A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

渚にて@渋谷O-Nest 2008.6.30 (mon)

2008年07月01日 23時32分34秒 | 素晴らしき変態音楽
渚にての新作「よすが」のレコ発ライヴ。といっても柴山シンジ氏のソロ・ライヴである。実は3月に竹田雅子さんとの間に双子の女の子が生まれたのだ。おめでと~。現在3ヶ月、渚にてのパートナーでもある雅子さんは子育てに忙しくライヴなどやっている場合ではないので、今回は柴山氏のソロになった訳だ。
対バンはヴァイオリン入りの4人組ザ・フライング・ポストマンと、兄弟デュオ(g&b)のキセルという和み系バンドだった。キセルは今度イースタン・ユースと競演するという。何だかミスマッチな不思議な組み合わせ。
両バンドのほのぼのとした演奏の後、渚にてのセッティング。ステージ中央にバスドラが置かれる。柴山氏はいつものアロハ姿にストラトキャスター。東京では初のソロということで気合が入っていたのだろう、ギターの音も鋭くラウドだ。「花とおなじ」でスタート。バスドラを踏みながら歌うのかと思ったら、ところどころ盛り上がったところでパーカッション的に使うだけだった。ギターの音はシャープだけどヴォーカルは持ち前のまろやかさ。ギター・ソロになるといきなりファズを踏んでノイジーなプレイを聴かす。柴山氏のアヴァンギャルド精神を見た気がした。
当然、柴山氏がリードを歌う曲しか演奏できないが、朴訥とした語りを含めて80分のライヴに充分満足した。"パンク版"渚にて、という印象だった。これはこれで素晴らしい。

双子ちゃん
家で待ってて
パパ東京

丁度この日O-Westでは山本精一氏がPARAというバンドで出演しており、昼間ばったり出会って出産祝いを貰ったそうだ。



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いい加減にしろ!カメラマン

2008年07月01日 01時07分27秒 | どーでもいいけど
渚にてのライヴを観てきた。素晴らしいライヴだったのでレビューは後日書くが、ひとつ非常に憤慨することがあった。
何処の雑誌の取材か知らないが、ライヴ写真撮影のカメラマンが一人入っていた。ベスト・ポジションから撮影するために演奏中観客をかき分けて移動するのはまだ良しとしよう。一人汗かき撮影しているのは見ていて気の毒なほどだった。しかし許せないことがある。この日は前座も含めてアコースティック系のバンドが出演し、繊細な起伏に満ちた演奏を展開した。その演奏中に件のカメラマン氏、のべつまくなしに"カシャッカシャッ"とシャッターを押し捲りなのである。その音が非常に耳障りで演奏に集中出来なかった。せめて静かなパートでは撮影を自粛するくらいのマナーは守って欲しいものである。撮影を許可したライヴハウス側も、アコースティック系のライヴだということは判っているのだから事前に注意しておくことくらいして欲しい。それとも頭3曲のみ撮影可能と区切るとか。
この日のO-Nestクラスの中途半端な大きさのライヴハウスだと客席とステージがくっついている。カメラマンは客席の中から撮影せざるを得ない。観客はお金を払って演奏を聴きに来ているのである。観客が楽しめるよう極力配慮するのが主催者の務めではないのか。それともあの大きなシャッター音が気にならないほど観客の耳が悪いとタカを括っているのだろうか。
演奏が素晴らしかっただけに欲求不満の溜まるライヴだった。

カメラマン
人の演奏
聴きなさい

それにしてもデジカメ一眼レフはシャッター音を消すことは出来ないのだろうか。コンパクトカメラなら出来るのに。

コメント (2)
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