クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-11 No.18-2

2005年11月27日 09時44分40秒 | Weblog
●DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)・バロック・エスプリ・シリーズ 第2回
輸入盤で、バジェット・プライスで、 アナログ録音名演が更に14 タイトル
復活。全て、24bit/96k リマスター

82876699882 \950
グレゴリオ聖歌-聖ベネディクト修道院長の記念日
ゴーデハルト・ヨッピヒ神父(指揮)
ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊
DHM では唯一のグレゴリオ聖歌アルバムです。カトリック教会の典礼様式には、
ローマ式(西方教会)とアレクサンドリア式、ビザンツ式など(東方教会)が
ありますが、修道院で行われる聖務日課は、東方で行われていたものを基礎に
西方教会へは修道生活の父と呼ばれている聖ベネディクトによって導入されま
した。このCD には聖ベネディクトを祝う祝日(7月11日および3月21日)にお
けるミサと聖歌が収められています。
[録音]1980年1月3日&4日、ミュンスターシュヴァルツァハ修道院(ドイツ)

82876699922 \950
ギョーム・デュファイ:
ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」
(「もしも顔が青いなら」による4声部のためのミサ曲)
イムヌス「星の創り主」、
イムヌス「すべての者の贖い主なるキリスト」
[演奏] クウィリン・ザップル(ソプラノ)、
テオ・アルトマイヤー(テノール)、
ウィルフレッド・ブラウン(テノール)、
ベルンハルト・ミヒャエリス(テノール)
ハンス・ヨアヒム・ロッシュ(テノール)、
ヴィリー・ゲゼル(バリトン)、ハンス・マルティン・リンデ(バリトン)、
テルツ少年合唱団 コレギウム・アウレウム合奏団員
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮)
フランドルの地に生まれたデュファイは音楽史の上で中世後期からルネサンス
初期にかけて活躍しました。デュファイの大きな功績は、それまでイギリス、
フランス、イタリアなどで独自の音楽を展開してきた流れの中で音楽的要素の
多くを融合し汎ヨーロッパ様式を確立したことにあると言われています。ここ
に納められているミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」はデュファイの代表的
作品で、ソプラノのザップルを始めとする声楽と共に魅力的なオリジナル楽器
の音色が味わえるアルバムです。
[録音]1964 年バート・テルツ(ミュンヘン近郊)

82876699932 \950
ジョスカン・デ・プレ:モテトゥス名曲集
祝されたり、天の女王 (6声)、 御身のみ、奇蹟をなす者 (4声)
主は王となり (4声)、 アヴェ・マリア (4声)
神よ、われをあわれみたまえ (5声)、
けがれなく、罪なく、貞節なり、マリア (5声)
[演奏] テルツ少年合唱団、 プロ・カンティオーネ・アンティクヮ
コレギウム・アウレウム合奏団員、ハンブルグ古楽合奏団員
ブルーノ・ターナー(指揮)
ジョスカン・デ・プレはルネサンス盛期を代表するフランドル楽派の大作曲家
です。ジョスカンはミラノで大聖堂聖歌隊の歌手となり、ローマの教皇庁礼拝
堂でも活躍し、その後ルイ12 世にも仕え、ルネサンス特有の自己を意識した
ユーモアを解する人であったと言われています。このCDにはジョスカンのおよ
そ90曲にも及ぶモテットの中から、「祝されたり、天の女王」や「アヴェ・マ
リア」など名曲が収められています。プロ・カンティオーネ・アンティクヮは、
この時代の作品を最も得意とする男声の声楽グループです。
[録音]1972 年フッガー城糸杉の間、キルヒハイム

82876699942 \950
パレストリーナ:ミサ「あなたはペテロである」 (6声)、 他
[演奏] テルツ少年合唱団 ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮)
ルネサンス後期のイタリアを代表するパレストリーナのミサとモテットが収め
られています。パレストリーナはローマ教皇ユリウス3世の時代に、サン・ピ
エトロ大聖堂カペッラ・ジューリアの楽長を務め多くの作品を出版した大作曲
家です。ここに収められているミサはパロディ・ミサと呼ばれ、ミサ以外の曲
(この場合は自作のモテット)を素材に作曲されている曲で、パレストリーナ
の真骨頂とも言うべき本質を垣間見せてくれる名曲です。テルツ少年合唱団の
清く澄んだ声質は驚嘆させられます。
[録音]1974 年レンググリース教区教会

82876699962 2枚組 \1900
ルネサンスのクリスマス音楽
Disc 1
古いドイツのクリスマス音楽
ヨハネス・エッカルト (1553-1611):「山を越えてマリアが行く」、
ヨハン・ヴァルター (1496-1570):「たたえさせたまえ、イエス・キリスト」、
アンドレーアス・ロイスナー (1660年頃没):
「われらにきょうひとりのみどり児生れり」、
アーダム・グンベルツハイマー (1559-1625):
「高き空よりわれは来たれり(讃美歌101番「いずこの家にも」)、
アーノルト・シュリック :「やさしいマリア」、
ミヒャエル・プレトーリウス (1571-1621):
「楽しい喜びの歌声で」(讃美歌102 番「もろびと声あげ」)、「東方のはる
かな国より」、「ひとり子ベツレヘムに生れたまえり」、エサイの根より(讃
美歌96 番)、
バルトロメーウス・ゲジーウス (1560頃-1613):
「キリストをほめたたえんかな」、「ひとり子ベツレヘムに生れたまえり」
Disc 2
テルツ少年合唱団のクリスマス -ルネサンスとアルプス地方のクリスマス音楽
【第1部】
ルネサンスのクリスマス音楽
エアハルト・ボーデンシャッツ (1576-1636):
「ヨセフよ、私の愛しいヨセフよ」
オルランド・デ・ラッソ (1532 - 1594):
「羊飼いに天使のお告げあり」「賛美の声は高く」
ヤコブ・ガルス・ハンドル (1550-1591):「もろ人シバより来たれり」
ヨハネス・エッカルト (1553-1611):「私は主のかいばおけのそばにいる」
サミュエル・シャイト (1587-1654):「おお、やさしきイエスよ」
【第2部】
アルプス地方のクリスマス音楽
「いまぞ歌わん」「がんこなベツレヘムの民よ」「目覚めよ、野の羊飼い達よ」
「いとうるわしきみどり児」「天の御門」「おお静かなみそら」「かしこの山
の上に風は吹き」「われらは誰にもまして感謝せん」
[Disc1:演奏]
エリー・アメリンク(ソプラノ)、ベルンハルト・ミヒャエリス(アルト)
ハンス・ウルリヒ・ミールシュ(テノール)、
バリー・マクダニエル(バリトン)、
ハンス・マルティン・リンデ(バリトン、ブロックフレーテ、クルムホルン)
イルゼ・ブリックス・マイネルト(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ウルリヒ・コッホ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)、
ヨハネス・コッホ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァルター・ゲルヴィッヒ(リュート)
[録音]1972年頃
[Disc2:演奏]
テルツ少年合唱団、器楽グループ、
指揮 : ゲルハルト・シュミット=ガーデン
[録音]1965年 レンググリース教区教会
ドイツのクリスマスは、質素で手づくりの温かさを重んじている上に、中世以
来歌い継がれて来たクリスマスにちなんだ歌を歌うことが多く、Disc1 には、
クリスマスのそうしたドイツで古くから歌い継がれてきたルネサンス期の曲を
中心に納められています。Disc2 にはテルツ少年合唱団によるクリスマス曲
(16 世紀ルネサンス期から17 世紀バロック期にかけてのモテットとアルプス
地方の民謡)が収められています。長く歌われて来た素朴なクリスマスの歌を
集めた心温まるアルバムです。

82876700322 2枚組 \1900
涙のパヴァーヌ-ブロックフレーテの魅力
Disc1
涙のパヴァーヌ -ブロックフレーテとリュートの魅力
テレマン :ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ヘ長調
J・S・バッハ :プレリュード ハ短調BWV.999, フーガBWV.1000
ヘンデル:ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ イ短調 Op.1-4
ダウランド :デンマーク王のガイヤルド
ヤン・ヤコブ・ヴァン・エイク:
「涙のパヴァーヌ」「ブロックフレーテのための変奏曲」
作者不詳:
「イタリア風グラウンドによるディヴィジョン」「グリーンスリーヴスによる
変奏曲」
Disc2
ヘンデル:ブロックフレーテ・ソナタ集 作品1
ブロックフレーテ・ソナタ ト短調 作品1-2,1-7,1-4,1-11
[演奏]
ハンス・マルティン・リンデ (ブロックフレーテ)、
コンラット・ラゴスニッヒ (リュート、ギター)(Disc1)
アウグスト・ヴェンツィンガー (ヴィオラ・ダ・ガンバ)(Disc2)、
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)(Disc2)
[録音]1970年(Disc1)、 1962年(Disc2)
Disc1 には、アルバム・タイトルにもなっているヴァン・エイクの「涙のパ
ヴァーヌ」や、作者不詳の「グリーンスリーヴスによる変奏曲」など、17-18
世紀バロック期のブロックフレーテのための名曲が収められています。Disc2
には、ヘンデルの12 曲(現在は15曲として出版されている)からなる作品1
の中から、ブロックフレーテで演奏されるソナタ4 曲が収められています。作
品1の11の第3楽章「シチリアーナ」など心に残る旋律が随所にあって、ブロッ
クフレーテの表現の多彩さを楽しめる曲集です。
※ヘンデルの演奏は、村上春樹の小説「1973 年のピンボール」にも出てくる
有名な演奏です。

82876700332 \950
ロココの恋のたわむれ-18世紀ドイツとフランスの軽妙なうわきうた
アンドレーアス・ハマーシュミット:「キスのテクニック」
ヨハン・フィリップ・クリーガー :
「すばらしいキス」「闇は密事のなかだち」
カール・ハインリヒ・グラウン :「小娘」
ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー:「女どもについて」
ヨハン・フィリップ・クリーガー :「悪い男たち」「苦境のコリドン」
ゲオルク・フィリップ・テレマン :
「お金」「髪とかさぬフィリス」「ご婦人」「金持ち女」「愛とのみ」
スペロンテス :「才女の歌」
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー :「円満所帯」
ウィレム・デ・フェッシュ:「ツンとしてるんだね」
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー :「キス」
スペロンテス:「誠実に私を」
ジャン=バティスト・ブセー:「酒の歌」
ジャン=ジャック・ルソー :「エコー」
[演奏]
エディット・マティス (ソプラノ)、ベンノ・クッシェ (バリトン)
フリッツ・ノイマイヤー (チェンバロ)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール (チェロ)
バロック様式の末期から萌芽が芽ばえ育っていった18世紀中葉の時代の狭間で、
短いながらも美しい様式が花開いたロココ時代。このCD は、サロン的であり、
日常的でもある酒を楽しみ、恋をし、歌を楽しく歌う素朴で健康的な曲を集め
たものです。遊びの精神に溢れた痛快な曲集と言えましょう。ソプラノの名花
エディット・マティスのそれぞれの曲調に合わせて変幻自在な歌い方がなんと
も小気味のいい感触を与えてくれる。軽妙な歌にも芸術的深さをもっています。
[録音]196 年ギュタースロー(ドイツ)

82876700352 \950
パリ・ノートルダム楽派の音楽とランス大聖堂の音楽
マショー:ノートルダム・ミサ曲(声)
グマグヌス・ペロティヌス:
ラデュアーレ「ヴィテルント・オムネス(全ての国々は神の救いを見たり)」
アレルヤ・ナティヴィタス(聖母マリアの誕生)、
グラデュアーレ「セデルント・プリンチペス(支配者らは集まり)」
作者不詳:
アレルヤ・クリストゥス・レズルジェンス(キリストはよみがえり)
コンドゥクトゥス「パーテル・ノステル・コムミゼランス(あわれみ深きわれ
らの父は)」、コンドゥクトゥス「ディク・クリスティ・ヴェリタス(告げた
まえ、キリストの真理よ)」
[演奏]
デラー・コンソート & コレギウム・アウレウム合奏団員
アルフレッド・デラー(指揮)
ここにはペロティヌスを中心とするノートルダム楽派の音楽と14世紀マショ
ーのノートルダム・ミサが収められています。ノートルダム楽派は12世紀の
半ばから13世紀にかけて中世キリスト教世界の中心地のひとつであったパリ
のノートルダム大聖堂を本拠地として活動をした音楽家たちが築いたポリフォ
ニー(多声音楽)楽派です。ペロティヌスはその中心的人物として知られてい
ます。カウンター・テノールのデラー率いるデラー・コンソートは古楽・声
楽復興の元祖的存在で、この録音は大変有名で今でもその価値は高いと言え
ましょう。
[録音]196 年 クネヒトシュテーデン大修道院付属教会(ケルン近郊)
フレーデンベルク司教座聖堂(ルール地方)

82876700402 \950
ヴェルサイユの音楽
マラン・マレ:
“聖ジュヌヴィエーヴの丘”教会の鐘 、サント・コロンブ氏への追悼、
ジャン・アンリ・ダングルベール:
プレリュード・ノン・ムジュレ (クラヴサンのための)
アントワーヌ・フォルクレ」:
組曲第5番ハ短調 (ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
[演奏]
シギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィーラント・クイケン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)
ヴィーラント、シギスヴァルトの若き兄弟とレオンハルトによるフランス・バ
ロック音楽の真髄を味わえる一枚。考え抜かれた選曲の妙は、オリジナル楽器
独特の繊細な表現と、卓越した独自の解釈による個性に満ちていて、アルバム
としての存在をいかんなく発揮しています。これが録音された1970年以後、現
在にまで30年数年のオリジナル楽器による演奏の発展と変遷を想い起こす時、
ここに収められている演奏の価値は極めて高いと言えるでしょう。
[録音]1970年フッガー城、キルヒハイム(バイエルン州シュヴァーベン地方)
(ドイツ)

82876700412 \950
クリスマス協奏曲集
コレッリ:
合奏協奏曲第8番ト短調 Op.6-8 「クリスマスのために(クリスマス協奏曲)」
タルティーニ:
シンフォニア・パストラーレ ニ長調 「クリスマス・シンフォニア」
ヨハン・クリストフ・ペツ:コンチェルト・パストラーレ ヘ長調
フランチェスコ・オノフリオ・マンフレディーニ:
協奏曲 ハ長調 Op.3-12 「クリスマス協奏曲」
[演奏]コレギウム・アウレウム合奏団
バロック期のクリスマスにちなんだ音楽を集めた1枚です。よく知られている
コレルリの「クリスマス協奏曲」を始め名曲揃いですが、このアルバムの最
大の特徴はコレギウム・アウレウム合奏団の興感溢れる演奏スタイルの上に、
ドイツはキルヒハイムにあるフッガー城の糸杉の間での録音ですが、ここの
響きの良さも加わって柔軟で豊麗な音色にあると言えるでしょう。ペツ作曲
の「コンツェルト・パストラーレ」は珍しい曲ですが、このアルバムの好選
曲となっています。
[録音]1966 年フッガー城糸杉の間、キルヒハイム
(バイエルン州シュヴァーベン地方)(ドイツ)

82876700442 \950
J.S.バッハ:協奏曲集
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1060
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1044
チェンバロ協奏曲第1 番 ニ短調 BWV.1052
[演奏]
フランツヨーゼフ・マイアー(Vn)、 ヘルムート・フッケ(ob)(1),
バルトルド・クイケン(Fl-tr)(2)、 ボブ・ファン・アスペレン(Cemb)(2)
グスタフ・レオンハルト (Cemb)(3)、
コレギウム・アウレウム合奏団
J.S.バッハのヴァイオリンを始めとする弦楽器、オーボエ、フルートなどの管
楽器やチェンバロのために作曲された多くの協奏曲の中でも特によく聴かれて
いる有名な3曲が収められています。オリジナル楽器で演奏するコレギウム・
アウレウム合奏団の演奏と相まって、いつもこの合奏団でソロ演奏をしている
オーボエのフッケ、フルートのB.クイケン、チェンバロのレオンハルトの協
奏曲の独奏における一貫して乱れのない明快な演奏が大きな魅力になっている
アルバムです。
[録音]
1976年4月 、シュヴェッツィンゲン城、狩の間(ドイツ)(1、2)
/ 1965年 フッガー城糸杉の間、キルヒハイム(バイエルン州)(ドイツ)(3)

82876700452 \950
J.S.バッハ:ヴィオラ・ガンバ・ソナタ集
第1 番 ト長調 BWV.1027, 第2 番 ニ長調 BWV.1028, 第3 番 ト短調 BWV.1029
[演奏] ヨハネス・コッホ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)
ヴィオラ・ダ・ガンバはガンバ属の楽器の中で最もポピュラーな楽器で、チェ
ロ同様に膝の間に挟んで演奏し、弦は通常6 本あり、ギターにようにフレット
があり、音色は落ち着いた素朴なものでチェロほど大きな音は出せない楽器で
す。J.S.バッハはこの楽器とチェンバロのためのソナタを3 曲作曲しています。
オリジナル楽器が現在ほどの隆盛になる以前の1960 年代初頭に録音されたヨ
ハネス・コッホとレオンハルトによる演奏は、LP 時代ガンバの魅力を世に知
らしめた名盤として知られています。
[録音] 1961年

82876700472 2枚組 \1900
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
[演奏] コレギウム・アウレウム合奏団員
ウルリヒ・グレーリンク (ヴァイオリン)、
ウルリヒ・コッホ (アルト・ヴィオル)
ギュンター・レメン (テノール・ヴィオル)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール (チェロ)
ヨハネス・コッホ (ヴィオローネ)、フリッツ・ノイマイヤー (Cemb)、
リリー・ベルガー (Cemb)
ドイツ・ハルモニア・ムンディとコレギウム・アウレウム合奏団にとって最初
期に録音されたもののひとつです(1962年4月)。J.S.バッハの「フーガの技
法」は演奏する楽器の指定のない未完の大作ですが、ここではコレギウム・ア
ウレウム合奏団のメンバーによる小編成で演奏されています。それだけに各楽
器の表現・表情と音色が重要な要素となりますが、彼らの演奏は細心の配慮を
もって隅々まで神経の行き届いたもので、オリジナル楽器の特徴が如何なく発
揮されています。特にヴィオールを使用しているため、非常に柔らかく暖かい
音色が特徴です。
[録音] 1962年4月

82876708102 \950
オラツィオ・ベネヴォリ (1605-1672)伝:作曲ビバー?
53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲
讃歌「汝ら鼓を打ちならせ」
[演奏] モンセラート修道院聖歌隊 、 テルツ少年合唱団
コレギウム・アウレウム合奏団、 イレネウ・セガーラ神父(指揮)
ベネヴォリの「53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲」は、1628年ザルツ
ブルクの大聖堂の再建を記念して作曲されたものと言われ、驚くほどのぼう大
な声部(53声部)をもつ特異な曲として話題となりました。ところが近年の研
究では、曲が作られた云われは事実ではないことが判明し、しかもビバーが
作曲したらしいとの結果がでています。このCD に収められている演奏は1974
年8月に、ザルツブルク大聖堂完成200 年際での演奏のライヴ録音です。
[録音]1974年8月コレギエン教会、ザルツブルク





<CATS INTERNATIONAL>
IDC10008 税込\2500
杉谷昭子/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 8
第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
第24番 嬰ヘ長調 作品78 「テレーゼ」
杉谷昭子(ピアノ)
録音:2004年8月、11月 群馬県 笠懸文化センター、
2005年1月 新潟県 小出郷文化会館
日本語解説付き
佳境!「ワルトシュタイン」「熱情」「テレーゼ」と人気もありながら難曲
である3作に挑んだ、杉谷昭子ベートーヴェン・チクルス第8弾!
2002年の1月よりリリースを開始した杉谷昭子のベートーヴェン・チクルス。
今回遂に、表題付有名曲が3作からなる第8弾のリリースです。もちろん、ど
れも技巧表現どちらにおいても難解を極めるベートーヴェン・ソナタですが、
やはり後半作はさらに複雑な構成となっており、その分ピアニストの力量、
感性が存分に発揮できるということもあり、より興味深いアルバムとなって
います。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 05-11 No.17-1 | トップ | 05-11 No.18-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事