社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

フェミニズムの本音は「女性専用参画社会」 ~女性専用車両の波及効果~

2006-12-23 08:58:22 | 交通(女性専用車両)
 「ワクチンが不足していますので、接種は女性のみにします。男性には接種しません。」こういう時代がやって来るかも知れない。フェミニズムが導入した女性専用車両は社会の全てを女性専用と化してしまうのか。

 女性専用車両に関する論考が2chニュース速報+板で話題を呼んでいる。(*1)

(*1)【社会】 女性専用車両に乗れない女性心理…「ネットで、"男性少ないと安心"と答える不美人女性が晒されててトラウマに」★4
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1166778562/l50

【独女通信】女性専用車両に乗れない女の心理(中沢 夕美恵、2006.12.20.)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2884541/detail
(2chスレの元ニュース)

 女性専用車両は男女共同参画社会を形成するためにフェミニズムが仕掛けた女性特権策であることは既に説明するまでもないことだが、フェミニズムはあの手この手で女性専用車両の正当化に必死である。今回紹介の論考もそうした流れの中で出てきたのだろう。

 では、2chニュース速報+板での議論はどうかというと、相変わらず多く見受けられるのが「男性専用車両も作れ」というものだ。

 しかし、男性専用車両の導入は国土交通省が今から3年前に作成した報告書で既に否定されていることに注目したい。(*2)

(*2)女性専用車両路線拡大モデル調査報告書
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

 この報告書では、「通勤時間帯の運用なので男性旅客が圧倒的に多いことを勘案し、男性専用車両の運用は考えていない。(21頁)」、「男性専用車両導入について、反対する女性参加者はいなかった。また、今回の試験導入におけるアンケート結果を見てから痴漢冤罪防止のために設けるべきとの意見もあった。これについては、鉄道会社側では留意しているものの現時点ではそれほどニーズが高いとは判断しておらず、導入は予定していない。(108頁)」、など最初から男性専用車両の必要性を打ち消すような論調が目立つ。

 また念のため申しあげておくが、男女共同参画・フェミニズムというのは内閣府だけでなく全ての省庁に横断的に影響が及んでいるもので、国土交通省も例外ではなく、この報告書もフェミニズムに都合のいい内容に仕立て上げられたものであることは言うまでもない。

 では、男性専用車両を何故導入しないのかということだが、これはフェミニズムにとっては当たり前のことで、連中は最初から女性専用有・男性専用無の組合せで導入しようとしていたということだ。それは全国各地に女性センターなるものは存在するが男性センターは存在しないという実態を見ても明らかである。

 つまり、フェミニズムは元々社会全体を女性専用にしようとしているのであって、男性を不当に貶めようとしか考えていないのだ。その一環として、女性専用車両を導入し、女性の特権意識を定着させようとしているのだ。

 そして、この女性専用という傾向を社会の隅々に浸透させることによって男性を社会排除しようというのが連中の狙いだ。例えば、阪神大震災のような一度に多数の負傷者が発生した場合で治療が行き届かず、治療の優先順位を付ける必要がある場合、女性負傷者を優先的に治療し男性負傷者を後回しにするということもあり得る訳だ。これは伝染病が蔓延しワクチンが不足した場合や食糧事情が悪化し配給が充分に行き届かなくなった場合なども同様に起こり得るのだ。

 現状でもDV対策が女性だけを被害者と断定していることからも、こうした女性専用の傾向は決して珍しくなく、益々拡大されてしまう恐れがあるのだ。

 痴漢対策だから在ってもいいとか、自分は電車に乗らないから関係ないなどと言っている場合ではないのだ。フェミニズムが目論む女性専用車両は「女性専用参画社会」への下地作りに過ぎないのだ。

 もしもこの記事をご覧の女性がいたら改めて考えて欲しい。或いは身近な女性にこの記事を読んで貰って考えて欲しい。「それでも貴方は女性専用車両に賛成するのか」と。

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