今日の説教は、
ヨハネの福音書21章1~14節でした。
弟子たちは、
エルサレムで2回、
復活のイエスさまに会ってから、
ガリラヤに向かいます。
女性の弟子たちから、
イエスさまは先にガリラヤに行っておられると、
伝え聞いたからです。
以下、今日の週報の牧会コラムです。
2004年、私たち家族がいよいよ台湾に発つ前に、病床の母を見舞いました。母は多発性骨髄腫というがんの治療のため入院していました。その時は、父もそこに付き添っていました。すでに余命宣告もされ、明日の命ともわからない母を置いて、一度も行ったことのない台湾に、子どもを4人連れて旅立つことは、私にとってとても不安なことでした。
父は、そんな私たちのために、マルコ16章7節を引用して、祈ってくれました。「『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』 復活の主よ。あなたが先立ってガリラヤに行かれて、そこで待っていてくださいます。どうぞ、必要の一切を満たし、不安を取り除き、かの地でもともに歩んでくださいますように。」
私は父の祈りを聞き、涙があふれましたが、もう不安はありませんでした。イエスさまが台湾で待っていてくださる、それで十分だったのです。
あれから、何度も国をまたいで引っ越しをしました。
その度に、父の祈りを思い出し、
イエスさまはガリラヤで待っていてくださる。
そこで会ってくださると、
勇気づけられたことでした。
そして、この地上での歩みを終えて、
天国に引っ越す時には、
やはりそこでイエスさまが待っていてくださる。
そして、お父さん、お母さんとも会える。
まだ行ったことないけど、
天の故郷がなつかしいな~♪
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