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社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

思想、言論、表現の自由は権力に左右されている --奈良医師宅放火殺人事件--

2007-09-17 12:28:37 | Weblog

 奈良県の医師宅放火殺人事件を綴った書籍「僕はパパを殺すことに決めた(草薙厚子著、講談社)」の図書館での閲覧を中止する動きが出ているという。

 この書籍には、事件に関する供述調書や精神鑑定書の内容が記述されていて、これが「プライバシーを侵害し少年法の趣旨に反する」として、7月に東京法務局が講談社と草薙さんに増刷中止を求める勧告をした。また今月14日には、少年を鑑定した精神科医が草薙さんに調書の写しを渡したとして奈良地検が秘密漏示容疑で精神科医や草薙さんの自宅などを捜索した。

 こうした動きを受けて、この書籍を蔵書している図書館では閲覧や貸出を相次いで中止している。しかしこれが表現の自由や知る権利を制限する動きとなり、今回のように安易に国家の立場に同調すれば、言論や表現のタブーが芋づる式に拡大する恐れもあり危険だと指摘する声もある。(*1)

(*1)奈良・放火殺人少年の調書引用本 図書館が閲覧中止
9月17日6時12分配信 河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070917-00000005-khk-l06

 図書館など公的施設で取り扱う書籍については、西船橋図書館の焚書(ふんしょ)事件や、福井県の女性センターで上野千鶴子氏著作の書籍などを一時撤去した件などが過去にある。しかし、そもそも図書館などで購入する書籍は一体どんな基準で判断するのか。既にそこに権力によるバイアスがかかっているのではないかということは自ずと想像できる。

 例えば今回の放火事件の書籍にしても、蔵書していない図書館は数多くある。購入しなかった判断基準は一体何なのか。また福井の女性センターの件でも、そこには家族を大切にするような保守派の書籍は元々蔵書があったのか。フェミニズムの書籍だけを揃えて批判的な書籍は初めから排除するような女性センターの存在そのものが表現の自由を制限していることになるではないか。

 表現の自由や、思想言論の自由などと言うのは表向きの奇麗事に過ぎず、権力の手によって幾らでも捻じ曲げられるものだと言うことなのだろう。今現在既に思想、言論そして表現の自由など存在しないのだ。

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台風一過、危機管理意識は万全だったのか

2007-09-07 11:15:21 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000001-yom-soci&kz=soci

 台風9号が関東地方を中心に通過し、各地で被害をもたらした。新幹線や飛行機など交通機関も大幅に乱れ、列車内や駅、空港のロビーなどで一夜を明かした人も多かったようだ。

 朝のワイドショー番組でも今回の台風について被害状況を報道していたが、その中で気になったのは、危機管理意識の乏しいと思われる人達がかなりの割合で存在するのではないかということだ。

 私は今朝チャンネルを変えながらテレビを観ていたので、どこの放送局なのかははっきりわからないのだが、レポーターが色々な場所でインタビューをする場面が何度か映し出されていた。その幾つかを紹介したい。

 まずは、午後7時、東京ディズニーリゾート(TDR)へ遊びに来ていた女子高生と思しきグループ、これから和歌山まで帰るというのだが、到底不可能な状況だ。しかし彼女らは何も心配した様子もなく、むしろ楽しそうにインタビューに答えていた。

 次は、午後11時、若いOL風の2人組、これから漫画喫茶に泊まるのだという。恐らく近くのホテルは一杯だったのだろうか。

 そして正確な時刻はわからないが、恐らく深夜であろう。電話ボックスの中に独り女性が立っていた。別に電話をかけている様子もない。インタビューにも積極的に答えるような雰囲気もなく、かなり疲れているようだった。そのままこの女性は夜を明かしたのだろうか?

 他にも、多摩川の中洲に取り残された男性が救助される場面や、新橋でこれから飲みに行くが帰りが心配と話していた男性?、そして東京駅のタクシー乗り場に出来た長い行列、男女問わず多くの人が並んで順番待ちをしていた光景など、台風時のまさに「御馴染み」の光景が画面に映し出されていた。

 しかしその一方で、排水溝の入口に溜まった木の葉や枝を取り除く作業をしていた男性作業員がいた。中が詰まって水が流れなくなると道路が冠水してしまうから取り除いているのだという。悪天候の中、住民の安全のために汗を流している人もいるのだ。

 元々マスコミの報道というのは、人目を惹くような場面を意図的に映し出すものだから、その光景やインタビューが全ての人間模様を表しているわけではない。だが一連の報道で感じられるのは、国民の中に存在する呑気な意識、つまり自然災害に対する危機管理意識が欠如しているのではないかということだ。

 例えばTDRに遊びに来ていたという女子高生達も、何とかなるだろう、誰かが助けてくれるだろうといった甘い考えがあるからのんびりしていられるのではないだろうか。

 住民の安全を確保するために国や自治体が取り組むのは当然のことではある。しかしその傾向に甘んじて、何でも自分の思うままに行動し、困った時には助けてくれというのでは虫が良すぎるというものだ。自分の身は自分で守るというのは人間社会の原則でもあるだろう。だがフェミニズムのように女性の自由行動を原点として社会整備を行っている現状では、益々甘えた女性ばかりが蔓延してしまう。そしてそれを見ている男性達も、自分だけ励むのは馬鹿馬鹿しいと悪影響を受けてしまう。それが現状ではないだろうか。

 そのような現代の社会病理の影響が、こうした自然災害時における国民の行動にも表れているような気がする。

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赤い月は美しくても、赤い国連は美しくない

2007-08-29 18:02:42 | Weblog

 昨日は皆既月食があった。但し、東京や横浜など関東地方の一部は雷雨となり天気は大荒れ、交通機関にも影響が出るなどとても月食どころではなかったようだ。それ以外の地方も北海道や九州四国など一部の地域を除いて全国的に雲が多い空模様となり、絶好の観測環境とはいかなかったようだ。

 月食にまつわる話は全世界にあるが、その多くは不吉な出来事の前兆などあまり縁起のいい話はないようだ。それだけ、古くから人々の間には生活の不安というものが付きまとっていたという事なのだろうか。

 ところで、皆既月食といえば、月が完全に地球の影に隠れた状態の時に見える赤色の月が印象的だ。何故赤色なのかなど詳しいことは本ブログでは触れないが、「赤い月」と言われると何か不吉な予感がしてしまうのは私だけだろうか。

 「家族の絆を守る会」など家族問題の専門家として名高い岡本明子さんは、国連が既にフェミニズムに汚染されているとして、「赤い国連」と評している。それに関する論考を雑誌「正論」8月号で寄せている。(*1)

 何も皆既月食でなくても、夜空の星などを眺める時は独りよりも妻や夫、そして子供達など家族で色々教えあいながら見るのがいいに決まっている。昨日もある掲示板で、月食の月は何故赤いのか娘に聞かれたので教えて欲しいと父親らしき人が書いてきた。早速詳しい人から回答が書き込まれてたのを見て思わず感心した。こうしたことでも家族の絆を深めることが出来るのかと。

 家族破壊のフェミニズムの蔓延を絶対に阻止しなければならない。月食の赤い月が決して不吉な前兆とならぬように。

(*1)家族社会の大切さを特集 --雑誌「正論」8月号--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/59f5af5b4acdded7df4b5e143425a9fb

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終戦記念日、本当の平和はあるのか?

2007-08-15 11:27:17 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070815-00000903-san-pol

 本日は終戦記念日である。この時期必ず話題になるのが首相などの靖国神社の参拝や憲法第九条の問題である。小泉前首相は参拝するが、安倍首相はじめ全閣僚は参拝を見送るそうだ。これらについては他サイトでも有力な情報が沢山あるのでそちらを参照されたい。

 私は反戦や平和を主張する人達には、今の社会のどこが平和なのかと問い質したい。年間3万人を超える自殺者に代表されるような格差社会など、「国内冷戦」は今も尚続いている。勝ち組の人間だけが奇麗事で平和を主張しても何の説得力もない。格差社会は戦争社会そのものなのだ。


タリバン勢力による韓国人人質、続報

2007-07-25 22:14:27 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000134-mai-int

人質8人が解放された模様。性別など詳細は不明。
昼間のニュースで下記の記事がブログ一覧に掲載されなかったので、再度掲載する。

(掲載されなかった記事)
女性の人質を優先的に解放する政治的意義 --韓国人人質解放交渉--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/3907f032c731b16a3f97464058c954d7


女性の人質を優先的に解放する政治的意義 --韓国人人質解放交渉--

2007-07-25 11:59:13 | Weblog

 韓国人23名が人質としてタリバン勢力に拉致されている事件で、アフガニスタン政府がタリバンの捕虜8人を解放すれば、同様にタリバン側も韓国人人質を8人解放する用意があると、「交換条件」を提示してきた。

タリバンが捕虜と交換要求「韓国人8人解放の用意」7月25日9時43分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000000-yonh-kr

 タリバン側の話によれば、解放の予定がある韓国人人質8人は全員が女性で、健康状態が良くない人を中心に選ばれたとのことだ。こうした所にも、女性優遇の社会が歴然と表れているのかと思うと、考えさせられる。健康状態が良くない人は男性にもいるはずだ。だが男性というだけで引き続き束縛されるというのは、特に文明が発達した先進国では引き合わない印象だ。

 そもそも、アフガンを制覇していたタリバン政権というのは、女性の就労を禁止するなど、フェミの言葉を借りれば男尊女卑の政権であった。但し兵役に就くのは全て男性であるなど、危険に立ち向かい女性や子供を守るのも男性の義務とされた。今回の人質解放の用意もそうした弱者とされる女性に対する配慮からの発想だろう。

 しかし、米国テロからタリバン政権が崩壊していく過程において、日本のメディアではタリバンが女性差別思想であり、アフガンの女性はひどい扱いを受けてきたという報道で埋め尽くされていた。もしもタリバンが女性を不当に扱うのなら、人質解放の話が出ても女性は後回しにされるだろう。

 つまり、これまでのタリバンを巡る報道は、フェミ勢力を日本国内で勢いづかせるための恣意的なものだったということが今回の人質の件でも明らかになったと言えるだろう。

 しかし、フェミのことは別として、今回の事件では拉致された韓国人全員が一刻も早く無事に解放されることを祈るばかりである。粘り強い交渉を各方面には期待したいところだ。決して女性だけを優先的にといった小細工はかえって解決を長期化させる恐れがあるので使うべきではない。

(この記事は、ヤフーニュースのブログ一覧に掲載されませんでした。)


相次ぐ災害、我々が教訓とすべきものとは --新潟、長野で震度6強の地震--

2007-07-16 20:55:57 | Weblog

 台風が過ぎ去ったのもつかの間、今度は地震が新潟、長野を襲った。崩れ潰された家屋、倒れた塀、割れた硝子、傾いた電柱、地割れ、そして土砂崩れで寸断された道路や線路、悲惨な光景が次々とテレビの画面に映し出された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000054-jij-soci

新潟、長野で震度6強 6人死亡、負傷700人超 (共同通信) - goo ニュース

 今回の地震では、倒れた家屋の下敷きになった人や閉じ込められた人が続出した。不幸にも死亡したお年寄りも何人かいる。その多くは独り暮らしだ。核家族化の影響がこんなところにも現れているのか。

 台風の話題の時にも申し上げたが、こうした非常時には独り暮らしは心細い。たとえ難を逃れたとしても、避難所などでの被災生活は厳しいものがある。家族と一緒にいることが心の支えになるのは言うまでもない。

 台風の場合は地球温暖化などと比較的容易に結びつくが、地震となると簡単には結びつかない。だが地中のマグマやプレートの活動は低温よりも高温の方が活発になり易いのではないかと素人的には思う。そう考えると、地震も他の自然災害と同様、人間が行ってきた自然破壊による間接的な人災とも言えるのではないだろうか。

 様々な科学技術の発達は、我々に多くの恩恵を与えてきた。しかしそれらに胡坐をかいて、更なる欲望を際限なく追い求める風潮が強くなっている。しかしある欲望は必ずどこかに負担を強いることになるということを忘れてはいけない。その結果がこうした災害となって表れてくるということなのではないだろうか。

 フェミニズムに影響された独身女性などは、どんなに恵まれても不満が消えることはなく、更に他人に負担を押し付けようとしている。またフェミは災害時でも自分達を優遇するように求めている。またそれを後押しするフェミ男性の存在も見逃せない。連中は災害をも利用して権力を拡大しようとしているのだ。

 何より、被災した方々には心からお見舞い申し上げたい。


あらゆる想像力を働かせて報道を見よ --社会保険庁、緑資源機構--

2007-06-02 11:42:57 | Weblog

 社会保険庁の不祥事が相次いでいるが、今度は5000万件もの支給対象不明者が存在することが発覚した。折角年金保険料を納めたのに、払っていないことにされて将来年金が受け取れない可能性がますます高くなってきた。

 検索エンジンで関連する記事を調べていくと、5000万件というのは大袈裟だという意見も見かけるが、何れにせよ社会保険庁の管理が杜撰だということは免れない。

 他にも、緑資源機構の政治献金問題など、叩けば埃は幾らでも出てくるのではないかという状況だ。

 しかし、こうした公的機関の不祥事がマスコミを賑わす中、何の批判も受けることなく、税金を湯水の如く使っている連中は沢山いるということも忘れてはならない。

 例えば、男女共同参画予算に毎年5兆円とも10兆円とも言われる税金が使われていること、またその詳細も全くといっていいほどマスコミなどで紹介されることもないし、問題視すらされない。また高速道路や建物などの建設を行ういわゆる箱物行政も、最近では男女参画センターやDVシェルターなどフェミニズム関連施設の建設に摩り替えられて依然として行われているのが実情だ。

 勿論これらの建設は決して違法ではない。しかし年金予算でグリーンピアなどの保養施設の建設、運営などに関してはマスコミにも大きく取り上げられ、問題視されたのに、フェミニズム関連施設の建設が問題視されたという話はあまり聞いたことがない。

 今後も、政府機関や独立行政法人、特殊法人などの税金の無駄遣いの話題は出てくると思われるが、そういうニュースを耳にした時、もっと他にも無駄は幾らでもあるではないかという疑いの目をもって見ていくことが大切だろう。また、問題になりそうな事例でも、敢えてマスコミが美化して報道することもあるので注意が必要である。


首相夫人が葬儀に代理出席することが意味するもの --松岡元農水相葬儀--

2007-05-31 11:28:08 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000004-maip-pol

 松岡利勝元農水相の葬儀に安倍首相も出席する予定であったが、党首討論などの理由で急遽取りやめ、代理として昭恵夫人が出席し、弔辞を代読した。この代理出席に疑問を持つ人はいないだろうか。

 葬儀に出席するのは公務に当たるのかどうかという議論がまずあるだろう。しかし今回の安倍首相の出席は、現職閣僚の葬儀に対する内閣総理大臣としての出席であるはずだ。であれば公務とみなしても構わないはずだ。

 従って、もし代理出席をするのであれば、例えば内閣官房長官のような首相の側近にあたる人が出席すべきではなかったろうか。ましてや弔辞の代読まで首相の妻にさせるというのは公私混同と言わざるを得ない。少なくとも昭恵夫人は私人であるはずだ。

 こうした背景には、女性を表舞台にわざと出すことにより男女共同参画の流れを社会に浸透させようという意図が感じられる。安倍首相自身は男女共同参画に懐疑的な意識を持っているかも知れないが、フェミニズム勢力に押され、異議を唱えられない束縛感を抱いているのだろう。


日本中を駆け巡った2人の訃報 --松岡利勝農水相、坂井泉水さん--

2007-05-29 11:51:09 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000102-yom-soci

 昨日は、著名人2人の訃報で持ちきりだった。1人は松岡利勝農水相の自殺。高額の光熱水費や緑資源機構からの政治献金疑惑などの問題で、国会でも野党から追及され、苦しい立場にあった。特に緑資源機構を巡る問題については、身内自民党からも辞任を求める声が上がっていた矢先だった。

 批判の矛先は、既に安倍首相の任命責任へと向いている。もっと早く松岡氏を更迭していれば自殺せずに済んだのではないかという主張などと併せて、安倍内閣の信頼性を低下させていこうと野党は早くも躍起になっていると思われる。後半の国会、更には参議院選挙に向けてどんな展開となるだろうか、注視していきたい。

 ところで、今回の松岡氏の訃報に関するインタビューで、まさに対照的ともいえる反応を示した2人の女性議員に注目したい。まずは高市早苗沖縄北方少子化担当相。インタビューの最中に言葉が詰まり、ついに泣き出してしまった。同じ安倍内閣の閣僚としてお互い頑張ってきた仲間であるだけに、悲しみも一層大きかったのだろう。

 これに対し、野田聖子元郵政相の反応は首をかしげたくなるものだった。訃報をいつ知ったかという記者からの質問に対し、今初めて知りましたよといった、半ば薄ら笑いを浮かべながらの回答だった。少なくとも、人の死に関する話の時に笑うような素振りは不謹慎である。

 著名人もう1人の訃報は、ZARDの元ボーカル、坂井泉水さんである。彼女は昨年から癌による闘病生活を続けていたとのことだ。その闘病生活も決して公表されていたわけではなく、今回の訃報で初めて明らかになった。

 坂井さんはテレビ出演がほとんどなく、彼女の素顔は謎のヴェールに包まれていた。今回の訃報を受けて、素顔はシャイな人などと一部の報道では少しずつ明らかになってはいるものの、神秘性を秘めたまま彼女は永遠の眠りについた。

 彼女の人柄は良くわからないままだが、内気な人にそれほど人柄の悪い人は見かけない。彼女は今時の若い女性などに見られる自己中心的な性格とは対照的に思いやりのある優しい性格だったのかも知れない。

 彼女は事務所の発表では事故死とされているが、警察では自殺と事故死の両面から捜査しているという。しかしどちらにせよ、彼女はもうこの世にはいない。