クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-10 No.4-1

2007年10月04日 13時15分18秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4777097(CD+DVD) 3650
《マエストロ・カラヤン生誕100年》
「カラヤン:ザ・レジェンド」
CD
リスト:ハンガリー狂詩曲第5番ホ短調
バッハ:2つのヴァイオリンのための
 協奏曲ニ短調BWV1043
ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
DVD
レオンカヴァッロ:《道化師》-
 導入部 芝居をするか!-衣装を着けろ
スッペ:オペレッタ《軽騎兵》序曲
ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》-Halt, du Gieriger
ブラームス:
ドイツ・レクイエム-万軍の主よ、あなたのいますところはどれほど愛されて
いることでしょう
チャイコフスキー:交響曲第4番-第3楽章
ベートーヴェン:交響曲第5番(全曲)
クリスティアン・フェラス(Vn)、ミシェル・シュヴァルベ(Vn.)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
来年2008年に生誕100年、再来年2009年に没後20年を迎えるヘルベルト・フォ
ン・カラヤンを記念してリリースされるCD&DVD特別限定セット。適当な音源
を寄せ集めた安手のコンピレーションとは異なり、CDの3曲はコアなファンに
とっても貴重な録音が集められています。リストや1964年録音のブラームス
の交響曲第4番は初CD化であり、またバッハはなんと初出音源となります。
DVDには2008年にリリースされる映像作品の中からのハイライトが集められて
います。さらに、多くの珍しい写真やセレクト版ディスコグラフィも含まれ
る100ページのデラックス・ブックレットが付く豪華仕様となります。

4777244 3枚組 3700
ベートーヴェン:
CD 1
ピアノ協奏曲第1番作品15
ピアノ協奏曲第2番作品19
CD 2
ピアノ協奏曲第3番作品37
ピアノ協奏曲第4番作品58
CD 3
ピアノ協奏曲第5番作品73《皇帝》
ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲作品56
マウリツィオ・ポリーニ(Pf)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
(三重協奏曲)
イリア・グリンゴルツ(Vn)、マリオ・ブルネッロ(Vc)、
アレクサンダー・ロンクィヒ(Pf)
ベネズエラ・シモン・ボリーバル青少年管弦楽団 
指揮:クラウディオ・アバド
録音:
1992-93年、ベルリン(ライヴ)
2006年9月、ローマ(ライヴ)[三重協奏曲]
1992-93年にベルリンでライヴ収録された、ポリーニによるベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第2回全曲録音(1度目はベーム、ヨッフム指揮ウィーン・フィル)。
今回は、アバド唯一の録音である《三重協奏曲》を併録したセットでのリリー
スとなります。これは、近年ドゥダメルとの録音で話題のベネズエラのシモン
・ボリーバル青少年管弦楽団を指揮したもので、ソリストにはイリア・グリン
ゴルツ、マリオ・ブルネッロ、アレクサンダー・ロンクィヒという豪華なメン
バーを揃えています。アバドと3人のソリスト、当オーケストラは2006年9月に
パレルモやローマをめぐるツアーを行っているので、そこでのライヴ収録と思
われます。

4777155 10枚組 10500
カラヤン:マスター・レコーディングス 1959-1979
CD 1
R.シュトラウス:
交響詩《英雄の生涯》(1959年3月収録)
交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》
(1972年12月&1973年1月収録)
※戦後初録音
CD 2
ベートーヴェン:
交響曲第3番《英雄》(1962年3月収録)
交響曲第4番(1962年12月収録)
※全集から。リマスター盤。
CD 3
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番(Pf. リヒテル:1962年10月収録)
ロココ風の主題による変奏曲(Vc. ロストロポーヴィチ:1968年9月収録)
CD 4
ブラームス:
交響曲第2番(1963年10月収録)
交響曲第3番(1964年9月収録)
※第1回全集から。ニュー・リマスター盤。
CD 5
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》(1964年2月収録)
バルトーク:管弦楽のための協奏曲(1965年9、10月収録)
※ニュー・リマスター盤(ストラヴィンスキー)。
CD 6
ドビュッシー:交響詩《海》、《牧神の午後への前奏曲》
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第2組曲、《ボレロ》
※1964年3月収録、1966年3月収録(ボレロ)
CD 7
シューベルト:
交響曲第7(8)番《未完成》(1964年10月収録)
交響曲第8(9)番《グレイト》(1968年9月収録)
※ニュー・リマスター盤。
CD 8
オペラ間奏曲集
(ヴェルディ、マスカーニ、プッチーニ、レオンカヴァッロ、ムソルグスキー、
シュミット、マスネ、ジョルダーノ、チレア、ヴォルフ=フェラーリ)
※1967年収録。まとめてCD化されるのはこれが初。
ニュー・リマスター盤。
CD 9
モーツァルト:
レクイエム ニ短調K626
戴冠式ミサ曲K317
アンナ・トモワ=シントウ(S)
アグネス・バルツァ(Ms)
ヴェルナー・クレン(T)
ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
※1975年9月収録。
CD 10
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(1979年9、12月収録)
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn,)
※ ニュー・リマスター盤。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ヘルベルト・フォン・カラヤンは言うまでもなく20世紀を代表する最も有名な
指揮者。来年2008年には生誕100年(再来年には没後20年)を迎え、ザルツブル
クやルツェルンなど、彼が中心となっていた音楽祭では、カラヤン・イヤーと
して特別な行事が予定されています。彼がその名声を世界に浸透させたのはす
ぐれた音楽的能力に加え、録音活動においても旺盛に活躍したことが重要な要
因であるといえるでしょう。ドイツ・グラモフォンはその活動の中心となった
レーベルであり、250点以上ものアルバムが遺されました。当セットは、来年
のメモリアル・イヤーを記念し、1959-1979年に録音された名盤の中から厳選
に厳選を重ねた10枚組です。ただし、「10枚」といってもLP2枚分がCD1枚にま
とめられているものが多いので内容的には非常に濃いものです。収録作品に
は、R.シュトラウスをはじめとするカラヤンの得意なものばかりが集められ、
彼のグラモフォン初録音までもが含まれています。それらの多くは今回新た
にリマスターが施され、音質の向上が図られています。ブックレットはフル
・カラー32ページの豪華版で、原稿も新たに書き下ろされました。懐かしい
オリジナルを用いたジャケット写真は、古くからのファンには嬉しいもので
しょう。デジパック仕様。スペシャル・プライス。尚、各タイトルとも同時
期に分売されます。

4777156 1350
カラヤン:マスター・レコーディングス
R.シュトラウス:
交響詩《英雄の生涯》(1959年3月収録)
交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》
 (1972年12月&1973年1月収録)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

4777157 1350
カラヤン:マスター・レコーディングス
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》
交響曲第4番変ロ長調作品60
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1962年3月、1962年12月

4777158 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23
ロココ風の主題による変奏曲イ長調作品33
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ウィーン交響楽団(作品23)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1962年10月、1968年9月(ロココ)

4777159 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
ブラームス:
交響曲第2番ニ長調作品73
交響曲第3番ヘ長調作品90
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1963年10月、1964年9月

4777160 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1964年2月、1965年9、10月(バルトーク)

4777161 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
ドビュッシー:
交響詩《海》
牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:
《ダフニスとクロエ》第2組曲
ボレロ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1964年3月、1966年3月

4777162 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
シューベルト:
交響曲第7(8)番ロ短調《未完成》D759
交響曲第8(9)番ハ長調《グレイト》D944
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1964年10月、1968年9月

4777163 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
「オペラ間奏曲集」
ヴェルディ:歌劇《椿姫》第3幕への前奏曲
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
プッチーニ:歌劇《修道女アンジェリカ》間奏曲
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》間奏曲
ムソルグスキー[リムスキー=コルサコフ編]:
 歌劇《ホヴァーンシチナ》第4幕への間奏曲
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》第3幕への間奏曲
フランツ・シュミット:歌劇《ノートル・ダム》間奏曲
マスネ:歌劇《タイース》瞑想曲(第3幕への間奏曲)
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》第2幕への間奏曲
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》第2幕への間奏曲
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇《友人フリッツ》間奏曲
ヴォルフガング・メクサー(Org:カヴァレリア)
ミシェル・シュヴァルベ(Vn:タイース)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1967年

4777164 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
モーツァルト:
レクイエム ニ短調K626
戴冠式ミサ曲K317
アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(Ms)
ヴェルナー・クレン(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
ウィーン楽友協会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1975年9月

4777165 1350
カラヤン/マスター・レコーディングス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1979年9、12月


4777328 2枚組 2080
ポートレイト・オブ・アーティスト/ナルシソ・イエペス
CD 1
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
 [ガルシア・ナバロ指揮
 フィルハーモニア管弦楽団]
ムダラ:ファンタジア第10番
 〈ルドヴィーコの手法によってハープを
  模したファンタジア〉
スカルラッティ:
 ソナタK32-アリア
 ソナタK322-アレグロ
タレガ:
 アランブラ宮殿の思い出
 アデリタ-《4つのマズルカ》より
アルベニス:
 スペイン組曲作品47-アストゥリアス(伝説)[セゴビア編]
 《スペイン》作品165-マラゲーニャ
グラナドス:スペイン舞曲第5番(アンダルーサ)
モレーノ・トローバ:マドローノ
プーランク:サラバンド作品179
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番ニ長調作品99
CD 2
ヴィラ=ロボス:
 練習曲第12番イ短調
 前奏曲第1番ホ短調
バッハ:リュート組曲(パルティータ)ハ短調BWV997
テレマン:2つのギターのためのポロネーズ風
 パルティータ イ長調[w. ゴデリエベ・モンデン(ギター)]
ソル:村人の幻想曲イ短調作品52
ジュリアーニ:ギター協奏曲イ長調作品30
 [ガルシア・ナバロ指揮イギリス室内管弦楽団]
サインス・デ・ラ・マーサ:
 ペテレラ
 アンダルーサ
作者不詳(イエペス編):ロマンス(映画『禁じられた遊び』より)
ルイス・ピポ:歌と踊り第1番(イエペス編)
ナルシソ・イエペス(G)
ナルシソ・イエペスは1927年生まれ、1997年に没したスペインのギタリスト。
したがって、今年2007年は彼の生誕80年、および没後10年に当たります。当
セットはこれを記念してのリリース。収録作品は、バッハやスカルラッティ
からプーランク、ヴィラ=ロボス、カステルヌオーヴォ=テデスコにいたる
幅広いもので、このギタリストの芸風の広さを俯瞰する好企画となっていま
す。また、その配置も大変気が利いています。つまり、彼の名を一躍有名と
した《アランフエス協奏曲》を巻頭に、さらにその名声を世界的にしたルネ
・クレマン監督による映画『禁じられた遊び』(1952年)のロマンスを巻末に
置くという粋な計らいがなされているのです。

48064 1350
ヴンダーリヒ/聖なるアリア集
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》-
 もろもろの谷は高くせられ 他
 ハインツ・メンデ指揮SDR管弦楽団
バッハ:復活祭カンタータ集
 カンタータ第31番《天は笑い、地は歓呼す》BWV31-他
  マルセル・クラン指揮交響合奏団、合唱団
 カンタータ第108番《我世を去るは汝らのためなり》BWV108-
  カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団
 《復活祭オラトリオ》BWV249-我が死の苦しみは和らぎ
  マルセル・クラン指揮交響合奏団、合唱団
 《マタイ受難曲》BWV244-
  おお痛まし、苛まれた心は震える
  我は我がイエスの元に目覚めておらん
  カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団
  シュトゥットガルト少年聖歌隊
ヴェルディ:レクイエム-
 我は嘆く
 主イエズスよ
 讃美の生け贄
 妙なるラッパ
 マリア・シュターダー、マルガ・ヘフゲン、ゴットロープ・フリック、
合唱団、
 シュトゥットガルト放送交響楽団、ハンス・ミュラー=クレイ指揮
ハイドン:オラトリオ《天地創造》-
 差し込む光の前では
 また神は仰られた
 いまぞ天は光に満ちて輝き
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248-
 私は栄光ゆえあなたのみに生きよう
 カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フリッツ・ヴンダーリヒは1930年に生まれ、1966年に没したドイツのテノール
歌手。リリック・テノールとして一世を風靡し期待を一身に受けましたが、事
故がもとで30代半ば急逝し、ファンを大変悲しませました。昨年2006年には没
後40年を迎えています。DGからはロッシーニの歌劇《セビリャの理髪師》の
DVDや、『ヴンダーリヒの芸術』7枚組CDセットもリリースされています。
当CDは後者の中から、バッハ、ヘンデル、ハイドン、ヴェルディらの傑作宗教
作品からチョイスした名曲・名唱集です。共演陣には、最初に契約したシュ
トゥットガルトからは放送交響楽団が、またミュンヒェンを中心に活躍した
こともあり、カール・リヒター指揮ミュンヒェン・バッハ管弦楽団も参加し
ています。この伝説的な歌手には、先に『生涯と伝説』(073 420-2)という
DVDもリリースされているので、併せてお楽しみください。

4776738 1850
WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS
[1]聖夜「クリスマスの歌」
ロベルト・アラーニャ
[2] プレトリウス“もろびと声あげ”
ガブリエリ・コンソート&ポール・マクリーシュ
[3] ""ホワイト・クリスマス""
ブリン・ターフェル
[4] ""きよしこの夜""
アンドレ・リュウ&ヨハン・シュトラウス・オーケストラ
[5] ""信仰篤き人々よ""
ルチアーノ・パヴァロッティ
[6]グスタフ・ヌードクヴィスト ""Nu ar advent""
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター
[7] トレッリ“クリスマス・コンチェルト”
カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー
[8] ラミレス:ミサ・クリオージャより“サンクトゥス”
ホセ・カレーラス
[9]グノー=バッハ“アヴェ・マリア”
プラシド・ドミンゴ
[10] プレトリウス“エサイの根”
ラツィンガー指揮レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊
[11] ヘアストン“マリアの御子”
ブリン・ターフェル
[12]レスピーギ“シチリアーナ”
カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー
[13] J.S. バッハ“クリスマス・オラトリオ”より
「喜びの声をあげよ、喜び踊れ!」
ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団、
イギリス・バロック・ソロイスツ
[14] ""ディンドン、空高く""
サイモン・プレストン指揮ウェストミンスター寺院聖歌隊
[15] ""そりすべりメドレー""
ロベルト・アラーニャ"
Various Artists
名歌手たちによる美しいクリスマス音楽とキャロルの数々です。ドミンゴ、
アンドレ・リュウ、アラーニャ、パヴァロッティ、そしてターフェル。彼ら
が奏する素晴らしい演奏で、今年のクリスマスは決まり!トラック6のアンネ
・ゾフィー・オッターの "Nu ar advent" はアルバム未収録セッションで、
今回が初CD化となります。

4776653 1350
古代クリスマスの典礼音楽
1. ベツレヘムの教会の鐘の音
2. ローマ・カトリック教会の真夜中のミサ
   -イントロデュース
3. ローマ・カトリック教会の真夜中のミサ
   -アレルヤ
4. ローマ・カトリック教会の真夜中のミサ
   -コムニオ
5. ギリシャ正教会-“救世主は来たれり”
6. ギリシャ正教会-“聖マタイの聖歌”
7. ギリシャ正教会-“素晴らしき神秘”
8. アビシニア教会の聖歌-聖ヤレの讃歌
 「今日、彼は私たちのために生まれた」
9. アビシニア教会-“聖ルカの聖歌”
10. アビシニア教会-“これぞ喜びの日”
11.ギリシャ・カトリック教会-キリスト降誕のNegalynarion
   “私の魂を賞賛してください”
12.ギリシャ・カトリック教会-“ガラテア人の手紙”
13.アルメニア教会-今日は救世主が生まれ、神が顕れる
14.アルメニア教会- 聖処女マリアへの讃歌
15.アルメニア教会-驚くほど美しい神秘
16.コプト教会- 聖三位一体への聖歌
17.コプト教会-聖ヨハネの聖歌
18.古代シリアのアレルヤ、アレルヤ
19.古代シリア-聖ルカの聖歌
20.マロン教会-聖なるかな、聖なるかな
21.マロン教会- 真夜中のミサより“詩篇42番”
22.ベツレヘム教会の鐘の音"
このアルバムはエルサレム、ナザレの聖歌、鐘の音などの古代からのキリスト
教の伝統音楽を集めたものです。エルサレムアビシニア語教会、ギリシャの正
教会、ナザレの受胎告知教会、エルサレムのアルメニア語教会、エルサレムの
コプト教会、などの各地の教会にて録音されました。聖地に伝わるクリスマス
音楽集で心穏やかなクリスマスを。

734384(DVD-Video) 3350
カラヤン/チャイコフスキー:後期交響曲集
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ長調作品36
交響曲第5番ホ短調作品64
交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》
[トレーラー]
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(抜粋)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
収録:1974年、フィルハーモニー、ベルリン
カラヤンが、独自のコンセプトで撮影のみならず、編集やマスタリングにまで
深くかかわったこの映像作品は、1974年にベルリンのフィルハーモニーでライ
ヴ収録されたもので今回が初DVD化となります。収録データを見る限りでは、
カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は1973年から76年にかけて、
後期交響曲集を計3回ずつ映像作品にしていることとなります。LDでリリース
されていた前後の映像と見比べてみれば、演奏の変化とともに、カラヤンの映
像へのこだわりと実験を如実に知ることもできることでしょう。35ミリ・フィ
ルムで撮影された映像自体も大きな魅力。なお、当DVDにはラフマニノフのピ
アノ協奏曲第2番の映像商品の予告(約12分間)も収録されています。
NTSC方式、リージョン・フリー、5.1DTSサラウンド。

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07-10 No.4-2

2007年10月04日 13時13分49秒 | Weblog
734377(DVD-Video) \3350
「オペラ・ガラ」ライヴ・フロム・バーデン バーデン
ベッリーニ“ノルマ”より
 1.序曲 2.聞いて、ノルマ ネトレプコ、ガランチャ
ドニゼッティ“愛の妙薬”より 3.人知れぬ涙 ヴァルガス
ベッリーニ“清教徒”より 4.お前を失ってしまった テジエ
ベッリーニ“ノルマ”より 5.清らかな女神よ ネトレプコ
ロッシーニ“チェネレントラ”より 
 6.不安と涙のうちに生まれ ガランチャ
ヴェルディ“ドン・カルロ”より 
 7.共に生き、共に死ぬ ヴァルガス、テジエ
サン=サーンス“サムソンとデリラ”より 8.バッカナール 9.不明
ドリーブ“ラクメ”より 10.花の二重唱 ネトレプコ、ガランチャ
ビゼー“真珠とり”より 11.聖なる神殿の奥深く ヴァルガス、テジエ
"サン=サーンス“サムソンとデリラ”より 
 12.あなたの声にわが心は開く ガランチャ
ヴェルディ“ルイザ・ミラー”より 
13.静かな薄明かりの夕べに ヴァルガス
カタラーニ“ワリー”より 14.さようなら、ふるさとの家よ ネトレプコ
ヴェルディ“ドン・カルロ”より 15.終わりの日は来た テジエ
プッチーニ“ラ・ボエーム”より 
16.ああ、麗しの乙女 ネトレプコ、ヴァルガス
ヴェルディ“リゴレット”より 17.愛する美しい乙女よ
 ネトレプコ、ガランチャ、ヴァルガス、テジエ
レハール“ジュディッタ”より 
18.私のくちびるは熱いキスを・・・ ネトレプコ
マスネ“ル・シッド”より 19.統べたまえ、裁きたもう御父よ ヴァルガス
チャピ“セベデオの娘”より 20.私が愛を捧げたの ガランチャ
ビゼー“カルメン”より 21.闘牛士の歌 テジエ
ヴェルディ“椿姫”より 22.乾杯の歌
 ネトレプコ、ガランチャ、ヴァルガス、テジエ"
アンナ・ネトレプコ(S) エレナ・ガランチャ(S) ラモン・ヴァルガス(T) 
リュドヴィク・テジエ(Br)
SWR南西ドイツ放送交響楽団 指揮:マルコ・アルミリャート
録音:2007年7-8月
先にハイライト版でCDリリースされたバーデン・バーデン祝祭劇場でのコンサ
ート(2007年7月28、31日、8月3日)の映像商品です。



<DECCA & PHILIPS>
●L'Oiseau Lyre
4759099 1350
バッハ:
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV1053
チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV1055
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041
チェンバロ協奏曲第7番ト短調BWV1058
クリストフ・ルセ(Cemb)、ヤープ・シュレーダー(Vn)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:
1981年9月14日、キングズウェイ・ホール、ロンドン(BWV1041)
1993年8月5-8日、EMIアビーロード第1スタジオ、ロンドン
指揮者としても有名なクリストフ・ルセは、レザール・フロリサンやラ・プ
ティット・バンドなどでソロを務めたこともあるチェンバロ奏者。現在は
1991年に自身が創設したレ・タラン・リリクを中心に活動しています。その
彼が独奏を務めたバッハのチェンバロ協奏曲集は1993、94年に録音されたも
の。バッハのチェンバロ協奏曲はどれも自作を原曲に持つ編曲作品であり、
当盤収録のBWV1053はオーボエ、1055はヴィオラ・ダモーレのためのものだっ
たと考えられています。収録作品の内、BWV1058の原曲はヴァイオリン協奏曲
第1番であることがわかっています。つまりこれらの曲ではバッハによる原曲
と編曲の両方を聴き比べることが可能ということになります。ヴァイオリン
協奏曲のソリストは、オランダの卓越したピリオド奏者であるヤープ・シュ
レーダー。彼はホグウッドとともにこの演奏でのアンサンブルのリーダーも
務めており、当盤はリリース当時、アルヒーフ・レーベルのピノック&スタ
ンデイジ盤と人気を2分したベストセラーものでした。

4759101 1350
プレトーリウス:舞曲集
プレトーリウス:テルプシコール(1612年刊)-舞曲集
ニュー・ロンドン・コンソート 指揮:フィリップ・ピケット
録音:1980年代
17世紀の最も重要な作曲家プレトーリウス。ドイツ初期バロック音楽界の最大
の理論家兼作曲家であり、世界初の音楽辞典とも言われる『音楽大全』を著わ
したことでも名高い。その生涯に、モテットやコラール・コンチェルト、
100曲以上のプロテスタントの賛美歌など、主に教会音楽を作曲しました。と
同時に器楽の発展にも寄与。この《テルプシコール》はそれを代表するもので
あり、当時流行していた各国由来の舞曲を4-6声の器楽合奏に編曲した曲集で
す。出版は1612年。タイトルとなっている「テルプシコール」は、ギリシャ
神話の9人のムーサの内、合唱と舞踊を司る者のこと。ピケットと彼が創立し
たニュー・ロンドン・コンソートのメンバーは、この録音に当たり、『音楽
大全』を参照したピリオド楽器---リュート、テオルボ、サックバット、ショ
ーム、クルタル、ダルシマーなど---を使用しています。

4759106 1350
ピケット/カルミナ・ブラーナ第1巻
作曲者不詳:『カルミナ・ブラーナ』写本より
歌集
見よ 敬虔が地下で眠るを
病んではいるが
空は変えても心は変えず
正義と不正が
堕落した生活の
ギデオンの麦打ち場に
フェブスは黄金の車に乗って
ジュピターがマーキュリーと
やさしい大地
今は歓びの時
私はとてもきれいな娘でした
酒場にいる時には
バッカスよ ようこそ
かつては嘆きを知らぬ身が
いざ たたえよう カタリナの
キャサリン・ボット(S)、マイケル・ジョージ(Br)
テサ・ボナー、サリー・ダンクリー(S)、アンドルー・キング(T)
ニュー・ロンドン・コンソート 指揮:フィリップ・ピケット
録音:1986年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
当アルバムに収められた音楽は、10、ないしは11-13世紀前半に編まれ、バイ
エルン地方ボイレン(=ラテン語のブラーナ)の修道院に所蔵されていたラテ
ン語による世俗詩集『カルミナ・ブラーナ』の写本に基づくものです。「カ
ルミナ・ブラーナ」とは、「ボイレンの歌」の意味で、収められた200篇を超
す詩の内容は、愛や酒、賭博を歌ったものから、道徳や宗教を説くものまで
幅広く、カール・オルフのカンタータにも用いられ、よく知られています。
これらの中にはネウマ譜が付されているものがあり、当盤は(おそらく他の写
本や資料と照らし合わせた上で)15作品を選んで復元音化を試みたものです。
演奏に当たっては、ハープ、リュート、ギターン、レベックなど、当時の楽
器を用いています。

4759108 1350
ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ集作品5
第1番イ長調
第2番ニ短調
第3番ハ長調
第4番変ロ長調
第5番ヘ長調
第6番イ短調
アントニー・プリース(Vc)、リチャード・ウェブ(Vc通奏低音)
クリストファー・ホグウッド(Cemb)
録音:1975年4月、全聖徒教会、ピーターシャム
ジェミニアーニはイタリア・バロックの最後を飾るヴァイオリン奏者兼作曲
家です。1714年にロンドンにわたり、当時のヘンデル人気の中でも着実に名
手として活躍、人気を博しました。チェロ・ソナタ作品5は当時の慣習通り、
6曲セットで構成され、1746年に出版されました。6曲はすべて緩急緩急の教
会ソナタ形式で書かれていました。ソリストを務めるアントニー・プリース
は、英国で最も著名なピリオド・チェリストで、アカデミー・オブ・エンシェ
ント・ミュージック、およびイングリッシュ・コンサートの両方で首席を務
めた名手。彼の父は、これまた英国の名高いチェリストで、ジャクリーヌ・
デュ・プレも師事した教育者でもあるウィリアム・プリースです。ここでは
18世紀のピリオド楽器を演奏。クリストファー・ホグウッドがチェンバロを
担当しているのも要チェックでしょう。

4759110 1350
ジェズアルド:5声のマドレガーレ集第5巻
エマ・カークビー、イヴリン・タブ(S)
メアリー・ニコルズ(A)
ジョゼフ・コーンウェル、アンドルー・キング(T)
リチャード・ウィストライク(B)
コンソート・オブ・ミュージック
指揮:アントニー・ルーリー
録音:1983年3月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
ジェズアルドはルネサンス後期のイタリアの貴族で、作曲家兼リュート奏者。
シュニトケのオペラの題材に採り上げられたことでも知られ、不貞を働いた
妻とその相手を殺害し、逃亡した逸話は特に有名です。当アルバムは、ジェ
ズアルドの6巻からなる《5声のマドリガル集》から《第5巻》を収録。この曲
集は1611年に出版されたもので、全21曲で構成されています。独創的な和声
と半音階、リズムの対比が駆使されており、旧来型の「第1作法」とは別スタ
イルの、いわゆる「第2作法」のそれに属します(この用語は、ほぼ同世代の
モンテヴェルディが呼んだもの)。特にその表現主義的半音階書法は、ジェズ
アルドの後、19世紀の後期ロマン派の登場まで用いられなかったというほど
でした。コンソート・オブ・ミュージックは1969年にアントニー・ルーリー
によって創設されたアーリー・ミュージック専門の演奏団体。

4759111 1350
ハイドン:
交響曲第96番ニ長調「奇跡」
交響曲第94番ト長調「驚愕」
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:1984年8月、聖バルナバ教会、ロンドン
ハイドンの第93番以降の12曲の交響曲は、ロンドンで演奏会を主催していた
主催者の名にちなんでザロモン交響曲集(もしくはその場所をとってロンド
ン交響曲集)と呼ばれます。当アルバムはその中から、愛称付きの2曲、第94
番と第96番をチョイスしたもの。共に1791年に作曲され、同編成で、古典派
の交響曲様式を備えたものです。ブックレットには、ハイドンの様式と、19
世紀のソナタ形式の基本的なモデルとの関係が詳細に記載されています。ホ
グウッド&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックは、この2曲と
第100、104番を80年代前半に録音した後、1988年から作曲年代順にハイドン
交響曲全集録音をスタートさせています。現在第10巻まで漕ぎ着けたところ
でですが、ストップしているのが残念です。

4759112 1350
ジョスカン・デ・プレ:
ミサ・ディ・ダディ
ミサ・フザン・ルグレ
チャールズ・ブレット、マイケル・チャンス、ティモシー・ペンローズ(CT)
ジョゼフ・コーンウェル、ロジャーズ・コヴィー=クランプ
ポール・エリオット、アンドルー・キング(T)
マイケル・ジョージ、ポール・ヒリアー(Br)
ロンドン中世アンサンブル
指揮:ピーター・ディヴィス、ティモシー・デイヴィス
録音:1984年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
《ミサ・ディ・ダディ》《ミサ・フザン・ルグレ》はともに1514年の作で、
この作曲家の後期のものと考えられます。共に4声のミサ曲で、〈キリエ〉
〈グローリア〉〈クレド〉〈サンクトゥス-ベネディクトゥス〉〈アニュス・
デイ〉という、いわゆるミサ通常式文で書かれています。《ミサ・フザン・
ルグレ》はイギリスの作曲家W.フライによるシャンソン、つまりは世俗歌曲
の一節を定旋律としたもので、写本の表紙に聖母マリアがエリザベトを訪問
する絵が描かれていることから、聖母訪問の祝日のミサとみなされています。
ロンドン中世アンサンブルは、1970年代後半から80年代前半に活動した先駆
的団体。中でもデュファイやオケゲムの全集は有名。9人の歌手の中には、
マイケル・チャンスやポール・ヒリヤーも名を連ねています。当盤は特に対
抗盤がなきに等しく(特に《ミサ・ディ・ダディ》)、資料的価値のきわめて
高いディスクといえるでしょう。ジョスカン・ファンは必携。

4759114 1350
ダウランド:リュート歌曲集第1巻(1597年刊)
エマ・カークビー(S)
ジョン・ヨーク・スキナー(CT)
マーティン・ヒル(T)
デイヴィッド・トマス(B)
キャサリン・マキントシュ(トレブル・ヴィオール)
ポリー・ウォターフィールド、イアン・ガミー(テナー・ヴィオール)
トレヴァー・ジョーンズ(バス・ヴィオール)
コンソート・オブ・ミュージック 指揮:アンソニー・ルーリー
録音:1976年1月、デッカ第3スタジオ、ウェスト・ハムステッド、ロンドン
アンソニー・ルーリー/コンソート・オブ・ミュージックによるダウランド
歌曲全集録音の幕開けとなったアルバム。清澄な歌声が一世を風靡したエマ
・カークビー(ルーリーのパートナー)をはじめとする声楽陣はもとより、
キャサリン・マキントッシュやトレヴァー・ジョーンズなど、器楽奏者も充
実。《リュート歌曲集第1巻》は、ダウランドの全21曲から成るリュート伴
奏付き歌曲で、1597年にロンドンで出版されました。1594年に宮廷リュート
奏者就任を失敗し、失意の中ヨーロッパを旅していたダウランドが再び名声
を獲得することになったのが、この作品です。この成功によって、翌98年に
はデンマーク王家の宮廷リュート奏者に迎えられました。なお、当盤では、
声楽アンサンブルや、いくつかの伴奏形態(リュートとバス・ヴィオール、
リュートのみ、ヴィオールとリュート)で歌われています。これは「編曲」
ではなく、ダウランドの楽譜にそれらを許容する旨が記されていることに基
づく措置です。

4759116 1350
ヨハン・シュターミツ:
交響曲ト長調
クラリネット協奏曲変ロ長調
田園交響曲ニ長調作品4-2
交響曲ニ長調作品3-2
アラン・ハッカー(Cl)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
指揮:クリストファー・ホグウッド
オリジナル・リリース:1975年
ヨハン・シュターミツはその生涯に少なくとも58以上の交響曲を、10以上の
弦楽合奏曲を書いた作曲家。彼は従来の3楽章制を4楽章に拡大するなど、古
典派の交響曲のスタイルを確立した重要な作曲家です(彼の交響曲の半数以上
にはトリオ付きメヌエットが付加されています)。クラリネット協奏曲でソロ
を務めているアラン・ハッカーは、イギリス・クラリネット界の大御所。バ
ートウィスルやマックスウェル・デイヴィスなどの作品を初演しているよう
に同時代はもちろん、バセット・クラリネットを用いた古典まで幅広いレパ
ートリーを誇ります。当盤は1975年にLPで出ていたもので、今回初めてイン
ターナショナル・リリースされるに当たり、リマスタリングが施されました。

4759118 1350
ムファト:音楽の花束第2巻
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
指揮:クリストファー・ホグウッド
オリジナル・リリース:1982年
ゲオルク・ムファトはフランスに生まれ、リュリに学んだ作曲家。ローマで
はパスクイーニに師事し、コレッリと交遊を持っていました。ザルツブルク
大司教の宮廷オルガニストやパッサウの宮廷楽長を務め、ドイツの音楽にフ
ランスやイタリアの様式を導入しました。1698年にパッサウで出版された
《音楽の花束第2巻》も海外の影響を多分に込められた弦楽合奏曲集で、8つ
の舞曲集をひとまとめにしたものです。各曲は最初にフランス風序曲を持ち、
6つないし8つの舞曲で構成。それらの中には第1集《貴族の若様たち》での
〈スペインのアントレ〉〈イタリア人のためのガヴォット〉、また第2集《楽
しい詩歌》での〈ひき肉(またはみじん切り)〉〈皿洗い〉などユニークなタ
イトルの曲も収められています。当盤は全8集の内、第4集までを収録。今回
初めてインターナショナル・リリースされるに当たり、リマスタリングが施さ
れました。


743217(DVD-Video) 3350
チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》
レオニード・サラファーノフ
イリーナ・ゴールブ
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
収録:2007年1月、マリインスキー劇場、サンクト・ペテルブルク
チャイコフスキーのバレエ《白鳥の湖》で手兵マリインスキー劇場を用い、
音楽のみのヴァージョンと、バレエの映像版の2種をリリースしたばかりゲ
ルギエフ。《白鳥》の次に選ばれるのが《くるみ割り人形》、というのはさ
ほど驚くことではないでしょう。但しご注意を。当盤の《くるみ》は、クリ
スマスに子供向けに上演される伝統的かつ心温まるヴァージョンではなく、
「大人のための」演出がなされたものなのです。演出を担当したのは、世界
的に有名な前衛美術家ミハイル・シェミャーキン。彼らしい人目を惹く衣裳
と衝撃的な舞台装置がまずは「売り」となります。(この公演は彼らのパリ
公演でも披露されています。振り付けはキリル・シーモノフ)。
また、《白鳥の湖》でロパートキナを起用していたように、映像では最高の
ダンサーの踊りが収録されているのも実に魅力的です。今回もマリインスキ
ーの若きスターで日本でも既に有名な、レオニード・サラファーノフ(プリ
ンシパル)と、当劇場でもソーモアと並びヴィジュアルのよさで知られるイ
リーナ・ゴールブ(セカンド・ソリスト)が出演しているのでバレエ・ファン
には決して見逃せないものでしょう。類稀なる身体能力を誇るサラファーノ
フ以下、通常とは異なるプロダクションにもかかわらず、踊りの質が下がる
ことなど微塵もないことは言うまでもありません。さらに、通常のバレエで
はカットや曲順の入れ替えなど普通に行われるものですが、当盤では完全ノ
ー・カット版による演奏なので、チャイコフスキーのスコアを隅から隅まで
味わえるのも嬉しくもまた、貴重。先の《白鳥の湖》と是非併せて揃えたい
DVDです。2007年のクリスマスに向けてのリリース。

743215(DVD-Video) 3350
ヴェルディ:歌劇《椿姫》
ルネ・フレミング(S/ヴィオレッタ)
ローランド・ビリャソン(T/アルフレード)
レナート・ブルゾン(Br/ジェルモン)
ロサンジェルス・オペラ
指揮:ジェイムズ・コンロン
収録:2006年
ドミンゴ率いるロサンジェルス・オペラの2006年公演の映像記録。この《椿
姫》は、豪華な舞台とキャストで話題になりました。ヒロインのヴィオレッ
タ役にはルネ・フレミング。2006年のメトロポリタン歌劇場来日公演に同行
し、同役を歌って聴衆を魅了していたのは記憶に新しいところです。さらに
アルフレード役には、ドミンゴからも後継者として指名され、ザルツブルク
音楽祭ではネトレプコとの《椿姫》で大いに話題を呼び、今や時代の寵児と
なったローランド・ビリャソンが招かれました。ザルツでのネトレプコとの
共演の様子は、DGよりリリースされているのでこちらも是非ご覧いただきた
いもの(CD:UCCG-1274/5、DVD:UCBG-1158/9)。ちなみにロサンジェルス・オ
ペラは公式サイトで、このCDとDVDをクライバー盤とヴォット盤と共にリスナ
ーへの推薦盤として挙げているほどです。次いで重要な役であるジェルモン
には、ヴェテランのヴェルディ歌手、レナート・ブルゾンを起用。まさに盤
石の体制が敷かれたプロダクションといえるでしょう。指揮を務めるジェイ
ムズ・コンロンはロサンジェルス・オペラの音楽監督。しばらく前に公開さ
れていた映画『魔笛』でも音楽を担当していました。

711269(DVD-Video) 3350
ハイドン:オラトリオ《天地創造》
エマ・カークビー(S)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)
マイケル・ジョージ(B)
オクスフォード・ニュー・カレッジ合唱団
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
(エンシェント室内管弦楽団&合唱団)
指揮:クリストファー・ホグウッド
収録:1990年3月10日、グロスター大聖堂、イギリス
ハイドンの《天地創造》は、《四季》と並び愛され続けている傑作。ミルト
ンの《失楽園》や聖書から採り出した言葉を元にイギリスの詩人リドリーが
書いた台本に基づくオラトリオです。通常は、この台本をヴァン・スヴィー
テンが翻訳したドイツ語ヴァージョンで上演されますが、当盤では、ピリオ
ド楽器の第一人者ホグウッドらしく、オリジナルの英語ヴァージョンで演奏
しています。DVDとしては、演奏風景の他に、BBC撮影による自然の風景や、
ハイドンの同時代(またはそれに近い時代)の画家であるウィリアム・ブレイ
クやウィリアム・ターナーらの傑作絵画の映像が組み合わされています。

711509(DVD-Video) 3350
パヴァロッティ イン ハイドパーク
ヴェルディ:歌劇<ルイザ・ミラー>序曲
ヴェルディ:歌劇<ルイザ・ミラー> 穏やかな夜には
ヴェルディ:歌劇<ナブッコ> 行け、わが想いよ、金色の翼にのって
マイヤベーア:歌劇<アフリカの女> おお、パラダイス
マスカーニ:歌劇<カヴァレリア・ルスティカーナ> 間奏曲
ヴェルディ:歌劇<十字軍のロンバルティア人> 私の喜びで彼女を包みたい
マスネ:歌劇<ウィルテル> 春風よ、なぜ私をめざめさせるのか
レオンカヴァルロ:歌劇<道化師> ドン、ティン、ドン[鐘の合唱]
ワーグナー:歌劇<ローエングリン> 婚礼の合唱
ブッチーニ:歌劇<トスカ> 妙なる調和
ブッチーニ:歌劇<トスカ> 星は光りぬ
サラサーテ/ボルネ版、ジョット編:カルメン幻想曲
レオンカヴァルロ:歌劇<道化師> 衣裳をつけろ
ヴェルディ:歌劇<シチリア島の夕べの祈り>序曲
ビクシオ/ケルビーニ:マンマ
ビクシオ/ケルビーニ:風の託そう私の歌
デ・クルティス:忘れな草
ブッチーニ:歌劇<マノン・レスコー> 美しい人たちの中で
ブッチーニ:歌劇<マノン・レスコー> 何とすばらしい美人
ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ
デ・クルティス:帰れ、ソレントへ
ブッチーニ:歌劇<トゥーランドット> 誰も寝てはならぬ
<ボーナストラック>
トレーラー:パヴァロッティ&フレンズ (9 mins)
トレーラー:パヴァロッティ・ザ・DVDコレクション (5 mins)
パヴァロッティ:「ザ・ラスト¥・テナー」(抜粋) (13 mins)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
アンドレア・グリミネッリ(Fl)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
指揮: レオーネ・マジエラ
収録:1991年7月 ロンドン
1991年7月、ロンドンのハイドパークにて行われた、ルチアーノ・パヴァロッ
ティのコンサートの模様を収めた作品。追悼再発シリーズデジパック仕様

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