A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

中原昌也、ヨシダダイキチ、U-ZHAAN@Super Deluxe 2008.7.24(thu)

2008年07月26日 00時04分55秒 | 素晴らしき変態音楽
この日の六本木Super DeluxeはL'Arc~en~Ciel、UAやオリジナル・ラブなどのビデオの制作で知られるアートディレクター生西康典氏の企画"Blows & Bombs" vol.4。ご存知Hair Stylisticsの中原氏がエレクトロニクス、ヨシダダイキチ氏はシタール、ASA-CHANG&巡礼のメンバーでもあるU-ZHAAN氏はタブラというノイズとインド音楽の異種混合戦だった。100人は入っただろうか、Super Deluxeは今までに無い盛況ぶりだった。ASA-CHANG&巡礼の人気だろうか?
中原氏が池袋の書店ジュンク堂でトークショーというダブルブッキングだったため、第1部はヨシダ+U-ZHAAN+生西(映像)という組み合わせで45分間。U-ZHAAN氏のタブラは流石、インド音楽の基本の上に現代的な感覚を活かした素晴らしいプレイを聴かせる。ヨシダ氏のシタールはヴォリュームペダルを使ったりヴィブラートさせたりインド音楽とは離れた演奏だが、個人的には今ひとつだった。私にとってシタールにはインドの香りがこびり付いている。まず椅子に座って弾くのが気に入らない。シタールは床に蹲踞の姿勢で座って弾かなければならないのだ。
私のバンドFLOWER TRIPでもシタールやタブラを使っていたので馴染み易いセッションだった。
21:00頃中原氏到着。「お待たせしてスミマセンでした」とのMCで3人のセッションが始まる。中原氏は鍵盤の付いたシンセとオシレーター、リズムマシーン、エフェクターなどを使っていた模様。タブラのリズムが妙にハマる。元々中原氏のノイズはオーガニックだから、こうしたエスニックな楽器との親和性は高いのだ。シタールは余り弾かず控えめな演奏。もっとかき鳴らせば良いのに、と不満が募った。いつまでもトロけた状態が続きそうな演奏は大きな流れを産み出し満員の観客を包みこむ。1時間の演奏はダレる部分もなくちょうどいい長さだった。「お疲れさまでした」という中原氏のいつものMCで終了。観客も満足したようでアンコールの拍手はない。
私は会社の暑気払いの酔いが残ったまま、気持ちよく帰途についた。バスがすぐ来て座れたし電車も座れてラッキーな一日は過ぎて行った。
ASA-CHANG&巡礼 HP

雑音と
エスノ音楽
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そろそろ月刊ヘア・スタイリスティックスのCDが届く頃だ。



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