おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

Asian Moms

2012-12-18 08:52:47 | Weblog

週に一回の英語でのバイブルスタディーに参加しています。

この集まりは、
英語で聖書を勉強したい
英語を母語としないお母さんたちの集まりで、
息子の通うモリソンクリスチャンアカデミーというクリスチャンスクールの
アメリカ人宣教師の奥さん宅で行われています。

英語がだめだめな私なので、
ちょっとでも英語の勉強の助けになればと思い、
できる限り毎週通っています。

ほとんどの人は、
子どもをモリソンに通わせる台湾ママですが、
たまに私のような日本人や
韓国人のお母さんたちも参加しています。

そして昨日はバイブルスタディーのクリスマスランチ!
持ち寄りお食事会です。

はい、もちろん私が期待されるのはお寿司。
手前に写っているお皿がそれです。
今回は時間がなかったので、
買い物にも行けず、
うちにある材料でなんと1時間もかからず作ってしまった。
この間の100人分のお寿司で鍛えられてるので、
あっという間にできた気がしました。
(ー。ー)フゥ
 

さて、食事のときにひとりの韓国の宣教師夫人と
話す機会がありました。

台湾に来て10年目ぐらいの方、
私が9年目だから、
中国語のレベルも同じぐらい。
話しやすかった~。
(英語でしゃべりなさい ヾ(-_-;) オイオイ...) 

会話の中で、
なぜ台湾宣教かとの話になる。

もっとつっこんで話していくうちに、
日本の過去の戦争責任の話になった。

「私たち日本人は、
歴史の中でアジアの人たちに負債を負っています。
特に神社参拝を強要したりして、
教会を迫害した罪は重い。
私たちがこうして宣教に来るのは、
そんなアジア諸教会への償いの意味があるのです。

そういう意味では、
韓国も同じ。
韓国の教会は成長しているので、
日本の宣教師が行ってできることはないでしょう。
でも、こうやって海外で韓国のクリスチャンに会ったときには、
いつもお詫びさせていただいている。
本当に、過去の日本の罪を赦してほしい。」

彼女は、目に涙を浮かべて言う。

「過去のことは過去のことです。
あなたたちには責任がない。
それに私たちはキリストにあって、
すでに和解しています。
すでに赦しています。
でも、あなたの言葉を聞くと、
私は感動を禁じえません。
嬉しいです。
ありがとう。」

日本の衆議院選挙が終わり、
自民党が圧勝し、
戦前の日本に大きく舵きりしたのでは
との懸念の声が聞かれる中、
中国、韓国、台湾の人たちは、
日本の今後の動向に非常に敏感になっています。

そんな中でわたしのできることは、
こうやって出会う人ひとりひとりと和解していくこと。

そして、
一生懸命お寿司を作ること(笑)



 

コメント
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