はわからない。

 そもそも、女性だけが安心できる社会など不可能なのだ。しかしあたかも女性専用車両やDVシェルターなど、「女性専用」が錦の御旗のように賛美されている。しかも男女で事件報道を操作することによって男性だけの印象悪化を強調し、女性専用を疑問視する意見を出させないように巧みに世論操作が行われているようだ。そうした恣意的な報道に騙されないように報道を独自に分析する力と、そしてそれらを周囲の人達に伝える力というものを国民は身に付ける必要があるだろう。

にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ニュースブログへ (ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


痴漢撃退を武勇伝とする女性の意識 --グラビア女子高生、倉持結香--

2008-04-16 11:54:20 | 交通(女性専用車両)

 現役女子高生が空手技で痴漢を撃退し逮捕、いかにも力強い女性を誇示した武勇伝のようにマスコミは報道しているが、詳しく調べるとどうもこの女子高生、只者ではないようだ。

・アイドルが痴漢に急所蹴り その空手技はすごかった!? 2008/4/15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000004-jct-ent
http://www.j-cast.com/2008/04/15019048.html

 この女子高生は、都内の私立女子高校に通う倉持結香さん(16)、グラビアアイドルとして活動する一方、若手漫才師の日本一を決めるM-1グランプリにもお笑いコンビ「アイマネ」で出場している。だが、公式ブログの日記で、ある出場者を「メガネぶん取って粉々に踏みつけてやりたい」と罵倒して、ブログが炎上したことがあるという経歴を持つ。

 今回の痴漢の件も、本人がブログで公開したことがきっかけとなり話題となったのだが、ネット上では、「売名行為だ」、「過剰防衛だ」、「グラビアタレントとして性的魅力を自らアピールしながら触ったから痴漢なんてのは理解に苦しむ」、更には「冤罪ではないか」といった、冷ややかな声が飛び交っている。中には、タレントのベッキーさんの痴漢撃退体験談を持ち出した意見など(*1)、反応は様々だ。

(*1)ベッキーさんの痴漢撃退体験談については、2ch男女板を参照
http://love6.2ch.net/gender/

 また、結香さんは気が弱いことを克服し「精神面で強くなりたい」と希望して空手を習い始めたそうだが、マネージャーによると、結香さんは負けず嫌いな性格だと言うから、何か矛盾しているようにも思える。

 更に、別記事では、ネット上での「過剰反応では?」、「女子高生が100キロの大男をローキックで倒せるわけがない」といった相次ぐ批判にも、「相手の身長は私より低かったし、倒せるわけがないという人は、格闘技経験がない人に決まってる」と意に介さないなど、彼女の強気の性格ばかりが目立つ。だが批判的な意見を格闘技経験のない人と勝手に決め付けてしまうところなどはちょっと短絡的ではないだろうか。それに彼女も空手を始めたのは昨年の冬頃からで、決して経験豊かと言えるほどではない。

・女子高生アイドルが痴漢撃退、巨漢を得意の○○で…通学途中のJR山手線内
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000000-ykf-ent
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_04/g2008041503_all.html

 通例、女性が痴漢などの被害に遭った時には大抵同情的な見方が大勢を占めるものだ。しかし、女性の権利、自由ばかりを主張し、男性を半ば見下すような女性が増えるにつれて、女性への同情的な見方は薄れて来たように思う。

 倉持結香さんのような女性は、フェミニズムの権力主義が生み出した産物と言えるのではないだろうか。彼女はまだ人生経験も浅い女子高生。色々な人の意見を聞いて自身の人格を磨くべき時期のはず。ブログでたとえ批判を受けたとしても、自己主張ばかり貫くのではなく、協調性のある人に成長して欲しいものだ。巷に溢れる自意識過剰の女達は反面教師であるということを彼女は学んで欲しい。

にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ニュースブログへ (ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


女性専用車両を必要と主張する女性の資質 --男女共同参画、沢尻エリカ現象--

2007-10-05 11:18:33 | 交通(女性専用車両)

 先月29日に発表された内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」によると、「夫は仕事、妻は家庭」という伝統的な家庭志向が薄れてきている反面、「子供を持つ必要はない」、「相手に不満なら離婚すればよい」といった個人主義志向には反対意見が強まっているという結果が出たようだ。

・「妻は家庭を守る」に反対!ついに5割超す 19/09/29 19:51
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/87402/

 これまでの男女共同参画に関する世論調査などでは、勤労女性と離婚推進の論調ばかりが目立ち、家庭崩壊を煽るような結論ばかりであったが、今回は内閣府も「夫や妻が、当事者同士だけではなく子供や家族を重視するようになっているのではないか」と結論付けているなど、少しは世論の正義感に耳を傾けたものとなった。

 しかし、調査の設問文として「夫は外で働き、妻は家庭を守る『べき』か」といった固い印象を思わせるような質問の仕方をして、受け手の反発心を強めようという恣意的な意識が見え隠れするなど、相変わらずフェミ賞賛の論調は変っていないようだ。

 こうした調査結果を見る際には、設問文の書き方や選択肢の種類などによって結果をある程度操作出来るということと、調査結果を回収出来なかった人達はどんな理由によるものなのかということと、そして最初から調査対象から外れる人はいないのか(例えば女性のみに行う調査などの時は男性は対象外になる)ということ、これらを考慮する必要がある。

 また調査期間の直前に大きな事件や事故などが起きた場合も調査に影響することがある。更にこの手の調査結果を記事にする場合、大抵はフェミ支持の女性記者などが編集する場合が多いということも考慮する必要がある。当然フェミに有利な記事の書き方になるということだ。

 これらの視点で今回の世論調査を検証してみると、ニュース報道が与える印象とはまた違った印象を感じ取ることが出来るのではないかと思う。

 因みに、男女共同参画に関連して、女性専用車両に関する意識調査も報じられている。こちらの調査は民間が行ったものだが、勤労女性を応援する部門の調査なので、当然の如く女性に都合のいいような解釈になっているようだ。

・76%の女性が女性専用車両は必要と回答 10月3日15時42分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000928-san-soci

 巷では沢尻エリカさんの舞台挨拶を巡る騒動がまだ収まりそうにもない。彼女のような女性は今時の身勝手女性の象徴的存在と言っても過言ではないだろう。彼女が今回の騒動であれだけ非難されるのは、彼女の不謹慎な態度に加え、現代女性の身勝手傾向に対する日頃の世間の鬱憤も同時にぶつけられているからではないだろうか。彼女に対する非難は、同時に現代女性に対する非難でもあると考えられるのだ。

 そんな女性達が、女性専用車両が必要だなどと言ったところで、男性陣からの反発を更に強めることにしかならないだろう。それでは女性は更に恨みを買われ、その矛先は痴漢その他の形で女性に向けて返されるのだ。

(ランキングにご協力下さい。このリンク先にも関連サイト多数。)


鉄道業界が社会にもたらす影響 --相次ぐ職員自殺--

2007-07-11 13:09:09 | 交通(女性専用車両)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070711-00000041-mai-soci

 鉄道業界が何か変だ。この南海車掌も自殺なのか。先日はJR東海社員と思われる男性が新幹線にはねられ死亡した。これも自殺と言われている。福知山線の事故など安全性が問われる一方、女性専用車両など男女の感情対立を誘発するものまで登場する始末。鉄道業界に何が起きているのだろうか。

 福知山線事故の時に話題になった日勤教育、それ以外にも乗客とのトラブルやダイヤが乱れた際の乗客への応対など、鉄道職員、特に運転手や車掌といった現場労働の人達には大きな重圧がかかっているのかも知れない。

 一方、鳴り物入りで登場した女性専用車両、男性などからの苦情を一切無視する形で鉄道各社は正当化に必死のようだ。恐らく現場でも何でこんなものを設置するのだといった苦情に応対する職員の思いは複雑に違いない。職員の中でも女性専用に疑問を持っている人は多いだろう。しかしその意思を表に出すことは許されないようだ。

 そういう複雑な職員の思いとは裏腹に、当の女性達はこれありがたいとばかりに専用車に乗り込み、他の車両は既に立ち客が多いのにもかかわらず、悠然と着席し優越感に浸る。男性が入って来ようものなら「ここは女性専用車です!」と怒ったように叫び追い払う。

 勿論自殺した職員の動機が女性専用車両に矛盾を感じているからと言いたい訳ではない。しかし以前より鉄道職員に対する重圧が増えていることは確かではないだろうか。

 先週から九州を中心に大雨による被害が続いている。週末には台風が接近する恐れがあるという。これまでにも土砂崩れなどで孤立した住民を避難場所へ誘導するために救助隊が出動している。彼らの努力には涙ぐましいものがある。老人や女性をおんぶしたり、或いは救助隊の衣服をつなげて作った即席の担架に老女を乗せて運ぶ姿など、住民のために汗を流している彼らは全て男性である。

 こうした姿を見たら、いくら男性が女性専用車に乗り込んできたからと言って、問答無用で追い払うことが果たして出来るだろうか。私が女性の立場だったとしたら絶対に出来ない。

 男性は女性の都合のいい時だけ利用して後は邪魔者扱いしても良い。どうもそんな風潮が社会全体に蔓延していると思う。


対症療法的な措置の裏に隠れた政治的思惑 --特急列車非常通報装置--

2007-05-23 16:55:49 | 交通(女性専用車両)

 特急列車内での暴行事件を受けて、JR東日本は今月末から、非常通報装置の位置を乗客に知らせる「SOSシール」を張り出すという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000013-yom-soci

 それにしても、こうした対症療法で安全管理を維持しようというのは、問題の真因を追求しないいわば、「臭い物に蓋」をするだけで何の解決にもならないと思うのだが、皆さんはどうお考えだろうか?

 またこうした報道には、何らかの政治的思惑があるとする説もある。例えば、今回の措置の切欠となった特急列車内の暴行事件は昨年の8月に起きたのに、何故今になって大きく報道されるのかという疑問がある。これは既に一部で蔓延している女性専用車両を特急列車などの優等列車にまで拡大させようというフェミ陣営の思惑と重なっているのではないかというものだ。

 そもそも、女性専用車両という代物が既にフェミニズムの権力拡大の道具として利用されていることは、女性専用車両に反対する会(*1)の論考などでも指摘されている。たとえ女性専用車両を設置しても、痴漢の絶対数が減るわけではない。何故痴漢が増えたのか(本当に増えているのかすら疑問だが)、そこを考えない限り問題解決には程遠い。女性専用車両から降りたら途端に危険に晒されたというのでは「女性が安心できる」という言葉が如何にも嘘臭く感じられる。

(*1)女性専用車両に反対する会
http://www.eonet.ne.jp/~senyou-mondai/
(論考はHP内の「メンバーズルーム」に掲載。)

 しかしながら、こうした一部の人のための救済措置の中に実は別の目的が隠されているというのはフェミニズム政策の常套手段であるということに注意したい。以下に主な事例を示す。

・配偶者暴力防止法(DV法)
夫からの暴力に悩む女性 → 離婚推進、女性の非婚化 → 家族解体

・夫婦別姓
結婚改姓をしたくない女性 → 婚姻制度の形骸化 → 家族解体

・女性専用車両
痴漢に悩む女性 → 女性の優先意識の推進 → 他の女性優遇策への波及
             ↓
          男女の感情対立 → 結婚、恋愛の妨害 → 家族解体

・離婚後300日規定
戸籍上父と実父との整合性 → 戸籍制度の破壊、婚姻制度の形骸化 → 家族解体

・赤ちゃんポスト
赤ちゃんの救済 → 育児放棄、性道徳の低下 → 家族解体

 つまり、行き着くところは全て家族解体に結びつくといっても過言ではないだろう。様々な方向からフェミニズムは人々の社会生活を脅かしているという点に留意しなければならない。そしてこうした闇のからくりを1人でも多くの人に理解してもらい、フェミニズム排除に向けて大きな力としていけるように働きかけていく必要があるのだ。


フェミニズムの本音は「女性専用参画社会」 ~女性専用車両の波及効果~

2006-12-23 08:58:22 | 交通(女性専用車両)
 「ワクチンが不足していますので、接種は女性のみにします。男性には接種しません。」こういう時代がやって来るかも知れない。フェミニズムが導入した女性専用車両は社会の全てを女性専用と化してしまうのか。

 女性専用車両に関する論考が2chニュース速報+板で話題を呼んでいる。(*1)

(*1)【社会】 女性専用車両に乗れない女性心理…「ネットで、"男性少ないと安心"と答える不美人女性が晒されててトラウマに」★4
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1166778562/l50

【独女通信】女性専用車両に乗れない女の心理(中沢 夕美恵、2006.12.20.)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2884541/detail
(2chスレの元ニュース)

 女性専用車両は男女共同参画社会を形成するためにフェミニズムが仕掛けた女性特権策であることは既に説明するまでもないことだが、フェミニズムはあの手この手で女性専用車両の正当化に必死である。今回紹介の論考もそうした流れの中で出てきたのだろう。

 では、2chニュース速報+板での議論はどうかというと、相変わらず多く見受けられるのが「男性専用車両も作れ」というものだ。

 しかし、男性専用車両の導入は国土交通省が今から3年前に作成した報告書で既に否定されていることに注目したい。(*2)

(*2)女性専用車両路線拡大モデル調査報告書
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

 この報告書では、「通勤時間帯の運用なので男性旅客が圧倒的に多いことを勘案し、男性専用車両の運用は考えていない。(21頁)」、「男性専用車両導入について、反対する女性参加者はいなかった。また、今回の試験導入におけるアンケート結果を見てから痴漢冤罪防止のために設けるべきとの意見もあった。これについては、鉄道会社側では留意しているものの現時点ではそれほどニーズが高いとは判断しておらず、導入は予定していない。(108頁)」、など最初から男性専用車両の必要性を打ち消すような論調が目立つ。

 また念のため申しあげておくが、男女共同参画・フェミニズムというのは内閣府だけでなく全ての省庁に横断的に影響が及んでいるもので、国土交通省も例外ではなく、この報告書もフェミニズムに都合のいい内容に仕立て上げられたものであることは言うまでもない。

 では、男性専用車両を何故導入しないのかということだが、これはフェミニズムにとっては当たり前のことで、連中は最初から女性専用有・男性専用無の組合せで導入しようとしていたということだ。それは全国各地に女性センターなるものは存在するが男性センターは存在しないという実態を見ても明らかである。

 つまり、フェミニズムは元々社会全体を女性専用にしようとしているのであって、男性を不当に貶めようとしか考えていないのだ。その一環として、女性専用車両を導入し、女性の特権意識を定着させようとしているのだ。

 そして、この女性専用という傾向を社会の隅々に浸透させることによって男性を社会排除しようというのが連中の狙いだ。例えば、阪神大震災のような一度に多数の負傷者が発生した場合で治療が行き届かず、治療の優先順位を付ける必要がある場合、女性負傷者を優先的に治療し男性負傷者を後回しにするということもあり得る訳だ。これは伝染病が蔓延しワクチンが不足した場合や食糧事情が悪化し配給が充分に行き届かなくなった場合なども同様に起こり得るのだ。

 現状でもDV対策が女性だけを被害者と断定していることからも、こうした女性専用の傾向は決して珍しくなく、益々拡大されてしまう恐れがあるのだ。

 痴漢対策だから在ってもいいとか、自分は電車に乗らないから関係ないなどと言っている場合ではないのだ。フェミニズムが目論む女性専用車両は「女性専用参画社会」への下地作りに過ぎないのだ。

 もしもこの記事をご覧の女性がいたら改めて考えて欲しい。或いは身近な女性にこの記事を読んで貰って考えて欲しい。「それでも貴方は女性専用車両に賛成するのか」と。

★☆★年末年始休載のお知らせ☆★☆
 本ブログにお越し下さいまして誠にありがとうございます。今年の記事掲載は、12/25を以って休止とさせていただきます。
 来年は、1/5より開始の予定です。今後とも、本ブログをよろしくお願いいたします。(管理人)