クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-10 No.17-2

2007年10月20日 11時35分06秒 | Weblog
<Metronome>
METCD 1082 \2300
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
レクイエム ハ短調ZWV.45/ミゼレーレ ハ短調ZWV.57/
エレミアの哀歌ZWV.53より
グレース・ダヴィッドソン(ソプラノ)、
ジェームズ・ボーマン(カウンターテナー)、
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)、
サイモン・ホワイトリー(バス)、
フィオーリ・ムジカーリ管弦楽団&合唱団、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツのメンバー
ボヘミアで生を受けドレスデンで活躍したバロック時代の作曲家ゼレンカは、
ドレスデン宮廷での目覚しい活躍によって同世代の大バッハからも称賛された
ほどの才能の持ち主。
また戦争によって大半が焼失してしまったものの、数多くの優れた宗教作品に
よって「ボヘミアのバッハ」と呼ばれ現在再評価が進んでいる作曲家である。
知られざるバロック音楽に精通するイギリスの女流音楽家ペネロペ・ラプソン
によって1983年に結成されたフィオーリ・ムジカーリの洗練された演奏がゼレ
ンカの作品を感動的に響かせる。

METCD 1077 \2300
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):ピアノ作品集(1994-2001) ――
ソナタ第5番/2つの夜想曲/夜想曲第3番/同第4番/2つの残酷な夜想曲/
横の塵
ニコラス・ホッジス(ピアノ)
パレルモ生まれの現代イタリアの大作曲家シャリーノが1994年から2001年にか
けて作曲を行った全てのピアノ作品を網羅したアルバム。
シャリーノの作品はアムランも弾いており、ポリーニもモーツァルトの協奏曲
録音にシャリーノによるカデンツァを用いるなど、世界の名ピアニストたちか
らも注目を集める存在なのである。ニコラス・ホッジスは、これまでにフィニ
ッシーやガーシュウィンのアレンジ集、バートウィッスルなど高度な技巧を要
するレパートリーの録音を行っている。




<Quartz>(QuartzはCD-R盤となります)
QTZ 2035 \2080
クリスマス・スピリッツ ――
E・ピーク編:クリスマス序曲
S・プロコフィエフ:トロイカ
H・ブレイク:雪男
L・アンダーソン:そりすべり
P・I・チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》より
ハーヴェイ編:厳しい真冬に
L・アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル
ハーヴェイ編:きよしこの夜
N・リムスキー=コルサコフ:ポロネーズ
ハーヴェイ編:ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ
アイルランド民謡:聖なる子供
ハーヴェイ編:まぶねの中で
E・ピーク編:クリスマス・メドレー
ステファン・リース・ヒューズ(トレブル)、
オーウェン・アーウェル・ヒューズ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・ユース管弦楽団
ウェールズ・ナショナル・ユース管弦楽団の結成60周年を記念して製作された
クリスマス・アルバム。ウェールズ生まれの指揮者アーウェル・ヒューズに率
いられたユース・オーケストラが高いレベルでクリスマス・ソングを楽しく聴
かせてくれる。




<Raumklang>
RK 2602 \2250
天使の光と苦難の影-平和なクリスマスのドイツ歌曲集(全19曲)
クリスティーネ・マリア・レンベック(ソプラノ&ピアノ)、
エミリア・グリオツィ(チェロ&チェレスタ)
ジル・フェルドマンの下で声楽を学んだソプラノ奏者レンベック。弾き語りや
チェロ、チェレスタの伴奏で歌われる歌曲は、クリスマスの時期に演奏される
作品としてドイツで親しまれている





<Eufoda>
EUFODA 1366 \2250
ルミナ-1500年代のクリスマス ――
In Annunciatione Domini/In Nativitate Domini/In Circumcisione Domini
カピラ・フラメンカ
キリストの生誕を祝うために1500年頃に声楽と古楽器によって演奏されていた
作品集。ベルギーの中世&古楽音楽のスペシャリストとして活躍中のヴォーカ
ルとピリオド楽器によるアンサンブル、カピラ・フラメンカのアルバムとして
も聴き応え十分。





<Pavane>
ADW 7405 \2250
ピエール&ジャン=フランソワ・ダンドリュー:
ソプラノとオルガンによるクリスマスのための12の変奏曲
グレタ・デ・レイヘレ(ソプラノ)、パスカル・ルエ(オルガン)
フランス・バロックの大オルガニストであったジャン=フランソワ・ダンド
リューのオルガン作品と、叔父であるピエール・ダンドリューのクリスマスの
歌を組み合わせたユニークな企画。1997年10月28日&31日の録音。

ADW 7414 \2250
中世、ルネサンス時代のクリスマス音楽 ――
ガブリエルの声/船の歌/イン・ザ・タウン/最も清らかな御方/サンド・
デイ・キャロル/美しいキャロル/クリスマス・ジグ/他 全15曲
古楽アンサンブル《Bob, Frank en Zussen》
15世紀から16世紀に作曲されたとされる作品や、各地に伝わるクリスマスのた
めの伝承曲の持つどこか素朴な雰囲気を古楽器と声楽の演奏が伝えてくれる。
1998年の録音。





<Centaur>
CRC 2853 \2080
C・ライネッケ:前奏曲とアレグロ・アパッショナートOp.256
M・レーガー:クラリネット・ソナタ変イ長調Op.49-1
N・ブルグミュラー:二重奏曲Op.15
H・ゲンツマー:クラリネット・ソナタ
A・ウール:クライネ・コンチェルト
ドナルド・L・オーラー(クラリネット)、
ベンジャミン・ラヴィッツ=カステル(ピアノ)、
ジョナサン・バッグ(ヴィオラ)
ドナルド・L・オーラーは、カロライナ木管五重奏団、ノース・カロライナ・
オペラ・カンパニーの主席奏者として活躍するアメリカ人クラリネット奏者。
ウールの作品はヴィオラを加えた三重奏編成の選曲の役に立ちそう。

CRC 2881 \2080
フルートのための作品集 ――
M・マルケージ:春の音
J・マクガイア:悲歌と前奏曲、前奏曲、舞曲
R・スタインバーク:フルート・ソナタOp.26
C・D・ライター:The Life in a Dai
C・カリエンド:シンセリティ
ミッチェル・スタンリー(フルート)、
ブリット・スヴェンソン(ヴァイオリン)、
ジェフ・ラクァトラ(ギター)、
モリタ・ヨリコ(チェロ)、
サマー・ローズ(ヴィオラ)、
ロバート・スピルマン(ピアノ)、
マルシア・マルケージ(ピアノ)
コロラド・バレエ・オーケストラの2番奏者&ピッコロ奏者を務める女流フルー
ト奏者ミッチェル・スタンリーを中心とした室内楽作品集。1977年から2005年
の間に作曲された作品を収録している。

CRC 2886 \2080
E・グリーグ:ピアノ作品集第7巻 ――
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.45/同ト長調Op.13/同ヘ長調Op.8
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)、
マルシア・ヘンリー・リーベナウ(ヴァイオリン)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライ
バーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得した実績を持つポンパ=バ
ルディのグリーグ最新巻はなんとヴァイオリン・ソナタ。





<New World>
80669-2 \2080
ジョン・ルーサー・アダムス(1953-):ルー・ハリソンのために
スティーヴン・ドルーリー(指揮)、カリサムピアン・コンソート
アメリカの作曲家ジョン・ルーサー・アダムズ(ジョン・クーリッジ・アダム
ズとは別人)の三部作の最後となるこの作品は、タイトルの通り2003年に他界
したルー・ハリソンに捧げられたもの。ピアノを中心とした幻想的な音楽が
63分間展開される。

80673-2 \2080
エリック・リチャーズ(1935-):
ファイナルベル/タイムズ・レーシング/私の大叔母ジュリア/コンチ・ミュ
ージック/harte's bels/The Bells Themselves/チキン・ベル
デイヴィッド・ケック(バス・バリトン)、ポール・シアヴォ(オーボエ)、
グレッグ・パーンハーゲン(バリトン)、他
エリック・リチャーズは1935年にニューヨークで生まれた現代アメリカの作曲
家。16のカウベルのための「ファイナルベル」など完成度の高い独特な作品が
並ぶ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.16-1

2007年10月18日 16時05分18秒 | Weblog
<Chandos>
CHSA 5057(SACD-Hybrid) \2850
E・エルガー:
交響曲第3番Op.88(ペイン補筆完成版)
行進曲《威風堂々》第6番(ペイン補筆完成版)
過ぎ去りしあまた誠の王女たち(ペイン編曲/管弦楽版)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
エイドリアン・パーティントン・シンガーズ
シャンドスの代名詞であり、現代最強のイギリス音楽のスペシャリストとして
その名を馳せるリチャード・ヒコックスがエルガーの生誕150年記念として進
めてきた交響曲の録音。交響曲第2番(CHSA 5038)、交響曲第1番(CHSA 5049)で
成功を収めてきたヒコックスが遂に未完の交響曲第3番に着手!しかもカップ
リングも未完の威風堂々第6番!
未完の交響曲第3番に対して「誰も手を付けてはならない」という言葉を残し
てこの世を去ったエルガーだったが、その死から数十年。BBCの委嘱を受けた
イギリスの作曲家アンソニー・ペインの補筆によって1997年にエルガーの「交
響曲第3番」が完成。翌年の1998年にロイヤル・フェスティヴァル・ホールで
行われた待望の初演では、ペインに対してもスタンディング・オベーションが
贈られたという。
「交響曲第3番」と同じくエルガーの死によって未完となり、1996年までその
スケッチすら陽の目を見ることが無かった「威風堂々第6番」。2005年にアン
ソニー・ペインによって補筆が着手され、2006年のプロムスでその全容が明ら
かとなった「威風堂々第6番」はこのヒコックスによる演奏が世界初録音とな
る。また軍楽隊と合唱のために書かれた「過ぎ去りしあまた誠の王女たち」の
ペインによる管弦楽編曲版がカップリングされるなど、エルガーのアニヴァー
サリー・イヤーを締め括るに相応しい充実の内容はイギリス音楽ファン必聴!

CHAN 10442 \2180
S・ラフマニノフ:歌劇《フランチェスカ・ダ・リミニ》
スヴェトラ・ワシレワ(ソプラノ)、ミシャ・ディディク(テノール)、
セルゲイ・ムルザエフ(バリトン)、ゲンナジー・ベズベンコフ(バリトン)、
エフゲニー・アキモフ(テノール)、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、BBCシンガーズ
ラフマニノフの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、ダンテの「神曲」の「地
獄篇」を題材としたモデスト・チャイコフスキーの台本によるオペラであり、
「アレコ」、「けちな騎士」と並ぶ完成された3つのオペラの1つとして知られ
ている。
ノセダはキーロフでのゲルギエフとの時間の中でロシア音楽に対する造詣を培
っており、その見事な解釈と演奏はシャンドスへのデビュー盤となったプロコ
フィエフ(CHAN 10058)やショスタコーヴィチ(CHAN 10358)で既に証明済。
ソリスト陣にも一級のアーティストを揃えており、ノセダのタクトとBBCフィ
ルの熱演がラフマニノフの「フランチェスカ・ダ・リミニ」を再評価へと導く
ことは必至である。

CHAN 10441 \2180
カップ一族の管弦楽作品集 ――
アルトゥール・カップ(1878-1952):ドン・カルロ
エウゲン・カップ(1908-1996):民族叙事詩《カレヴィポエク》からの組曲
ヴィレム・カップ(1913-1964):交響曲第2番ハ短調
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、BBCフィルハーモニック
エストニアの作曲家一族カップ家の作品を、エストニアが生んだ巨匠ネーメ・
ヤルヴィが演奏するというこの上ない組み合わせによる録音がシャンドスで実
現!タリン音楽院で作曲科の教授を務め、1950年にスターリン賞を授与されタ
リン楽派を築き上げた「アルトゥール・カップ」。アルトゥールの息子であり
弟子でもあった「エウゲン・カップ」は、エストニア作曲家同盟議長、共和国
最高会議の常任議員などの要職を歴任した重鎮である。
またエストニア共和国人民芸術家の称号を与えられた「ヴィレム・カップ」は
アルトゥールの甥であり、エウゲンと同じく叔父から作曲を学んでいる。
完成までに5年の歳月を費やしたというカップ一族の管弦楽作品集からは、19
世紀のロマンティシズムとエストニアの豊かな民族性を感じ取ることが出来る
だろう。

CHAN 10443 \2180
C・ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.2 ――
ロマンティックなワルツ/バラード/舞曲/映像/ピアノのために/版画/
仮面/スケッチ帳より/喜びの島
ジャン=エフラム・バウゼ(ピアノ)
2005年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」への出演などで日本での知
名度をさらに高めたフランスの実力派ピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼ。
新たにパートナーシップを結んだシャンドスからのリリース第2弾は、「映像」
や「版画」を含むドビュッシーのピアノ作品第2集。
前作の第1集(CHAN 10421)がサンデー・タイムズ誌やClassc FM、グラモフォン
誌などで絶賛を浴び、日本でも注目を集めただけに第2巻への期待も大きい。

CHAN 0745 3枚組 \4360
G・F・ヘンデル:オラトリオ《セメレ》HWV.58
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)、
ヒラリー・サマーズ(メゾソプラノ)、
リチャード・クロフト(テノール)、
スティーヴン・ウォーレス(カウンターテナー)、
ブリンドリー・シェラット(バス)、ゲイル・ピアソン(ソプラノ)、
クリスティアン・カーニン(指揮)、アーリー・オペラ・カンパニー
ヘンデルのオペラ「パルテノーペ」の録音で鮮烈な登場を果たしたクリスティ
アン・カーニン&アーリー・オペラ・カンパニーの第2弾。
ギリシャ神話の登場人物を題材とした「セメレ」は「メサイア」、「サムソ
ン」に続くヘンデルのオラトリオ。オペラ的な要素を色濃く持っていたため
論争を巻き起こした作品でもある。
クリスティアン・カーニン率いるアーリー・オペラ・カンパニーは若手演奏家
で結成されたプロフェッショナル・アンサンブル。ニューヨークでのデビュー、
パルテノーペ(CHAN 0719)のリリースによってイギリス・バロック音楽のスペ
シャリスト集団として評価を上げている。

●Chandos Opera In English
CHAN 3147 \1780
G・F・ヘンデル:歌劇《アシスとガラテア》より
ジョアン・サザーランド(ソプラノ)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
デイヴィッド・ガリヴァー(テノール)、オーウェン・プラニガン(バス)、
サーストン・ダート(チェンバロ)、
エイドリアン・ボールト(指揮)、
フィロムジカ・オヴ・ロンドン、セント・アンソニー・シンガーズ
英語版オペラの「Chandos Opera In English」から新シリーズ「Archive
Selection」がスタート。この「Archive Selection」は、過去の名演に24bit
/96kHzのデジタル・リマスターを施して復刻を行うシリーズである。
第1弾は1960年にデッカからLPでリリースされた、ボールト、サザーランド、
ピアーズによるヘンデル。




<Cala>
CACD 0547 \2180
バレエの心 ――
A・アダン:バレエ音楽《ジゼル》より(録音:1950年5月16日)
C・M・V・ウェーバー:バレエ音楽《薔薇の精》より(録音:1950年5月9日)
F・ショパン:バレエ音楽《レ・シルフィード》より(録音:1950年5月11日)
L・ドリーブ:バレエ音楽《シルヴィア》より 遅いワルツ
(録音:1950年5月16日)
P・I・チャイコフスキー:
バレエ音楽《白鳥の湖》より(録音:1950年5月11日、16日)
バレエ組曲《くるみ割り人形》(録音:1950年5月9日&6月29日)
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(録音:1949年10月4日)
H・ベルリオーズ:妖精の踊り(録音:1951年2月15日)
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
1940年代から1950年にかけてRCAビクターによって収録が行われ、LPとして発
売されたストコフスキによるバレエ音楽のハイライト集がカーラ(Cala)から
復刻!
実は今年2007年がストコフスキの生誕125年&没後30年。この節目を祝う記念
リリースとして復刻されるバレエ音楽集には、LPには収録されていなかった
「牧神の午後への前奏曲」と「妖精の踊り」、そして「くるみ割り人形」(花
のワルツのみLPに収録)が加えられている。
今回の復刻のために施されたリマスターが効果を発揮しており、音質は非常に
良好。ストコフスキの魔法のようなタクト捌きによって思わず踊りだしてしま
いそうだ。




<Signum Classics>
SIGCD 108 \2180
キャロル・アルバム ――
天にはさかえ/ガウデーテ/ガブリエルのみ告げ/ああベツレヘムよ/
コヴェントリー・キャロル/いと高きところには神に栄光あれ/きよしこの夜
/Whence is that goodly fragrance flowing/荒野のはてに/アヴェ・
マリア/もろびとこぞりて/Little Jesus, sweetly sleep/ われらのために
御子生まれたまえり/クリスマスに愛は来る/神の御子は/さやかに星はきら
めき/木枯らしの風ほえたけり/ディンドン!高らかに/あめなる神には/
Hail! smiling morn/サセックス・キャロル/Of the Father's heart
begotten/まぶねの中で/三艘の船/目覚めよ!
ダリウス・バティワラ(オルガン)、
ジョセフ・カレン(指揮)、ハダースフィールド合唱協会
1836年の創設以来、数多くの優秀な指導者や合唱指揮者と歴史を歩み国際的な
評価を高めてきた古豪ハダースフィールド合唱協会。オーケストラとの共演に
も頻繁に招かれており、特にヘンデルのメサイアは1864年以降ほぼ毎年演奏を
行っている。
最新盤となるキャロル・アルバムでは、誰もが耳にしたことのある珠玉のキャ
ロルが心に温もりを与えてくれる。大編成合唱による荘厳なハーモニーによる
キャロル集はクリスマス・シーズンに最適!

SIGCD 106 \2180
ハーバート・ヒューズ(1882-1937):アイルランドの歌曲集 ――
Reynardine/The Fanaid Grove/The Leprehaun/When through life unblest
we rove/Oh, breathe not his name/I'm a decent good Irish body
/他 全25曲
アイリッシュ・ティナン(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)
Hughes:A Purse of Gold/Tynan(s)、Burnside(p)
北アイルランドの首都ベルファストに生まれたハーバート・ヒューズ。ヒュー
ズが収集したアイルランド民謡を題材として生み出した歌曲を集めたアルバム
からは、物悲しくもどこか懐かしさを感じる旋律が流れ出す。
アイリッシュ・ティナンはBBCニュージェネレーション・アーティストに選ば
れた経歴を持ち、2006/7シーズンにシアトル歌劇場に出演しアメリカ・デビュ
ーを果たしたソプラノ奏者。歌声と作品の一体感が美しい。




<Deux-Elles>
DXL 1025 \2180
20世紀の木管五重奏曲集 ――
J・イベール:3つの小品
L・ベリオ:作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズー)
G・リゲティ:6つのバガテル
F・ファルカシュ:17世紀の古いハンガリー舞曲
E・カーラパトーソ:5つの悲歌
P・ヒンデミット:小室内音楽
N・ハーラム:舞踏組曲
ガリアード・アンサンブル
イベールやファルカシュなど日本でも頻繁に演奏される定番作品から、内容、
タイトルともにユニークなベリオの「作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズ
ー)」など豊富なプログラムで楽しめるアルバム。演奏の水準も非常に高く、
アンサンブル・コンテストの参考演奏としてもピッタリ。
ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって
結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラムや
メイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活躍が
注目されている。2000年10月の録音。

DXL 1039 \2180
アンドルー・パウエル(1949-):
トランペット、電子楽器とテープのための《プラスモゲニーII》
ロジャー・スモーリー(1943-):トランペットとテープのための《エコーII》
ティム・ソースター(1943-1994):
フリューゲルホルン、電子楽器とテープのための《聖ナルシサスのトランジス
ター・ラジオ》
K・シュトックハウゼン(1928-):5本のトランペットのための《木曜の別れ》
ジョン・ウォーレス(トランペット)、
アンドルー・パウエル(ライヴ・エレクトロニクス)
フィルハーモニア管の首席奏者として幾多の名演を生み出し、スコットランド
王立音楽院の学長、ウォーレス・コレクションの主宰を務めているイギリス・
トランペット界の重鎮ジョン・ウォーレス。
このアルバムに収録されたトランペットと電子音楽の共演という難題も、ウォ
ーレスが演奏すれば初級者用エチュードと同じような難易度に聴こえてしまう
のだから不思議。

DXL 1017 \2180
J・S・バッハ:
トッカータ ニ長調BWV.912/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903/イタリ
ア風アリアと変奏イ短調BWV.989/イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971/アリア
ト長調BWV.988/前奏曲ハ短調BWV.999/前奏曲とフゲッタ ト長調BWV.902/
幻想曲とフーガ ハ短調BWV.906
テレンス・チャールストン(チェンバロ)
ソリスト、室内楽奏者、そしてロンドン・バロックのメンバーとして精力的な
活動を続けるイギリスの鍵盤楽器奏者テレンス・チャールストンのバッハ・ア
ルバム。
特にチェンバロと通奏低音に関してはロンドンの王立音楽院で教授として後進
の指導を任されるなど、国内外から高い評価を受けている。アントワープの
リュッカース(1638)のチェンバロをアンドルー・ガーリックが復元したレプリ
カを使用しての演奏。2002年7月&10月の録音。

DXL 1128 \2180
ライアン・サムエル(1944-):光と水 ――
月のうさぎ/タイム・アウト・オブ・タイム/アンの庭/トリニティ/ピアノ
四重奏曲《光と水》/ガスライト・スクエアII
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、サイモン・レッパー(ピアノ)、
ジェマ・ローズフィールド(チェロ)、チェニン・リー(ピアノ)、
ジョアナ・セアラ(ソプラノ)、アダム・ウォーカー(フルート)、
ジョン・ライド(ピアノ)、
フィデリオ・ピアノ四重奏団、アンチテーゼ・ピアノ・デュオ
近現代作品の録音にも積極的に取り組んでいるドゥーゼル(Deux-Elles)の新譜
は現代ウェールズの女流作曲家ライアン・サムエルの作品集。
サムエルの作曲した「悲しみの交響曲」は、スラットキン&セントルイス響に
よって演奏が行われるなどその作品への評価はイギリスだけでなくアメリカで
も高い。ちなみにサムエルは現在ロンドンのシティ大学で作曲家の教授を務め
ている。2007年4月の録音。




<Dal Segno>
DSPRCD 019 \2180
偉大なるピアニストVol.3-フェルッチョ・ブゾーニ ――
F・リスト:狩り、鬼火、ポロネーズ第2番ホ長調
J・S・バッハ:シャコンヌ
F・ショパン:24の前奏曲Op.28より 第1番-第13番、第15番-第24番
フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノ)
作曲者自身や名ピアニストたちのピアノ・ロールを再生し、現代のデジタル技
術で収録したシリーズでお馴染みの「ダル・セーニョ(Dal Segno)」。
パハマン、レヴィンに続く「偉大なるピアニスト」シリーズ第3弾はブゾーニ。
1914年から1920年にかけての演奏の中にはブゾーニ自身によるバッハの「シャ
コンヌ」が含まれている!

DSPRCD 020 \2180
偉大なるピアニストVol.4-パーシー・グレインジャー ――
E・グリーグ:
組曲《ペール・ギュント》Op.46/愛の歌Op.43-5/ノルウェー民謡集Op.66より
C・ドビュッシー:トッカータ
G・フォーレ:ネルOp.18-1
P・I・チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》Op.71aより
R・シューマン:交響的練習曲Op.13/他
パーシー・グレインジャー(ピアノ)
続く第4弾は、オーストラリアが生んだ大音楽家グレインジャー。膨大な数を
残した作曲家としてのグレインジャーではなく、当代随一のピアニストとして
のグレインジャーを知ることが出来る。

DSPRCD 033 2枚組 \4360
F・リスト-ピアノ・ロール・レコーディングス ――
春(コルトー)/小人の踊り(ノヴァエス)/ゴンドラの漕ぎ手(ガンツ)/タラン
テラ(ホフマン)/ワレンシュタット湖畔で、エステ荘の噴水(フリードハイム)
/愛の夢第1番&第2番、ローレライ(ガンツ)/パガニーニによる超絶技巧大
練習曲より 第1番(フリードハイム)、第2番(バウアー)、第3番(フリードハイ
ム)、第5番(ブゾーニ)/リゴレット・パラフレーズ(パハマン)/他
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
1人の作曲家をテーマとした1900年代前半に活躍した偉大なるピアニストたち
の演奏によるシリーズ第5弾。このリストの作品集では、1914年から1924年に
かけて収録された貴重な演奏の復刻が行われている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.16-2

2007年10月18日 16時04分45秒 | Weblog
<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5108 \2080
R・シューマン:クライスレリアーナOp.16/交響的練習曲Op.13
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
名演の復刻などにより再び脚光を浴びているヴラド・ペルルミュテール。生ま
れ故郷の旧ソ連を離れ21歳でフランス国籍を取得したペルルミュテールは、モ
シュコフスキとコルトーにピアノを師事。さらにラヴェル本人から直接指導を
受け、世界屈指のラヴェル弾きとして存在感を放ち続けたことはあまりにも有
名。ラヴェルとショパンがぺルルミュテールのレパートリーの双璧を成してい
たが、シューマンやベートーヴェン、そしてフォーレなどニンバス(Nimbus)へ
の録音はいずれも屈指の名演として知られている。
1982年6月9日&1985年12月9日の録音。

NI 5133 \2180
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》/同第26番変ホ長調Op.81a《告別》
/《エロイカ》の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1987年12月18日&1974年の録音。

NI 5165 \2180
G・フォーレ:
主題と変奏嬰ハ短調/夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1/即興曲第2番ヘ短調Op.31
/夜想曲第6番変ニ長調Op.63/舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66/夜想曲第7番嬰ハ短調
Op.74/即興曲第5番嬰ヘ短調Op.102/夜想曲第12番ホ短調Op.107/同第13番
ロ短調Op.119
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1982年3月9日&9月21日-22日の録音。

NI 5299 \2180
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17/F・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1990年10月9日-11日、1974年10月21日-22日の録音。

NI 5340 \2180
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》
F・ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
F・メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54
M・ラヴェル:組曲《マ・メール・ロワ》*
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)、エイドリアン・ファーマー(ピアノ)*
1982年3月9日、1986年5月21日、1990年10月9日-11日の録音。

NI 5608/11 4枚組 \4360
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
バーナード・ロバーツ(ピアノ)
ダーティントン国際サマー・スクールなどで長年にわたって活躍したマンチェ
スター生まれのベテラン・ピアニスト、バーナード・ロバーツ。このバッハは、
同じくニンバスに録音されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集と並ぶロバ
ーツの代表盤として親しまれてきたもの。1998年の録音。

NI 5647/8 2枚組 \3180
J・S・バッハ:オルガン作品全集Vol.12 ――
幻想曲ト長調BWV.572/トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV.528/トッカータ嬰
ヘ短調BWV.910/幻想曲ト長調BWV.571/前奏曲とフーガ ト長調BWV.550/
コラール・パルティータ ト長調BWV.771/トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527
/前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545/他
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
1961年イギリスのサウスエンド・オン・シー出身のオルガン奏者ケヴィン・ボ
ウヤーによって1998年に収録されたバッハ・シリーズの第12巻。録音にはデン
マークの都市オーデンセにある聖ハンス教会に設置されているMarcussen&Son
製のオルガンを使用している。

NI 5614 \2180
A・シェーンベルク:浄夜Op.4
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン、カプリッチョからの前奏曲Op.85
ブランディス弦楽四重奏団、
ヴァルター・キュスナー(ヴィオラ)、ディートマル・シュヴァルケ(チェロ)、
ライナー・ゼペリッツ(コントラバス)
ベルリン・フィルの元コンサート・マスター、トーマス・ブランディスをリー
ダーとして1976年に結成されたブランディス弦楽四重奏団による近代ドイツ語
圏の作品集。深く掘り下げられた解釈と演奏を聴くと、改めてベルリン・フィ
ルのレベルの高さを実感させられる。1998年6月13日-18日の録音。




<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 29 \2180
16世紀イギリスのヴィオール作品集 ――
T・タリス:
4声のイン・ノミネ第1番、5声のソルフェージュの歌、5声のファンタジア
C・タイ:5声のイン・ノミネ
W・コーニッシュ:3声のファ・ソ・ラ
J・ボードウィン:4声のイン・ノミネ
J・ブル:5声のイン・ノミネ
W・バード:3声のファンタジア第3番
J・タヴァナー:イン・ノミネ/他 全21曲
フレットワーク
ヴィオール・コンソートのために書かれた「イン・ノミネ」にスポット・ライ
トを浴びせたアルバム。ロンドン・バロックやパーセル・クヮルテットで活躍
する一流奏者たちが集結して結成したのがフレットワーク。1986年1月にはウィ
グモア・ホール・デビューを果たしている。1987年2月の録音。

CD-SAR 28 \2180
ジョン・プレイフォードの名旋律集 ――
Greenwood/Lady Catherine Ogle/The Granadees March/Lady Hatton's
Almaine/Lilli Burlero/Parthenia/Paul's Steeple/The Lady Nevils
Delight/Childgrove
ブロードサイド・バンド
ジョン・プレイフォードは17世紀イギリスの出版者として重要な地位にあった
音楽家。ピリオド楽器の四重奏団ブロードサイド・バンドの素朴な音色が心地
よい。1986年4月の録音。

CD-SAR 27 \2180
D・スカルラッティ:
ソナタ ホ長調K.380/同ホ長調K.381/同ロ短調K.27/同ヘ短調K.446/
同変ロ長調K.550/同変ロ長調K.551/同ホ短調K.263/同ホ長調K.264/
同嬰ヘ長調K.318/同嬰ヘ長調K.319/同ニ短調K.417
マジー・コール(チェンバロ)
ヤコブ・カークマンによって1756年にロンドンで製作されたチェンバロと、ア
ントワープのリュッカース(1638)によるチェンバロをアドラム・バーネットが
再現したレプリカの2種類を用いたスカルラッティ。1986年3月の録音。




<Saydisc>(SaydiscはCD-R盤となります)
CD-SDL 330 \2180
プリンクナッシュ寺院の音楽 ―― ラテン語の聖歌/英語の聖歌
プリンクナッシュ寺院の修道僧
伝統ある寺院で歌われる厳粛な雰囲気を持った聖歌集。





<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7895 \1680
マリアン・アンダーソン(1897-1993)-録音集Vol.2(録音:1936年-1947年)
マリアン・アンダーソン(ソプラノ)、
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)、他

NI 7897 \1680
パスクワーレ・アマート(1878-1942)-録音集(録音:1911年-1914年)
パスクワーレ・アマート(バリトン)、他

NI 7899 \1680
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(1897-1972)-録音集(録音:1932年-1942年)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール)、他




<molto fine>
MF23701 \2800
世界一短い文学「俳句」と音楽の出会い
水 織 音 MI・O・RI・NE
1.ペリー:一茶の水織音 (MI O RI NE)*
2.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
3.市川景之:虫の心(一茶の俳句による歌曲)*
4.プーランク:フルート・ソナタ
5.ギャヌー:6つの一茶の俳句によるピアノ曲<世界初録音> 他
日仏朗読付き(黛まどか&フランコ・カトリーヌ)
*マブソン青眼仏語訳句
谷村由美子(S)・・・1、杉浦美知(Vn)・・・2、唐澤まゆこ(S)・・・3、
末高明美(Pf)・・・1-5 他
録音:
2006年12月、2007年5月 三鷹市芸術文化センター
2007年7月 花かげホール(山梨)
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)第3弾は、フランスをこよな
く愛するピアニストの末高明美が、日本の文化に興味を抱くフランスの作曲家
による俳句を介した作品と、ドビュッシー、プーランクといった近代フランス
音楽の傑作などを織り交ぜて演奏している意欲作、「水織音」です。
タイトルの「水織音」は、<小さな川のせせらぎが織りなす音>を表す、一茶
の俳句の印象からの造語で、自然風土愛する日・仏共通ともいえる人々の心情
を表しています。
唐澤まゆ子(S) 、谷村由美子(S)といったヨーロッパの第一線で活躍する演奏
家も友情出演しており、フランスを代表する作曲家、ルノー・ギャヌー(メシ
アン、ヂュティユ、コルトー門下)の新作(「6つの一茶の俳句によるピアノ曲」
)も含まれる意欲作です。
俳人・黛まどかと、フランスの女優フランコ・カトリーヌによる日仏俳句朗読
も添えられているなど、隅々にまで創意が凝らされた、今までになかったアル
バムの登場です。





<ANDROMEDA>
ANDRCD5095 3枚組 \2150
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番 ヘ短調 op.36 1952年9月
(2)交響曲第5番 ホ短調 op.64 1949年9月
(3)交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 op.74 1953年7月
(4)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 1949年9月
(5)祝典序曲「1812年」 op.49 1953年1月
(6)バレエ音楽「白鳥の湖」 op.20 から5曲 1957年9月
(7)歌劇「エフゲニー・オネーギン」 op.24からワルツ 1957年9月
(8)バレエ音楽「くるみ割り人形」 op.71からワルツ 1957年9月
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)(4)
RIAS交響楽団(1)(4)(5)(6)(7)(8)、ベルリン・フィル(2)(3)
以上、
指揮はフェレンツ・フリッチャイ
録音年代にバラつきはありますが、全体的に良い音質です。

ANDRCD5098 3枚組 \2150
ムソルグスキー:
歌曲集「死の歌と踊り」「子供部屋」「日の光もなく」「夜」
「サウル王」「のみの歌」 他 全63曲
アンドレイ・ラビンスキー(ピアノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮フランス国立放送管弦楽団
以上、歌はボリス・クリストフ(バス) 1951,1955,1957年
良い音質です。名盤の復刻です。

ANDRCD5107 \1050
キャスリーン・フェリアー(アルト) 放送用とライヴ録音集
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」から
「われエウリディーチェを失えり」他、計2曲
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリア」から2曲
パーセル:歌劇「妖精の女王」から「こだまする歌を聴け」他、計2曲
ヘンデル:
歌劇「アタランタ」から、「テッサリアの王アドメート」から 計2曲
シューベルト:歌曲「ガニュメート」 D.544 「汝はわれを愛さず」 D.756
他 シュテルツェル、スタンフォード、グルーバーの歌曲 全15曲
指揮:フリッツ・シュティードリー、マルコム・サージェント、
ボイド・ニール
ピアノ:フィリス・スパー、ジョン・ニューマーク、
ベンジャミン・ブリテン
以上、歌はキャスリーン・フェリアー(アルト) 1946,1947,1949年
深く豊かな声が特徴的なフェリアーの名唱集。

ANDRCD9021 2枚組 \1750
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)1950年ブエノス・アイレス、ライヴ
ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」から「夜が静まったとき」
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から「女心の歌」
ヴェルディ:歌劇「運命の力」から「おお、天使のようなレオノーラ」
プッチーニ:歌劇「トスカ」から「星は光ぬ」
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」
他、レオンカヴァッロ、ビゼー、マスネ、マスカーニ等の歌劇からアリアと
カプア:「オ・ソレ・ミオ」、クルティス、トスティ等のナポリ民謡 全30曲
エンリケ・シビエリ(ピアノ)
以上、歌はベニャミーノ・ジーリ(テノール) 1950年
ビロードのような滑らかな美声が特徴的なジーリのライヴ。
ライヴ盤特有の音質、演奏上の傷も聴かれますが、補って余りある熱唱です。

ANDRCD9022 \1050
バスティアニーニ(バリトン)1954-57リサイタル集、貴重な録音集
(1)ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」から3曲
with アニタ・チェルクェッティ(ソプラノ)、
マリオ・デル・モナコ(テノール)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
フィレンツェ五月祭管弦楽団、合唱団 1957年
(2)ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」から4曲
with ブリニオ・クラバッシ(バス)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
RAIミラノ交響楽団、合唱団 1957年
(3)ヴェルディ:歌劇「椿姫」から「プロヴァンスの海と陸」
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1955年
(4)ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」から4曲
with ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1956年
(5)ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」から4曲
with アンジェロ・ラフォレーゼ(テノール)
アントニーノ・ヴォットー指揮
フィレンツェ五月祭管弦楽団、合唱団 1956年
(6)ヴェルディ:歌劇「オテロ」から2曲
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
NDR交響楽団 1954年
(7)ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」から「私は町の何でも屋」
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
NDR交響楽団 1954年
(8)プッチーニ:歌劇「外套」から3曲
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
NDR交響楽団 1954年
以上、歌はエットレ・バスティアニーニ(バリトン)
美声のバリトン・カンタンテとして当時第一人者として知られたバスティアニ
ーニの名唱集。各収録曲の共演者も魅力的です。

ANDRCD9023 \1050
初出!セット・スヴァンホルム(テノール)の歌う歌曲集
(1)シューベルト:歌曲集   「魔王」D.328、「焦燥」D.795-7
「竪琴に寄せて」D.737、「愛の便り」D.957-1、「孤独」D.911-12
「シルヴィアは誰か告げよう」D.891、「ます」D.550、「音楽に寄す」D.547
(2)ブラームス:歌曲集   「わたしの恋は緑にもえ」op.63-5
「ご機嫌いかが、私の女王様」op.32-9、「動かぬ生ぬるい空気」op.57-8
「小路にて」op.58-6、「夢は去り」op.58-7、「おまえの青い瞳よ」op.59-8
Arne Sunegard(ピアノ)以上、歌はセット・スヴァンホルム(テノール)
1949年2月4日アメリカ、ワシントンでのライヴ
(3)ボーナストラックとしてワーグナーのオペラからアリア5曲を含みます。
音質は残念ながらテープ・ノイズが多く聴かれ、良いとはいえません。
歌曲を歌った珍しいアルバム。コレクターズ・アイテムです。

ANDRCD9024 3枚組 \2150
ブルックナー:
(1)交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティツク」
ケルン放送交響楽団 1954年4月5日
(2)交響曲第7番 ホ長調
バイエルン放送交響楽団 1956年4月12日
(3)交響曲第8番 ハ短調
ケルン放送交響楽団 1957年6月7日
以上、指揮はオットー・クレンペラー
音質は、とても良いです。

ANDRCD9025 \1050
シューベルト:
(1)交響曲第8番 ロ短調「未完成」 D.759
ベルリン・フィル 1950年1月30日 ベルリン・ライヴ
(2)交響曲第9番 ハ長調「グレイト」 D.944
ウィーン・フィル 1957年10月27日 ウィーン・ライヴ
以上、指揮はハンス・クナッパーツブッシュ
グループ・レーベルであるLIVING STAGE LS1013からの移行と成ります。
つきましてはLS1013は廃盤と成ります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.15

2007年10月17日 18時38分38秒 | Weblog
★変更のご案内★
先日ご紹介した下記商品は、通常CDからSACD-Hybridに変更になり、価格も
変更になりましたので、再度ご案内いたします。

<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72181(SACD-Hybrid) \2180
クイケン・ファミリー2世代によるベートーヴェン
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59 No.3
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29(*)
ヴェロニカ・クイケン(第1ヴァイオリン)
シギスヴァルト・クイケン(第2ヴァイオリン)
サラ・クイケン(第1ヴィオラ)
マルレーン・ティールス(第2ヴィオラ(*))
ヴィーラント・クイケン(チェロ)
録音:2006年9月16-20日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
ヴェロニカはヴィーラントの、サラはシギスヴァルトの娘さんで、マルレーン
・ティールスはシギスヴァルトの奥様です。「Kuijken Quartet」のような表
記が無いのですが、もしや、「Kuijken Two Generations」がグループ名?

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<harmonia mundi>
HMU 907431 2枚組 \3780
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全24曲)
リチャード・エガー(チェンバロ)
使用楽器:1638年リュッカースのJoel Katzmanによるコピー
エガー、待望の平均律の登場です。第1番のプレリュードから、実にたっぷり
とした響き。ひとつひとつの和声の変化をかみしめ、慈しむように演奏してい
ます。フーガも、ひとつひとつの主題、ひとつひとつの声部にいたるまで、
こまやかに彫琢がほどこされています。もともと堅固で壮大な建築物を思わ
せるバッハの作品ですが、エガーの演奏は変幻自在。時に果てしなく続く回
廊のよう、時には柔らかな絹織物を思わせるようなたおやかな演奏で、1曲
1曲、1フレーズ毎に違った表情を見せています。調律方法も注目で、曲集の
扉に描かれていたアラベスクのような文様が、調律方法を示唆している、と
いう新しい説に基づいて調律されています。得られた音色は、あたたかく伸
びやかなもの。エガーの音楽と見事にマッチしています。エガーは2008年、
マンゼとの来日も予定されているそうで、ますます楽しみです。




<SUPRAPHON>
SU 3925 2枚組 \2960
マルチヌー:
(1)バレエ「シュパリーチェク」(全3幕)
(2)バレエ・カンタータ「幽霊の花嫁」-K.J.エルベンの詩にもとづくバラッド
(3)カンタータ「タンポポのロマンス」
(4)「サクラソウ」-モラヴィア民謡のテキストにもとづく5つの二重唱曲
独唱者たち、カンティレーナ児童Cho.、キューン混声Cho.
フランティシェク・イーレク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)プラハSO.
長らく入手難となっていたマルチヌーの名品がうれしい復活です。祖国チェコ
への郷愁の色が濃い名作「タンポポのロマンス」は、ミロスラフ・ブレシュに
よる民俗様式の詩にもとづくもので、戦地から恋人の帰還を7年間待ち続ける
乙女の物語。チェコの著名な民謡収集家カレル・ヤロミル・エルベンの詩に
もとづく“バレエ・カンタータ”幽霊の花嫁はバレエ「シュパリーチェク」
初稿では終曲でしたが、のちに演奏時間の問題でカットされていたもの。
当アルバムではオリジナルの形に従ってともに収められています。

SU 3918 \1480
マルチヌー:オラトリオ「ギルガメシュ叙事詩」 H.351
マルチェラ・マホトコヴァー(S)、イルジー・ザフラドニーチェク(T)、
ヴァーツラフ・ジーデク(T)、カレル・プルーシャ(Bs)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)プラハSO.
プラハ・フィルハーモニックCho.
録音:1976年4月プラハ、市庁舎スメタナ・ホール
旧品番11.1824。「ギルガメシュ叙事詩」は古代メソポタピア文明発祥の文学
作品。実在したとされる伝説の王ギルガメシュをめぐる壮大な内容で、これに
もとづき1955年マルチヌーは、初期バロック様式を用いて4人の独唱と語り、
混声合唱とオケによるオラトリオを完成しています。
筆頭に挙げられるビエロフラーヴェク盤は長らく入手難だったためカタログ
復活が待たれていたものです。





<韓国STOMP MUSIC>
EKLD 0790 \1780
ピアソラ:
(1)リベルタンゴ (2)ブエノスアイレスの冬 (3)忘却 
(4)ミケランジェロ’70 (5)鮫 (6)天使のミロンガ (7)天使の死 
(8)ヴェルダリート (9)グランド・タンゴ (10)忘却(オーケストラ版) 
(11)タンゴ組曲-アンダンテ
ソン・ユン(Vc),
クアトロ・シエントス(会田桃子Vn,北村聡バンドネオン、林正樹Pf,西嶋徹Kb)
鬼怒無月(Gt),ソウルフィルメンバー
1974年、ソウル生まれの韓国の天才チェリストと日本のクアトロ・シエントス
の共演。

EKLD 0822 \1780
ショパン:バラード
(1)第1番 ト短調Op.23 (2)第2番 ヘ長調Op.38
(3)第3番 変イ長調 Op.47 (4)第4番 ヘ短調 Op.52 (5)子守唄
(6)ワルツ 変ト長調 Op.70-1 (7)タランテラ Op.43
(8)マズルカ ヘ短調 Op68-4
パク・チョン(Pf)
2007年6月、フィレンツェでの録音。

EKLD 0817 \1780
パガニーニ:24の奇想曲 全曲Op.1
キム・スヴィン(Vn)
2007-8年、内田光子とアメリカツアーを行うキム・スヴィンのパガニーニ。

EKLD 0815 \1780
ブラームス:
(1)クラリネットソナタ ヘ短調Op.120-1
(2)クラリネットソナタ 変ホ長調Op.120-2
(3)ジプシーの歌Op.103
ケ・ルチア・ヘジョン (Cl)
カン・サンウ(Pf)
韓国第1のクラリネット奏者、ケ・ヘジョンのブラームス。




<BIS>
BIS NL 5031 \2380
スウェーデン民衆のクリスマス
(1)聖しこの夜 (2)主の道を用意せよ (3)みどり児はこの日に生まれ 
(4)おおキリストの妻よ喜べ (5)スタッファンの歌三章 
(6)処女は今日御子を産み (7)地上の平和 
(8)来たれ、エマヌエル(全曲グンナル・イデンスタム編)
ソフィア・カールソン、エンマ・ヘルデリン(Vo)、リサ・リドベリ(Vn)、
グンナル・イデンスタム(Org)、ゲイリー・グラーデン(指)聖ヤコブ室内Cho
スウェーデンの一般家庭で歌いつがれるクリスマス・ソングを集めたアルバ
ム。アレンジを名オルガン奏者イデンスタムが担当、スウェーデンの郷土色
あふれるユニークな世界を創りあげています。スウェーデンの若手トラッド
・フォーク・シンガーとして注目されているソフィア・カールソンとエンマ
・ヘルデリンがリード・ヴォーカルを務め、さらにデュルリュフレの「レク
イエム」の心洗われるような無垢の合唱を聴かせた聖ヤコブ室内合唱団が強
力なサポートをしているのも魅力。透明かつ素朴なこのアルバムで今年のク
リスマスは決まり!




<Lyrinx>
LYR 2233(SACD-Hybrid) 2枚組 \5150
ラヴェル:ピアノ独奏曲全集
(1)水の戯れ (2)グロテスクなセレナード (3)鏡 (4)前奏曲(1913) 
(5)ボロディン風に(6)シャブリエ風に (7)クープランの墓 
(8)古風なメヌエット (9)亡き王女のためのパヴァーヌ
(10)ソナチネ (11)ハイドンの名によるメヌエット 
(12)高雅にして感傷的なワルツ (13)夜のガスパール
フィリップ・ビアンコニ(P)
録音:(1)(2)(3)(7)(10)2003年11月12 & 14日
(4)(5)(6)(8)(9)(11)(12)(13)2005年2月2 & 4日
“ラ・クリエ”マルセイユ国立劇場(ライヴ)
来日公演を通じてすっかりおなじみのビアンコニは1960年ニース生まれ、フラ
ンスを代表するピアニストのひとり。すべてライヴというラヴェルは、洒脱な
味わいと録音のすばらしさが光ります。





<ORFEO D'OR>
ORFEOR 723071 \2080
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ケルン放送交響楽団
録音:1953年5月8日,ケルン,フンクハウス
海賊盤で伝説となっていたクナッパーツブッシュの録音がついに正規盤で登
場!1953年5月8日の公演のライヴ録音です。クナッパーツブッシュのブラー
ムスでは、第3交響曲が有名で録音も多数残されていますが、第4交響曲はわ
ずかに2種が残るだけ。このケルンでの演奏は、クナッパーツブッシュの指揮
した交響曲の中でも最も豪演として名高いもの。ブラームスを完全にワーグナ
ーの同時代人として捉え切った深いロマンティシズムに彩られた演奏です。
ジークフリート牧歌は、過去に発売されたCDもわずかな珍しい音源。こちら
はリラックスムードの中に豊かな喜びが繰り広げられています。どちらもWDR
の蔵出し音源を使用、音の鮮度も上がりました!




<Sony Music>
GLENN GOULD 5作品のアナログ盤(LP)第2弾として新たに5作品(LP)をご紹介
いたします。

8869714764-1 \1500
Bach: The Art of the Fugue, BWV 1080 Volume I Fugues 1-9

8869714765-1 \1500
Mozart: Piano Concerto No. 24 in C Minor, K. 491 &
Schoenberg: Piano Concerto, Op. 42

8869714766-1 \1500
Strauss: Enoch Arden (Tennyson), Op. 38

8869714828-1 \1500
Glenn Gould Plays His Own Transcriptions of Wagner
Orchestral Showpieces
Die Meistersinger, Prelude, Act I (Piano transcription)
Dawn and Siegfried's Rhine Journey from Gotterdammerung
Siegfried-Idyll

8869714853-1 \1500
Bach: Goldberg Variations (1981 Digital Recording)




<Edition HST>
HST-047 \2500
「ヴァンハル(1739-1813)没後194年命日演奏会」
ガスマン:交響曲ホ短調、
オルドニュス:交響曲ト長調Brown I:G5
ヴァンハル:チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2、
ヴァンハル:交響曲ト長調Bryan G4
小原圭太郎(チェロ独奏)、
指揮:室伏 正隆
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
録音:2007年8月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
交響曲、弦楽四重奏曲などの世俗音楽作曲を1780年代に絶筆したヴァンハル
(1739-1813)は、その後、精神病克服の神への感謝から教会音楽作曲へ専念し、
死の年1813年8月も病床の中でミサ曲を作曲し続けていたと伝えられる。
その没後194年特別演奏会では、ヴァンハルゆかりの作曲家作品が取り上げら
れた。同郷ボヘミア出身先輩のガスマン(1729-1774)とは、イタリア留学中ロ
ーマで一緒になり、ガスマンのオペラ「エチィオ」上演作業を協力した。オル
ドニュス(1834-1886)はヴィーン出身で、1760年代ヴィーン上京したヴァンハ
ルは彼の作風を手本にヴィーン音楽界で頂点を極めた。
プログラムのメイン、ヴァンハル:ハ長調チェロ協奏曲は、イタリア留学後の
1770年代後半の作曲と推定され、昨年のイ長調協奏曲を凌ぐスケールで作曲さ
れており、「唄うアレグロ」の第一楽章、「優美なカンタービレ」の第二楽章、
イ短調との対比が見事なロンド第三楽章は正に当時ヴァンハルが一番人気だっ
た事を連想させる。





<キャンディッド・レーベル(日本)>
CAND7001 \2500
C.フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
W.A.モーツァルト(F.クライスラー編):
ロンド-「ハフナー・セレナード」K.250 より
C.スコット(F.クライスラー編):蓮の国
F.クライスラー:愛のかなしみ、中国の太鼓
西田 博(ヴァイオリン)
紫垣英二(ピアノ)
録音:2007年8月3日海老名市文化会館 小ホール
クーベリック、ベーム、マゼール、チェリビダッケ、クライバー…
ヨーロッパでコンサートマスターとして数々の巨匠と共に演奏し、日本では東
京交響楽団などでコンサートマスターとしてはもちろん、各地でソリスト等幅
広く活躍する西田博氏。
多彩な音色を持つ気鋭のピアニスト、紫垣英二氏とともに熱く謳いあげます。
その溢れる音楽へのよろこびをどうぞお楽しみください。
西田 博(Hiroshi NISHIDA)Violin
東京藝術大学を経て同大学院修了。海野義雄氏等に師事。在院中、名古屋フィ
ルハーモニー交響楽団や山形交響楽団のコンサートマスターを務める。
1974年渡欧。H.シェリング、T.ヴァルガ、W.シュナイダーハンの各氏に師事。
76年、W.サヴァリッシュ氏の推挙によりバイエルン州立歌劇場管弦楽団に入団、
R.クーベリック、C.ベーム、R.マゼール、S.チェリビダッケ、G.ショルティ、
C.クライバー等巨匠の指揮の下で演奏する。79年にはC.エッシェンバッハ氏に
迎えられ、ラインランド・プファルツ州立フィルハーモニーオーケストラの第
一コンサートマスターに就任、ソリストとしてヨーロッパ各地で同団と共演す
る。1989年に帰国し、94年まで東京交響楽団にて首席コンサートマスターを務
める。現在までにソリストとしてモスクワ室内管弦楽団、大阪フィルハーモニ
ー交響楽団、マインツ室内管弦楽団等と共演、ソロ、室内楽、指揮など活発な
活動を続け、CDもBMG、フォンテックからリリースしている。現在、洗足学園
大学非常勤講師、東京ヴィヴァルディ合奏団ソロ・コンサートマスター、日本
弦楽指導者協会常任理事。アマチュアオーケストラの発展にも情熱的に取り組
み、後進の指導に力を注いでいる。





<KAIROS>
12672KAI \2250
ヨハネス・マリア・シュタウト(1974b)作品集
(1)アペイロン(2004/05)-大管弦楽のための
(2)インキピットIII(ここに始まる)(2005)
(3)明るい色に向かって(2004)
(4)激しい出来事(ブルース・ナウマンへのオマージュ)(2005/06)
(5)ペラス(2005)
(1)サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年6月15日世界初演ライヴ
(2)ローター・ツァグローセク指揮
WDRケルン放送響、ウーヴェ・ディールクセン(Trb)、
録音:2006年3月10日世界初演
(3)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
録音:2007年2月3日
(4)マルカス・ワイス(Sax),カスパー・デ・ロー指揮
ウィントクラフト・チロル(吹奏楽団)、
録音:2007年2月、
(5)マリノ・フォルメンティ(Pf)録音:2007年6月
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画と思想にインスパイアされたという大管弦楽
のための「アペイロン」はラトル&ベルリンPoが演奏することを意識したのか、
管弦楽の可能性を極限まで駆使した劇的変化に富む大作で、ウェーベルンから
ヴァレーズ、ブーレーズ、リゲティあたりまでを思わせるきらびやかな響きに
20世紀を総括しようとする意志が聴き取れる。他に室内アンサンブル、ソロ
作品を含む本CDは現代ヨーロッパ前衛音楽の優等生ともいえるシュタウトを知
る上で恰好の一枚。

12512KAI 2枚組 \4500
ルイジ・ノーノ(1924-1990):サイクル・カミナンテス
(1)進みべき道はない、だが進まねばならない・・・アンドレイ・タルコフス
キー(1987)
(2)「進まねばならない」と夢見つつ(1989)
(3)進み行くものよ・・・アヤクチョ(1986-87)
アーヴィン・アルディッティ(Vn)、
ロベルト・ファブリチアーニ(fl)、
グレイム・ジェニングス(Vn)、
ズザンネ・オットー(Ms)
エミリコ・ポマリオ指揮
WDRケルン放送交響楽団、
フライブルク・ゾリステン合唱団、音響芸術実験スタジオ
録音:2004年
サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ(企画構成:武満徹)のために書かれた
「進むべき道はない、だが進まなければならない・・・」は図らずもノーノ最
後の管弦楽曲となり彼の代表作となった。これはシリーズ3部作を集めた大変
意義のあるCD。2つのVnのための「進まなければならないと夢見つつ」ではアル
ディッティがクレーメルに匹敵する鬼気迫る演奏を聴かせ、「進み行くものよ
・・・アヤクチョ」はメゾ・ソプラノ、フルート、大小の合唱、オルガン、ラ
イヴ・エレクトロニクス、3群の管弦楽を動員する大作。

12542KAI(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
オルガ・ノイヴィルト(1968b):
ムジーク・テアター「ロスト・ハイウェイ」(2002/03)
ヨハネス・カリツケ指揮
クラングフォルム・ウィーン、IEM(ライヴ・エレクトロニクス)
コンスタンス・ハウマン(Vo)、
デイヴィッド・モス(Vo)、
ゲオルグ・ニグル(Vo)、
アンドルー・ワッツ(Vo)、他
録音:2003年バーセル劇場、グラーツ
デヴィッド・リンチの映画「ロスト・ハイウェイ」を先ごろCol legnoからリ
リースされたノイヴィルトの「死と乙女II」でリブレットを書いたエルフリー
ト・イェリネクが舞台用に翻案し書き下ろした不条理音楽劇。「死と乙女」と
同様、語りとシュプレッヒ・シュティンメ、電子音響とアンサンブルによる。
映画の翻案だけあって様々な様式の音楽(主人公はジャズ・ミュージシャン)が
現れる。ノイヴィルトは近年ヨーロッパで高く評価されており、多くの作品を
発表している。

12642KAI \2250
イザベル・ムンドリー(1963b):
デュファイ・加工された(I-VII)(2003-04)、
瞬間の痕跡(1999-2000)-弦楽三重奏、クラリネットとアコーディオンのための
砂の輪(2003/06)-弦楽三重奏、ドラムとピアノのための
アンサンブル・ルシュルシュ
録音:2006年10月2日-4日
「デュファイ・加工された」はデュファイの音楽を素材としているが意外にも
現代風にデフォルメされることはなく癒し系の典雅な室内楽曲になっている。
「瞬間の痕跡」と「砂の輪」は硬派のいかにも硬派の「ゲンダイオンガク」。

12682KAI \2250
スパイダーマンにインスパイアされた作品「ピーター・パーカー」
ベルンハルト・ガンダー(1969b):
(1)バニー・ゲームズ(2006)
(2)フルック「n」フレックス(2007)
(3)o(オー・ウムラウト)(2005)
(4)ピーター・パーカー(2004)
(5)祭・駅(2002)
(1)(3)(5)クラングフォルム・ウィーン
(1)エミリオ・ポマリコ指揮
(2)クラシイミール・シテレフ(アコーディオン)
(3)ヨハネス・カリツケ指揮
(4)ファン・シンウェイ(Pf)
(5)シルヴァイン・カンブルラン指揮
録音:2002年-2007年
ガンダーはベアト・フラーに師事、後にコンピューター音楽を学んだ。「バニ
ー・ゲーム」はポップなシュニトケ、アイヴスという感じでバロック風のパッ
セージがチープに引用。ゲーム・ミュージック風の音楽に様々な騒音、爆音が
入りテレビ・ゲームの音響をそのまま室内アンサンブルに移し変えた感じであ
る。「ピーター・パーカー」は有名なコミック・映画「スパイダーマン」に霊
感を受けて作曲。映画のサントラをイメージすると当然期待外れとなるが、(ス
パイダーマンの)敏捷な動きや変身シーンを作曲方法の手がかりにしたという。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.14

2007年10月17日 12時22分05秒 | Weblog
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 212 \2250
モーツァルト:
(1)交響曲第12番ト長調KV.110
(2)交響曲第29番イ長調KV.201
(3)交響曲第39番変ホ長調KV.543
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール
(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)
2008年1月に4年ぶりの来日公演が予定されているノリントン&手兵シュトゥッ
トガルト放送響。かれらが2006年作曲家生誕250周年のアニヴァーサリーに行
なったモーツァルトのライヴは、“ピュア・トーン”の生み出す清潔であたた
かみのある響きがあらためて評判となりました。「ジュピター」ほか(93.211)
につづく第2弾では、ノリントンが同じ2006年11月のN響定期でも取り上げて
大いに話題を集めた第39番、後期の6曲に連なる人気作の第29番、1771年イタ
リア楽旅の合間をぬってザルツブルクで書かれた第12番を収めています。ピリ
オド・アプローチの過激さだけでいえば今ではほかにいくらもありますが、
優美やユーモアといったモーツァルトに必要なものが失われることなく、さ
まざまな試みの結果として面白く活き活きと聴かせる手腕はまさに面目躍如
といったところでしょう。このモーツァルトはノリントンらが到達したこれ
までで最高の成功例といえるのではないでしょうか。
ノリントンが当オケの首席指揮者に就任して来年で10年。さらなる深化を遂
げた彼らとの出会いに今から期待が高まります。

93 139 2枚組 \4500
(1)マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
(2)ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
ハンニ・マック=コザック(S)
ヘルタ・テッパー(A)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル
シュトゥットガルト・バッハ合唱団
カール・シューリヒト(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:(1)1958年4月17日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(2)1954年5月20日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
すべてSWRアーカイヴ収蔵の正規音源。ことしの没後40周年を記念して先行発
売された「カール・シューリヒト・コレクション1950-1966」(93.140)。ボー
ナス盤として、当初セットにのみ収録されていた内容がようやく単独で入手
できるようになりました。
巨匠の貴重な至芸に触れられるのは無上の喜びといえますが、とくにハイド
ン。終楽章の速めのテンポでもピシッとみごとに揃った低弦のパッセージは、
これぞシューリヒト名人芸のきわみともいえる聴きどころとなっています。
なお、このハイドンについては先ごろmediciMASTERS(MM.016)からも同一の
内容がリリースされたばかり。マスタリング・エンジニアの違いによる音の
仕上がりを聴き比べてみるのも興味深いところです。





<CASCAVELLE>
VEL 3099 \2080
(1)シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」
(2)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調Op.81
フィリップ・アントルモン(P)
(1)ルートヴィヒ・ミュラー(Vn) キャロライン・ハリソン(Va) 
マイケル・ウィリアムズ(Vc) チロ・ヴィジランテ(Cb)
(2)ウィーン・アロン・カルテット
録音:(1)2003年(ライヴ)(2)2001年3月(ライヴ)
大家アントルモンのピアノで聴く五重奏の名作。ライヴの豊かな感興のもと、
円熟の芸が楽しめます。ドヴォルザークで組むのは、シューベルトでヴァイ
オリンを弾くミュラーが98年に結成したアンサンブル。

VEL 3116 \1680
(1)J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067よりバディネリ
(2)ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ:フルート協奏曲ト長調
(3)モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調KV.313
シミョン・スタンチウ(パンフルート)
アルミン・ジョルダン(指)ローザンヌ室内O.
録音:1984-1985年
ブカレスト生まれ、パンフルートの名手スタンチウの代表的アルバムが2007
年24ビット新マスタリングで復活。かわいらしく、どことなくユーモラスな
音色は、ふつうのフルートで聴くのと一味もふた味もちがって新鮮です。




<claves>
50 2603/4 2枚組 \4360
「シューマン:ピアノ曲全集Vol.2」
(1)蝶々Op.2
(2)ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
(3)天使の主題による変奏曲 遺作WoO24
(4)子供のためのアルバムOp.68
セドリク・ぺシャ(P)
録音:2006年
コリンズの弾く第1集(50.2601/2)につづく、シューマンのピアノ曲全集第2弾。
今回はゴルトベルク変奏曲(50.2407)で鮮烈なデビューを飾ったスイスの若手
ぺシャが担当しています。




<BIS>
BIS SA 1621(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.37
(1)第169番「神にのみ、わが心を捧げん」BWV169
(2)第170番「満ち足りた安らぎ、魂の歓び」BWV170
(3)第35番「霊魂は乱れ迷います」BWV35
(4)第200番「告白します、あの方の御名を」BWV200
ロビン・ブレイズ(A)
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
バッハの教会カンタータ中、独唱者がアルトのみというものを4篇集めたアル
バム。アルト・パートはカウンターテナーのロビン・ブレイズが好演。「霊
魂は乱れ迷います」BWV35では、アルトがオルガンのソロと絡みつつ、思い乱
れた魂の救われ行く道筋を見事に描きます。華麗なオルガンコンチェルトと
ロビンの突き抜けるような明るい歌声が絡み合う様が聴きものです。

BIS SA 1547(SACD-Hybrid) \2500
マーラー:大地の歌(中国語歌唱版)
ニン・リャン(Ms)、ウォーレン・モク(Ten)
ラン・シュイ(指)シンガポールSO
SACDハイブリッド盤。マーラーの「大地の歌」は、李白や孟浩然の漢詩をド
イツ人ベトゲが自由に独語訳したとされています。ここではその歌詞を香港
在住のダニエル・ングがオリジナルの漢詩に戻した中国語で歌唱している注
目盤。さらに独唱、オーケストラ、指揮者ともに中国系という点も徹底して
いて、マーラーが込めた中国的色彩がより濃厚となっています。

BIS SA 1350(SACD-Hybrid) \2500
ヨウン・レイフス:オラトリオ「エッダ」第1部-天地創造
グンナル・グヴズビョルンソン(Ten)、
ビャルニ・ソウル・クリスティンソン(B-Br)、
ヘルマン・ボイマー(指)アイスランドSO、スコラ・カントルム
アイスランドの作曲家ヨウン・レイフス (1899-1968)は、巨大な打楽器群を
含む強烈な音響と、母国の伝統音楽に基づく不思議な音楽が特徴。彼畢生の
大作にして幻のオラトリオ「エッダ第1部」が初めてその姿を現します。彼
は若い頃からアイスランド伝承文学「エッダ」をテキストに大規模なオラト
リオを夢見ていました。第1部のテーマを「天地創造」と決め、1939年によ
うやく第1部を完成しますが、難しすぎる合唱が原因で彼の存命中に演奏さ
れることはなく、当ディスクの録音に際し2006年に世界初演されました。全
部で13の楽章から成り、各楽章は北欧神話従い「海」「地球」「天」「太陽」
などの創造を描写します。レイフスの特徴である平行五度と変拍子の自由な
使用などにより、強烈な色彩と霊感に満ちた世界を繰り広げます。

BIS SA 1639(SACD-Hybrid) \2500
(1)サンカン:ソナチネ (1946)
(2)ヴィドール:フルートトピアノのための組曲 Op.34
(3)ルーセル:笛吹きたち Op.27/ロンサールの2つの詩 Op.26
(4)ミヨー:ソナチネ (1922)
(5)ゴダール:3つの小品の組曲 Op.116
シャロン・ベザリー(Fl)、ルーヴェ・デルヴィンエル(Pf)、
バーバラ・ヘンドリックス(Sop)
今秋に来日公演が予定されているフルートの女王、シャロン・ベザリーの最
新録音。ファッショナブルで美しいフルート曲といえば、やはりフランスも
のでしょうが、選曲そのものはかなり凝っています。マルク・ラフォレや花
房晴美の師だった名ピアノ教師サンカンをはじめ、オルガンの大家ヴィドー
ルなども魅力的なフルート曲を残していたのに驚かされます。フルートの助
奏付の「ロンサールの2つの詩」は何とヘンドリックスの歌まで楽しめます。

BIS 1648 \2380
ワインベルク:
(1)チェロソナタ第1番 Op.21 (1945)
(2)チェロソナタ第2番 Op.63 (1959)
(3)無伴奏チェロソナタ第1番 Op.72 (1960)
アレクサンドル・シャウシヤン(Vc)、エフゲニー・スドビン(Pf)
ショスタコーヴィチが最も信頼を寄せた作曲家ミェチスワフ・ワインベルク
(1919-1996)。歿後10年を経て、世界中のレーベルから新録音が続々リリー
スされています。彼の2曲のチェロソナタはワシーリエワのチェロ、作曲者自
身のピアノによる超名盤がメロディアにありましたが、「ケンプ・トリオ」
のアルメニア人シャウシヤンが最新録音。ウワサの新人スドビンがピアノパ
ートを担当しているのも超魅力。若々しさにあふれています。

BIS 1593/4 2枚組 \4760
ジョージ・フリン:トリニティ
(1)地下水道 (1976)
(2)負傷 (1968)
(3)救出 (1993)
楽譜付
フレドリク・ウレーン(Pf)
アムランと並んで人間離れした超絶技巧ピアニストとして知られるフレドリ
ク・ウレーン期待の新譜はこれまた超難物。アメリカの作曲家のジョージ・
フリン (1937-)の「トリニティ」で、3部分で114分もかかる大曲。全体には
1968年から1993の25年をかけて作曲され、タイトルは三部分構造と1945年に
最初の核実験が行われたニューメキシコの地名を表しています。作曲者自身
によれば、「地下水道」と「負傷」は20世紀の暴力の時代(第二次世界大戦中
のポーランドと1960年代のベトナム)を表し、「救出」で和解を探りそれに立
ち向うとのこと。曲は長さ、技術的難関、およびその内容に関して演奏者と
聴き手に多くを求めます。実際、あまりの難物ゆえ、過去3回、ウレーンによ
り各回一部ずつしか実演されていません。こうした超難曲は、必ず挑戦した
がる猛者がいますが、嬉しいことに全曲の楽譜付き。超絶ピアノ楽譜ファン
必携の一枚と申せましょう。





<coviello>
COV 20713 3枚組 \6240
グルック:「エツィオ」
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(CT ヴァレンティニアーノ3世)
マリセッレ・マルティネス(Ms フルヴィア) 
マティアス・レックスロート(CT エツィオ)
ネッタ・オール(S オノーリア) ミルコ・ロシュコウスキ(T マッシモ)
アンドレアス・ポスト(T ヴァーロ)
アンドレアス・シュテーア(指)
新デュッセルドルフ宮廷楽団(ノイ・デュッセルドルファー・ホフムジーク)
録音:2007年5月30,6月1日,デュッセルドルフ
グルックのオペラ・セリア「エツィオ」が世界初録音!グルックというと、
「オルフェオとエウリディーチェ」のような改革オペラや、パリに進出して
からのトラジェディ・リリクが有名ですが、彼が30代だった1740、50年代に
はメタスタージオの台本によるオペラ・セリアも多数作曲していました「エ
ツィオ」は、1750年のカーニヴァル・シーズンにプラハで初演されたもの。
音楽には、後期バロックから古典派へと移行する時代の特徴がはっきり現れ
ています。物語は、ローマの将軍エツィオと皇帝ヴァレンティニアーノを巡
る話。横恋慕あり、謀反ありと、波乱万丈の展開で、大変人気があった台本
です。ヘンデルも同じ台本から同名のオペラを作曲しているので、比較する
のも楽しいでしょう。この録音では、プラハ初演の楽譜を使用。かつてのウィ
ーン少年合唱団の花形ソリストにして、現在はトップ・カウンターテノール
のツェンチッチが圧倒的な皇帝を歌っています。他の歌手もドイツの実力高
い若手が揃えられて、充実。シュテーアと新デュッセルドルフ宮廷楽団も柔ら
かな美感に優れた演奏。若き日のグルックの充実オペラを心から楽しめます。




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0041 \2415
ブラームス:交響曲第1番
(27,Oct,1951)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1、3、10番(*)
(4,Apr,1952)
フルトヴェングラー指揮
NDR/ウィーン・フィル(*)
フルトヴェングラーのブラ1の中で常に1、2を争うとされる名演。このNDRとの
ブラ1は、客演した際のライヴ録音でありながら完成度の高い演奏で、終始エネ
ルギッシュなのが今になっても聴く人の心を惹きつける。手兵のBPOやVPOなら
いざ知らず、NDRとの奇跡の名演を聴く限り、当時のNDRのレベルも決して負け
ていない事が証明されている。特に2楽章のヴァイオリン・ソロは、戦時中の
BPOのコンマスでフルトヴェングラーを知り尽くしていた男、エーリッヒ・レ
ーンによるものも、泣かせどころでこの演奏の白眉でしょう。今回かなり時間
をかけて、「第2世代復刻」による復刻方法で極めて鮮度の高い復刻を完成で
きました。52年のBPOとのブラ1もフルトヴェングラーのベストとして挙げる方
も大勢いますが、この演奏も負けていません。この2つの演奏を聴き比べして
自分で確かめてみるのも、ファンならではの楽しみ方かもしれません。また、
現在入手できる同一演奏のCDと音質の比較をしてみるのも一興かもしれません。
フルヴェン・ファン必携の一枚。
尚、録音日は一般的に知られている日を明記しております。
マスターに起因するノイズがあります。予めご了承ください。




<STRADIVARIUS>
STR 33773 \2180
ドナトーニ・エディション Vol.6
フランコ・ドナトーニ(1937-2000):
Algo IV(ギター・コンチェルタンテと12の楽器のための;1996)
Poll(13人の奏者のための;1998)
Refrain IV(6つの楽器のための;1996)
About(ヴァイオリン、ヴィオラとギターのための;1979)
Al(マンドリン、マンドーラとギターのための;1997)
Small II(フルート、ヴィオラとハープのための;1993)
Algo(ギターのための;1980)
ステファノ・カルディ(ギター、指揮)
フレオン・アンサンブル
Vol.1: STR 33315(室内楽作品集 Vol.1)/Vol.2: STR 33499(打楽器作品集)
/Vol.3: STR 33541(管弦楽作品集 Vol.1)/Vol.4: STR 33627(ピアノ作品集)
/Vol.5: STR 33628(管弦楽作品集 Vol.2)

STR 33775 \2180
Ceci n'est pas une guitare[これはギターではない]
ウルリヒ・クリーガー(1962-):眼球譚[Histoire de l'oeil]
(変則調弦エレクトリックギターとライヴ・エレクトロニクスのための;2007)
(*)
ジェルジ・クルターク(1926-):
A kis csava Op.15b(ピッコロ、トロンボーンとギターのための;1978)(+)
スティーヴ・ライヒ(1936-):ナゴヤ・ギターズ(1995)
細川俊夫(1955-):恋歌 I(高声とギターのための;1986)(**)
ジョルジュ・アペルギ(1945-):
会話 XX[Conversation XX](ギター奏者のための;1985-2007)
ユーグ・デュフール(1943-):柳の町[La cite des saules]
(エレクトリックギターとサウンド・トランスフォーメーションのための;
1987)(*)
武満徹(1930-1996):
海に向かって(アルトフルートとギターのための;1981)(#)
イヴ・ベグラリアン(1958-):
Until it blazes(ピアノまたは撥弦楽器のための;2001)
エマヌエーレ・フォルニ(ギター)
アンドレアス・プフィッフナー(エレクトロニクス&プログラミング(*))
ジーモン・レトリスベルガー(トロンボーン(+))
アンゲラ・チャンツ(ピッコロ(+))
タチアナ・ジュリショヴァ(アルトフルート(#))
ノエ・イトー(声(**))
フレデリク・ジガンテ監修「ギター・コレクション」第16巻。

STR 33783 \2180
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):水上の音楽
水上の音楽「ハンブルクの潮の干満」ハ長調 TWV55:C3(1725)
リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、
弦楽と通奏低音のための協奏曲ホ短調 TWV52:e1
フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調 TWV51:C1
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ニ長調 TWV44:1
2つのフルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 TWV52:B1
ステファノ・バリアーノ(リコーダー、指揮)
コレギウム・プロ・ムジカ

STR 33768 \2180
【新装再発売】
クリスマス・ソングズ
作曲者不詳(12世紀):来たれ、来たれ、エマヌエル
イギリス伝承歌:メリー・クリスマス
ヘンリー・パーセル:トランペットを吹き鳴らせ
イギリス伝承歌:この子は何者
フランツ・シューベルト:至福 D.433(1816)
イタリア、ヴェネト民謡:聞け、聞け
ガブリエル・フォーレ:恵み深き御母マリアア Op.47 No.2
アドルフ=シャルル・アダン:オー・ホーリー・ナイト
ルイジ・パンゼーリ:何を見たのか、羊飼いたちよ
フランツ・クサファー・グルーバー:きよしこの夜
ヨハネス・ブラームス:子守歌 Op.49 No.4
アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
フェリクス・メンデルスゾーン:あいさつ Op.63 No.3
ポーランドの子守歌:Gdy sliczna Panna
ジョン・ラター:スター・キャロル
イタリア、アブルッツォ民謡:男の子が生まれたとき
アリエル・ラミレス=フェリクス・ルーナ:生誕
ドイツ伝承曲:もみの木
ハンガリー伝承曲:Mostan kinyílt
マリオ・モーラ(指揮)
イ・ピッコリ・ムジチ(少年合唱)
器楽奏者
録音:2000年3-4月、サン・ヴィトーレ・ガヴェリーナ・テルメ教区司祭教会
旧 STR 33580(廃盤)の規格番号変更・新装再発売。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.13

2007年10月15日 17時10分40秒 | Weblog
<MEMBRAN>
MEMBRAN 231751 10枚組 \2080
マリア・カラス(Sop) グレーテスト・オペラ
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」全曲 
セラフィン指揮、フィレンツェ五月祭管弦楽団、他
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」全曲 
セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
ヴェルディ:歌劇「椿姫」全曲 
ジュリーニ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲 
サバタ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲 
セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他

MEMBRAN 231752 13枚組 \2450
シューマン:ピアノ独奏曲全集
イェルク・デムス(pf)

MEMBRAN 231753 10枚組 \2080
メニューイン(Vln)名演奏集
J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043 
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vln)
バーナード指揮、フィルハーモニア管弦楽団
J.S.バッハ:ヴァイオリンソナタ第4番BWV.1017 
ルイス・ケントナー(pf)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 
プリッチャード指揮、フィルハーモニア管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ K.526 
ヘフツィバー・メニューイン(pf)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61、ロマンス第1番、第2番 
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 Op.31 
ズスキンド指揮、フィルハーモニア管弦楽団
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 Op.61 
エドワード・エルガー指揮、ロンドン交響楽団
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 Op.33 
ヴェルディケ指揮、デンマーク国立放送交響楽団
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 
フルトヴェングラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団/、他

MEMBRAN 231754 10枚組 \2080
カラヤン(Cond)名演奏集
モーツァルト:交響曲第33番、第39番、第41番「ジュピター」 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、トリノRAI交響楽団
モーツァルト:
クラリネット協奏曲、「フィガロの結婚」序曲、「魔笛」序曲、
アダージョとフーガK.546、フリーメーソンのための葬送音楽 
ウラッハ(Cla)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
シュターツカペレ・ベルリン
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
スメタナ:「モルダウ」 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
シューマン:ピアノ協奏曲 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
リパッティ(pf)フィルハーモニア管弦楽団
ブラームス:ドイツ・レクイエム 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
J.シュトラウスII:
美しき青きドナウ、皇帝円舞曲、芸術家の生活、ウィーンの森の物語、
ウィーン気質、酒,女,歌、ジプシー男爵序曲、こうもり序曲 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲
ヴェルディ:
歌劇「椿姫」第1幕&第3幕前奏曲、歌劇「運命の力」序曲、
歌劇「ドン・カルロ」-「ひとりさびしく眠ろう」
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」間奏曲、
歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のいとしいお父さん」 
シュターツカペレ・ベルリン、トリノRAI交響楽団、
クリストフ、フィルハーモニア管弦楽団、
シュワルツコップ、フィルハーモニア管弦楽団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:
交響曲第6番「悲愴」、幻想序曲「ロミオとジュリエット」 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、メタモルフォーゼン、
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタの為の音楽 
コンセルトヘボウ管弦楽団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団

MEMBRAN 231755 10枚組 \2080
ミトロプーロス(Cond)名演奏集
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 
ミトロプーロス(pf)、NBC交響楽団
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ BWV.542 
ミネアポリス交響楽団
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 
ルービンシュタイン(pf)、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
メンデルスゾーン:
交響曲第3番「スコットランド」、カプリッチョ・ブリランテ
シューマン:交響曲第3番「ライン」 
グロードン(pf)ミネアポリス交響楽団
フランク:交響曲 ニ短調
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
ラロ:イスの王様序曲 
ミネアポリス交響楽団、
ルービンシュタイン(pf)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ショーソン:交響曲
マスネ:アルザスの風景 
ミネアポリス交響楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、交響曲第2番「ウクライナ」 
ルービンシュタイン(pf)、
ミネアポリス交響楽団
ボロディン:交響曲第2番
グラズノフ:ギリシャの3つの主題による序曲第1番 
ミネアポリス交響楽団
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 
スターン(Vln)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフ:交響曲第2番/交響詩「死の島」 
ミネアポリス交響楽団
ショパン(ロガール=レヴィツキ):ショピニアーナ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 
ミトロプーロス(pf)フィラデルフィア・ロビンフッドデル管弦楽団
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」 
ミネアポリス交響楽団
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ラヴェル:クープランの墓 
ミネアポリス交響楽団
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ミヨー:屋根の上の牡牛
クシェネク:ピアノ協奏曲第3番 
スターン(Vln)、ミネアポリス交響楽団、他

MEMBRAN 231756 10枚組 \2080
ドイツ歌曲集
シュワルツコップ、アンダース、オッター、リーズナー、エルブ、ベルガー、
ライスナー
シューベルト:美しき水車小屋の娘、菩提樹、野ばら、ます
ベートーヴェン:
別れに歌う酒の歌、嘆き、口づけの試練、犬の死に寄せる悲歌、
アデライーデ、奉献歌、モルモット、ゲレルトによる6つの歌
ウェーバー:
5つの歌op.13、6つの歌op.15、私の歌、小さいフリッツが若き友に、
それは苦しみなのか、喜びなのか、8つの歌op.64、6つの歌op.66
シューマン:
ライン河で、愛の歌、ローレライ、ジプシーの小さな歌、少年の山の歌、
てんとう虫、雪鈴草、塔守りリュンコイスの歌、諦念、森との別れ、
レクイエム、天と地
ブラームス:
ジプシーの歌op.103より、5つの歌曲op.105、op.106より、op.107より/他、
ニコライ、レーガーの作品

MEMBRAN 231757 10枚組 \2080
名歌手による歌唱集
エレナ・ベルガー、マルタ・エゲルト、グレタ・ケラー、ロッテ・レーマン、
エレナ・ザック、ヤン・キープラ、ハインリヒ・シュルスヌス、
ヨゼフ・シュミット、他




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72180 \2180
ウィレム・ファン・オッテルロー(1907-1978):
シンフォニエッタ(三重木管合奏と4つのホルンのための;1943)(*)
弦楽合奏のための組曲(1938?)(*)
イントラーダ(金管楽器と打楽器のための;1958)(+)
セレナード(12人の金管楽器奏者、
ハープ、ピアノ、チェレスタと打楽器のための;1944)(+)
シューベルト(1797-1828)/ウィレム・ファン・オッテルロー編曲:
幻想曲ヘ短調 Op.103 D.940(管弦楽版[原曲:ピアノ四手連弾];1952)(#)
ミヒャ・ハメル(指揮(*/+))
ティエリー・フィッシャー(指揮(#))
オランダ放送室内管弦楽団
録音:1999年3月15日、オランダ、ナイメーヘン、De Vereeniging(*)
2000年4月6日、オランダ、ユトレヒト、フレーデンブルグ音楽センター(+)
1999年4月20日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ(#)
2007年が生誕100年となるオランダの名指揮者オッテルローは、生涯にわずか
12曲ほどですが作品を残しています。

CC 72181 \2180
クイケン・ファミリー2世代によるベートーヴェン
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59 No.3
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29(*)
ヴェロニカ・クイケン(第1ヴァイオリン)
シギスヴァルト・クイケン(第2ヴァイオリン)
サラ・クイケン(第1ヴィオラ)
マルレーン・ティールス(第2ヴィオラ(*))
ヴィーラント・クイケン(チェロ)
録音:2006年9月16-20日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
ヴェロニカはヴィーラントの、サラはシギスヴァルトの娘さんで、マルレーン
・ティールスはシギスヴァルトの奥様です。「Kuijken Quartet」のような表
記が無いのですが、もしや、「Kuijken Two Generations」がグループ名?

FL 72411 \1880
さらば、わが肉体の生 
コニング写本からの歌曲集(ブリュッセル王立図書館 MS II 270;1500頃)
不詳:Benefico solacio/Truren moet ic nacht ende dach
De Sancta Ursula; Flatu docta spiritali/O, Jesus bant
De Sancta Cecilia; Puram Christo te dedisti
Die werlt leit mi so seer en quelt/Ave pulcherrima regina
アレクサンドル・アグリーコラ:Mijns herten troest
不詳:De Sancta Katherina; Costi regis filia
Adieu, naturlic leven mijn/De Sancta Barbara; Digne colat ecclesia
ヤコブ・オブレヒト:Och, voer die doot en is geen boet
不詳:Nicolai solennia/Jesu dulcis memoria
アヴァンテュール
イタ・ヘイマンス(ディレクター、リコーダー)
ナンシー・マイヤー、クリストファー・ケイル、アルナウト・レムス(歌)
ピート・ストリッカース(ルネサンス・ヴィオル)
ペーター・デ・クレルク、パトリック・デネッカー(リコーダー)
録音:2007年1月15-17日、オランダ、オーステルラント、ミヒャエル教会

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.12-1

2007年10月14日 12時01分00秒 | Weblog
<ALBANY>
TROY933(SACD-Hybrid) \1980
ドン・ギリス:交響曲X-ビッグD/「タルサ」-石油についての交響的肖像
交響曲第3番「自由な人々のための交響曲」
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
2006年2月録音
ギリスはダラスに転居してすぐ、この作曲家通例の陽気で親しみ易い「交響曲
X」を1968年に完成し、Dはニ調とダラスを意味しています。タルサはオクラホ
マ州にある石油都市です。交響曲第3番は、30歳になる前に、アメリカの理想
を音楽で示そうとして作曲されました。

TROY942 \1980
ロベルト・シエラ(1953-):
交響曲第3番「ラ・サルサ」/
交響曲第2番「大パッサカリア」/交響曲第1番
トマス・M. スリーパー指揮
フロスト交響楽団
2006年4・11月録音
シエラはプエルトリコで生まれ、ロンドンとユトレヒトで学び、ハンブルクで
リゲティにも師事しました。生地カリブ海の出自を根底として他の国々の特徴
を採り入れ、独自の様式に総合しています。第1曲「サルサ交響曲」はモート
ン・グールドのラテン・アメリカ・シンフォニエッタのような雰囲気で、プエ
ルトリコ、ドミニカ、キューバの音楽の様々なリズムが用いられています。ラ
テンのリズムに乗ったノーテンキなだけでなく、まじめな舞曲もありなかなか
聴き応えがあります。いわゆるゲンダイオンガクの類ではありません。

TROY943 \1980
マイケル・S.ホーウッド(1947-):「組曲とシリアスな作品集」
(1)国立公園組曲、(2)交響曲第1番、
(3)内部の変奏曲、(4)遊園地組曲、
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア、(3)ジョゼフ・クベラ(P)、
2007年1月録音
ホーウッドはバッファローで生まれ、ニューヨーク市立大学でルーカス・フォ
スらに学びました。アカデミックな様式からポピュラーな様式まで、ロマン派
的語法から無調まで、堅固な構造から偶然性までのあらゆる技法を効果的に用
いています。このアルバムは2曲の組曲とシリアスな作品(交響曲、変奏曲)の
カップリングです。遊園地組曲の終曲「ローラー・コースター」はスピード感
溢れる爽快な作品です。

TROY957 \1980
カレル・フサ(1921-):「カレル・フサの肖像」
スメタナ・ファンファーレ/フレスコ画に
ピアノとウィンド・アンサンブルのための小協奏曲
プラハための音楽1968
スティーヴン・K. スティール指揮
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー、
グレシャム桃子(P)、
2005年11月録音
フサはプラハで生まれ、パリでオネゲルやブーランジェに学び、1959年アメリ
カの市民権を得て、1954年から1992年までコーネル大学で教えました。1968年
はチェコの改革派をソ連などが武力で制圧した年で、これを題材とした最後の
曲は広く演奏されています。グレシャム桃子は桐朋学園とマンハッタン音楽院
で学び、ニューヨークで主に伴奏ピアニストとして活動しています。

TROY939 \1980
「エズラ・ラダーマンの音楽 Vol.7」
ピアノ・ソナタ第3番/B’shert(訳注:イディッシュで「…を意味した」の意)
スィンアイ・スー(P)
ラダーマンは調性的な素材と無調的な素材を組み合わせて用い、現代的な文脈
の中に叙情的な様式を混合しています。アメリカ音楽センター長を務め、2006
年アメリカ芸術・文学アカデミーの会長に選ばれました。スーは北京で生まれ、
1996年ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールで2位となりました。

TROY940 \1980
「7部から成る贈り物」
シオドア・モリソン(1938-):聖霊の贈り物
マーガレット・ヴァーデル・サンドレスキー(1921-):
「十字架を高く上げよ」による序奏と変奏
エマ・ルー・ディーマー(1927-):季節の詩編から「御子が私たちに」
メンデルスゾーン:ソナタニ短調op. 65-6(天にまします我らの父よ)
J.S.バッハ:パッサカリアハ短調BWV582
パメラ・デッカー(1955-):サンフランシスコのためのフルート
フローレンス・ベアトリス・プライス(1887-1953-):民謡による変奏曲
マーガレット・マーティン・クヴァム(Org)
2006年5月録音
メンデルスゾーンとバッハ以外はアメリカの作曲家によるオルガン曲です。ク
ヴァムはカナダで生まれ、1993年フロリダでのナポリ国際オルガン祭コンクー
ルで1位となり、オンタリオ州、ミシガン州、カリフォルニア州の教会で音楽
監督を務めました。

TROY941 \1980
「SONYC最初の録音」
クリストファー・シオファニディス(1967-):幻と奇跡
ポール・モラヴェック:異形態
リーサ・ビーラワ:トロイアの女たち
ミハエル・ガトンスカ(1967-):蜂鳥の変形
SONYC(ニューヨーク市弦楽オーケストラ)
SONYCは、1999年に結成された、指揮者を置かない室内合奏団で、17曲の現代
作品を世界・アメリカ初演しています。ポーランド出身のガトンスカの作品は
現代的語法を用いている部分が多いのに対し、他のアメリカの作曲家たちの3曲
はより伝統的で理解し易い様式です。

TROY944/45 2枚組 \3960
ブルノ・スクルテ(1905-1976):
歌劇「ヴィルカチーの女相続人」
アンドレイス・ヤンソンス指揮
ラトヴィア国立歌劇場管・合唱団、
アンドゼラ・ゴバ(S)、アルマンドス・シリンシュ(Bs)、
グンタルス・ルンギス(T)、他
ラトヴィアの作曲家スクルテは1949年ニューヨークに移住し、教会のオルガン
奏者・合唱指揮者としても活動しました。ラトヴィアの農家を舞台とするこの
歌劇は、19世紀のロマン派的様式で書かれ、作曲者の生誕100年を記念して2005
年に未完のオーケストレーションが完成されました。

TROY946 \1980
「暗い風が起こる」
ジョン・ランプキン:ショーの庭を通る散歩/移動/
ベス・デニッシュ:ジョーダンと犬女
フィリップ・ビムスタイン:暗い風が起こる
エキノックス室内プレイヤーズ:【ポーラ・カシカ(Fl)、アン・ホマン(Ob)、
ジェニーン・ヨーク=ガレシェ(Cl)、ドニタ・バウアー(Fg)、キャロル・
レマイア(Hr)】
アメリカの現代作曲家による比較的穏健な作風の組曲が収録されています。ユ
タ州スプリングデール町長も務めたビムスタインは環境問題に関心を持ち、
「暗い風が起こる」はごみ焼却炉による汚染を恐れるヴィヴィアン・ジェーク
の歌に基づいています。

TROY947 \1980
「世界のフルートの風景」
ハインツ・ベンカー(1921-2000):はぎ取り暦-細密画組曲
福島和夫(1930-):冥
シュエユン・シェン(1952-):それから、事情が変わった
ヴォーン=ウィリアムズ:バレエ組曲
ルネ=バトン(1879-1940):パッサカリア
マーク・ヴィンチ(1960-):あなたに会う時
ノルマン・ティボド(1959-):ハティクヴォーによる序奏と変奏
ジェニファー・ヒグドン(1962-):子守歌
ヴィットリオ・リエティ(1898-1994):ソナティナ
ジャン・ヴィンチ(Fl)、 フー・スン(P)、 マーク・ヴィンチ(Sax)、
ジェニファー・ヒグドン(Fl)
2006年5月録音
アメリカ人のほか、イギリス人、フランス人(ルネ=バトン)、イタリア人(リ
エティ)などの作曲家のフルートを含む室内楽作品集です。福島和夫の「冥」
は東洋の笛を思わせる、無伴奏フルート曲の代表作で、ハティクヴォーはイス
ラエルの国歌です。ヴィンチはクリーヴランド音楽院とジュリアード音楽院で
学び、英国国際演奏コンクールで優勝しました。

TROY948 \1980
「神話と伝説」-アメリカのトロンボーン四重奏作品集
エリック・エワゼン(1954-):神話と伝説
レスリー・バセット(1923-):四重奏曲
チャールズ・ウォリネン(1938-):4本のトロンボーンの合奏曲
フィッシャー・タル(1934-1994):四重奏曲
ジョン・ラ・モンテーン(1920-):四重奏曲
フィリップ・シュレーダー(1956-):ジムのために
フィル・スネデコー(1966-):トッカータ
ステントリアン・コンソート
(トロンボーン四重奏団)
ステントリアン・コンソートは2003年に結成されたアメリカのトロンボーン四
重奏団で、柔軟なプログラムを演奏するために四重奏団と称していません。こ
の最初のCDはすべてアメリカの作曲家による作品で、最後の2曲は演奏者によ
る委嘱作品です。

TROY952 \1980
「オハイオ・ライト・オペラ-序曲・間奏曲集」
(1)ハーバート:「おてんばなマリエッタ」序曲/第2幕間奏曲
(2)サリヴァン:「ゴンドラのこぎ手」序曲
(3)サリヴァン:「魔術師」序曲
(4)オッフェンバック:「山賊」序曲/第2幕間奏曲/第3幕間奏曲
(5)カールマン:「秋の演習」序曲
(6)ハーバート:「赤い風車」序曲/第2幕間奏曲
(7)フリムル:「蛍」序曲、
(8)サリヴァン:「大公」序曲
(1)(3)(5)スティーヴン・バイエス指揮
(2)(4)(6)(8)リン・トンプソン指揮
(7)ジェーソン・アルティエリ指揮、オハイオ・ライト・オペラ管弦楽団
2001-2006年録音OLOサマー・フェスティヴァル
オハイオ・ライト・オペラは1979年にウスター大学によって創設された、アメ
リカで唯一のプロのオペレッタ専門団体で、その夏季フェスティヴァルでの録
音からの抜粋です。フリムルはプラハで生まれ、1906年アメリカに定住してオ
ペレッタで成功しました。

TROY954 \1980
エリック・エワゼン(1954-):トロンボーンを含む室内楽作品集
(1)トランペット、トロンボーンとピアノのための二重協奏曲
(2)死者と生者のための賛歌/トロンボーンとピアノのための協奏曲/トロン
ボーンとピアノのためのバラード
(3)トロンボーン三重奏のためのオオイヌワシ
ジェームズ・C. レベンズ(Tb)、
エリック・エワゼン(P)、
(1)ニクラス・エクルンド(Tp)、
(3)イヴァン・モロー(Tb)&マイケル・プリディ(バスTb)
エワゼンはクリーヴランドで生まれ、ジュリアード音楽院でレベンズと共に学
びました。旋律や形式は明快で、和声は全音階的、時に旋法的です。第2曲は
2001年9月11日の航空機衝突事故の数日後ニューヨークでの葬送の行進を見て
作曲されました。

TROY955 \1980
シンディ・コックス(1961-):「自然は」
(1)ヒエロスガモス(聖なる結婚)-和声と響きの練習曲、
(2)宇宙軸、(3)自然は
(1)シンディ・コックス(P)、(2)イアプレイ・アンサンブル、
(3)コンティネンタル・トロンボーン四重奏団
コックスはインディアナ大学で作曲の博士号を取得し、その後ジョン・ハービ
ソンに作曲、リリー・クラウスにピアノを学びました。新旧の技法を総合した
「ポスト・トーナル(調性後)」とも言える様式で、「自然は」は環境保護に関
心を持つ詩人ジョン・キャンピオンの詩によっています。

TROY956 \1980
「イントゥ・ザ・フューチャー(未来へ)」
(1)デーヴィッド・ゴンパー(1954-):秘密の音楽
(2)ジョン・バーナーズ(1961-):ピッコロとプランジャー
(3)ルーク・ダーン(1976-):刃
(4)マイケル・エカート(1950-):木管五重奏曲
(5)ローレンス・フリッツ(1952-):4 mod 4
(6)ジョゼフ・デンジャーフィールド(1977-):
波は押し寄せ、大音をたてて打ち、ゆらめく
(1)カティ・ウォルフェ(Fl)、他
(2)タマラ・スウェット(Fl, Picc)、他
(3)デーヴィッド・ゴンパー指揮、サラ・ハーク(Fl)、他
(4)アイオワ木管五重奏団
(5)グロ・サンドヴィク(Fl)、他
(6)メガン・ルリャク(Fl)、他
2005・2006年録音
このCDは、アイオワ大学現代音楽センター創立40周年を祝して制作され、6人
の作曲者のうち3人は教員、1人は客員助教授、2人は博士課程修了者です。プ
ランジャーは金管楽器の弱音器の一種で、4 mod 4とはmodの前の数を後ろの数
で割った剰余を表します。

TROY958 \1980
ロバート・ヘルプス(1928-2001):「ピアノ作品全集第2集」
幻想曲/3つの練習曲/回想/ソロ/イメージ/肖像/星の風景/四重奏曲
ナオミ・ニスカラ(P)
録音:2006年、2007年
ヘルプスの様式は多様で、印象主義やミニマル・ミュージックの影響も受けて
います。調性のあるロマン的な部分も、無調的で角張った部分もありますが、
12音の厳格な規則を長くは使えないと作曲者は述べています。ニスカラはフィ
ンランド系アメリカ人の父と日系2世の母との間に生まれ、南フロリダ音楽大
学教授を務めています。

TROY959/60 2枚組 \3960
ウィリアム・ボルコム(1938-):「ヴァイオリンとピアノのための音楽」
ソナタ第2番/ソナティナ/ソナタ第1番/ソナタ第3番「風変わりなソナタ」
/幻想二重奏曲/牧歌/空想的な話/無伴奏ヴァイオリンのための組曲/
優雅な幽霊-演奏会用変奏曲/ソナタ第4番
アメリカン・ダブル:【フィリップ・フィクソー(Vn)、コンスタンティン・
ファインハウス(P)】
2005年6月・2006年12月録音
ボルコムはワシントン大学で学んだ後、ミルズ大学でミヨーに師事し、ワシン
トン大学、ニューヨークのクイーンズ・カレッジなどで教え、ピアニストとし
ても活動しました。初期の実験的作品から1970年代の半音階的、90年代半ばの
新古典主義的作風まで、ボルコムの作曲様式の変化を概観できます。

TROY961 \1980
「ユリシーズ・ケイ(1917-1995):室内管弦楽のための作品集」
(1)記録映画「静かな一人」組曲
(2)ブレークによる3つの小品/(3)音楽の戯れ/(4)アウロス
ケヴィン・スコット指揮
メトロポリタン・フィル、
(2)ジャネット・ホプキンズ(S)、
(4)メラニー・ヴァレンシア(Fl)、
ケイはイーストマン音楽学校で学び、イェール大学でヒンデミットに師事しま
した。黒人作曲家ウィリアム・グラント・スティルから影響を受け、スティル
と共に最も重要な黒人作曲家と見なされています。初めはドイツやイタリアの
影響が強かった様式は後に半音階的になりましたが、厳格な12音技法は用いず、
新古典主義的調性音楽の中にとどまり続けました。

TROY965/66 2枚組 \3960
トマス・パスティエリ(1945-):歌劇「マルゴット夫人」
ジョゼフ・イリック指揮フォート・ワース歌劇場、
ローレン・フラニガン(S)、モーガン・スミス(Br)、他、
2007年6月録音
パスティエリはジュリアード音楽院で学び、1984年までアトランタ歌劇場の芸
術監督を務めてオペレッタで成功を収めた後、映画音楽制作会社を設立して、
19の歌劇のほか多数の映画音楽も作曲しています。この作品は、レナード・
バーンスタインがベルクの未亡人に「ルル」の完成を依頼したという実話に
よった、伝統的様式の歌劇です。

TROY967 \1980
ダニエル・ロスマン(1958):
(1)音楽:裸の女-澄んだ夜に走る狂女/
(2)女王たちの広場/(3)蜂に告げる
エリック・ヒューブナー(P)
2007年1・2月録音
ロスマンは歌劇や管弦楽曲から電子音楽まであらゆるジャンルの作品を書いて
います。第1曲はスペインの詩人ヒメネスの詩、第2曲はドイツの画家ベスゲン
の絵に触発されて書かれました。第1曲の後半も第2曲も、同じようなリズム・
音型の伴奏が執拗に繰り返される上で旋律が奏されますが、第3曲では高音域
で繊細な音が響きます。

※ALBANY未案内旧譜
TROY711 \1980
チャールズ・ウォリネン:
(1)5-増幅されたチェロのための協奏曲/
(2)金の踊り/
(3)増幅されたヴァイオリンのための協奏曲
(1)フレッド・シェリー(Vc)、ウォリネン指揮セント・ルーク管
(2)ブロムシュテット指揮サンフラシスコ響
(3)ポール・ズーコフスキー(Vn)、インバル指揮フランクフルト放送響
このアルバムはウォリネンの主要な管弦楽作品を集めたものですが、演奏者が
すごい。「金の踊り」ではブロムシュテット指揮のサンフランシスコ交響楽団、
ヴァイオリン協奏曲ではインバル指揮のフランクフルト放送響にソリストはズ
ーコフスキーとこれ以上考えられないアーティストです。

TROY724 \1980
マリナー&ぺぺ・ロメロのポール・チハラ作品集
「ポール・チハラ:ギター協奏曲と2つのバレエ」
(1)ギター協奏曲(トランペット・オブリガート付)、
(2)ヤドリギの花嫁、(3)2台のコントラバスのための協奏曲「芝」
ネヴィル・マリナー指揮ロンドン交響楽団、
(1)ペペ・ロメロ(G)、
(2)スーザン・ボッティ(S)、
(3)ジョン・ディーク&ブエル・ナイトリンガー(Cb)
こちらはポール・チハラの作品集ですが、全曲マリナー指揮のロンドン交響楽
団の演奏。ギターのソロにはペペ・ロメロも登場です、

TROY767 \1980
「ジョセフ・フェニモア・イン・コンサートIII」(ギボンズ、フェニモア、
シューベルト、ショパン、ハイドン、フォーレ、リストの作品)
ジェセフ・フェニモア(P)

TROY771/72 2枚組(1枚価格) \1980
パーシケッティ:
交響曲第3番Op.30、第4番Op.51、第7番「典礼風」Op.80
デーヴィッド・アラン・ミラー指揮
オールバニー響
吹奏楽ファンにも人気の高いパーシケッティですが、彼の交響曲録音は意外に
少なく、第3番と第7番は世界初録音になります。第7番はオネゲルの名曲と同
じタイトルということで興味をそそられます。

TROY787/88 2枚組 \3960
シュポア:ファンタジー・オペラ「美女と野獣」
クリストファー・ラーキン指揮
マンハッタン音楽学校歌劇場
古典派からロマン派の時代に活躍したドイツの作曲家シュポア。彼の作品はか
なり忘れられておりますが、当時は人気を博しておりました。この録音は全曲
としては世界初録音となるものです。

TROY860 \1980
「アメリカのヴィルトゥオーゾ-ジェイムズ・ギレス」
ロウェル・リーバーマン:ピアノ・ソナタ第3番
スティーヴン・ハフ:組曲「R-B」
オーガスタ・リード・トーマス:4つの練習曲
ネッド・ローレム:リコーリング
C.カーティス・スミス&ウィリアム・ボルコム:コリュージョンズ
ジェイムズ・ウィントル:バレット
アール・ワイルド(編曲):ハラベ・タパティオ(メキシカン・ハット・ダンス)
ジェイムズ・ギレス(P)
アメリカの新しいヴィルトゥオーゾ作品を集めたアルバム。ピアニストとして
著名なスティーヴン・ハフの作品やアール・ワイルドが編曲した作品など注目
作も収録。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.12-2

2007年10月14日 12時00分25秒 | Weblog
<BRIDGE>
BCD9232 \1980
「トランペットの遺産-トランペットと管弦楽のための作品集」
ウィリアム・ペリー(1930-):トランペット協奏曲/
ポンキエッリ(1834-1886):トランペット協奏曲へ長調/
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):
トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲*/
オスカー・ベーム(1870-1938):トランペット協奏曲op. 18/
ペリー:トランペットと管弦楽のための2つの舞曲
アルマンド・ギターラ(Tp)、
ウィリアム・ペリー指揮スロヴァキア・フィル、
カペラ・イストロポリターナ*
ギターラ(1925-2001)はジュリアード音楽院で学び、1949年ヒューストン交響
楽団、1964年ボストン交響楽団の主席トランペット奏者になりました。1979年
に退職してミシガン大学教授、続いてライス大学音楽学校教授として死去する
まで教職に専念し、その生徒の多くが現在主要なオーケストラで主席を務めて
います。これはギターラの最後のスタジオ録音で、作品に対する愛着と的確な
解釈が示されています。

BCD9236 \1980
「ポリトピア-ヴァイオリンと電子音のための音楽」
ジャン=クロード・リセ(1938-):変形
ナンカロー(1912-97):トッカータ
木村まり:ポリトピア/ギターボターナ
フランシス・ホワイト(1960-):昔のバラの選集
ミリカ・パラノシック(1968-):来て私と叫んで下さい
ロバート・ロー(1954-):潜水艦(サブマリン)
タニア・レオン(1943-):軸索
木村まり(Vn)
木村まりは江藤俊哉に師事して桐朋学園大学を卒業し、ジュリアード音楽院で
博士号を取得し、コロンビア大学で作曲、スタンフォード大学でコンピュータ
音楽を学び、1998年からジュリアード音楽院でコンピュータ音楽の演奏を教え
ています。第4曲はコンピュータが制御する、4本のギターから成るロボット
「ギターボット」とヴァイオリンのための作品です。彼女は調弦を変えずに1
オクターヴ下の音を弾く「サブハーモニックス」という技法を開発し、「サブ
マリン」という曲名はこれと「まり」をかけています。




<TELOS>
TLS051 2枚組 \4160
ベートーヴェン:「ピアノとチェロのための作品集」
チェロ・ソナタ第1番-第5番
ヘンデルの主題による12の変奏曲WoO45
モーツァルトの主題による7つの変奏曲WoO46
モーツァルトの主題による12の変奏曲op. 66
チョ・ヨンチャン(Vc)、
ベネディクト・ケーレン(P)
2001年3・8月録音
チョは1958年ソウルで生まれ、カーティス音楽院とボストンのニュー・イング
ランド音楽院で学んだ後、ロストロポーヴィチにも師事しました。1985年パブ
ロ・カザルス・コンクールで第2位となり、ロストロポーヴィチ国際コンクー
ルにも入賞しました。TELOSへはレーベルの第1作から録音しており、姉弟ピア
ノ三重奏曲「チョ・トリオ」としても録音しています。近年はチョン・ミュン
フンの主宰する「セヴン・スターズ・ガラ・コンサート」やN響、東京フィル
などにたびたび招かれています。

TLS084 2枚組 \4160
「視点2 シェーンベルクとシューベルト」
(1)シューベルト:ピアノ・ソナタ ト長調D.894(第18番Op.78)
(2)シェーンベルク:3つのピアノ曲Op.11
(3)シューベルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調D.960(第21番)
(4)シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲Op.19
ステファン・リトウィン(P)
録音:2002年、2003年
1960年メキシコ生まれのピアニスト、リトウィンはドイツで活躍し、現代音楽
を主要なレパートリーとし、多くの作品を初演しています。このシリーズはリ
トウィンの独自の視点でプログラミングされたもので、今回は19世紀、20世紀
と異なる時代にウィーンで活躍したシューベルトとシェーンベルクを集めた好
企画です。

TLS087 \2080
「3人で」-ゲオルク・クレル(1934-)作品集
(1)高く波打つ山脈のように…/もっと愛して-バンショワへの敬意/ミによる
カプリッチョ/短詩-汝に栄光あれ/ジル・バンショワの2つのシャンソン
(2)敬意
(1)アンサンブル・ルシェルシュ
(2)ラヴィニア三重奏団:【佐々木彩子(P)、ライナー・シュミット(Vn)、ヘ
ルムート・メンツラー(Vc)】
2003年12月・2004年8月録音
クレルはリンツで生まれ、マルタンとツィンマーマンに師事し、ダルムシュタ
ットの夏季講習でも学びました。手法は現代的ですが、クレルは、過去の音楽
と、自分の時代や自分の作品との橋渡しをしようと試みていると述べていて、
第3曲はフレスコバルディ、第4曲はグレゴリオ聖歌「三位一体に栄光あれ」と
関係があります。

TLS107 \2080
「メシアンへのオマージュ」
メシアン:カンテヨジャーヤー
シュトックハウゼン:ピアノ曲第11
クセナキス:エヴリアリ
ジョージ・ベンジャミン(1960-):妖術
トリスタン・ミュライユ:マンドラゴラ/告別と微笑の鐘
プロドロモス・シメオニディス(P)
2004年12月・2005年11月録音
シメオニディスは1972年ギリシャで生まれ、ミュンヘン、ケルン、ベルリンで
学び、オリヴィエ・メシアン・ピアノ・コンクールとオルレアン国際ピアノ・
コンクールで7つの賞を獲得しました。2003年にヴィルクローズ音楽アカデミ
ーでクロード・エルフェに出会ったことは現代音楽の解釈に役立ち、現代音楽
の重要な演奏者と認められていますが、バロックから最新の音楽まで広いレパ
ートリーを持ち、日本でも演奏しています。

TLS122 \2080
「回転」-ウロシュ・ロイコ(1954-):アオコーディオン作品集
バガテル/フーゴーのための悲歌/だれの歌/回転/タンゴI-V
ヴォルフガング・ディメトリク(アコーディオン)、
ザビーネ・クラヒャー(P)
2004年4月・2005年5月録音
バッハやハイドンの鍵盤楽器作品が好評のアコーディオン奏者ディメトリク。
今回は一転してオリジナル作品を録音しました。ロイコはスロヴェニアのリュ
ブリアナで生まれ、当地の音楽院を卒業した後、リゲティにも師事しました。
1991年ウィーンの国際作曲コンクールや2001年のドイツ音楽会議の合唱曲作曲
コンクールでなどで多数の賞を得ています。セリーやポストモダニズムを受け
入れず、作曲とは既に存在するものを発見しそれを捉えることであり、音楽は
社会的問題と無関係ではあり得ないと考えています。




<AULOS(韓国) 取り扱い再開>
ロシアMELODIYA社の意向でメーカーから日本への入荷が途絶えていましたが、
今回特別に入荷のルートを確保するに至りました。つきましては、多くのカタ
ログの中から評判の良かった5タイトルを選び今回販売を開始させて頂きます。
供給に関しては現在の所、安定が見込まれますが中期(半年、一年)の単位で
再度入荷が困難に成る恐れもございます。どうぞ、音の良さに定評がありまし
たこれらのタイトルを、この機会にお求め頂けますようお願い申し上げます。
(為替の変動により価格が変更されています)
尚、他の旧譜及び今後の新譜に関しましては今回ご案内申し上げるタイトルの
供給の安定を見定めつつ行わせて頂きたく考えております。

※韓国メジャーレーベルがもっとも信頼するSound Mirror社によるDSD(Direct
Stream Digital) Remastering

AMC2-043 10枚組 \8080
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィル
装丁は磁石(右側べろ部分)付のハードケース(正面右から左手前に開封)に
紙ジャケット10CD入りです。

AMC2-052 4枚組 \3950
バッハ:平均律ピアノ曲集全曲
ニコラーエワ(ピアノ) 
1971-1973年

AMC2-055 6枚組 \6200
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全曲
タネーエフ弦楽四重奏団 1968-1978年
装丁は厚手の紙ケースに3CDのプラスチックケース2つ入りです。

AMC2-057 4枚組 \3950
チャイコフスキー:交響曲全集
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1967年

AMC2-058 8枚組 \7580曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲
タネーエフ弦楽四重奏団 1982-88年
装丁は厚手の紙ケースに4CDのプラスチックケース2つ入りです。





<ANDROMEDA>
ANDRCD5040 5枚組 \2780
ベートーヴェン:
交響曲第1番 ハ長調 op.21 
交響曲第2番 ニ長調 op.36 
交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55
交響曲第4番 変ロ長調 op.60
交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67
交響曲第6番 ヘ長調「田園」 op.68
交響曲第7番 イ長調 op.92
交響曲第8番 ヘ長調 op.93
交響曲第9番 ニ短調「合唱」 op.125
以上、1940年5,4月録音
「エグモント」序曲 1931年6月2日
「レオノーレ」序曲第3番 1930年5月30日
トー・ファン・デル・スルイス(ソプラノ)、スーゼ・ルーヘル(アルト)
ルイ・ファン・トゥルダー(テノール)、ウィレム・ラヴェッリ(バス)
アムステルダム・トーンクンスト合唱団、オランダ王立オラトリオ協会合唱団
ウィレム・メンゲルベルク指揮
グループ・レーベルであるARCHIPEL ARPCD0192(#4035122401929)からの移行
と成ります。つきましてはARPCD0192は廃盤と成ります。

ANDRCD5087 2枚組 \1750
オッフェンバック:オペレッタ「天国と地獄」(フランス語)
アンドレ・ドラン(プルートー)、ベルナール・デミグニー(ジュピター)
モリエン(オルフェ)、クローディーヌ・コラール(エウリディーチェ)
ルネ・レイボヴィッツ指揮
パリ・フィル、合唱団 1953年
以前EVERESTレーベルから発売あり。 良い音質です。

ANDRCD5099 \1050
ブラームス:
(1)アルト・ラプソディ op.53
クレメンス・クラウス指揮ロンドン・フィル、合唱団 1947年12月
(2)4つの厳粛な歌 op.121(ピアノ版)
ジョン・ニューマーク(ピアノ) 1950年7月17日
(3)4つの厳粛な歌 op.121(管弦楽版)
マルコム・サージェント指揮BBC交響楽団 1949年1月12日
歌曲集6曲
ブルーノ・ワルター(ピアノ)との1947年9月7日の演奏会ライヴ
フィリス・スパー(ピアノ)との1949年2月15日の演奏
以上、キャスリーン・フェリアー(アルト)

ANDRCD5102 2枚組 \1750
ハスキル(Pf)ア:貴重な録音集
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111 1953年
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 1951年
(3)バッハ:トッカータ BWV.914 1953年
(4)シューマン:子供の情景 op.15 1955年
(5)シューマン:森の情景 op.82 1954年
(6)ドビュッシー:練習曲第10番、7番 1953年
(7)ラヴェル:ソナチネ 1951年
以上、クララ・ハスキル(ピアノ)
PHILIPS,TAHRA,AS DISC他から以前発売されていたものです。




<MYTO Historical>
MYTO 137 2枚組 \1750
カラスによるメトロポリタン・デビュー「ランメルモールのルチア」
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
マリア・カラス(ルチア)、ジュゼッペ・カンポーラ(エドガルド)
エンツォ・ソルデッロ(エンリーコ)、ニコラ・モスコーナ(ライモンド)
ファウスト・クレヴァ指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年12月8日ライヴ
以前、BELCANTOレーベル他から発売あり。マスターに起因するノイズが多少
聴かれます。




<ARCHIPEL>
ARPCD0391 \1080
(1)マーラー:「さすらう若人の歌」 1957年9月9日ライヴ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
フランス国立放送管弦楽団
(2)コダーイ:管弦楽の為の協奏曲 1951年10月14日ライヴ
ベルリン・フィル
(3)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 1951年10月14日ライヴ
ハインツ・シュタンスケ(ヴァイオリン)、ベルリン・フィル
以上、
指揮はカール・シューリヒト
(1)はCD-R盤で発売あり。(2)と(3)は完全初出。
録音年代の違う(1)と(2)(3)に差はありますが、とても良い音質です。

ARPCD0393 \1050
(1)アイネム:バレエ音楽「トゥーランドット」組曲 op.1a
(2)ルーセル:「バッカスとアリアドネ」組曲第2番
(3)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲
アンドレ・クリュイタンス指揮
ウィーン・フィル 1955年6月18日ライヴ
とても良い音質です。初出!

ARPCD0396 \1050
ワーグナー:
(1)ヴェーゼンドンク歌曲集
マルタ・メードル(ソプラノ)ケルン放送交響楽団 1955年10月7日
(2)歌劇「タンホイザー」序曲
ドイツ・ベルリン大交響楽団 1940年
(3)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
バンベルク交響楽団 1955年9月12日
(4)ボーナス・トラックとしてプフィッツナーの歌曲から
クララ・エバース(ソプラノ)による4曲の演奏を収録
バンベルク交響楽団 1955年10月11日
以上、指揮はヨゼフ・カイルベルト
音質は録音年代の古い(2)を除きとても良い音質です。




<CARUS>
83.168 \2380
ヨハン・クリストフ・アルトニコル:宗教曲集
(1)ミサ ニ長調
(2)モテット「おのが道をゆだねよ(Befiehl du deine Wege)」
(3)(4)サンクトゥス2曲
(5)モテット「今ぞ、すべての人よ神に感謝せよ(Nun danket all Gott)」
北ドイツ・フィグラル合唱団、ムジカ・アルタ・リパ
イェルグ・シュトラウベ指揮 2004/5年録音
(5)を除いてWORLD PREMIERE RECORDING !
大バッハの弟子であり娘婿アルトニコル(Johann Christoph Altnickol
1719-1759)の作品を集めた学術的にも貴重なアルバムです。
※指揮:イェルグ・シュトラウベ(Jorg Straube)
1953年ブレーメンに生まれ、ドイツ各地の音楽大学で教会音楽と教育音楽を
学ぶ。86年よりハノーバー・バッハ合唱団の指揮者として活躍。90-91年には
フライブルグ音楽大学で合唱指揮法の教授。現在、日本含め各地で合唱音楽
ワークショップを開いています。81年から率いる北ドイツ・フィグラル合唱団
とのあたたかみ溢れる演奏を収録したアルバムです。

83.307 \2380
ヨハン・クリスティアン・バッハ:協奏曲集
(1)6つの序曲から第4番「後見人 Il tutore e la pupilla」 Warb G.24
(2)協奏交響曲 イ長調 Warb C.35
(3)交響曲 ト長調 op.6 No.1 Warb C.7
(4)フルート協奏曲 ニ長調 Warb C.79
(5)交響曲 ヘ長調 op.8 No.4 Warb C.14
フライブルガー・バロック・オーケストラ
ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ指揮、ヴァイオリン 2007年録音
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-82)
大バッハの末子で兄エマヌエルに学び、イタリアやイギリスで活躍しました。
ギャラント様式の古典派音楽を発展させ若い時代のモーツァルトに大きな影
響を与えた事でも知られています。




<MEMORIES>
MR2035/2036 2枚組 \3380
マーラー:さすらう若人の歌、
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死(1957年9月9日ライヴ)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(1956年9月23日ライヴ)
シューリヒト指揮
フランス国立放送響、
フィッシャー=ディスカウ(Br)、ロベール・カサドシュ(P)
巨匠シューリヒトと抜群のコンビネーションを見せたフランス国立放送響(フ
ランス国立管)とのライヴ名演集。マーラー作品にも自信のあったシューリヒ
トだけに、涼しげなサウンドでマーラーのロマンを歌い上げる「さすらう若人
の歌」はディスカウの独唱を得て万全の出来と申せましょう。そして相性の良
かったカサドシュとのブラームスもキリッと引締った造型とさっさと進める快
速テンポが耳に心地よい名演。さらに「運命」のスリリングな快演も収録した
お得なセットです。

MR2037/2038 2枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2,3幕
(1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト・ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
シュターツカペレ・ベルリン、
ルードヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)、エルナ・シュルター(イゾルデ)、
ゴットロブ・フリック(マルケ王)、ヤロ・プロハスカ(クルヴェナル)、
マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)
ナチス関与の疑いで戦後演奏禁止の処分を受けたフルトヴェングラーは、その
後、無罪放免を受けて祖国ドイツでは1947年5月にベルリンフィルとのベートー
ヴェン・プロで復帰。さらに当演奏である10月に、オペラ公演に復帰します。
フルトヴェングラーの「トリスタン」というと、フィルハーモニア管とのスタ
ジオ録音が著名ですが、イギリスのオケ、スタジオ録音というハンデはやはり
明確であります。当演奏は第2,3幕のみでしかも第2幕も完全ではないとは言え、
「ドイツの指揮者」フルトヴェングラーがドイツの歌劇場でどういう演奏を展
開したかを知る意味で最適な音盤と申せましょう。うねるようなドラマ性は正
にフルトヴェングラーのワーグナーを聴く醍醐味です。音質は時代にしては非
常に鮮明ですし、臨場感もたっぷりです。出演者提供の音源による復刻とのこ
とです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.11

2007年10月11日 18時35分28秒 | Weblog
<ALIA VOX>
AVSA 9855(SACD-Hybrid) 2枚組 \2750
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」 (1610)
ジョルディ・サヴァール(指)、
ラ・カペッリャ・レイアル、パドヴァ古楽センター合唱団、
スコラ・グレゴリエンヌ
録音:1988年11月マントヴァ、サンタ・バルバラ・バジリカ聖堂
「聖母マリアの夕べの祈り」(1610)の初演場所で録音されたこの素晴らしい
演奏が、マルチチャンネル・リマスタリングによって、響きの満ちた、より
美しい音で蘇りました。このSACDを第1弾として始められたアリア・ヴォッ
クス・ヘリテージ・シリーズは、かつて、アストレ(現ナイーフ)・レーベル
から出されていた、サヴァールの名盤を取り上げていくシリーズ。現在、
ベートーヴェン、モーツァルト、モラレスなど、7タイトルのリリースが予
定されています。





<CASCAVELLE>
83451 03025 \880
「ヴェネチアのコンサート」
ヴィヴァルディ:
(1)「四季」より春(第1楽章)
(2)2本のフルートのための協奏曲V.VI-2
(3)「四季」より夏(第2楽章)
(4)2つのマンドリンのための協奏曲RV.532よりアレグロ
(5)フルート協奏曲Op.10-2「夜」
(6)「四季」より冬(第2楽章)
(7)「四季」より秋(第3楽章)
(8)フルート協奏曲Op.10-1「海の嵐」
(9)グローリアRV.589より
(10)マンドリン協奏曲RV.425
(11)フルート協奏曲Op.10-3「ごしきひわ」
(12)マンドリン協奏曲RV.93よりアレグロ・ジュスト
(13)協奏曲RV.558よりアンダンテ・モルト
ピエロ・トーゾ(Vn) シミョン・スタンチウ(パンフルート)
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ウーゴ・オルランディ、ドリーナ・フラティ(Man)
ピエトロ・ボルゴノーヴォ(Ob)チェチリア・ガスディア(S)
クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ
ピリオド楽器隆盛以前に人気を誇ったシモーネらによるヴィヴァルディ名曲
集。アルバム冒頭の「春」からレガートたっぷりに奏でられ、スタイルとし
てはいささか古くなった印象は否めませんが美しさとムードは満点です。
大家ランパルが参加しているのも目を引きます。ERATO原盤。





<PREISER>
PRCD 90618 2枚組 \3100
(1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550
(2)同:クラリネット協奏曲イ長調KV.622
(3)同:交響曲第33番変ロ長調KV.319
(4)ハイドン:交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99
(5)シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200
(6)同:交響曲第5番ハ長調D.485
ウィーン・フィル
(1)フルトヴェングラー(指) (2)ウラッハ(Cl)(2)(3)カラヤン(指)
(4)クリップス(指) (5)(6)ミュンヒンガー(指)
いまは亡き名指揮者たちがウィーン・フィルと残した名曲を集めています。
なつかしい絶頂期のウィーン・フィルのひびきを堪能できます。




<naive>
V5089(DVD-Video) 2枚組 \5600
字幕:英仏
ロッシーニ:「試金石」
ソーニャ・プリーナ(Ms クラリーチェ)
ジェニファー・ホロウェイ(S アスパージア)
ラウラ・ジョルダーノ(S フルヴィア)
フランソワ・リス(Br アスドルバーレ伯爵)
ホセ・マヌエル・サパタ(T ジョコンド)
クリスティアン・セン(Bs パクーヴィオ)
ホアン・マルティン=ロヨ(Br マクロービオ伯爵)
フィリッポ・ポリネッリ(Br ファブリツィオ)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)アンサンブル・マテウス
パルマ・レージョ劇場合唱団
演出:ジョルジョ・バルベリオ,ピエリック・ソラン
2007年1月に、パリのシャトレ座を大いに湧かせた「試金石」がDVDになりま
した。「試金石」は、ロッシーニが1812年にスカラ座で初演したオペラで、
当時は大変な人気作でした。ロッシーニ・ルネサンスを受けて、近年上演が
増えています。このシャトレ座の上演は、前年12月にパルマで上演を行い、
万全で臨んだものでした。バルベリオとソランの演出は、映像を活用した
斬新なもの。歌っている歌手をセットと合成して舞台上の巨大スクリーンに
映写するというもの。しかもフランス人らしい美感がたっぷりで、これは楽
しめます。歌手は、ヒロインのプリーナを始め、バロックで活躍する若い歌
手を多く起用。さらに、スペイン生まれの期待のロッシーニ・テノール、
サパタを起用。そして何と言ってもスピノージ!ここでもバリバリッとした
音楽が効果絶大です。 DVDは特典映像として、スピノージ、ソランへのイン
タビュー、オーディオ・トラックを収録。さらに88ページのブックレットを
附録。




<ブレーメン・ハウス>
BHMST 0008 \3000
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ヘ長調K.376 (2)ト長調K.379 (3)ホ短調K.304
ジョン・チャヌ(Vn) 矢島吹渉樹(Pf)
ジョン・チャヌと矢島吹渉樹の感性が、時に明るく、時にしっとりと響き合
う究極の癒しの1枚。

BHMST 0009 \3000
チャールダーシュ アンコールの花束 
(1)「80日間世界一周」のテーマ (2)「白鳥の湖」-情景 
(3)「トスカ」-「歌に生き、恋に生き」 (4)アルビノーニのアダージョ 
(5)映画「ミッション」-ガブリエルのオーボエ 
(6)「ピノキオ」-「星に願いを」 (7)「モダン・タイムス」-「スマイル」
(8)「タイタニック」-モMy Heart Will Go Onモ 
(9)「汚れなき悪戯」-「マルセリーノの歌」 
(10)モンティ:チャールダーシュ (11)コスモス<秋桜> 
(12)ふるさと (13)うれしいひな祭り・さくらさくら
ジョン・チャヌ(Vn) 矢島吹渉樹(Pf)
ジョン・チャヌのコンサートで大好評の涙と感動の曲を収録。

BHMST 0010 \3000
リスト:
(1)シューベルトのセレナーデ (2)ラ・カンパネッラ (3)愛の夢 
(4)超絶技巧練習曲第10番 (5)コンソレーションNo.1,No.2 
(6)超絶技巧練習曲第4番「マゼッパ」 (7)眠りから覚めた御子への賛歌
(8)ハンガリー狂詩曲第6番 (9)孤独の中の神の祝福
矢島吹渉樹(Pf)




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 23406 2枚組 \2700
モノラル
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
ヨゼフ・メッテルニヒ(リゴレットBr) 
リタ・シュトライヒ(ジルダS)
ルドルフ・ショック(マントヴァ公爵T) 
マルガレーテ・クローゼ(マッダレーナMs)
フリッツ・ホッペ(スパラフチーレBs) 
ヴィルヘルム・ラング(モンテローネ伯爵Br)
シルヴィア・メンツ(ジョヴァンナMs)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ベルリンRIAS交響楽団、ベルリンRIAS室内合唱団
録音:1950年9月20日、30日ベルリン(ライヴ)
ドイチュラントラジオ・クルトゥーア正規音源による1950年ライヴの「リ
ゴレット」は、フリッチャイにとって唯一のもので、これまでに数種のレ
ーベルから出ていた有名演奏。ヴェルディに不可欠な弾力あるリズムでグ
イグイと引っ張るスタイルにより、たいへんドラマティックな音楽づくり
が魅力です。ドイツ語による歌唱は当時の慣例に従っており、ジルダに名
花シュトライヒ。マントヴァ公爵は役どころにピッタリの当時35才のショ
ック、リゴレットにはメッテルニヒ(ショックと同年齢)と、えりすぐりの
キャストを配しています。




<MD+G>
33714782 \2080
93714786(SACD-Hybrid) \2950
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):交響曲第6番
ボン・ベートーヴェン管弦楽団 指揮:ローマン・コフマン
録音:2005年9月
ECMレーベルでおなじみの作曲家、シルヴェストロフの作品がMDGレーベルに
も登場しました。実は、コフマンとシルヴェストロフは同じウクライナの出
身で、年齢もほとんど同じ(コフマンは1936年生まれ)5年前にもコフマンが
シルヴェストロフの交響曲の初演を行なうなど、2人はとても仲が良く交流
も活発です。この第6番の録音は彼の70歳の誕生日の記念として行なわれた
ものです。
この第6交響曲は1995年に完成されたもので、「音楽から受け取るメッセー
ジ、音楽から聞き取れる記憶」を追求したシルヴェストロフ独特の曲で、
50分間、切れ目なく提示される5つの楽章は無調の響きから極めてロマン
ティックなモティーフまであらゆるものが詰め込まれた1冊のアルバムのよ
うな曲。しばし時間を忘れ聴き入りたい作品です。

3044472 \2080
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
クラリネット五重奏曲op.30(1923年初稿版)
七重奏曲(1948年)
八重奏曲(1957/58年)
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
録音:1992年
ヒンデミットの音楽は常に複雑です。平凡な解釈ではその特性を充分に表現
することはできません。しかし、アンサンブル・ヴィラ・ムジカによる高度
な技術と、機動性、そして聴き手を魅了してやまないすばらしいパフォーマ
ンスによって、最高のヒンデミットが出現したのです。とにかくメンバーが
素晴らしい!ヴラトコヴィチ、ノイネッカー、トゥーネマン、ゴリツキー
・・・などなど全ての管楽器好きが思わずため息をもらしてしまいそうな
名手たちが参加しているのですから。
アンサンブル・ヴィラ・ムジカは1990年結成された団体で、MDGレーベルに
は、これまでにマルティヌーやヘンツェ、ヒンデミット、ヤナーチェク、
キルヒナー、モーツァルト、ペンデレツキ、ラフ、リヒャルト・シュトラ
ウス、シュポアなどの室内楽作品集を数多くリリースしています。とりわ
けヒンデミットの作品に関しては評価が高く、ソナタにおける伝説的な名
演は国際的な賞を獲得しています。

60614622 \2080
ジャン・ヤンカ(1933-):オルガン作品集第2集
トロンボーンとオルガンのための作品集
ルトガー・ローマン(Org)、マイク・スヴォボダ(Tb)
録音:2007年2月 シュトゥットガルト
オルガンとトロンボーンが力を合わせるとき、かつてない壮大な音楽が生ま
れます。この2つの楽器の音色の混合色は、まるで空に輝く月の光のような
輝きに満ちています。
ポーランド、グダニスク生まれのオルガン奏者&作曲家ヤンカは、最初クラ
コフで学んだ後、シュトゥットガルト、パリへ行き、パリではマルセル・
デュプレに師事した人で、そのせいか彼の作風はフランスの印象主義音楽
の伝統を受け継いだものでキリストの復活に対する深い信仰を根底にした
美しいオルガン作品を多く書いています。このアルバムではトロンボーン
が重要な役割を演じるのですが、このアルバムでは名トロンボーン奏者マ
イク・スヴォボダが魅力的な演奏を披露しています。録音が行なわれたシュ
トゥットガルトの聖エーバーハルト教会の素晴らしい音響効果にも注目です。

60414652 \2080
ニコライ・メトネル(1880-1951):
ピアノ・ソナタop.25, 2 (1911)
朝の歌 op.39,4
悲劇的ソナタ op.39,5
おとぎ話 他
セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(Pf)
録音:2007年1月
20世紀初頭のロシアでラフマニノフ、スクリャビンとともに名ピアニストと
して讃えられたメトネルですが、彼は演奏家としてよりも作曲家の道を選び、
コンサート活動を行なうことはやめてしまいました。とは言え、ロシアから
フランスへ亡命、後にイギリスに渡るのですが、そこで出あったマイソール
王国(1399年-1947年、現インド領カルナータカ州)最後の藩王(マハラジャ)
ワディヤールの庇護を受けいくつかの録音を残したことも知られています。
膨大なピアノ曲を書いたメトネルですが、その作品はどれも精巧かつ複雑で
堅固な構成はまるでベートーヴェンの作品を思わせます。
ここで演奏している2007年に30歳を迎える若手注目株のピアニスト、フォン
・エッカルトシュタインはブゾーニ国際コンクールやリーズ国際コンクール
など、様々なコンクール入賞歴を誇り、以前MDGレーベルへ録音した2枚のア
ルバムも高い評価を受けています。
この録音では「まるでメトネルの音楽のために作られたかのような」とエッ
カルトシュタインが語る1901年製のスタインウェイを使用、控えめながらも
素晴らしく、そして勇敢なメトネルを奏でています。

60314662 \2080
「ウィーンはいつもウィーン」
シュトラウス、ランナー
シュランメルのワルツとポルカ集
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
録音:2007年1月
古き良き時代を味わいたければ、やはりワルツとポルカでしょうか?19世紀
前半から世紀末までのウィーン。当時のダンス・ホールやカフェにはワルツ
やポルカが満ち溢れていました。その中心的なレパートリーはランナーや
ヨハン・シュトラウスの作品でしたが、本当のところ、最も人気があったの
はホイリゲで演奏される気楽なアンサンブル「シュランメル」だったのでは
ないでしょうか。シュランメルとはヨハンとヨゼフ・シュランメル兄弟の名
に由来し、その歴史は1878年にヴァイオリンがギター伴奏で演奏することか
ら始まり、後に小編成のアンサンブルで奏される民謡やドイツ大衆歌一般を
指すようになったものです。これらの音楽の醸し出す独特の雰囲気を、トー
マス・クリスティアン・アンサンブルの素晴らしい演奏でお楽しみくださ
い。トーマス・クリスティアン・アンサンブル・・・以前リリースされたマ
ーラー「第4交響曲(エルヴィン・シュタインによる室内合奏版)」やブルッ
クナーでなんともしなやかな演奏を披露したアンサンブル。今回の演奏で
はその特性が一層強調されています。

34113072 \2080
モーツァルト:鍵盤作品全集 Vol. 7
ソナタ第3番変ロ長調 KV 281 (189f)
アレグレットによる12の変奏曲 変ロ長調 KV 500
グラーフの歌謡による8つの変奏曲ト長調 KV24
ナッソーの主題による7つの変奏曲 KV25
ロンドン・ソナタ第5番 KV 14
デュポールの主題による
9つの変奏曲 ニ長調 KV573 その他
ジークベルト・ランペ(Cemb、Klav、Pf)
録音:2006年6月、2007年3月
大好評のランペによるモーツァルト鍵盤作品全集、第7巻です。ここでは、
モーツァルトの重要な音楽の旅(ロンドン、ハーグ、アムステルダム、ミュ
ンヘン、ウィーン、ポツダム)によって書かれた音楽を収録しています。
1766年に作曲されたKV24と25の変奏曲、そして1775年に作曲された、エレ
ガントなメロディを持つソナタKV281、そしてkV573をはじめとした円熟期
の作品と、聴き手はモーツァルトの才能の発展を10年間隔で経験すること
ができるでしょう。学術的研究の成果と、力強い音楽性を兼ね備えたラン
ペの説得力ある演奏は、モーツァルトの知られざる作品にも光をあてるも
のです。使用楽器は1771年製作の歴史的ハープシコードなどが用いられて
います。

64514052 \2080
MDG「プレイヤー・ピアノ」シリーズ Vol.5
コンロン・ナンカロウ(1912-1997)
自動演奏ピアノのための習作 第3集 
第33番-第41のC番
ベーゼンドルファー・アンピコ・プレイヤー・ピアノ
録音:2005年6月
発売を重ねる毎にファンの増える「自動演奏ピアノ」シリーズ、第5弾。
今回は、その演奏難易度すら想像もつかない、ナンカロウの「自動演奏ピア
ノのための習作」の第3集です。恐らく、どんなピアニストでも演奏不可能、
そしてピアノロールでさえその音楽を再生できないであろうと言われる、
習作第40番を含む今回の曲集。最新のコンピュータ技術のみが、この不可能
を可能にしました。生ピアノでは味わえない不可思議な世界、一度聴くと虜
になること間違いなしです

30714692 \2080
メンデルスゾーン(1809-1847):
交響曲第1番、第5番“宗教改革”
“フィンガルの洞窟”序曲
“ルイ・ブラス”序曲
全て4手ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための編曲版
アンドレアス・ザイデル(Vn)、マティアス・ムースドルフ(Vc)
(ライプツィヒ弦楽四重奏団のメンバー)
オルガ・ゴレイ&ゲラルド・ファウス(P)
録音:2006年12月
ブラームスをはじめとした幾人かの作曲家は、オーケストラ作品に取り掛か
る前に、あらかじめ小編成ヴァージョンでその作品を形作ります。非常に早
熟な天才であったメンデルスゾーンも、交響曲を作曲する前に「家庭内で演
奏するために」小編成の版を作曲していた事が知られています。ここに録音
された交響曲第1番と第5番、そして2曲の序曲もその形で、まさに家庭用に
凝縮された小さな宇宙をお楽しみいただけることでしょう。メンデルスゾー
ンの弦楽四重奏曲の録音で高い評価を受けているライプツィヒ弦楽四重奏
の2人のメンバーと、カザフスタン生まれのピアニスト、オルガ・ゴレイ、そ
して東ドイツの名手ゲラルド・ファウスによる素晴らしいアンサンブルで。

64214792 \2080
「ウェルナー・ハースの肖像」
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲 第14番KV 449
ピアノ協奏曲 第19番KV 459
ウェルナー・ハース(Pf)
シュツットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
シュツットガルト放送交響楽団 指揮:ムラデン・バシチ
録音:KV449 1971年1月 KV459 1965年9月(ライヴ)
自動車事故で1976年10月11日、45歳という若さでこの世を去ってしまった名
ピアニスト、ウェルナー・ハース。彼は1931年シュツットガルトに生まれ
13歳で初めて公式の場で演奏します。1947年から54年までシュツットガルト
音楽大学にてリリー・グローバル・アッシュに師事、同時に1956年までは
ワルター・ギーゼキングの個人指導も受けていました。このアルバムは、
以前リリースされた6枚組(MDG 642 1086-2)に続くハースの芸術のドキュメ
ーテーションで、スイス放送局に残された音源から、未発表の2曲のモーツァ
ルトの協奏曲をCD化したものです。日本ではドビュッシーやラヴェルなど印
象派の演奏、録音で知られていますが、ここで聴けるモーツァルトも、非常
に折り目正しく味のあるもの。第19番はミュンヒンガーとのライヴ録音、
第14番はバシチ指揮のスタジオ録音です。2曲とも録音技師はエーリッヒ・
プリュンマーによるもので、コンサートでの演奏と、ラジオだけのための
演奏、そのどちらもが聴ける魅力的なアルバムとなっています。





<EINSATZ RECORDS>
EZCD 012 \2300
ヘンリク・シェリング 最初期録音集
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲第1番
R.コルサコフ:熊蜂の飛行
ノヴァチェク:常動曲
ヴァーレ(ハイフェッツ編):焚火のそばで
モンポウ:子供の情景
ロカテルリ:ラビリンス
ガーシュイン:前奏曲
ロロン:メキシコ舞曲
ファリャ(コチャンスキ編):スペイン民謡組曲-ムーア人の織物、ホタ
ヴィターリ:シャコンヌ
タルティーニ:コレルリの主題による変奏曲
クライスラー:グラーヴェ
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
パガニーニ:カプリース第24番 (録音:1950年代初頭)
ヘンリク・シェリング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.10

2007年10月11日 13時10分42秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-5112722 \1980
チャイコフスキー:くるみ割り人形(組曲)(12曲)
プロコフィエフ:交響組曲「キージェ中尉」Op.60
デュカス:魔法使いの弟子
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニック
ユーリ・テミルカーノフ指揮
1988年以来音楽監督、主席指揮者としてロシアの代表的オーケストラとコンビ
を組むテミルカーノフ指揮の最新録音をご案内いたします。

CZS-5046702 2枚組 \1450
ヘンドリックス/シューベルト歌曲集
CD1
さすらい人の月に寄せる歌D870; 盲目の少年D833; 孤独な人D800 
夜と夢D827; ズライカ I D720; ガニュメートD544; たゆみなき愛D138;  
さすらい人の夜の歌D768; ますD550; ズライカ II D717; 
ミューズの息子D764
ミニョンの歌D877; テューレの王D367; 糸を紡ぐグレートヒェンD118;
君こそ我が憩いD776; 春にD882; シルヴィアにD891 
以上w/ラド・ルプー(ピアノ)
1985年11月録音
CD2
愛の便りD957-1; セレナードD957-4; 笑いと涙D777; 男は人が悪い
D866-3; 流れの上でD943+; あこがれD879; 月に寄すD193; 遊びにおぼれて
D715; 岩上の羊飼D965*; 汝はわれを愛さずD756; 愛は裏切られD751;
若い尼僧D828; 嘆きの歌D23; エレンの歌III(アヴェ・マリア)D839; 
デルフィーヌの歌D857-1; 野ばらD257 
以上w/ラド・ルプー(ピアノ)
+ブルーノ・シュナイダー(ホルン)、*ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
1992年9月録音
以上 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
先日ご案内したバーバラ・ヘンドリックス・シリーズの追加アイテムです。





<London Philharmonic Orchestra>
LPO-0030 \2100
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版)
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
2005年リリースのワーグナー管弦楽曲集 (LPO-0003)、昨年リリースのハイド
ン“天地創造” (LPO-0008)ブルックナー“交響曲第4番”(LPO-0014)に続く
LPO自主製作盤から、クラウス・テンシュテットのブルックナー“交響曲第7番
(ハース版)”が登場します。
1984年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのこのライヴ録音は、ブルッ
クナーのエッセンスが凝縮されたものでテンシュテットと LPOの力強い情熱的
な演奏が感動を呼び起こすでしょう。
録音:1984年 5月 10日 /ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

LPO-0098 4枚組 \6280
ロンドン・フィル 75周年記念ボックスセット第2巻 1958-1982
CD1 (LPO-0024) 初リリース
ブリテン:
テノール、ホルン、弦楽のためのセレナード /ヴァイオリン協奏曲
ジョン・プリッチャード(指揮)
ニコラス・ブッシュ(Hr)/イアン・パートリッジ(T)/ロドネイ・フレンド (Vn)
CD2 (LPO-0025) 初リリース
チャイコフスキー:交響曲第6番“悲愴”
ストラヴィスキー:“火の鳥”組曲 (1919年版)
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
CD3 (LPO0002)既出
エルガー:序奏とアレグロ /エニグマ変奏曲
ブリテン:狩りをする祖先たち
ベルナルト・ハイティンク(指揮)/ヘザー・ハーパー(S)
CD4 (LPO-0023) 初リリース
マッケイブ:管弦楽のための協奏曲 (世界初演 )*
アーノルド:フィルハーモニー協奏曲 (世界初演 )**
マッケイブ:シャガールの窓(世界初演 )***
*ゲオルク・ショルティ(指揮)/**, ***ベルナルト・ハイティンク (指揮)
この第2巻、何といっても聴きどころはショルティでしょう。 1961年、ロンド
ンのコヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督に就任、シカゴ響やパリ管の音
楽監督を経て、1979年ロンドン交響楽団の首席指揮者・芸術監督を務めたショ
ルティは50年もの間DECCAに多くの録音を残しましたが、“火の鳥”組曲はこ
の盤が唯一のものです。同時収録の“悲愴”は「真の啓示を受けた」驚くほど
速いテンポも聴きものです。

LPO-0099 4枚組 \6280
ロンドン・フィル 75周年記念ボックスセット第3巻 1983-2007

演奏/ジョルジオ・コウクル(ピアノ)

CD1 (LPO-0026) 初リリース
ベートーヴェン:交響曲第9番“合唱”
クラウス・テンシュテット(指揮)
/ルチア・ポップ(S)/アン・マレイ(Ms)/アンソニー・R・ジョンソン(T)
/ルネ・パーペ (Bs)
CD2 (LPO-0027) 初リリース
R・シュトラウス:歌劇“カプリッチョ”より終景
モーツァルト:ミサ曲ハ短調/レクイエムより抜粋
シューベルト:スターバト・マーテルト短調
ブルックナー:テ・デウム
フランツ・ウェルザー・メスト(指揮)
フェリシティ・ロット(S)/マイケル・ジョージ(Bs-Br)
デッラ・ジョーンズ(Ms)/キース・ルイス(T)/ウィラード・ホワイト (Bs)
ジェーン・イーグレン (S)/ブリギット・レンメルト (A)
デオン・ヴァン・デル・ヴァルト (T)/アルフレード・ムフ (Bs)
リンツ・モーツァルト合唱団
CD3 (LPO-0001)既出
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番/第5番
クルト・マズア(指揮)
CD4 (LPO-0028) 初リリース
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
タチアナ・モノガローヴァ(S)/セルゲイ・レイフェルクス(Br)
第3巻の目玉は、テンシュテットの“第9”です。1992年10月8日、彼の最後の
コンサートの演奏曲目の一つで今までにCD化されたことのない貴重な音源です。
魅力的なソリストと雄大な音楽は 20世紀の財産と呼ぶにふさわしいものです。
ウェルザー・メストの才覚が光る声楽作品集もファンにとっては嬉しい贈り物、
そして、現在最も注目される若手指揮者、ユロフスキのショスタコーヴィチは
悲惨で暗い予感に満ちながらも、何ゆえにか鮮明な印象を与えるパフォーマン
スです。




<MSM>
MSM 0003(特別価格) \1500
クリスマス・アルバム ――
アドルフ・アダン(1803-1856):おお、聖夜
アレクサンドラ・パフムトワ(1929-):雪娘
伝承曲:御使いうたいて
D・H・ジョンソン:
キャロル《Of the Father's Heart Begotten》による幻想曲
山田耕筰(1886-1965):ペチカ(日本語歌唱)
フェミ・マリア・アルヴァレス(1833-1898):祈り
ペーター・コルネリウス(1824-1874):三人の王
フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
フランツ・シューベルト(1797-1828)/メリヒャル:千人の天使の合唱
アンテ・アルカラ(テノール)、パヴォル・ブレスリク(テノール)、
ロドニー・クラーク(バス・バリトン)、藤村実穂子(メゾソプラノ)、
ウーキュン・キム(テノール)、ディミトリー・コルチャク(テノール)、
シルヴィ・ヴァレル(ソプラノ)、カメラータ・オヴ・ロンドン
イギリスのアーティスト・マネージメント会社である「マイケル・ストアーズ
・ミュージック」が若き才能を世界へと発信していくために設立した自主レー
ベル「MSM」。
「マイケル・ストアーズ・ミュージック」には、カレーラス、キリテ=カナワ、
ヴィラゾン、ターフェルといった大物歌手や、ベルティ、コルチャク、ヴァレ
ルなど素晴らしき才能を持った若き歌手たちが数多く所属している。
「MSM」レーベル第3弾となる新譜は、「マイケル・ストアーズ・ミュージック」
に所属する総勢7名の歌手たちが創り上げたこれからの時期にピッタリのクリス
マス・アルバム。
バイロイト音楽祭の「指輪」でフリッカ役として出演し、その名を一気に世界
へと広めた藤村実穂子の歌う「ペチカ」。「サロメ」で旋風を巻き起こすなど
日本でも人気の高いソプラノ奏者シルヴィ・ヴァレルが歌う「御使いうたいて」。
そしてキム、藤村、アルカラ、ブレスリクの4人が歌う「きよしこの夜」など
収録内容は超充実!イギリスの室内楽団カメラータ・オヴ・ロンドンが奏でる
伴奏の音色も絶妙。
クリスマスの定番レパートリー「きよしこの夜」からパフムトワの「雪娘」ま
でを取り上げた多種多彩なプログラムも魅力的である。

==================================

★シュターツカペレ・ドレスデン 来日記念セール
下記のProfilレーベル15タイトルを期間限定特別価格でご案内いたします。
セール期間:10月10日から11月30日入荷分まで。

PH 05011 \1700
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
ダヴィド・オイストラフ(Vn) 
フランツ・コンヴィチュニー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 録音:1954年

PH 05040 \1700
エルガー:交響曲第1番変イ長調 作品55
ベルリオーズ:
序曲「リア王」作品4 「ベアトリスとベネディクト」序曲作品9
サー・コリン・デイヴィス(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン 
録音:1998年[エルガー]、1997年[ベルリオーズ] 
録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー (デジタル・ライヴ)

PH 05048 \1700
メンデルスゾーン:
交響曲第3番イ短調 作品56「スコットランド」
交響曲第5番ニ長調 作品107「宗教改革」
サー・コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 
録音:1997年8月31日-9月2日[第3番]、1997年10月28日[第5番]
録音会場:ドレスデン、ゼンパーオーパー(ステレオ・ライヴ)

PH 05049 \1700
シベリウス:
交響曲第2番ニ長調 作品43 
交響詩「エン・サガ」作品9 
交響詩「ルオンノタール」作品70*
サー・コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ ウテ・ゼルビク(ソプラノ)* 
録音:1988年9月22日(作品43)2003年7月7-8日(作品9、70) 
ドレスデン、ゼンパーオーパー (ライヴ)

PH 06023 \1700
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 作品.43
キリル・コンドラシン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 
録音:1963年2月ドレスデン  国立歌劇場大劇場 (ライヴ)

PH 06038 \1700
シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「グレイト」
サー・コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 
録音:1996年7月1&2日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

PH 06039 \1700
ベルリオーズ:テ・デウム作品22
モーツァルト:キリエ ニ短調 K341
サー・コリン・デイヴィス(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン 
ニール・スチュアート(テノール) 
ハンス=ディーター・シェーネ(オルガン) 
ドレスデン国立歌劇場合唱団 ドレスデン・シンフォニー合唱団 
ドレスデン・ジングアカデミー、
ドレスデン・フィルハーモニック児童合唱団 
ドレスデン国立歌劇場児童合唱団 
録音:1998年10月3、4日ドレスデン、聖十字架教会(ステレオ・ライヴ)

PH 07010 \1700
(1)プフィッツナー:大管弦楽のための交響曲ハ長調Op.46
(2)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
(3)R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(4)R.シュトラウス:楽劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り
(5)R.シュトラウス:典前奏曲Op.61
(1)-(4)カール・ベーム(指)
(5)クルト・シュトリーグラー(指)
ハンス・アンデル=ドナート(オルガン)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)(3)1941年1月(2)(4)1939年1月ドレスデン、ゼンパーオーパー 
(5)1944年5月17日ドレスデン、聖母教会 (モノラル)

PH 06035 \1700
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱つき」
カール・べーム(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン&ドレスデン国立歌劇場合唱団 
マルガレーテ・テシェマッハー(ソプラノ) 
エリーザベト・ヘンゲン(メゾソプラノ) 
トルステン・ラルフ(テノール) 
ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン) 
録音:1941年ドレスデン (モノラル)

PH 07011 \1700
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ハース版)
ベルナルト・ハイティンク(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン 
録音:2003年11月3日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

PH 07004 2枚組 \3400
マーラー:交響曲第9番ニ長調
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
ドレスデン・シュターツカペレ 
録音:1997年4月6-8日(マーラー)ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ) 
2001年1月10、11日(R.シュトラウス)
ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

PH 07003 \1700
(1)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 作品132 
(2)シューマン:
4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調 作品86 
(3)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲 
(4)ヨハン・ゴットリープ・ナウマン:テ・デウム
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 
(4)ドレスデン国立歌劇場合唱団 
録音:(1)1990年3月10日(3)1990年3月14日
(4)1980年12月18日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ) 
(2)1981年10月15日ドレスデン、クルトゥアパラスト(ライヴ)

PH 07014 2枚組 \3400
ベルリオーズ:死者のための大ミサ曲(レクィエム) 作品5
サー・コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン  
キース・イカイア=パーディ(テノール) 
ドレスデン国立歌劇場合唱団  
ドレスデン・シンフォニー合唱団  
ドレスデン・ジングアカデミー  
録音:1994年2月14日ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)

PH 06065 \1700
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 作品141
ボリス・チャイコフスキー:主題と8つの変奏(1978)
キリル・コンドラシン(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン

PH 07039 \1700
R.シュトラウス:オペラからの名場面集
(1)「ばらの騎士」より
  第2幕の二重唱 / 第3幕のワルツ / 第3幕の二重唱
(2)「影のない女」より
  第1幕終曲 / 第2幕「ふたたび見つかった鷹よ」
(3)「アラベラ」より
  第1幕の場面と二重唱 / 第2幕の場面と二重唱 / 第3幕の場面と二重唱
(4)「ダフネ」より
  アポロのアリア / ダフネのアリア / ダフネの変容[劇の大詰め]
(1)エシュテル・レーティ(S:ゾフィー)
エリーザベト・ヘンゲン(A:オクタヴィアン)
(2)ヨーゼフ・ヘルマン(Br:バラク)トルステン・ラルフ(T:皇帝)
(3)マルガレーテ・テッシュマッハー(S:アラベラ)
クリステル・ゴルツ(S:ズデンカ)
マテュー・アーラースマイア(Br:マンドリーカ)
(4)トルステン・ラルフ(T:アポロ)
マルガレーテ・テッシュマッハー(S:ダフネ)
カール・べーム(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:(1)1938年12月、1940年12月(4)1938年12月(あるいは1939年1月)
以上、エレクトローラSP復刻
(2)1942年6月9日(3)1942年6月7-9日以上、ドイツ帝国放送による放送録音

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.9-1

2007年10月10日 18時37分48秒 | Weblog
<UM IMS>
2007年12月15日発売
ご予約締切日:11月18日
※締め切りを過ぎたご注文はお受けできませんので、ご注意下さい。
IMCG9001 \200,000(再販適用商品 ※国内盤と同様の扱いとなります)
EXTREME HARD GLASS CD
《高品位ハード・ガラス製音楽CD》(※)による
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調作品125<合唱>
<オリジナル・リマスター盤>
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
ヒルデ・ レッセル=マイダン(Ms)
ヴァルデマール・クメント(T)
ヴァルター・ベリー(Br)
ウィーン楽友協会合唱団
完全受注限定
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1962年10月 ベルリン、イエス・キリスト教会
来る2008年、ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100年を記念し、ユニバー
サルIMSでは数ある「カラヤンの第九」の中から名盤として長く親しまれて
きた1962年ベルリン、イエス・キリスト教会で録音されたものを取り上げ、
これをユニバーサルとしては初となる「ガラスCD」作品としてリリース致し
ます。
昨年秋に技術発表された「ガラスCD」(正式にはEXTREME HARD GLASS CD
《高品位ハード・ガラス製音楽CD》)はその音質におけるクオリティの高さ
がオーディオ・ファンをはじめとする音楽愛好家に驚きをもって迎え入れら
れ、現在最も期待されているメディアとして注目されています。この「ガラ
スCD」のクオリティを最大限活かすため、今回、スタッフはマスター音源が
眠る独・ハノーヴァーへ出向き、オリジナル・アナログ・マスターテープか
らのリマスターを持ち帰ることに成功しました。これは実際に「ガラスCD」
の音を聞いてリリースに関する全面的な協力を快諾してくれたレパートリー
・オーナーであるドイツ・グラモフォンの社長、マイケル・ラング氏による
ものに他なりません。IMSでは今後もこの「ガラスCD」による名盤の限定完
全復刻を「HERITAGE OF CLASSICS シリーズ」として継続していく予定です。
<豪華仕様>
ドイツ・グラモフォンの全面協力で実現したアナログ・マスター完全復刻
アナログ盤オリジナル・ジャケットを用いたデジパック仕様
同音源の比較試聴用CD(通常盤CD)封入
「HERITAGE OF CLASSICS」シリーズ第一弾記念<特製アクリルケース>付き
特殊装丁による豪華ケース入り
デザイン及び仕様等に関しては一部変更が生じる場合が御座います。
予め御了承願います。

★EXTREME HARD GLASS CD《高品位ハード・ガラス製音楽CD》とは・・・
従来のCDがプラスティック製であるのに対し、EXTREME HARD GLASS CDは高
級レンズと同じ超精度光学ガラスを強化したものを使用、独自のテクノロジ
ーで一品一品丹念に手作りで製造されます。ハード・ガラス製ディスクと特
有の優れた物性により、CDが本来有する高音質再現性はもちろんのこと、高
安定性、高耐久性(性能の永久保持)をも実現した、究極の<夢>のCDです。
★EXTREME HARD GLASS CD《高品位ハード・ガラス製音楽CD》の6大特徴
1. 物理特性が優れている⇒温度、湿度によるディスクの反り、面振れの偏
移がない。
2. 光学特性が優れている⇒基材がガラスのため、複屈折がなく読取レーザ
ーの効率、S/N比が良好。
3. ディスクの耐久性が高い⇒強化ガラス使用で永久恒常状態を保持。
4. 時間軸の精度が向上⇒ディスク質量が大きく(CD規格上限の33g)
  フライホイール効果により回転が非常になめらかになる。
5. 機械的特性(トラッカビリティ)が安定している⇒サーボ系(ピックアッ
プのフォーカス、トラッキング)が安定し再生系のS/N比が向上。
6. 信号特性が良好⇒光硬化技術による高精度微細転写方式で優れた信号特性。





<Universal (UMGI)>
1746897(CD+DVD) \3350
ザ・ベスト・オブ アンドレア・ボチェッリ
「ヴィヴェーレ」 DVD付きデラックス・エディション
CD:
1. 静かなる声
  -La Voce Del Silenzio<新録音>
2. 愛の香り-Sogno<AL「愛の香り」より>
3. 大いなる世界
  -Canto Della Terra<AL「愛の香り」より>
4. 生きる-Dare To Live (Vivere)
  -ラウラ・パウジーニ(デュエット)
   <新録音(オリジナル:AL「ロマンツァ」)>
5. 夕べの静かな海-Il Mare Calmo Della Sera<AL「ロマンツァ」より>
6. ア・テ-A Te <新録音(Sax:アンドレア・ボッチェッリ)>
7. ベサメ・ムーチョ<AL「アモーレ」より>
8. 千の月と千の波-Mille Lune Mille Onde<AL「トスカーナ」より>
9. タイム・トゥ・セイ・グッバイ-Time To Say Goodbye
サラ・ブライトマン(ヂュエット)<新録音(オリジナル:AL「ロマンツァ」)>
10. Lo Ci Saro?<新録音(Pf:ラン・ラン)>
11. ロマンツァ-Romanza<AL「ロマンツァ」より>
12. 彼女のために生きる-Vivo Per Lei<AL「愛のために」より>
13. メロドラマ-Melodramma<AL「トスカーナ」より>
14. 美しい星-Bellissime Stelle<新録音>
15. 祈り-The Prayer-セリーヌ・ディオン(ヂュエット)
<AL「愛の香り」より>
16. ビコーズ・ウィ・ビリーヴ-Because We Believe
<AL「アモーレ」より>
DVD:
リゴレット-Rigoletto
あの火刑台の恐ろしい炎が-Di Quella Pira
乾杯の歌-Brindisi(カヴァレリア・ルスティカーナ )
愛らしい乙女よ-O Suave Fanciulla
遥かなるサンタ・ルチア-Santa Lucia Luntana
帰れソレントへ-Torna a Surriento
オ・ソレ・ミオ-O Sole Mio
乾杯の歌-Brindisi(椿姫)
アンドレア・ボチェッリ(T)
新録音4曲を含む究極のベストアルバム!
ポピュラー作品が続いたアンドレア・ボチェッリの最新作はクラシックから
ポピュラーまでを広く網羅したインターナショナル・リリースとしては初と
なるベスト・アルバムです。
この華々しいベスト・コレクション「ヴィヴェーレ」には、彼のもっとも有
名な曲と、ラウラ・パウジーニ、ラン・ラン、ケニー・Gなどとのコラボレ
ーションを含む新曲4曲が収録されています。世界的に有名な音楽プロデュ
ーサー、デヴィッド・フォスターが「私の世界で一番好きな歌手」と呼ぶボ
チェッリの驚くべき才能を、もう一度再認識する機会となるアルバムです。
限定盤のDVDにはNYライヴからの8曲に加えインタビューを収録。

1746680 \1850
「ヴィヴェーレ」通常盤(CDのみ)

1748821(DVD-Video) \3350
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世
「サント・スビト!」“Santo Subito!”
MAIN CONTENT
1. SANTO SUBITO!
2. MONTE SINAI
3. CRISTO SALVATORE
4. DIO, NOSTRO PADRE
5. SPIRITO D’AMORE E DI PACE
6. DIO DI MISERICORDIA7. DIO e AMORE
8. IO SONO TUTTO TUO
9. MONTE DELLE BEATITUDINI
10. MI SARETE TESTIMONI!
先代ローマ法王ヨハネ・パウロ2世、初の映像商品がリリース。
内容は法王の講話をはじめ、即興による法王自身の歌などバラエティに富ん
だクリップにより構成されています。楽曲の作曲・パフォーマンスを担当し
ているのはは主に映画音楽などを手掛けるイギリスの作曲家サイモン・ボズ
ウェル。カトリック教徒のみならず広く人類の平和を説いたヨハネ・パウロ
2世の豊かで親しみ深い人間性がうかがえる貴重な映像作品です。




<BMG>
オイロディスク・オペレッタ・シリーズ
最近ヨーロッパで、オペレッタの再上演が大流行!
永らく廃盤となっていた、レナータ・ホルム、アンナ・モッフォ、ルドルフ
・ショックなどの名歌手を起用したオペレッタ録音黄金時代の名盤『オイロ
ディスク』のオペレッタ・シリーズが、あの懐かしいオリジナル・ジャケ
ットで再発売です。なお半数のタイトルがハイライト盤となっておりますが、
台詞部分が多いので、曲部分はほとんど収録されております。(これらハイ
ライト盤は、もともと全曲盤は存在いたしません(録音されていません)
※ドイツのみのローカル商品となります。よって、全てドイツ語による歌唱
のため、歌詞はついておりません。

88697184242 \1000
パウル・アブラハム: 喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」ハイライト、
マルギット・シュラム ルドルフ・ショック
ヴェルナー・シュミット=ベルケ(指揮) ベルリン交響楽団
パウル・アブラハム(1892-1960)は、ハンガリー生まれ。ブダペスト音楽院で
学んだ人。36歳でオペレッタ作曲を始め大成功を収める。ここに収録された
2曲は彼の代表する作品で、名曲「私のママは、横浜生まれ」も収録。
1963年頃の録音

88697184262 \1000
エドゥアルド・キュネッケ : 喜歌劇「どこかの従兄弟」ハイライト
レナーテ・ホルム ルドルフ・ショック
ヴェルナー・シュミット=ベルケ(指揮) ベルリン交響楽団
ベルリンの新オペレッタ劇場で合唱指揮者だったエドゥアルド・キュネッケ
(1885-1953)は、後にオペレッタ作曲家に転向し、この「どこかの従兄弟」
によって、ドイツを代表するオペレッタ作曲家の一人に上げられるようにな
りました。この作品、少々あらすじに無理がありますが(7年前に別れた男の
顔を忘れるなんて!)メロディは美しく、聞き応えはたっぷりです。
1964年頃の録音

88697184272 \1000
レオン・イェッセル:喜歌劇「シュヴァルツヴァルトの娘」ハイライト
ロッテ・シェードレ マルギット・シュラム ルドルフ・ショック
ヴェルナー・シュミット=ベルケ(指揮) ベルリン交響楽団
「おもちゃの兵隊の行進(3分クッキングのテーマ曲)」で有名なレオン・イェ
ッセル(1871-1942)。1911年からベルリンでオペレッタ作曲家として活動を
始める。この「シュヴァルツヴァルトの娘」は最大の成功作で、1917年に
ベルリン・コミッシェオーパで初演された後、10年間で6000回もの公演が
行われた作品です。1964年頃の録音

88697184282 \1000
フレッド・ライモント: 喜歌劇「青い仮面」ハイライト
マリカ・レック マルギット・シュラム ルドルフ・ショック
ヴェルナー・シュミット=ベルケ(指揮) ベルリン交響楽団
独学で作曲を学んだフレッド・ライモント(1900-1954)は、キャバレーな
どで自作の歌などを弾き語りで演奏するようなり、その後ベルリンでオペ
レッタ作品を作曲するようになりました。この「青い仮面」は、ドイツで
人気を博した作品です。舞踏会で出会った男女が1年後の再会を約束、2人の
思いは成就するか? 彼女に求婚する他の男はどのような作戦を? ちょ
っと切ないラブ・ロマンです。 1964年頃の録音

88697188342 2枚組 \2000
カール・ミレッカー: 喜歌劇「乞食学生」(全曲)
ヒルデ・ギューデン ルドルフ・ショック
ヒルデ・コネツィニ フリッツ・オルレンドルフ
ロッテ・シェードレ ペーター・ミニヒ
ロベルト・シュトルツ(指揮) ベルリン交響楽団
J.シュトラウス、スッペと並ぶオペレッタ『黄金時代』の作曲家、ミレッカ
ー(1842-1899)の代表作。初演後約40年でドイツ語で5000回近くも上演された
ヒット作。台本はスッペの「ファティニッツァ」「ボッカチオ」や、J.シュ
トラウスの「ヴェネツィアの一夜」等で知られるフリードリッヒ・ツェルと
リヒャルト・ジュネで、同じくミレッカーの「ガスパローニ」も手がけてい
る当時の大人気コンビによる作品です。1964年頃の録音

88697187982 \1000
レオ・ファル: 喜歌劇「イスタンブールのバラ」ハイライト
カール・ミレッカー: 喜歌劇「デュバリー伯爵夫人」ハイライト
エリカ・ケート ルドルフ・ショック ホルスト・ヴィルハイム
フランク・フォックス(指揮) ベルリン交響楽団
レオ・ファル(1873-1925)は、ウィーン音楽院で作曲を学びハンブルク、ベル
リン、ケルンの劇場の楽長に就任。ハンブルクで指揮者を務めながら、オペ
レッタを作曲。1906年からはウィーンでオペレッタを作曲し成功しました。
ウィーンのオペレッタ作曲家の中で、レハール、オスカー・シュトラウスと
並ぶ偉大な存在です。またミレッカーの「デュバリー伯爵夫人」は、彼の
「乞食学生」の3年前に作曲されたもので、親しみやすい曲の書けるメロディ
・メーカーであることがよく実感できる作品と言えるでしょう。
1962年録音

88697187992 \1000
フランツ・レハール: 喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」ハイライト
マルギット・シュラム ルドルフ・ショック
ロベルト・シュトルツ(指揮) ベルリン交響楽団
レハール(1870-1948)は、ハンガリー生まれのオーストリアの作曲家,指揮
者。20世紀を代表するオペレッタ作曲家であり,オペレッタというジャンル
を国際的に通用する娯楽形態としてよみがえらせるうえで大いに貢献した人
です。また、彼の作品は、オペレッタ劇場のみならずオペラ劇場でも上演さ
れる評価の確立した作品となり,彼はオッフェンバック,ヨハン・シュトラ
ウスとともに,今なお最も人気のあるオペレッタ作曲家の一人となっていま
す。この「ルクセンブルク伯爵」は、レハール自身で1年間に300回もの連続
公演を行い大成功。その後ここで演奏しているロベルト・シュトルツが引き
継いで指揮をした。最高46回ものカーテンコールを行ったこともあったそう
です。 1966年録音

88697188002 \1000
フランツ・フォン・スッペ: 喜歌劇「ボッカチオ」ハイライト
レナータ・ホルム ルドルフ・ショック
フランク・フォックス(指揮) ベルリン交響楽団
スッペ(1819-1895)は、ベルギー系オーストリアの作曲家、指揮者。200もの
劇音楽、36ものオペラ・オペレッタを作曲したウィーンで最初の音楽喜劇作
曲家の一人。後半生には,当時すっかりウィーンに溶け込んでいたオッフェ
ンバックの作品に続き、正統的なウィーン風オペレッタを作曲し、その第一
人者となりました。この「ボッカチオ」は、彼の真価が最も発揮され,その
特質が際立っている。アリエッタ「恋はやさし野辺の花よ」が田谷力三の愛
唱歌としても日本でも有名です。 1962年録音

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.9-2

2007年10月10日 18時37分17秒 | Weblog
88697188072 \1000
ラルフ・ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」(ハイライト)
ペーター・アレクサンダー インゲボルク・ハルシュタイン
エリカ・ケート ルドルフ・ショック
ヨハネス・フェーリンク(指揮) Gro ses Orchester
ベナツキー(1884-1957)は、最初ミュンヘンで作詞家および指揮者として始
めた。一時ウィーンのキャバレーで監督として働き、歌曲の作詞・作曲をし
た。ベルリンでは、オペレッタ音楽作曲に専念し、舞台音楽のほかに多くの
映画音楽も手掛け、5000曲以上の歌曲を書いたと言われている。この「白馬
亭にて」は 1930年作曲され、ベルリンでは5000人収容の劇場で、7年間ロン
グランで4000回以上、ロンドンで600回、パリでは4年間、ニューヨークでも
大劇場で1年間に昼夜2回公演で300万人の観客が訪れたという大ヒット作品!
ザルツブルグ郊外の避暑地、『サウンド・オブ・ミュージック』のサルツカ
ンマーグートのロマンティックなリゾートホテル「白馬亭」を舞台に、その
女主人ヨーゼファーとボーイ長レオポルトとの愛が、ベルリンからの避暑客
の若者たちの2組の恋が、そして避暑客と村人たちの交歓が織りなす、ロマ
ンティックなオペレッタ。 1970年頃の録音

88697188312 \1000
エメリッヒ・カールマン:喜歌劇「チャルダッシュの女王」(ハイライト)
アンナ・モッフォ, ルネ・コロ ダグマール・コラー、
ベルト・グルント(指揮), クルト・グラウンケ交響楽団,
オペラの"白銀の時代"と呼ばれたブームの中心で活躍したオーストリア=ハ
ンガリー出身のカールマン(1882-1953)。激しいリズムと哀愁を帯びた甘い
旋律、世紀末的憂鬱とモダンな響きで、多くのファンに支持されました。彼
の代表曲であるこの作品は、美しいアリアや華やかな舞曲などが盛り込まれ
た作品で、アンナ・モッフォ、ルネ・コロなど、当時の人気歌手を起用して、
美しさと楽しさを交互に味わうことができます。1972年録音

88697188362 2枚組 \2000
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ウィーン気質」(全曲)
ヴィルマ・リップ ヒルデ・ギューデン マルギット・シュラム
ルドルフ・ショック フェリー・グルーバー ベンノ・クッシェ
ロベルト・シュトルツ(指揮) ウィーン交響楽団
「ウィーン気質」は、ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)が既に作曲して
あったワルツやポルカの名曲を集めて編曲したもので、まさにメロディーの
宝庫。台本も曲にあわせたとは思えない程の出来栄えに仕上がっていて、ど
こを取っても名曲ばかりです。さらにこの演奏では、無冠のワルツ王R・シュ
トルツ指揮ウィーン交響楽団を起用して、さらに「ウィーン気質」倍増です。
甘美な音楽と巧みなせりふ回しの妙が聴きどころ。(ヨハン・シュトラウス2
世はこの作品完成前に亡くなったため、アドルフ・ミュラーが引継ぎ完成さ
せたものです) 1965年録音

88697189992 \1000
フランツ・レハール:喜歌劇「ロシアの皇太子」ハイライト
ルドルフ・ショック レナータ・ホルム
ロベルト・シュトルツ(指揮) ベルリン交響楽団
レハール(1870-1948)は、ワルツ「金と銀」で有名となり、彼の代表作「メ
リー・ウィドウ」で一夜にしてウィンナ・オペレッタの寵児となりました。
この作品は、ロシアのムードを漂わせる音楽と、涙腺を刺激する名曲や心浮
き立つ二重唱など、ほろ苦く切ない気持ちにさせるのもレハールならではの
語り口。オペレッタには珍しくハッピーエンドではなく、悲劇的で表現しが
たい悲哀を感じさせます。また全体的に、長調・短調、情熱的で優しくエレ
ガントなメロディーで彩られているのも特徴的で彼の最も愛した作品のひと
つと言われています。 1967年録音

88697188372 \1000
フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇「美しきガラティア」(全曲)
アンナ・モッフォ ルネ・コロ
ローゼ・ヴァーゲマン フェリー・グルーバー
クルト・アイヒホルン(指揮) ミュンヘン放送管弦楽団
名作、オッフェンバックの「美しきエレーヌ」を思わせるギリシア風の物語。
理想の美女を追求し石像に命を吹き込んだは良いが、彼女はあまりにもタカ
ビーかつイケメン好き。さてさて結末は? 絶世の美女といえばやはりアンナ
・モッフォ。彼女のレパートリーはその多くが映画化されていますが、この
曲の映像は残されていないのが残念です。とにかく美しいメロディに満ちた
楽しい作品です。 1974年録音

88697184292 \1000
ロベルト・シュトルツ: 喜歌劇「絹のヴィーナス」ハイライト
マルギット・シュラム ルドルフ・ショック
ロベルト・シュトルツ(指揮) ベルリン交響楽団
「ヴァイオリンの調べ」が知られるシュトルツの代表作の一つ。ヒトラーの
時代が来る直前の不安な時期に書かれた作品とは思えないほど明るく楽しい
曲。耳なじみの良いメロディは当時の聴衆を熱狂させました。この録音は、
無冠のワルツ王R・シュトルツ指揮による自作自演となります。
1965年録音





<ARTS>
47718-8(SACD-Hybrid) \2080
ニーノ・ロータ:
ピアノ伴奏によるヴァイオリンとヴィオラのための作品全集
(1)間奏曲ロ短調、(2)ヴィオラ・ソナタ ハ長調、
(3)ヴィオラ・ソナタ ト長調、(4)ヴァイオリン・ソナタ ト長調、
(5)即興「感傷的な悪魔」、(6)即興「恋なき恋人たち」
マルコ・フォルナチアリ((1)-(3)Va、(4)-(6)Vn)、
ガブリエレ・バルドッチ(Pf)、
録音:2006年4月
前回の「ある愛の歌による交響曲」「夕べの協奏曲」(47596-2)に続くARTS
レーベルのニーノ・ロータ新譜です。映画音楽の巨匠ニーノ・ロータですが、
純音楽の分野にも室内楽、管弦楽、バレエ、オペラなどあらゆるジャンルに
作品を残しております。今回収録された作品もピエロ・ファルッリ、ウィリ
アム・プリムローズ、などに献呈された本格的作品です。ロマティックな室
内楽にご興味のある方には大いに受けるでしょう。

47597-2 \1550
(1)ブラームス:
2台のピアノのためのソナタへ短調Op.34b
(原曲:ピアノ五重奏曲Op.34、作曲者編)
(2)シューマン:
ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44(2台のピアノ版、編曲者不詳、1865/66出版)
デュオ・ウリアルテ・ムロンゴヴィウス(ピアノ・デュオ)【ベゴニャ・ウ
リアルテ&カール=ヘルマン・ムロンゴヴィウス】
録音:2006年11月、マドリッド・スペイン国立放送局
ARTSレーベルの初期から継続的に録音しているデュオ・ウリアエルテ・ムロ
ンゴヴィウスの新録音。ブラームスとシューマンのピアノ五重奏曲を2台の
ピアノに編曲したヴァージョンのカップリングという好企画盤。ブラームス
はピアノ五重奏曲を完成後すぐにピアノ2台に編曲する構想を持っていまし
た。ブラームスはかなりの自作を4手ピアノのために編曲しており、自然な
発送でした。一方シューマンのピアノ五重奏曲は、弦楽のパートを第二ピア
ノに置き換えたもので、1865/66年にブライトコップフから出版された版で
すが、何故か編曲者不詳となっています。




<NEWPORT>
アメリカの懐かしいNEWPORTレーベル。もう活動していないのかと思ったら、
密かに新譜をリリースしておりました。意外なほど充実したスタインハート
のシューベルトや珍盤とも言えるエレキ・ヴァイオリンによるヴィヴァル
ディの「四季」など、興味深いアルバムが発売されました。

NCD 60174 2枚組(2CD) \3960
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 D.574, Op.162
ロンド ロ短調 D.895, Op.70
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934, Op.159
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 D.384, Op.137-1
ソナタ第2番 イ短調 D.385, Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ト短調 D.408, Op.137-3
アーノルド・スタインハート(ヴァイオリン)
シーモア・リプキン(ピアノ)
40年以上に渡って活躍するグァルネリ四重奏団の第1ヴァイオリンとして高
名な、米国のヴァイオリニスト、アーノルド・スタインハートによるシュー
ベルト。さすが室内楽の神髄を知る人だけに、揺るぎない確信をもった成熟
度の高い演奏である。近年のシューベルトのヴァイオリン作品の録音では出
色の出来栄えである。

NCD 60185 2枚組 \3960
「画家の音楽、音楽家の美術」
モーツァルト:
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370,ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲 変ロ長調,ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16,
ピアノ四重奏曲 ハ長調
シューマン:ピアノ四重奏曲
ほか
アン・ディ・ムジーク: 【コンスタンス・エメリヒ(ピアノ),エリオット
・チャポ(ヴァイオリン),リチャード・ブライス(ヴィオラ), ダニエル・
ロトミュラー(チェロ),ジェラルド・ロイター(オーボエ)】
ほか
この室内楽のCDには「画家の音楽、音楽家の美術」というタイトルが掲げら
れている。例えば、ベートーヴェンのピアノ四重奏曲 変ホ長調は、ヘレン
・フランケンタラーに、モーツァルト:オーボエ四重奏曲はケニス・ノーラ
ンドに。ブックレットには彼らの作品の写真が収められ、それを眺めながら
演奏を聞くことで、また楽しめるようになっている。

NPD 85669 \1980
「エレクトリック・ヴィヴァルディ」
ヴィヴァルディ:四季(エレクトリック・ヴァイオリンによる演奏)、
バッド・ラップ、ウィンター・リミックス
グレゴリー・T.S.ウォーカー(エレクトリック・ヴァイオリン)
エリック・ベルトルッツィ指揮
ボールダー・フィル
エレキ・ヴァイオリンでヴィヴァルディの「四季」を演奏した変わったCD
です。それぞれの作品の前にソネットの朗読してるような、歌ってるような
もの(ほとんど聞き取れません)が電気的に変容されたものが収録されていま
す。ヴァイオリンの音はシンセサイザーで色んな音を出して遊んでいる、と
いった趣です。エレキ・ヴァイオリンを弾くウォーカーは作曲家のジョージ
・ウォーカーの息子でボールダー・フィルのコサート・マスターを務めてい
ます。

NPD 85674 \1980
「宇宙の20世紀合唱曲」
ジェイコブ・ドラックマン:アンティフォニーズ
ジェイムズ・フリッチェル:アース・マジシャン
エドゥムンド・ナジェラ:アド・フルミナ・バビロニス
ルイーズ・タルマ:カルミナ・マリアナ
モートン・グールド:ア・カペラ
デール・ジャーゲンソン:月
他、
ロス・リー・フィニー、シェーンベルク、レオ・スミット、ジョン・ビッ
グス、ウィリアム・ホーレイ、グレッグ・スミスの作品
グレッグ・スミス(指揮)
グレッグ・スミス・シンガーズ
1955年創立のグレッグ・スミス・シンガーズは当初より現代音楽を得意とし
ており、このアルバムも20世紀の合唱曲を収録。

NPD 85676 \1980
「アルマ・アパッショナーダ」-スペインとアルゼンチンの歌曲集
ファリャ:
あなたの黒い瞳、幼子を抱く母たちへの祈り、ロンダのパン、大波
ロドリーゴ:4つのユダヤ人の歌
カルロス・ロペス・ブチャルド:アルゼンチンの5つの歌
ロドルフォ・アルフテル:ティエラのマリネロ
クララ・サンドラー(ソプラノ)
ウィリアム・メリル(ピアノ)
クララ・サンドラーはアルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、ボストン
で活躍するソプラノ。グレツキの「悲歌のシンフォニー」のボストン初演を
務め、地元ではボストン・グローブ紙で何度も絶賛されています。豊かで美
しい歌声が特徴です。得意のスペイン語の歌曲集です。

NPD 85677 \1980
「若き日のアイヴズ」
アイヴズ:
イースター・キャロル/回れ回れ/あなたのところに来た/全てを許す方よ、
私を見てください/歌曲集「天の国」(7曲)
グレッグ・スミス(指揮)
グレッグ・スミス・シンガーズ
トーマス・シュミット(オルガン)
1972年,2003年,2004年
チャールズ・アイヴズ(1874-1954)の初期の合唱曲を集めている。いずれも
作風はいたって保守的で、良き時代の合衆国の大らかな美しさを湛えている
が、その中にアイヴズならではの個性が光っている。現代合唱曲で高い評価
を得ている、グレッグ・スミス・シンガーズによる万全の演奏。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.8

2007年10月10日 18時36分41秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMC 901955 \2450
ベートーヴェン:
(1)ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.1-3
(2)ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1「幽霊」
フンメル:
(3)ピアノ三重奏曲第4番op.65
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)、
ダニエル・ゼペック(Vn)、
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
ムンディならではの豪華なメンバーによるピアノ・トリオの登場。泣く子も
黙るシュタイアー、アルカント・クヮルテットでも味わい深いヴァイオリン
を披露しているゼペック、そしてチェロには絶好調のケラスという顔ぶれに
よるベートーヴェンは、実に新鮮、あざやか。ベートーヴェン初期の作品
第3番は、お得意のハ短調。1音目から3人の間に飛んでいる火花が見えてく
るようです。つづく第5番は、なんといっても第2楽章のシュタイアーが見
もの。「幽霊」のタイトルの由来にもなっている、この特徴的で幻想的な
楽章を、病的に、そしてまぼろしのように演奏しています。それに絡む2人
の弦も絶品としかいいようがありません。カップリングのフンメルは、ベ
ートーヴェンがライヴァルと目していた人物。彼のピアノ三重奏曲は、ロ
マンティックさと若々しい魅力に満ちており、ベートーヴェンの2作品とは
趣は異なりますが、この夢のトリオのさわやかな魅力が味わえる一枚となっ
ています。なお、シュタイアーとゼペックはオリジナル楽器を、そしてケ
ラスは、モダン楽器のボディにオリジナルのブリッジや弦を用いたものを
使用しています。




<AUDITE>
AU 92559(SACD-Hybrid) \2580
ラートゲーバー:
「ムーリのミサ曲」Op12-12、
コンチェルト・グロッソ集「鳴り響くケリュス(リュート)」Op6より(第1,4,
6曲(以上ヴァイオリンのための),第14曲(クラリネットとトランペットの
ための),第19曲(クラリネットのための),第20曲(トランペットのための))
テロニウス:コンチェルト第13番(トロンバ・マリーナのための)
カペッラ・ムレンシス、アンサンブル・アルチンボルド
録音:2006年10月12-15日ムーリ修道院教会
大バッハと同時代を生きたヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー(1682-
1750)は、当時の南ドイツで非常に人気があり影響力のあったオルガニスト
・作曲家。盛期バロックの様式の中に、簡潔なテクスチュアと魅力的な旋律
を持ち込んでいる点に、彼の特徴があります。特に、作曲修行の旅をしてい
る最中に彼が投宿した、ムーリ修道院教会において収録された、この教会の
ため書かれたミサ曲と、独奏を聴くことが稀なトロンバ・マリーナのコン
チェルトが録音されていることがポイントです。

AU 92556(SACD-Hybrid) \2580
「金管五重奏とオルガンのための編曲/フランス・ロマンティック・オル
ガン音楽集」
ギルマン:オルガン・ソナタ第5番ハ短調Op80
ヴィエルヌ:自由な形式による24の小品集Op31より(第1-4,19,21曲)
ルフェビュール=ヴェリ:
「現代のオルガニスト」第2巻よりオッフェルトリウム
ボエルマン:ゴシック組曲Op25
インターナショナル・ブラス、エルマー・レーネン(Org)
[マリア・バシリカ聖堂のザイフェルト・オルガン]
録音:2006年4月25-27日ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州ケ
フェラー、マリア・バシリカ聖堂
フランス・オルガン楽派は、カヴァイェ・コルを代表とするロマンティック
・オルガンの建造と豪華絢爛な時代を背景に、その作品によって壮大華麗な
音響空間を創出しました。オルガンという楽器は、鍵盤操作による管楽器と
見ることもできるので、逆に、金管五重奏をオルガンのストップの一部分と
して見ることもできます。その両者が協演したこの録音では、より壮大華麗
な音響空間を作り出し、楽派を代表する作曲家たちの作品から、オルガン単
独で表現し得る以上の効果を引き出しています。

AU 23404 2枚組 \2700
ステレオ
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)交響曲第2番ニ長調Op.36
(3)交響曲第7番イ長調Op.92
カール・べーム(指)バイエルン放送交響楽団
録音:(1)(2)1978年12月7、8日(3)1973年5月3日
以上、ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール(ライヴ)
すべてバイエルン放送アーカイヴの正規音源からの復刻。5歳の時に生地グ
ラーツで観た初めてのオペラ「フィデリオ」に始まるベームとベートーヴェ
ンとの出会い。以後の音楽活動の原点になったと本人も述懐しているとはい
え、ベームによるベートーヴェン録音そのものはけっして多いとはいえませ
ん。ウィーン・フィルとの全集(70-72年)完成後に行なわれたバイエルン放
送響とのライヴは、あふれる躍動感とキリッと剛毅で構えの大きな音楽づく
りがみごと。音質もすぐれています。




<INTEGRAL>
DSK 4074 \2300
フランク:ソナタ イ長調
フォーレ:シチリアーナOp78、幻想曲ハ長調Op79、ソナタ イ長調
エマニュエル・パユ(Fl)、エリク・ル・サージュ(P)
録音:1993年
フルート音楽の眺望第4巻(DSK 4965)として発売されていた人気盤の番号変
更、再発売です。パユの艶やかな音が作品の持つ美点を引き立たせています。





<ATMA>
SACD2 2531(SACD-Hybrid) \2080
モーツァルト:室内楽編曲のピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ジャニーナ・フィアルコフスカ(P)
チェンバー・プレイヤーズ・オブ・カナダ
モーツァルトのピアノ協奏曲3曲を、ピアノと弦楽五重奏で演奏したもので
す。当然、通常のオーケストラ伴奏よりもより親密な音楽になっています。
ジャニーナ・フィアルコフスカは、1951年モントリオール生まれのピアニス
ト。1974年に、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール
で3位に入賞、以来30年以上に渡って国際的に活躍しているベテランです。

ACD2 2339 \1850
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」 D.957
メンデルスゾーン:
旅の歌 Op.34-6,朝の挨拶 Op.47-2,夜ごとの夢に Op.86-4,
歌の翼に Op.34-2,挨拶 Op.19a-5,新しい愛 Op.19a-4
ヤン・コボウ(T)
クリスティアン・ベザイディンオート(フォルテピアノ)
「美しき水車小屋の娘」(ACD2 2315)に続く、コボウのシューベルト歌曲集。
今回もベザイディンオートがフォルテピアノで伴奏をしています。コボウの
美声は、数多いバッハなどの録音で照明済みですが、加えてリートでの表現
意欲の巧みさは見事、説得力ある「白鳥の歌」を築き上げています。メンデ
ルスゾーンの6曲は全てハイネの詩によるもの。

ACD2 2516 \1850
ドイツロマン派のクラリネットとピアノのための作品集
ラインベルガー:クラリネット・ソナタ Op.105 a
マリー・エリーザベト・フォン・ザクセン=マイニンゲン:ロマンツェ
シューマン:幻想的小品Op.73、ロマンツェ集 Op.94
ライネッケ:幻想的小品集 Op.22
アンドレ・モワサン(Cl)
ジャン・ソルニエ(P)
ATMAではおなじみのクラリネット奏者、アンドレ・モワサンによる、ドイツ
・ロマン派のクラリネット曲集です。しかも収録されている曲は、シューマ
ン以外は、ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)、カール・
ライネッケ(1824-1910)、そしてマリー・エリーザベト・フォン・ザクセン
・マイニンゲン(1853-1923)と、かなりマニアック。マリー・エリーザベト
は、その名の通りの貴族の娘で、父親は、ハンス・フォン・ビューローの
後援者でもあった、ザクセン・マイニンゲン公ゲオルク2世です。

ACD2 2573 2枚組 \3380
フランク:12のオルガンのための作品集 第1集
ピエール・グランメゾン(Org)
モントリオールのオルガニストで、作曲家でもあるピエール・グランメゾン
による、フランクのオルガン作品集。第1集では、3つの小品、幻想曲 イ長
調、英雄的小品、牧歌、祈りなどを収録。オルガンは、モントリオールのノ
ートルダム・バジリカのカサバン製オルガンを使用。

ACD2 2574 \1850
フランク:12のオルガンのための作品集 第2集
ピエール・グランメゾン(Org)
第2集では、6つの小品、交響的大曲,前奏曲,フーガと変奏曲,幻想曲 ハ
長調などを収録。モントリオールのノートルダム・バジリカのカサバン製
オルガンは、1891年に作られたもので、81のストップを備えた、当時とし
ては最大級のオルガンだったそうです。




<HUNGAROTON>
HSACD 32504(SACD-Hybrid) \2300
バルトーク:
(1)ラプソディOp.1(Sz.27 BB 36b)
(2)スケルツォOp.2(Sz.28 BB 35)
(3)ヴァイオリン協奏曲第1番 遺作(Sz.36 BB 48a)
(1)(2)ゾルターン・コチシュ(P)
イヴァン・フィッシャー(指)ブダペスト祝祭O.
(3)バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(指)
ハンガリー国立フィルハーモニックO.
録音:(1)1986年12月 (2)1985年4月15-20日以上ブダペスト、イタリア会館
(3)2006年10月11日ブダペスト、パレス・オブ・アーツ、バルトーク・ナショ
ナル・コンサート・ホール
コチシュと手兵ハンガリー国立フィルによるバルトークSACDシリーズ最新盤。
今回は初期の3作品を収録しています。まず、“ハンガリーのクレーメル”
の異名をとるケレメン独奏のヴァイオリン協奏曲。しっとりと美しく歌い上
げる第1楽章から一転、第2楽章では火花散る激しさがなるほどあだ名のとお
り。ソリストはもちろん、指揮者そしてオケともに全編を彩る民俗主題の扱
いもじつに堂に入っています。使用楽器は1742年製グァルネリ・デル・ジェ
ス。さらに、コチシュ自身のピアノ、フィッシャー&ブダペスト祝祭管とい
う顔ぶれによるカップリング。注目は「スケルツォ」。タイトルに反して、
演奏時間30分とあまりに大規模、あまりに複雑な内容は、録音のめずらしさ
と理想的な演奏陣からまさにきわめつけといえるものです。なお、ラプソ
ディとスケルツォはフィリップスとの共同制作で、録音スタッフはプロデュ
ーサーがヴィルヘルム・ヘルヴェーク、エンジニアがイシュトヴァーン・ベ
レーニのコンビ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.7-1

2007年10月09日 16時01分01秒 | Weblog
<ARCO DIVA>
UP 0090-2 \2250
スデニェク・ルカーシュ(1929-):
ヴィオラ協奏曲 Op.185(*)
ヴァイオリンとヴィオラのためのディヴェルティメント Op.96(+)
ヴィオラとピアノのための瞑想曲 Op.116(#)
イジー・ヤロフ(1920-1986):ヴィオラと管弦楽のための幻想曲(**)
カレル・シュペリナ(ヴィオラ)
アントニーン・ノヴァーク(ヴァイオリン(+))
ヨセフ・ハーラ(ピアノ(#))
ヴィート・ミツカ(指揮(*))
ボフミール・リシュカ(指揮(**))
プルゼニュ放送交響楽団(*/**)
録音:1985年2月6日(*)、1974年9月10日(**)、
チェコ放送プルゼニュ支局(*/**)
1978年4月26日、プラハ、チェコ放送(+/#)
スデニェク・ルカーシュはチェコのプルゼニュに生まれ、プルゼニュ放送交
響楽団員、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団員および首席を務めたヴィオ
ラ奏者で、現在はプラハ音楽院のヴィオラ・室内楽担当教授の任にあります。

UP 0096-2 \2250
夜のハーモニー
ハイドン(1732-1809):パルティータ変ロ長調 Hob.II:B7
ヴァーツラフ・ハヴェル(1778頃-1826以後):ラ・パストレッラ
フランチシェク・ブラニュカ(18世紀終盤活躍):カッサシオン変ロ長調
モーツァルト(1756-1791):
セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361 から 4つの楽章
フランチシェク・クラマーシュ[クロンマー](1759-1831):
パルティータ ハ短調
モーツァルト/ゴットフリート・リーガー(1764-1855)編曲:
オペラ「皇帝ティートの慈悲」K.621 より 行進曲
アントニオ・サリエーリ(1750-1825):夜のひとときのためのハルモニー
アンサンブル・フィリドール
フランソワ・ジラルド、モニカ・アルピーノ(クラリネット)
フロラン・モプティ、エルメス・ペッキニーニ(ナチュラルホルン)
フランソワ・シャリュイエ、アレクサンドル・サレ(ファゴット)
エリック・ボード(監修)
録音:2006年9月20-22日、チェコ、モラヴィア地方、
ナームニェスチ・ナト・オスラヴォウ城図書館
アンサンブル・フィリドールは1992年に結成されたピリオド木管楽器演奏
団体。

UP 0099-2 \2250
マーラー(1860-1911):交響曲第4番ト長調
カロリナ・ベルコヴァー(ソプラノ)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)
チェコ放送交響楽団

UP 0101-2 \2250
モーツァルト(1756-1791):教会音楽集
レジナ・チェリ K.127(*/+)
ラウダーテ・ドミヌム(K.339 から)(*/+)
テ・デウム K.141(+)
エクスルターテ・ユビラーテ K.165(*)
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618(+)
レジナ・チェリ K.108(*/+)
シモナ・ホウダ・シャトゥロヴァー(ソプラノ(*))
ペトル・フィアラ(指揮)
チェコ室内ソロイスツ
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団(+)
録音:2007年1月11-13日、チェコ、ブルノ、
慈悲の同胞団修道院ヨセフ・ドブロフスキー・ホール
シモナ・ホウダ・シャトゥロヴァーはスロヴァキアのブラチスラヴァに生ま
れチェコを本拠に活躍するソプラノ。2006年のモーツァルト・イヤーに各地
でモーツァルト作品を歌い注目された若手です。





<BENO BRACHT SOCIETY [SPOLECNOST BENO BRACHUTA]>
SBB 003-07-02 2枚組 \4500
スメタナ(1824-1884):オペラ「二人の寡婦」(1874)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:カロリナ)
マリエ・ポドヴァロヴァー(ソプラノ:アネシュカ)
ベノ・ブラフト(テノール:ラディスラフ・ポドハーイスキー)
エドゥアルト・ハケン(バス:ムムラル)
オルドジフ・コヴァーシュ(テノール:トニーク)
ミロスラヴァ・フィドレロヴァー(ソプラノ:リドゥンカ)
カレル・アンチェル(指揮)
チェコスロヴァキア放送交響楽団&合唱団
録音:1948年、チェコスロヴァキア放送
めったに聴けない作品、そしてアンチェルの指揮という興味深い歴史的録音。

SBB 001-04-02 \2450
【旧譜・再案内】
マーラー:交響曲「大地の歌」(チェコ語)
マルタ・クラーソヴァー(アルト)
ベノ・ブラフト(テノール)
カレル・シェイナ(指揮)
プラハ国民劇場管弦楽団
録音:1960年5月29日、プラハ城、聖ヴィート大聖堂、ライヴ、モノラル

SBB 002-04-02 5枚組 \6500
【旧譜・再案内】ムソルグスキー:オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」
ヴァーツラフ・ベドナーシュ(ボリス・ゴドゥノフ)
ユリエ・ハルヴァートヴァー(フョードル)
ヤロスラヴァ・ヴィマザロヴァー(クセニア)
ヤロスラフ・グレイフ(シュイスキー公)
カレル・カラーシュ(ピーメン)
ベノ・ブラフト(グリゴリー[偽ディミトリー]) ほか
カレル・アンチェル(指揮)
プラハ放送交響楽団
チェコスロヴァキア放送合唱団 イジー・ピンカス(合唱指揮)
チェコスロヴァキア放送児童合唱団 ボフミル・クリーンスキー(合唱指揮)
録音:1949年、チェコスロヴァキア放送スタジオ
ドヴォルジャーク:オペラ「ディミトリー」
ベノ・ブラフト(ディミトリー[偽])
マルタ・クラーソヴァー(マルタ・イワノワ)
マリエ・ブジーコヴァー(クセニア)
カレル・カラーシュ(バスマノフ)
スタニスラフ・ムス(シュイスキー公) ほか
カレル・ネドバル(指揮)
プラハ放送交響楽団
チェコスロヴァキア放送合唱団 イジー・ピンカス(合唱指揮)
録音:1946年、チェコスロヴァキア放送スタジオ




<GZ DIGITAL MEDIA>
L 10506-2 \2080
【未案内旧譜】ラデク・バボラーク ホルン協奏曲集
ヤン・ヴァーツラフ・スティフ[プント](1746-1803):協奏曲第5番
ヨゼフ・ハイドン(1732-1809):協奏曲ニ長調 Hob.VII:d4
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):ロマンス変イ長調
フランチシェク・アントニーン・レスレル[ロゼッティ](1750-1792):
協奏曲ニ長調
モーツァルト(1756-1791):ロンド変ホ長調 K.371
ラデク・バボラーク(ホルン)
ペトル・ヴロンスキー(指揮)
チェコ室内フィルハーモニック
録音:2001年3月、プラハ、アルコ・ディーヴァ・スタジオ

L 10563-2 \2080
【未案内旧譜】芳しきバラ 中世初期の音楽
不詳(13世紀フランス):Robert, voez de Peron ?(論争詩)
不詳(13世紀フランス):En ma dame(ロンド)
ナイトハルト・フォン・ロイエンタール(13世紀ドイツ):
Winder wie ist nu dein kraft
ギヨーム・ド・ドル(13世紀フランス):Omnes gentes plaudite
コノン・ド・ベテュヌ:L'autre ier avint -
不詳(13世紀フランス):Toute seule passerai
アダン・ド・ラール(13世紀フランス):Hellas! Il n'est
不詳(13/14世紀):Rosa frangrans
(オックスフォード、Corpus Christi コレクションより)
ゴーティエ・ド・コワンシー(13世紀フランス):Ma viele Vieler veut
不詳(14世紀フランス):ロンド(ヴィオラ・ソロ)
ラインマール・フォン・ツヴェーター(13世紀ドイツ):Dy mynne ist gut
アダン・ド・ラール:Bergeronnete, douche balsselete
不詳(9-11世紀):A solis ortu(プランクトゥス、Zap. Evropa)
不詳(14世紀チェコ):Otep myrrhy(ヴィシェブロドスキー写本より)
アダン・ド・サン・ヴィトール(12世紀フランス):Gaude prole Graecia
不詳(10/11世紀イタリア):O Roma nobilis(コントラファクトゥム)
不詳(13世紀スペイン):Cedit frigus hiemale(聖リポイ修道院の写本より)
不詳(13世紀スペイン):Maravillosos Et Piadosos miragres
(聖母マリアのカンティガ集より)
不詳(13世紀スペイン):Quantas sabedes amar amigo
(マルティン・コダスのカンティガス・デ・アミーゴより)
不詳(13世紀イタリア):
Plangiamo quel crudel(リウッツィのファクシミリより)
不詳(13世紀イタリア):
O divina virgo flore(リウッツィのファクシミリより)
不詳(13世紀スペイン):Quen a Virgen(聖母マリアのカンティガ集より)
カルミーナ
録音:2003年以前、プラハ、チェコ放送
カルミーナは1993年にプラハで結成された声楽と中世楽器のアンサンブル。




<JAN KUBELIK SOCIETY>
SJK 003 \2450
チェコのヴァイオリン小品集
ベドジフ・スメタナ(1824-1884):わが故郷より
フランチシェク・ベンダ(1709-1786):ソナタ ト長調
ヤン・クベリーク[クーベリック](1880-1940):
メロディー/女道化師/古い歌
フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):
舟歌 Op.10/スケルツォ・カプリチョーソ Op.18
フェルディナント・ラウプ(1832-1875):3つの小品 Op.14
ヨセフ・スラヴィーク(1886-1933)/フランチシェク・オンドジーチェク編:
協奏曲イ短調
アントニーン・ドヴォルジャーク(1841-1904):マズルカ Op.49
イトカ・ノヴァーコヴァー(ヴァイオリン)
ヤルミラ・パノホヴァー(ピアノ)
録音:2004年、プラハ、ルドルフィヌム・スタジオ、スタジオ・リベレツ
イトカ・ノヴァーコヴァー(1959年生まれ)は15歳でプラハ音楽アカデミーに
入学を許され、ヴァーツラフ・スニーチル[スニーティル]に師事、1981年
にザグレブで行われたコンクールで3位入賞、翌年の入賞者演奏会において
コンクール審査委員長であったヘンリク・シェリングに高く評価されました。
1982年にレコード・デビュー、現在はソロ活動の傍らプラハ音楽院で更新の
指導にあたっています。
※外装、本体ともに規格番号表記はございません。あらかじめご了承くださ
い。

SJK 004 \2450
ヤン・クベリークへのオマージュ
エルネ・ドホナーニ(1877-1960):ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調 Op.21
ヤン・クベリーク[クーベリック](1880-1940):
ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 から 第2楽章(アダージョ)
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):即興曲 Op.154 Nos.1,2
アントニーン・ドヴォルジャーク(1841-1904):ロマンス ヘ短調 Op.11
アントニーン・ドヴォルジャーク/ヤン・クベリーク編曲:
演奏会用ポロネーズ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840)/ヤン・クベリーク編曲:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 から 第1楽章
ヤン・クベリーク:夜想曲
フランツ・ドルドラ(1868-1944):マズルカ第1番 Op.22
ヤン・クベリーク:古い歌
ミロスラフ・ヴィリーメツ(ヴァイオリン)
ヴラディスラフ・ヴィリーメツ(ピアノ)
録音:2005年12月6日、プラハ、ルドルフィヌム、スク・ホール、ライヴ
ヤン・クベリークの没後65年および生誕125年を記念して行われた演奏会の
ライヴ録音。ミロスラフ・ヴィリーメツ(1958年生まれ)はプラハ音楽アカデ
ミーでヴァーツラフ・スニーチルに師事し、1982年チェコ・フィルハーモニ
ー管弦楽団に入団、1992年よりコンサートマスターを務めています。ヴラ
ディスラフはミロスラフの弟で、兄弟はともにヤン・クベリーク協会の理事
を務めています。

SJK 005 \3200
ルッジェーロ・リッチ・イン・プラハ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 から Nos.13-24
ユジェーヌ・イザイ(1858-1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」Op.27 No.3
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 から フーガ
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1969年5月20日、プラハ、ルドルフィヌム、
ドヴォルジャーク・ホール、「プラハの春」音楽祭、ライヴ
プラハを訪れたリッチによる無伴奏ヴァイオリン・リサイタルのライヴ録音。
収録時間46分ほどですが、協会の維持のためか価格が非常に高くなっており
ます。お許しください。

SJK 001 \2700
[旧 JKS 1]
【旧譜・再案内】ヤン・クベリーク 歴史的録音集(1912-1935)
モーツァルト/ヤン・クベリーク編曲:ロマンス(*)
ブルッフ:スコットランド幻想曲 から 第2楽章(#)
ヴュータン:バラード(#)
サン=サーンス:ハバネラ(+)
ヤン・クベリーク:ヴァイオリン協奏曲第4番 から 第2楽章(+)
ヴィエニャフスキ:モスクワの思い出(**)
ヤン・クベリーク:タランテラ(**)
パガニーニ/ヤン・クベリーク編曲:常動曲ハ長調(**)
ヤン・クベリーク:メヌエット(**)/オクターヴ・ダンス(**)
サラサーテ:アンダルシアのロマンス(**)
パガニーニ/ヤン・クベリーク編曲:常動曲ハ長調(**)
ヤン・クベリーク:変奏曲(##)
パガニーニ/ヤン・クベリーク編曲:ラ・カンパネッラ(++)
ヤン・クベリーク(ヴァイオリン)
不詳伴奏者(ピアノ(*/#/+))
アルフレート・ホレチェク(ピアノ(**))
ラファエル・クーベリック(ピアノ(++)、指揮(##))
録音:1912年12月31日(*)/1920年代(#)/1926年3月24日(+)/1930年代(**)
1934年6月26日、プラハ(##)
1935年3月31日、ニューヨーク、カーネギー・ホール、ライヴ、初出(++)
※このたび規格番号を変更いたしましたが、外装、本体ともに表記はござい
ません。あらかじめご了承ください。

FR 0078-2 2枚組 \3950
[SJK 002]
【旧譜・再案内】プシホダ、ドルドラ、ヤン・クベリークの「思い出」
フランツ・ドルドラ:
思い出 ニ長調〔1912.12.31〕(*)/子守歌 Op.56〔1910〕
セレナード イ長調〔1905〕/幻影 ホ長調 Op.28〔1907.2.2〕
思い出 ニ長調〔1907.2.2〕
ヤン・クベリーク(ヴァイオリン)
ガブリエル・ラピエール(ピアノ(*))
ルートヴィヒ・シュヴァープ(ピアノ(*以外))
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.26 から 第1楽章の一部〔1903〕(*)
フランツ・ドルドラ:
ギターの調べ Op.88〔1912〕/ワルツ・セレナード Op.42〔1912〕
古いウィーンの舞曲 Op.94/奇想曲ト長調 Op.52/愛の歌 Op.31
牧歌 イ長調 Op.36/幻想 イ長調 Op.48/マズルカ第2番ト長調 Op.23
メヌエット ト長調 Op.81/グラツィエッラ Op.180/おとぎ話 Op.80
無言歌 ニ長調 Op.170/セレナード第1番イ長調/子守歌 Op.33
幻影 ホ長調 Op.28/思い出 ニ長調/ハンガリー舞曲 Op.30 No.3
〔以上、1924〕
フランツ・ドルドラ(ヴァイオリン)
エンメリヒ・クリス(ピアノ(*以外))
不詳伴奏者(ピアノ(*))
フランツ・ドルドラ:
思い出 ニ長調〔1935〕(+)/ギターの調べ Op.88〔1924〕(*)
モーツァルト:メヌエット K.334〔1924〕(*)
ヘンデル:ラルゴ ト長調〔1935〕(+)
ヴィエニャフスキ:「ファウスト」幻想曲 Op.20 から 第3部〔1924〕(#)
メンデルスゾーン/アクロン編曲:歌の翼に〔1924〕(+)
シューマン:トロイメライ〔1935〕(+)
ドヴォルジャーク:ワルツ〔1924〕(#)
フレイレ:アイ、アイ、アイ〔1924〕(#)
トセッリ:セレナード第1番 Op.6〔1935〕(+)
ドリゴ:百万長者の道化師〔1924〕(#)
R・シュトラウス/プシホダ編曲:ばらの騎士〔1935〕(+)
ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリン)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ(*))
オットー・A・グラーフ(ピアノ(+))
Charles Cerne(ピアノ(#))
ヤン・クベリーク:カンツォネッタ〔1949.6.15〕/メヌエット〔同〕
ヤロスラフ・チェレダ(ヴァイオリン)
ヤン・ヘレル(ピアノ)
フィビフ:詩曲
ドヴォジャーク:ユモレスク
スク:ブルレスク Op.17
フバイ:そよ風
ヤン・クベリーク:カンツォネッタ/ブルレスク
シューベルト:アヴェ・マリア〔以上、1933.10.8〕
ヤン・クベリーク(ヴァイオリン)
アルフレート・ホレチェク(ピアノ)
1990年、ラファエル・クーベリックと彼の娘アニタ他らによってプラハに創
設されたヤン・クベリーク協会が、チェコの偉大なヴァイオリニスト、フラ
ンツ・ドルドラ(1868-1944;作曲家としても有名)、ヤン・クベリーク(1880
-1940;指揮者ラファエル・クーベリックの父で、作曲家でもあった)、ヴァ
ーシャ・プシホダ(1900-1960)、そしてヤン・クベリークの伝記著者でもあ
るヤロスラフ・チェレダ(1890-1974)のSP録音を復刻・集成したアルバムで
す。〔録音年〕。作曲者ドルドラ、クベリーク、プシホダの3人による「思
い出」を聴きくらべできます。
※「Frantisek Rychtarik レーベルの FR 0078-2」「ヤン・クベリーク協
会の SJK 002」のどちらの規格番号でも受注可能です。




<ROTAG>
RG 0020-2 \2250
【未案内旧譜】J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001(*)
われいかに幸いならん BWV517(+)/何ゆえに悲しむや BWV516(+)
たばこのパイプを手にするたびに BWV515(+)
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011(#)
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調(**)
ヴィクトル・クナ(ヴァイオリン(*/**))
エッダ・ゾン(ソプラノ(+))
ユーリ・スミルノフ(チェンバロ(+))
アダルベルト・スコチッチ(チェロ(#))
イジー・スティヴィーン(リコーダー(**))
マレク・シュトリンツル(チェロ(**))
ローベルト・フーゴ(チェンバロ(**))
録音:1995年6月、プラハ、イルハージフの聖ミハル教会(*/#/**)、
ライヴ(**)
1995年8月、チェコ放送プルゼニュ支局(+)
モダーン楽器使用。外装には「ノイヴァルデック室内音楽祭」、「ウィーン
国際マスターコース」等の表記がありますが、録音はチェコで行われており、
関連はよくわかりません。(+)は「シェメッリ歌曲集 から」と表記されてい
ますが、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」からの抜粋です。





<DISCMEDI BLAU>
DM 4362-02 \2250
ミケル・ロペス(1669-1723):
11声のミサ、聖母マリアのアンティフォナとオルガン曲集
リェーノ III(オルガン独奏)
11声のミサ
サルヴェへの導入のためのヴェルスス I(オルガン独奏)
サルヴェへの導入のためのヴェルスス II(オルガン独奏)
サルヴェ・レジナ(8声)
祝福されし救世主の御母[Alma Redemptoris Mater](8声)
めでたし、天の元后[Ave Regina coelorum](8声)
おお、美しきかな、御身の足どり[O quam pulchri sunt](4声)
われとともに喜べ[Congratulamini](9声;1703)
ヴェルスス第1旋法(第2集 から;オルガン独奏)
エル・アベ・マリア[El Ave Maria](1719)
ヴェルスス第27番(第3集 から;オルガン独奏)
ジュアキム・ピケ(指揮)
モンセラート修道院聖歌隊
ラ・カラヴァッジャ(器楽アンサンブル)
リュイス・コイ(器楽アンサンブル指揮)
エドゥアルド・ビラ(オルガン)
録音:2007年3月、モンセラート修道院バジリカ教会、
聖母マリアのカタルーニャ守護聖人宣言125周年記念演奏会、ライヴ
スペイン、アラゴン地方の町ビリャローヤ・デ・ラ・シエラに生まれたパブ
ロ・ロペスはモンセラート修道院に入り、神父ミケル・ロペスとなりました。
1697年から1704年までモンセラート修道院楽長兼聖歌隊指揮者を務め、その
後も同修道院との関係を保ちました。
ジュアキム・ピケはモンセラート修道院聖歌隊出身の合唱指揮者で、2000年
より同聖歌隊の指揮者を務めています。ラ・カラヴァッジャはコルネット
[ツィンク]奏者リュイス・コイによって2004年に創設されたピリオド楽器
演奏団体です。

DM 285-02 \2080
【未案内旧譜】モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調 K.423
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲変ロ長調 K.424
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):
ヘンデルのパッサカリアによるヴァイオリンとヴィオラのための変奏曲
セルジ・アルピスト(ヴァイオリン)
ベルナート・ブファールイ(ヴィオラ)
録音:1997年9月、バルセロナ県エスプルーゲス・デ・リョブレガート、
スタジオAurha

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07-10 No.7-2

2007年10月09日 16時00分29秒 | Weblog
<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 056 \2080
フランチシェク・レッセル(1780-1838):ピアノと管弦楽のための作品集
ピアノ協奏曲ハ長調 Op.14
アダージョとポロネーズ風ロンド Op.9
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
タデウシュ・カロラク(指揮)
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
録音:2006年10月、ワルシャワ、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート
・スタジオ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:コンラート・グラーフ製)
フランチシェク・レッセルはウィーンでハイドンに師事したポーランドの作
曲家。「ピアノ協奏曲ハ長調 Op.14」はショパン以前のポーランドにおける
最も傑出したピアノ協奏曲と見なされています。




<ACANTHUS>
ACANTHUS 20005 \2300
クララ・シューマンが弾いたピアノ
クララ・シューマン(1819-1896):
音楽の夜会 Op.6 Nos.1,2/ウィーンの思い出
ピアノ・ソナタ ト短調/3つのロマンス Op.11
4つの束の間の小品 Op.15/3つのロマンス Op.21 No.1
ユージェニー・ルッソ(フォルテピアノ)
録音:2007年1月22-26日、古楽器博物館
使用楽器:1868年、ウィーン、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー&
ゾーン製
(inv.no.SAM634)
1870年1月19日、ウィーン楽友協会小ホールの柿落とし演奏会でクララ・シュ
ーマンが弾いた楽器を使用して彼女の作品を録音した好企画盤。
ユージェニー・ロッソはニューヨークに生まれ、ウィーン音楽・表現芸術大
学でハンス・グラーフに師事し1982年卒業、1986年にはニューヨークのカー
ネギー・ホールへのデビューを果たしました。1991年よりウィーナー・ノイ
シュタットのヨゼフ=マティアス=バウアー音楽院で教えており(現在ピアノ
科長)、1997年からはウィーン国際ピアニスト・アカデミー教授も務めてい
ます。ルッソはこれまでガーシュウィンやコープランドといった母国アメリ
カの音楽のCDをリリースしてきましたが、このアルバムはウィーン仕込みの
彼女のもうひとつの本領を発揮したものといえるでしょう。



●ロシアのレーベル
<AQUARIUS>
表ジャケットをのぞきキリル文字のみの表記となっております。

AQVR 264-2 \1780
セルゲイ・ミガイ
ルビンシテイン、チャイコフスキー、ラフマニノフ:歌曲集(19曲)
ラフマニノフ:カンタータ「春」(*)
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
G・ネレップ(テノール)
N・バリテル(ピアノ)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団&合唱団(*)
録音:1939、1946-1948年

AQVR 271-2 \1780
セルゲイ・レメシェフ
愛の言葉 ロシアのロマンス集
ダルゴムイシスキー、フェドロフ、タネーエフ、シャポーリン、
ルビンシテイン、
ラーコフ、ティトフ、シショフ、グレチャニノフ、グリエールの作品(全28曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
P・ノルツォフ(バリトン)
N・アレクサンドリースカヤ(メゾソプラノ)
S・ストゥチェフスキー、N・バリテル、A・マカロフ、D・レルネル(ピアノ)
録音:1937-1939、1946-1947、1951-1952、1953、1961、1965年




<OLYMPIA>
MKM 200 \1780
ロシア名歌集
カリンカ/細いナナカマドの木/私は行く/おお、霜
ドン川のバラード/コサックたちは馬に乗り/幸福だった日々
鐘/まだ夜も更けぬ/私の恋人/乾杯の歌/黄金の丘
リードは錆びていった/鐘の音は単調に鳴る/おお、トロイカ
トランスバイカルの大草原を横切って/緑の牧場
ピテルスカヤ通りに沿って/そこに私の喜びがある
見渡すかぎりの大草原/ライラックの花は咲き/夏が終わる
雪片/モスクワの黄金のドーム
P・ババコフ、N・ヴィソチナ、B・ニコラーエフ、A・サフューリン、
T・チェルノワ、他(独唱)
アレクサンドロフ・アンサンブル
ロシアン・ドルジナ・アンサンブル
ペレプラーワ・アンサンブル

MKM 201 \1780
ロシアのロマンス名曲集
ワルツの美しい調べを思い出す/明るい夜/霧の朝
しおれた菊の花/御者よ、馬を倹約せよ/女乞食/黒い瞳
私は君に会った/白いアカシアの花/長い道/つがいの馬
別れ/輝け、私の星/私は白い庭のことを夢見ていた
君を愛す/一度だけ/2つのギター/夕べの鐘
P・ババコフ、N・ヴォルシャニコフ、R・ヴォルシャニコワ、N・ヴィソチナ、
V・コブゼフ、B・ニコラーエフ、A・サフューリン(独唱)
さまざまな伴奏者

MKM 202 \1780
キーシン リサイタル・イン・東京
ラフマニノフ(1873-1943):ライラック/絵画的練習曲 Op.39 Nos.5,1
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第6番 Op.83
リスト(1811-1886):演奏会用練習曲「軽やかさ」/同「森のささやき」
ショパン(1810-1849):夜想曲 Op.32 No.2/ポロネーズ Op.42 No.5
スクリャービン(1872-1915):マズルカ Op.25/練習曲 Op.42 No.5
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
録音:1989年、東京、ライヴ

MKM 203 \1780
パガニーニ(1782-1840):
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調(*)
ヴュータン(1820-1881):
ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 Op.37(+)
ラヴェル(1875-1937):
ツィガーヌ(ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲)(+)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ワシーリー・ネボリシン(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
キリル・コンドラシン(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団(+)
録音:1950、1956、1947年

MKM 204 \1780
タネーエフ(1856-1915):
交響曲第4番ハ短調 Op.12
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ協奏曲(*)
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ(*))
ミハイル・スニトコ(指揮)
サンクトペテルブルク交響楽団
録音:2006年、サンクトペテルブルク、フィルハーモニー

MKM 205 \1780
ストラヴィンスキー(1882-1971):歌曲集
雲/パストラーレ/S・ゴロデツキーの詩による2つの歌 Op.6
K・バルモントの詩による2つの歌/日本の詩人の詩による3つの歌
3つの歌「幼年時代の思い出」/プリバウトキ(4曲)
猫の子守歌(4曲)/子供のための3つのお話/子守歌
4つのロシア民謡/小さな音楽の枝/シェイクスピアの詩による3つの歌
ディラン・トマス追悼/ふくろうと仔猫
オリガ・ロマニュコ(ソプラノ)
ボリショイ劇場室内楽アンサンブル
ヴィクトル・サモイレンコ(ピアノ)
録音:1993年

MKM 143 \1780
【未案内旧譜】ロシア軍第154独立連隊創設20周年記念 行進曲集
B・ディエフ:大統領行進曲
伝承曲:バトゥリンスキー連隊行進曲/ペチェルスキー連隊行進曲
プレオブラジェンスキー連隊行進曲/スコベレフ/英雄
V・ベッケル:勝利の喜び
S・チェルネツキー:ブダペスト
A・イワネンコ:海軍行進曲
伝承曲:擲弾兵
リュティ:ブラスバンド
Z・ビンキン:青年行進曲
V・アガプキン:スラヴ娘の別れ
B・ディエフ:軍隊パレード
N・ルーノフ:首都行進曲
D・ペルツェフ:体制行進曲
G・イワーノフ=ラトケヴィチ:戦場行進曲
A・ペトロフ:モスクワ周辺を進む
G・フィルモア:彼の栄誉
P・グリュンドストレム:セデルスホルツ将軍
K・J・オルフォード:剣闘士行進曲
X・レフマン:楽観的行進曲
G・プチュコフ:ロシア行進曲
G・ニコラーエフ、N・ジバレヴィチ、B・ドゥイルジン、
A・プリホドチェンコ、
S・ゴーレフ、S・ガルキン、E・ニコラーエフ(指揮)
ロシア軍第154独立連隊儀杖大隊軍楽隊
原盤:Russian Disc (c)1999
表記はキリル文字のみとなっております。

MKM 146 \1780
【未案内旧譜】ブラスバンドによる古い行進曲とワルツ集
F・ハーゼ:プレオブラジェンスキー連隊行進曲
I・グリンカ:第27キエフ竜騎兵連隊行進曲
A・ジョイス:秋の夢(ワルツ)
伝承曲:英雄(行進曲)
I・シャトロフ:青い夜(ワルツ)
V・ベッケル:勝利の喜び(行進曲)
V・アガプキン:早朝(ワルツ)
I・シャトロフ:満州の丘で(ワルツ)
伝承曲:スコベレフ(行進曲)
F・タイケ:忠誠(行進曲)
A・ジョイス:思い出(ワルツ)
G・ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に(行進曲)
V・ベッケル:森のおとぎ話(ワルツ)
N・バカレイニコフ:メランコリー(ワルツ)
V・クシュニル:1月9日(行進曲)
M・キュス:アムール川の波(ワルツ)
伝承曲:ペチェルスキー連隊行進曲
ロサス:波涛を越えて(ワルツ)
G・ホレワ:バトゥリンスキー連隊行進曲
ヴィクトル・アファナシェフ(指揮)
ロシア国防省ブラスバンド
原盤:Russian Disc (c)2000




<VISTA VERA>
VVCD 00139 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.2 ニコライ・ゴロワーノフ(1891-1953)
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」Op.13(*)
交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32(+)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1952年(*)/1949年(+)

VVCD 00140 \1780
ショパン(1810-1849):マズルカ集
イ短調 Op.17 No.4/変ロ短調 Op.24 No.4/変イ長調 Op.41 No.4
変ニ長調 Op.30 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.4/ト短調 Op.24 No.1
ホ短調 Op.17 No.2/ホ短調 Op.41 No.2/嬰ハ短調 Op.50 No.3
ヘ短調 Op.63 No.2/嬰ハ短調 Op.63 No.3/イ短調 Op.67 No.4
イ短調 Op.68 No.2
ワレーリー・アファナシェフ(ピアノ)
録音:1994年

VVCD 00143 \1780
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(*)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ(*))
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
ニコライ・アノーソフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1948年5月19日、モスクワ音楽院大ホール

VVCD 00141 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.3 アレクサンドル・ガウク(1893-1963)
モーツァルト(1756-1791):
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447(*)
オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと
管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調 K.297(+)
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495(#)
アレクサンドル・ヤンケレヴィチ(ホルン(*))
ヤコフ・シャピロ(ホルン(+/#))
ニコライ・メシュコフ(オーボエ(+))
ウラディーミル・ソロキン(クラリネット(+))
イオシフ・ストゥイデリ(ファゴット(+))
アレクサンドル・ガウク(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1947年10月10日(*)/1951年3月16日(+)/1951年7月5日(#)

VVCD 00142 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.4 アレクサンドル・ガウク(1893-1963)
チャイコフスキー(1840-1893):
ヴァイオリンと管弦楽のためのワルツ=スケルツォ ハ長調 Op.34(*)
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(+)
交響曲第4番ヘ短調 Op.36(#)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン(*))
レフ・オボーリン(ピアノ(+))
アレクサンドル・ガウク(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1952年(*)/1954年9月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(+)
1959年4月19日(#)

VVCD 00145 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(+)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ(*))
レフ・オボーリン(ピアノ(+))
コンスタンチン・イワーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1950年1月21日(*)/1952年5月31日(+)

VVCD 00147 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.5 ニコライ・ゴロワーノフ(1891-1953)
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74/交響的幻想曲「テンペスト」 Op.18
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1948年





<OLYMPIA>
MKM 130 \1780
【未案内旧譜】世界の映画音楽 Vol.2 1940-1960年代
「野郎どもと女たち」(1955)/「ダイヤモンド作戦」(1966)
「男と女」(1966)/「ファニー・ガール」(1968)/「オリバー!」(1968)
「雨に唄えば」(1952)/「イースター・パレード」(1948)
「絹の靴下」(1957)/「キス・ミー・ケイト」(1953)/他
オリジナル・サウンドトラック
アルバム・タイトル以外はキリル文字のみの表記となっております。

MKM 136 \1780
【未案内旧譜】ニーノ・ロータ(1911-1979):
映画音楽集 (世界の映画音楽 Vol.3)
「ロミオとジュリエット」(1968)/「カリビアの夜」(1957)
「若者のすべて」(1960)/「8 1/2」(1963)/「ワーテルロー」(1970)
「山猫」(1962)/「アマルコルド」(1974)/「道」(1954)/「ローマ」(1972)
「カサノバ」(1976)/「戦争と平和」(1976)/「ゴッドファーザー」(1972)
ムラード・カジュラーエフ(指揮)
ロシア国立放送音楽センター・コンサート管弦楽団
録音:1991年 原盤:Russian Disc
アルバム・タイトル以外はキリル文字のみの表記となっております。

501082 \1780
【旧譜・限定特価】オルガンによるショスタコーヴィチの音楽
ショスタコーヴィチ:
カンタータ「森の歌」(1949)より 未来の散歩道
オペレッタ「モスクワのチェリョムーシカ」(1958)より 花のワルツ へ長調
タヒチ・トロット Op.16(1926)
バレエ「ボルト」Op.27(1931)より ワルツ=スケルツォ変ホ長調,
間奏曲ハ短調
映画音楽「馬あぶ」Op.97(1955)より
序曲変イ短調,手回しオルガンのワルツ,コントルダンス イ短調,
ロマンス変ニ長調,国民の祝日 イ長調
ジャズ組曲第1番(1934)より ポルカ ハ長調,ワルツ ト短調
バレエ「明るい小川」Op.39(1935)より
ロシアのルボク,ワルツ ヘ長調,ポルカ ハ長調,アダージョ ニ長調,
ポルカ・ピツィカート イ短調,ロマンス ヘ長調,ギャロップ イ長調
オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」Op.29(1934)より
パッサカリア ニ短調
マリア・マカロワ(オルガン)
録音:1996年、モスクワ音楽院、
大ホール(カヴァイエ=コル製オルガン)、小ホール(シュケ製オルガン)

MKM 133 \1350
【旧譜・限定特価】ストラヴィンスキー:
バレエ「ペトルーシュカ」組曲(*)
コミック・オペラ「マヴラ」(+)
S・クリコワ、E・メリニコワ、N・ザゴリンスカヤ(ソプラノ(+))
S・ヤコヴレフ(テノール(+))
ウラジーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
シリル・チホノフ(指揮(+))
モスクワ・ヘリコーン劇場室内管弦楽団(+)
録音:1991、1993年

MKM 140 \1350
【旧譜・限定特価】エミール・ギレリス
J・S・バッハ/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ
ベートーヴェン:32の変奏曲 Op.191/ピアノ・ソナタ第14番「月光」
メトネル:ソナタ「回想」イ短調
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/水の戯れ
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1969年

MKM 165 \1350
【旧譜・限定特価】勝利の日 ソヴィエト軍歌と戦時歌謡集
聖戦/停泊所の夕べ/最前線の森で/ドニエプルの歌
奏でよ、わがバヤン/サモワリー=サモパリー/煙草を吸おう
モスクワ防衛隊の歌/ワーシャ=ワシリョク
ブリャンスクの森は不気味にざわめいていた/待避壕で
望みの石/永らえよ、われらの力/わが恋人/ソヴィエト軍の歌
敵はわが故郷を焼いた/ロッキー山脈への別れ
北に一つの町がある/わがモスクワ/勝利の日
I・アガフォニコフ(指揮)
アレクサンドロフ・アンサンブル(男声合唱)
録音:1992年

MKM 169 \1350
【旧譜・限定特価】モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
第30番ニ長調 K.306/第35番ト長調 K.379/第40番変ロ長調 K.454
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音:1972年 原盤:Ariola-Eurodisc

MKM 173 \1350
【旧譜・限定特価】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
エミール・ギレリス(ピアノ)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1954年、1955年、モノラル 原盤:EMI

MKM 175 \1350
【旧譜・限定特価】リムスキー=コルサコフ:
交響組曲「シェエラザード」Op.35(*)
グラズノフ:演奏会用ワルツ第2番 Op.51(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロンドン交響楽団(*)
フィルハーモニア管弦楽団(+)
録音:1977年、1978年 原盤:EMI

※【旧譜・限定特価】商品は、代理店の在庫限り・先着となります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする