2008年に結成されたNew Wave Avant-garde Pop Bandを名乗る4人組。ヴォーカル/ギターの西邑卓哲は、パイディアの再結成に参加、廻天百眼の音楽監督/楽曲制作を担当する。新作には吉田達也がゲスト参加し、新メンバーは元PLASTICZOOMというから筆者と全く無縁ではない。寧ろコチラ側の存在なのかもしれない。
RIGHT:
Charles Bobo Shaw / Human Arts Ensemble Featuring Joseph Bowie "Junk Trap"
Black Saint BSR 0021 / Italy / 1978
1978年5月にチャールズ・ボボ・ショウ、ルーサー・トーマス、ジョセフ・ボウイ、ジョン・リンドバーグ(b)、ジェームズ・エメリー(g)のクインテットで行ったヨーロッパ・ツアーの時イタリア・ミラノのGRSスタジオで録音されたアルバム。陽気なジャケットにも関わらず内容は過激なハードコア・ジャズ。突撃するパワーはそれこそ「パンクジャズ」と呼びたい。セントルイス・シーンの立役者のひとりルーサー・トーマスは比較的過小評価されているが、洒脱なサックスプレイの胡散臭さ(褒め言葉)はもっと評価されるべき。帰国後ジョセフ・ボウイはデファンクトを結成し、ヒューマン・アーツ・アンサンブルは解体の路を辿ることに。ルーサー・トーマスも80年代に「Luther Thomas & DIZZAZZ」を結成し、ギャングスタ・ジャズを標榜した。
LEFT:
The Human Arts Ensemble "The Human Arts Ensemble Live Vol. I"
Circle Records RK 23578/9 / Germany / 1978
RIGHT:
The Human Arts Ensemble "The Human Arts Ensemble Live Vol. II"
Circle Records RK 23578/12 / Germany / 1978
2枚とも『Junk Trap』と同じヨーロッパツアーでの1978年5月23日オランダ・ティルバークのDe Groote Luxeに於けるライヴ録音。Vol.1はチャールズ・ボボ・ショウ、ルーサー・トーマス、ジョン・リンドバーグのトリオ、Vol.2はボボ・ショウ、ジョセフ・ボウイ、ジェームズ・エメリーのトリオによる演奏を収録。裏ジャケの写真は共通なので、最初にVol.1を見つけたとき、サックストリオなのにトロンボーンの写真が載っているヘンなレコードだと思った。Vol.1での破天荒なサックスを聴くと、もしかしてジェームス・チャンスのお手本はルーサー・トーマスだったのではないか、と想像してしまう。逆に『Luther Thomas & DIZZAZZ』(81)でファンクビートでラップを歌うルーサーにはジェームス・チャンスの影響を感じる。Vol.2はエメリーの変態ギターが大活躍し、触発されてトロンボーンも狂いまくるA面が秀逸。ベースレスで腰の砕けた脱力ビートが意外に気持ちいい。
Facebookより
Bo Ningen 1月12日 20:47
遂に、明日です。我々と、始めましょう。ボウイもレミーもいない、この世界を、生まれ、祓い、許し、愛し、滅ぶ、希望そのものである音楽を!
渋谷WWWにて、開場18:30 // 開演19:30 お待ちしています。Bo x
Finally, eventually, tomorrow is our Headline show in Tokyo. This dubious word, in 2016 without Lemmy and Bowie, we should make vibration and frequency together for the hope called music!
Shibuya WWW Open 18:30 / start 19:30 No Djs / support C O M E x
そもそも筆者がアイドルにハマったキッカケのひとつはTaigen Kawabeが2012年末のツイッターで年間ベストNo.1にきゃりーぱみゅぱみゅを選んだのに激しく共感し、他に挙げていたでんぱ組やいずこねこに興味を惹かれたことである。実際2013年の初ライヴはいずこねこだった。いずこを手がけたサクライケンタが、目下激推しのブクガ・Maison book girlのプロデューサーである偶然を照らし合わせれば、BO NINGENとの出逢いが、筆者をアイドルライフへ導く奇跡的エンカウンター(遭遇)だったことは間違いない。あがとりい!と心の底から感謝したい。
Recorded on October 6, 1972 in St. Louis, Missouri.
2.Human Arts Ensemble "Under The Sun"
Label:Universal Justice Records – TS 73-776, Universal Justice Records – TS 73-777(1974)
Reissue:Arista, Freedom AL 1022 US(1975)
Alto Saxophone – James Marshall , Marty Ehrlich, Oliver Lake
Bass – Butch Smith
Bass Clarinet, Soprano Saxophone, Piccolo Flute, Harmonica – J.D. Parran
Cello – Vincent Terrell
Drums – Charles Bobo Shaw, Jr.
Electric Piano – Kwame Graham
Flute [Tin Flute] – Marty Ehrlich
Flute [Wooden Flutes, Punji] – James Marshall
Percussion, Voice – Abdallah Yakub
Performer [Small Instruments] – Abdallah Yakub, Carol Marshall, J.D. Parran, James Marshall , Marty Ehrlich
Tambura – Alan Suits
Tenor Saxophone, Flute – Oliver Lake
Trombone – Victor Reef
Trumpet – Lester Bowie
Vocals – Carol Marshall
Recorded in July 1973 in St. Louis, Missouri under the sun. Produced by the Committee for Universal Justice."
TO BE CONTINUED....
人類の
芸術文化の
合奏団
Oliver Lake & William Parker - at The Stone, NYC - Oct 21 2014
2&@2月2日新宿LOFTでワンマン‼@DOUBLE_AND
✟♡Saki+YOU=2&[ダブルアンド]♡✟ Japanese LIVE IDOL ARTIST 【◼2月2日(火)2&Day‼ 新宿LOFTでワンマン‼】出演、お仕事の依頼はhasegawa@dm-produce.comにmail♪2&family【次回LIVE】1/13@大阪
double-and.info
でんぱ組.inc 春の全国ホールツアー
JOYSOUND presents
GOGO DEMPA TOUR 2016
~まだまだ夢で終わらんよっ!~
新年申年の訪れと共にスターとするでんぱ組全国ツアー全30公演の初日は東京西部・末広がりの八王子。八日に八八を観た翌日に『八』王子ででんぱライヴ感染(観戦)とは、2014年Zepp Diver City、2015昨年渋谷109に続いて三年連続の「でんぱの神神初詣」は幸先良いスタート。ツアー前日1月8日にリリースされた3ヵ月連続配信限定シングル第1弾のタイトルは『破!to the Future』。言うまでもなく破(ハ)は八(ハチ)に通じるから、"バ!to the Future!"には末広がりの未来への祈りが籠められているのである。
殆どノーMCでアップテンポナンバーが連続する怒濤のセトリなのに、太陽のように輝く笑顔を絶やさない六人のパワーに圧倒されつつ、新衣装のディテールに目を凝らす。瑛美さんは頭に葉っぱをつけている。「葉」はやはり「八」に通じているし、「えいたそ」の「えい」は「エイト(8)」の「えい」。「葉っぱ」が「発破」の読み替えだとすれば、八王子で『破!to the Future』を歌い踊る瑛美さんこそ、この地の神社の境内に棲む女石の化身のメギツネに違いない。黄色い耳と黄色いシッポ、黄色い玉子の黄身と緑のネギッコをあしらった萌えキュン衣装で歌い踊りばびゅる瑛美さんに、今年も喰らいついて行くしかない!と固く心に誓った八王子の夜で或った。
戻りたい
未来なんて
あるわけなくない
かもしれなくもない
でんぱ組.inc「破!to the Future」 Audio Short Ver.
でんぱ組.inc
配信シングル「破!to the Future」
2016.1.8 on sale
iTunes Store、レコチョク、mora、OTOTOY、Apple Music、LINE MUSIC、dヒッツ、うたパス、KKBOX他配信中!
「破!to the Future」
作詞:前山田健一
作曲:Tom-H@ck
編曲:Tom-H@ck
■ショート・バイオ
NYブルックリン出身の3ピース・ロックバンド。メンバーはジェイコブ・フェ―ダー(Dr)、ジュリア・カミング(Vo,B)、ニック・キヴレン(Vo,G)。2015年、自主盤『Show Me Your Seven Secrets EP』、シングル「I Hear Voices / The Stalker」を<Fat Possum>から発表。フロント・ウーマンのジュリア・カミングがSAINT LAURENTのモデルとして起用されランウェイ・デビューを果たす。音楽界を始め、ファッション界からもラヴ・コールを受ける新人バンド。15年11月には早くもザ・ヴァクシーンズ、パーマ・ヴァイオレッツと共にUKツアーを敢行し、大ブレイクが確実視されている。
The 1975などが所属する気鋭のレーベル<Dirty Hit>が送り出す、90年代オルタナティブ・ロックやグランジの影響を受けた北ロンドン出身の4人組バンド、 ウルフ・アリス。BBCが選ぶ有力新人リスト「Sound of 2015」に選出され大きな注目を浴びる中、デビュー・アルバムを昨年6月にリリースしUKチャート初登場2位を記録、海外大型フェスを含む世界ツアーを周り、更にはサマーソニック2015で初来日するなど世界的にブレイクを果たしたウルフ・アリスが1月に日本ツアーを行う。
そんな波に乗るウルフ・アリスは、新作ビデオやリミックス音源の公開など精力的に活動中。B級ホラー映画にインスパイアされたウルフ・アリスの最新ミュージック・ビデオ「You're A Germ」を公開した。
既発アルバムをまとめて箱に入れた廉価版シリーズのひとつ。オリジナル盤にこだわるレコード収集家にとっては無価値なリリースなので中古盤で安く買えた(617円)。1969年7月29日パリでのライヴ録音で、元々はフランスのShandarレーベルから『NUITS DE LA FONDATION MAEGHT』としてリリースされたアルバム。セシル・テイラー(p)、ジミー・ライオンズ(as)、サム・リヴァース(ts,ss)、アンドリュー・シリル(ds)によるカルテットの演奏は、激しくも豊穣な実りを感じさせ、セシルの中でも最も好きな作品である。
●エリック・ドルフィー『グレート・コンサート・オブ・エリック・ドルフィー』3枚組
セシルと同じ廉価版シリーズのひとつ。購入価格520円。ドルフィー(as,fl,bcl)、ブッカー・リトル(tp)、マル・ウォルドロン(p)、リチャード・デイヴィス(b)、エド・ブラックウェル(ds)の黄金のクインテットの1961年7月16日NY Five Spot Cafeでのライヴ録音。名ライヴ盤『アット・ザ・ファイヴ・スポットvol.1&2』と死後リリースされた『エリック・ドルフィー・メモリアル・アルバム』をまとめたもの。スタイルはバップであるが、狂気を帯びたインプロヴィゼーションが堪能できる。