月刊ヘア・スタイリスティックスの第4弾が届いた。今回のジャケットは中原昌也氏による祭壇を思わせる鮮やかな薔薇の写真である。そこに常磐響氏のアメリカン・コミック風女性のエロチックなグラフィックが写っているところがヘアスタらしい。
boidのインフォによれば、「作り込まないこと」をテーマにしたアルバムとのことで、ほぼ一発録音の様だが、音の完成度、感触は前3作とそんなに変らない。変っているとすれば作り込んでいない分、中原氏の内面がそのまま表現された無垢な作品集だということだ。どの曲も少ない音数で天真爛漫に奏でられている。特にタイトル・ナンバーのTrack 3の頭の中を飛び回る電子音が可愛くて素敵だ。Track 4の似非ディスコ/エレポップ風味の諧謔味も面白い。
月刊ヘア・スタイリスティックスは12作全部出揃ったところで評価するべきものかもしれないが、こうして毎月進行状況をレポートして行くのも楽しい。
赤い薔薇
裏を返せば
向日葵だ
寝苦しい真夏の夜に相応しい爽やかなノイズ群である。
boidのインフォによれば、「作り込まないこと」をテーマにしたアルバムとのことで、ほぼ一発録音の様だが、音の完成度、感触は前3作とそんなに変らない。変っているとすれば作り込んでいない分、中原氏の内面がそのまま表現された無垢な作品集だということだ。どの曲も少ない音数で天真爛漫に奏でられている。特にタイトル・ナンバーのTrack 3の頭の中を飛び回る電子音が可愛くて素敵だ。Track 4の似非ディスコ/エレポップ風味の諧謔味も面白い。
月刊ヘア・スタイリスティックスは12作全部出揃ったところで評価するべきものかもしれないが、こうして毎月進行状況をレポートして行くのも楽しい。
赤い薔薇
裏を返せば
向日葵だ
寝苦しい真夏の夜に相応しい爽やかなノイズ群である。