★ORFEO SALE 2012のご案内★
期間:2012年8月31日入荷分まで
品切れ等で入荷が無かった場合は、ご注文打ち切りとなりますので、お早めに
ご注文下さい。
対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/orfeo2012.html
====================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<helicon>
HEL 029653 ¥2080
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
録音: 1993年10月28日テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・ステレオ)
大物バーンスタインのサプライズ登場で「ライヴ音源の金脈」として俄かにク
ローズアップされつつある「Helicon Classics」に、こんどはシノーポリ
(1946-2001)が登場。イスラエル・フィルを指揮して、ベートーヴェンの「エ
ロイカ」を演奏した注目の内容です。
<ARTE DELL'ARCO JAPAN>
ADJ 032 ¥2450
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
鈴木秀美(音楽監督・指揮)/オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2011年10月21日(石橋メモリアルホール)、22日(逗子なぎさホール)
ライヴ収録
鈴木秀美とOLCの最新アルバムは2011年10月の第28回定期公演ライヴ録音。モー
ツァルトの3大交響曲のひとつ、第39番では透き通るような弦と溌剌とした金管
が響きわたります。また期待のベートーヴェン第3番「英雄」では、かつてない
ほどに切れ味抜群でありながら驚くほどまろやかな響きに脱帽!「変ホ長調交
響曲」の代表曲と言えるこの2つの名曲に新たな名録音の登場です。
<ATMA>
ACD2 2565 ¥1850
J.S.バッハ(編/ブルース・ヘインズ): 新ブランデンブルク協奏曲集
(1)第7番 第1楽章(カンタータBWV34-1)- 第2楽章(カンタータBWV 150-1)
- 第3楽章(カンタータBWV 31-1)
(2)第8番 第1楽章(カンタータBWV 74-7)- 第2楽章(カンタータ BWV 99-5)
- 第3楽章(カンタータBWV65-6)
(3)第9番 第1楽章(カンタータBWV 11-1)
- 第2、3楽章(カンタータ BWV 34-5)
(4)第10番 第1楽章(ミサ曲ト短調BWV 235-1)
- 第2楽章(カンタータ BWV 78-2)-第3楽章(ミサ曲ト短調 BWV 235-6)
(5)第11番 第1楽章(カンタータBWV 35-1)
- 第2楽章(3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV 1063-2)
- 第3楽章(カンタータBWV 35-5)
(6)第12番 第1楽章(カンタータBWV163-3)
- 第2楽章(カンタータBWV 80-7)- 第3楽章(カンタータBWV 18-1)
( )内原曲
エリック・ミルンズ(指)
バンド・モントリオール・バロック
録音:2011年6月、サン・トーギュスタン教会(ケベック)
モントリオール古楽祭のために結成されたピリオド楽器団体、バンド・モント
リオール・バロックが、ブランデンブルク協奏曲「第7番-第12番」を収録した
注目の新譜をリリース!ブランデンブルク協奏曲に第7番以降があったのか?!
という疑問はごもっとも。研究の結果新たに発見された…わけではなく、亡き
バロック・オーボエの巨匠ブルース・ヘインズが、J.S.バッハのカンタータや
ミサ曲を器楽編成に編曲し、「ブランデンブルク協奏曲風」に6つの協奏曲と
してまとめあげたものになります!既存の作品を異なる編成にアレンジするこ
とは当時の音楽家達にとっては決して珍しいことではありませんが、現代の音
楽家が過去の巨匠の作品の編曲を行うというのはなかなか大きな試みと言える
のではないでしょうか。各作品の楽章構成や楽器編成などは原作のブランデン
ブルク協奏曲に倣っており、ヘインズの強いオマージュが感じられます。原曲
の印象を損なうような過激な編曲ではなく、合唱の各声部をソロ楽器の掛け合
いに当てはめた素直な編曲といえましょう。編成上、原曲よりも音響の規模が
小さくなってしまうのは否めませんが、代わりに小編成ならではの密なアンサ
ンブルを堪能できます。ミルンズ率いるバンド・モントリオール・バロックの
素晴らしい演奏も本アルバムの聴き所。極上の音色と洗練されたアンサンブル
が、ヘインズの編曲の魅力をぐっと引き出してくれています。
ACD2 2489 2枚組 ¥3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.4
[CD1](1)第26番 変ホ長調「告別」op.81a (2)第5番 ハ短調op.10
(3)第15番 ニ長調「田園」op.28
[CD2](1)第1番 ヘ短調op.2-1 (2)第4番 変ホ長調op.7
(3)第27番 ホ短調op.90
クリスチャン・レオッタ(Pf)
録音:2011年5月、グスタフ・マーラー音楽堂(ドッビアーコ、イタリア)
今最も注目されるベートーヴェン弾きの一人、クリスチャン・レオッタによる
ベートーヴェン・ソナタ集。2002年に22歳という若さでベートーヴェンのソナ
タ全曲演奏会を成し遂げ、バレンボイム以来の快挙として一躍注目を集めたレ
オッタ。2005年よりATMAレーベルでピアノ・ソナタ全曲録音を開始しており、
本アルバムは4枚目となるシリーズ最新盤です!好評の第3弾(ACC2 2488)に引
き続く今回は、初期から中期寄りの作品を多く織り込んだプログラム。32曲に
及ぶピアノ・ソナタの最初を飾る第1番がようやく収録されたと共に、表題付
ソナタの傑作の一つと名高い第26番「告別」が収録されています。また、ベー
トーヴェンが苦境の最中にあった時期に作曲した第27番も収録。シンプルな
旋律の中にロマン的な抒情性も垣間見える美しい作品です。直前に収録された
第4番と聴き比べると、最初期の作風との変化を感じることができましょう。
近年中に第5弾のリリースも予定しているレオッタ。未収録の作品も残すとこ
ろ後わずかとなり、全曲録音完遂のゴールも間近といえましょう。
ACD2 2673 ¥1850
(1)バリエール:トリオ・ソナタ第2番 ニ短調
(2)ド・ヴィゼー:テオルボのための小品集 ニ長調
リュリ(ド・ヴィゼー編):
(3)「あなたの前に全てがひれ伏し、震えんことを」
(4)アポロンの入場(宮廷バレ「愛の勝利」より)
(5)オトマン:パッサカリア
(6)リュリ(ド・ヴィゼー編):道化役者(アルルカン)達のシャコンヌ
(7)ブラウン:シャコンヌ
(8)バリエール:チェロと通奏低音のためのソナタ第3番 ニ短調
(9)ド・ヴィゼー:組曲 イ短調
(10)バリエール:チェロと通奏低音のためのソナタ第6番 ハ短調
(11)リュリ(ド・ヴィゼー編):音楽悲劇「ロラン」より「ロジスティーユ」
エステバン・ラ・ロッタ(テオルボ)、ジフコ・ゲオルギエフ(Vc)、
マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、カトリン・クラーク(Org)
録音:2010年12月8-10日、聖ジョセフ教会(モントリオール、カナダ)
カナダが誇るバロック音楽の名手らによるフランス・バロックの小品集。何よ
りもまず注目されるのは本場フランスでも殆ど知られていないという音楽家、
ロベール・ド・ヴィゼー(v.1655-1732/33)とジャン=バティスト・バリエール
(1707-1747)を中心に取り上げたプログラムでしょう!ド・ヴィゼーはリュリ
のオペラ座楽団で通奏低音楽器の演奏者として活躍し、全盛期のリュリの影響
を色濃く受けた音楽家。本アルバムには現存する手稿譜から再現したテオルボ
・ソロのための小品集とソナタが収録されています。また、映画「王は踊る」
でも有名な「アポロンの入場」をはじめ、リュリの作品をテオルボ用に編曲し
た作品も収録。舞曲のリズムと典雅な装飾に満ちた旋律が美しく、テオルボな
らではの深い音色が絶品です。一方のバリエールはリュリの没後、イタリア趣
味が流行し始めた時代に生きた音楽家。その作風にはイタリアからの影響も垣
間見え、優雅な旋律の中に技巧的な要素が多く散りばめられています。ゲオル
ギエフは今回の収録に際し、演奏に最適としてフレットなしの5弦チェロを使
用。ガンバ、テオルボ、オルガンとの深みのあるハーモニーを堪能できます。
モントリオールを中心に、バロック音楽界に広く活躍する名手たちの見事な演
奏にも注目。力みのない自然な演奏で、低音域の古楽器ならではの奥深い響き
を存分に聴かせてくれます。
ACD2 2651 ¥1850
ルクー:(1)ピアノ三重奏曲 (2)ピアノ四重奏曲(未完)
トリオ・オシュラガ{アンヌ・ロベルト(Vn)、ポール・マーリン(Vc)、
ステファン・ルムラン(Pf)}、
テン・リー(Va、(2))
録音:2011年3月、ケベック(カナダ)
カナダが誇る名団体トリオ・オシュラガが、知る人ぞ知るベルギーの作曲家ギ
ヨーム・ルクー(1870-94)の室内楽を収録した新譜をリリースしました!活動
初期から高い評価を受けるも、24歳という若さで病死してしまった早熟の天才、
ルクー。20代前半の青年が作曲したとは思えないほど完成度の高い濃密な音楽
に圧倒されます。抒情的な旋律の美しさだけでなく、明暗の対比鮮やかな曲調
の変化も聴き所。堅固に組まれたアンサンブルには、どこか後期ベートーヴェ
ンの弦楽アンサンブルも思わせます。ピアノ四重奏曲は、第2楽章を書き終え
る前にルクーが急死し、未完のまま残されてしまった作品。未完なことが惜し
まれる名作ですが、これだけでも聴き応え十分の完成度に、ルクーの音楽の魅
力を改めて思い知らされましょう。現在は師ダンディが第2楽章の最後の数小
節を付け加えた版が多く用いられており、本アルバムもその版での演奏となり
ます。ベートーヴェンやシューベルトの室内楽曲がお好きな方には是非とも聴
いて頂きたい名盤です。
トリオ・オシュラガは2000年にカナダで結成された演奏団体。2004年には来日
公演も果たし、注目を集めました。古典派から現代まで幅広いレパートリーを
持ち、知られざる作品の発掘にも積極的な団体です。ピアノ四重奏曲でヴィオ
ラを弾くのはアメリカを中心に活躍する屈指の若手実力派テン・リー。溌溂と
したアンサンブルで、ルクーならではの多彩な曲調を見事に表現しています。
ACD2 2674 ¥1850
(1)エルガー(G.C.マルタン編):帝国行進曲op.32
(2)シューマン(L.ショーン編):
ペダル・ピアノのための練習曲より 変イ長調op.56-4
(3)リスト:
J.S.バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」(BWV.12)による
変奏曲
(4)ロジェ=デュカス:パストラール ヘ長調
(5)ヴィエルヌ:月の光op.53-5
ウィットロック:(6)「フォーク・チューン」嬰ヘ短調
(7)アレグレット ホ長調
(8)デュプレ:前奏曲とフーガ ロ短調 op.7-1
(9)ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘op.54-6
クリスチャン・レーン(Org)
録音:2012年1月、聖守護天使教会(ケベック、カナダ)
2011年にカナダのオルガン国際コンクールで第1位に輝き、今最も注目を集め
る若手オルガニストの一人であるクリスチャン・レーンによるオルガン・ソロ
作品集。「このアルバムの全てを聴いて、オルガンという楽器ならではの多面
性を強く感じてくれれば」と語るレーンの言葉通り、19世紀から20世紀の様々
な音楽達の作品が収録されています。エルガーとシューマンの作品はいずれも
原曲が作曲されて程なくオルガン用に編曲されたものです。リストのJ.S.バッ
ハのカンタータを主題とした変奏曲も、ピアノ・ソロの原曲を彼自身がオルガ
ン用に完成させたもの。オルガン版はピアノ版よりも長く壮大で、パッサカリ
ア形式で書かれた30もの変奏が綿々と続く大作に仕上がっています。また、オ
ルガン好きなら見逃せない、20世紀最大のオルガン奏者マルセル・デュプレの
作品も収録。「幻想的小品集」からとりわけ知名度の高い2曲が抜粋されてい
ます。他にも、フォーレの後継ロジェ=デュカスが残した唯一のオルガン曲や、
フォーク・ロアを前面に出した作風が魅力のイギリスの作曲家ウィットロック
の作品も収録。レーンの演奏は安定感抜群で、作曲家ごとに異なる多彩な音の
響きを聴かせてくれると同時に、オルガンの壮大な音響世界を魅せてくれます。
ACD2 2395 ¥1850
(1)デニス・ブリアン(1955-):
アンティコスティ島の川岸のリズムとエコー(2009)
デニス・グージョン(1951-):(2)アコーディオンで(2004) (3)変動(2011)
(4)ジョン・リア(1944-):シンギュラティ・T(リゲティ氏へのトンボー)(2007)
ジョセフ・パトリック(アコーディオン)、
ロレーヌ・ヴェランクール(指)
ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ
録音:(1)2012年1月8日、(2)2006年10月24日、
(3)2008年6月10日、モントリオール大学(カナダ)
カナダが誇る現代音楽演奏団体ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ(NEM)が、
カナダを代表する現代作曲家たちの作品を収録した新譜をリリース!いずれも
近年に作曲された作品で、NEMが作曲を依頼したという作品も多く収録してい
ます。1989年に創立されて以来、日本も含め世界各国で公演を行い、現代音楽
界の高揚に大きく貢献してきたNEM。
難曲の多い現代音楽作品において、演奏者の実力は作品の評価に関わる大きな
要素のひとつ。現代音楽に造詣深い15人の名手らによる圧巻のアンサンブルで
カナダの“今”の音楽を堪能できる希少盤です。
デニス・ブリアンは北米・ヨーロッパを中心に活躍する作曲家で、芸術監督兼
指揮者のヴェランクールと共にNEMを創始した人物でもあります。今回収録さ
れているのは、彼がアンティコスティ島(カナダのセントローレンス河口に位
置する島)滞在し、その文化に触れたことが作曲の契機となった作品。北米の
音楽と16世紀ヨーロッパの音楽との融合を試み、ヨーロッパの宮廷舞曲を想起
させる様々なリズムが次から次へと現れます。グージョンの「アコーディオン
で」は圧縮と拡張を繰り返すアコーディオンの蛇腹の形状のように音楽が展開
していく作品。カナダの名手ジョセフ・パトリックの巧みなアコーディオン・
ソロも聴き所です。「変動」は、NEMのために作った3作目の作品。ゆっくりか
ら徐々に鋭く変動していくハーモニーに心が高揚します。最後に収録された
「シンギュラティ・T」は、2006年に亡くなったハンガリーの現代音楽家リゲ
ティ・ジョルジュへの追悼を込めた作品。メトロノームのように強い拍感を持
つ音楽と、テンポ感のない混沌とした音楽の対比が印象的です。
<FIRST HAND RECORDS>
=リマスターズ=
FHR 16 ¥1780
・チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
トマス・シッパース(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
録音時期:1957年5月27-28日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(セッション・ステレオ)
・スクリャービン:交響的楽章「夢」Op.24
ユージン・グーセンス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
録音時期:1956年2月15日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(セッション・モノラル)
・プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」
ユージン・グーセンス(指揮)プロ・アルテ管弦楽団
録音時期:1958年4月25日ロンドン、
ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(セッション・ステレオ)
プロデューサー:ヴァルター・イェリネック(チャイコフスキー)、
デイヴィッド・ビックネル(スクリャービン)
オリジナル・エンジニア:ロベルト・グーチ(チャイコフスキー)、
ダグラス・ラーター(スクリャービン)
リマスタリング:2011-2012年アビー・ロード・スタジオ
リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ
EMIのアーカイヴを掘り起こし、純正のマスターテープ使用による丁寧なリマ
スタリングと詳細なデータを掲載した資料価値の高いブックレットにより、
パッケージを所有する喜び一入と評判の「FIRST HANDSリマスター・シリーズ」。
最新作は、シンシナティ響ゆかりの指揮者ふたり、1970年の就任より肺癌で早
世するまでのあいだ、音楽監督を務めたトマス・シッパース(1930-1977)と、
作曲家としても知られ、1931年から1946年まで楽団の国際的な発展に尽力した
ユージン・グーセンス(1893-1962)とが振ったロシア・プログラムという内容
です。
このたびもリマスタイング・エンジニアには定評あるイアン・ジョーンズを起
用、2011年から2012年にかけてアビー・ロード・スタジオにおいて全曲の編集
とマスタリングおよびリマスタリングを施しています。
期間:2012年8月31日入荷分まで
品切れ等で入荷が無かった場合は、ご注文打ち切りとなりますので、お早めに
ご注文下さい。
対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/orfeo2012.html
====================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<helicon>
HEL 029653 ¥2080
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
録音: 1993年10月28日テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・ステレオ)
大物バーンスタインのサプライズ登場で「ライヴ音源の金脈」として俄かにク
ローズアップされつつある「Helicon Classics」に、こんどはシノーポリ
(1946-2001)が登場。イスラエル・フィルを指揮して、ベートーヴェンの「エ
ロイカ」を演奏した注目の内容です。
<ARTE DELL'ARCO JAPAN>
ADJ 032 ¥2450
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
鈴木秀美(音楽監督・指揮)/オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2011年10月21日(石橋メモリアルホール)、22日(逗子なぎさホール)
ライヴ収録
鈴木秀美とOLCの最新アルバムは2011年10月の第28回定期公演ライヴ録音。モー
ツァルトの3大交響曲のひとつ、第39番では透き通るような弦と溌剌とした金管
が響きわたります。また期待のベートーヴェン第3番「英雄」では、かつてない
ほどに切れ味抜群でありながら驚くほどまろやかな響きに脱帽!「変ホ長調交
響曲」の代表曲と言えるこの2つの名曲に新たな名録音の登場です。
<ATMA>
ACD2 2565 ¥1850
J.S.バッハ(編/ブルース・ヘインズ): 新ブランデンブルク協奏曲集
(1)第7番 第1楽章(カンタータBWV34-1)- 第2楽章(カンタータBWV 150-1)
- 第3楽章(カンタータBWV 31-1)
(2)第8番 第1楽章(カンタータBWV 74-7)- 第2楽章(カンタータ BWV 99-5)
- 第3楽章(カンタータBWV65-6)
(3)第9番 第1楽章(カンタータBWV 11-1)
- 第2、3楽章(カンタータ BWV 34-5)
(4)第10番 第1楽章(ミサ曲ト短調BWV 235-1)
- 第2楽章(カンタータ BWV 78-2)-第3楽章(ミサ曲ト短調 BWV 235-6)
(5)第11番 第1楽章(カンタータBWV 35-1)
- 第2楽章(3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV 1063-2)
- 第3楽章(カンタータBWV 35-5)
(6)第12番 第1楽章(カンタータBWV163-3)
- 第2楽章(カンタータBWV 80-7)- 第3楽章(カンタータBWV 18-1)
( )内原曲
エリック・ミルンズ(指)
バンド・モントリオール・バロック
録音:2011年6月、サン・トーギュスタン教会(ケベック)
モントリオール古楽祭のために結成されたピリオド楽器団体、バンド・モント
リオール・バロックが、ブランデンブルク協奏曲「第7番-第12番」を収録した
注目の新譜をリリース!ブランデンブルク協奏曲に第7番以降があったのか?!
という疑問はごもっとも。研究の結果新たに発見された…わけではなく、亡き
バロック・オーボエの巨匠ブルース・ヘインズが、J.S.バッハのカンタータや
ミサ曲を器楽編成に編曲し、「ブランデンブルク協奏曲風」に6つの協奏曲と
してまとめあげたものになります!既存の作品を異なる編成にアレンジするこ
とは当時の音楽家達にとっては決して珍しいことではありませんが、現代の音
楽家が過去の巨匠の作品の編曲を行うというのはなかなか大きな試みと言える
のではないでしょうか。各作品の楽章構成や楽器編成などは原作のブランデン
ブルク協奏曲に倣っており、ヘインズの強いオマージュが感じられます。原曲
の印象を損なうような過激な編曲ではなく、合唱の各声部をソロ楽器の掛け合
いに当てはめた素直な編曲といえましょう。編成上、原曲よりも音響の規模が
小さくなってしまうのは否めませんが、代わりに小編成ならではの密なアンサ
ンブルを堪能できます。ミルンズ率いるバンド・モントリオール・バロックの
素晴らしい演奏も本アルバムの聴き所。極上の音色と洗練されたアンサンブル
が、ヘインズの編曲の魅力をぐっと引き出してくれています。
ACD2 2489 2枚組 ¥3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.4
[CD1](1)第26番 変ホ長調「告別」op.81a (2)第5番 ハ短調op.10
(3)第15番 ニ長調「田園」op.28
[CD2](1)第1番 ヘ短調op.2-1 (2)第4番 変ホ長調op.7
(3)第27番 ホ短調op.90
クリスチャン・レオッタ(Pf)
録音:2011年5月、グスタフ・マーラー音楽堂(ドッビアーコ、イタリア)
今最も注目されるベートーヴェン弾きの一人、クリスチャン・レオッタによる
ベートーヴェン・ソナタ集。2002年に22歳という若さでベートーヴェンのソナ
タ全曲演奏会を成し遂げ、バレンボイム以来の快挙として一躍注目を集めたレ
オッタ。2005年よりATMAレーベルでピアノ・ソナタ全曲録音を開始しており、
本アルバムは4枚目となるシリーズ最新盤です!好評の第3弾(ACC2 2488)に引
き続く今回は、初期から中期寄りの作品を多く織り込んだプログラム。32曲に
及ぶピアノ・ソナタの最初を飾る第1番がようやく収録されたと共に、表題付
ソナタの傑作の一つと名高い第26番「告別」が収録されています。また、ベー
トーヴェンが苦境の最中にあった時期に作曲した第27番も収録。シンプルな
旋律の中にロマン的な抒情性も垣間見える美しい作品です。直前に収録された
第4番と聴き比べると、最初期の作風との変化を感じることができましょう。
近年中に第5弾のリリースも予定しているレオッタ。未収録の作品も残すとこ
ろ後わずかとなり、全曲録音完遂のゴールも間近といえましょう。
ACD2 2673 ¥1850
(1)バリエール:トリオ・ソナタ第2番 ニ短調
(2)ド・ヴィゼー:テオルボのための小品集 ニ長調
リュリ(ド・ヴィゼー編):
(3)「あなたの前に全てがひれ伏し、震えんことを」
(4)アポロンの入場(宮廷バレ「愛の勝利」より)
(5)オトマン:パッサカリア
(6)リュリ(ド・ヴィゼー編):道化役者(アルルカン)達のシャコンヌ
(7)ブラウン:シャコンヌ
(8)バリエール:チェロと通奏低音のためのソナタ第3番 ニ短調
(9)ド・ヴィゼー:組曲 イ短調
(10)バリエール:チェロと通奏低音のためのソナタ第6番 ハ短調
(11)リュリ(ド・ヴィゼー編):音楽悲劇「ロラン」より「ロジスティーユ」
エステバン・ラ・ロッタ(テオルボ)、ジフコ・ゲオルギエフ(Vc)、
マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、カトリン・クラーク(Org)
録音:2010年12月8-10日、聖ジョセフ教会(モントリオール、カナダ)
カナダが誇るバロック音楽の名手らによるフランス・バロックの小品集。何よ
りもまず注目されるのは本場フランスでも殆ど知られていないという音楽家、
ロベール・ド・ヴィゼー(v.1655-1732/33)とジャン=バティスト・バリエール
(1707-1747)を中心に取り上げたプログラムでしょう!ド・ヴィゼーはリュリ
のオペラ座楽団で通奏低音楽器の演奏者として活躍し、全盛期のリュリの影響
を色濃く受けた音楽家。本アルバムには現存する手稿譜から再現したテオルボ
・ソロのための小品集とソナタが収録されています。また、映画「王は踊る」
でも有名な「アポロンの入場」をはじめ、リュリの作品をテオルボ用に編曲し
た作品も収録。舞曲のリズムと典雅な装飾に満ちた旋律が美しく、テオルボな
らではの深い音色が絶品です。一方のバリエールはリュリの没後、イタリア趣
味が流行し始めた時代に生きた音楽家。その作風にはイタリアからの影響も垣
間見え、優雅な旋律の中に技巧的な要素が多く散りばめられています。ゲオル
ギエフは今回の収録に際し、演奏に最適としてフレットなしの5弦チェロを使
用。ガンバ、テオルボ、オルガンとの深みのあるハーモニーを堪能できます。
モントリオールを中心に、バロック音楽界に広く活躍する名手たちの見事な演
奏にも注目。力みのない自然な演奏で、低音域の古楽器ならではの奥深い響き
を存分に聴かせてくれます。
ACD2 2651 ¥1850
ルクー:(1)ピアノ三重奏曲 (2)ピアノ四重奏曲(未完)
トリオ・オシュラガ{アンヌ・ロベルト(Vn)、ポール・マーリン(Vc)、
ステファン・ルムラン(Pf)}、
テン・リー(Va、(2))
録音:2011年3月、ケベック(カナダ)
カナダが誇る名団体トリオ・オシュラガが、知る人ぞ知るベルギーの作曲家ギ
ヨーム・ルクー(1870-94)の室内楽を収録した新譜をリリースしました!活動
初期から高い評価を受けるも、24歳という若さで病死してしまった早熟の天才、
ルクー。20代前半の青年が作曲したとは思えないほど完成度の高い濃密な音楽
に圧倒されます。抒情的な旋律の美しさだけでなく、明暗の対比鮮やかな曲調
の変化も聴き所。堅固に組まれたアンサンブルには、どこか後期ベートーヴェ
ンの弦楽アンサンブルも思わせます。ピアノ四重奏曲は、第2楽章を書き終え
る前にルクーが急死し、未完のまま残されてしまった作品。未完なことが惜し
まれる名作ですが、これだけでも聴き応え十分の完成度に、ルクーの音楽の魅
力を改めて思い知らされましょう。現在は師ダンディが第2楽章の最後の数小
節を付け加えた版が多く用いられており、本アルバムもその版での演奏となり
ます。ベートーヴェンやシューベルトの室内楽曲がお好きな方には是非とも聴
いて頂きたい名盤です。
トリオ・オシュラガは2000年にカナダで結成された演奏団体。2004年には来日
公演も果たし、注目を集めました。古典派から現代まで幅広いレパートリーを
持ち、知られざる作品の発掘にも積極的な団体です。ピアノ四重奏曲でヴィオ
ラを弾くのはアメリカを中心に活躍する屈指の若手実力派テン・リー。溌溂と
したアンサンブルで、ルクーならではの多彩な曲調を見事に表現しています。
ACD2 2674 ¥1850
(1)エルガー(G.C.マルタン編):帝国行進曲op.32
(2)シューマン(L.ショーン編):
ペダル・ピアノのための練習曲より 変イ長調op.56-4
(3)リスト:
J.S.バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」(BWV.12)による
変奏曲
(4)ロジェ=デュカス:パストラール ヘ長調
(5)ヴィエルヌ:月の光op.53-5
ウィットロック:(6)「フォーク・チューン」嬰ヘ短調
(7)アレグレット ホ長調
(8)デュプレ:前奏曲とフーガ ロ短調 op.7-1
(9)ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘op.54-6
クリスチャン・レーン(Org)
録音:2012年1月、聖守護天使教会(ケベック、カナダ)
2011年にカナダのオルガン国際コンクールで第1位に輝き、今最も注目を集め
る若手オルガニストの一人であるクリスチャン・レーンによるオルガン・ソロ
作品集。「このアルバムの全てを聴いて、オルガンという楽器ならではの多面
性を強く感じてくれれば」と語るレーンの言葉通り、19世紀から20世紀の様々
な音楽達の作品が収録されています。エルガーとシューマンの作品はいずれも
原曲が作曲されて程なくオルガン用に編曲されたものです。リストのJ.S.バッ
ハのカンタータを主題とした変奏曲も、ピアノ・ソロの原曲を彼自身がオルガ
ン用に完成させたもの。オルガン版はピアノ版よりも長く壮大で、パッサカリ
ア形式で書かれた30もの変奏が綿々と続く大作に仕上がっています。また、オ
ルガン好きなら見逃せない、20世紀最大のオルガン奏者マルセル・デュプレの
作品も収録。「幻想的小品集」からとりわけ知名度の高い2曲が抜粋されてい
ます。他にも、フォーレの後継ロジェ=デュカスが残した唯一のオルガン曲や、
フォーク・ロアを前面に出した作風が魅力のイギリスの作曲家ウィットロック
の作品も収録。レーンの演奏は安定感抜群で、作曲家ごとに異なる多彩な音の
響きを聴かせてくれると同時に、オルガンの壮大な音響世界を魅せてくれます。
ACD2 2395 ¥1850
(1)デニス・ブリアン(1955-):
アンティコスティ島の川岸のリズムとエコー(2009)
デニス・グージョン(1951-):(2)アコーディオンで(2004) (3)変動(2011)
(4)ジョン・リア(1944-):シンギュラティ・T(リゲティ氏へのトンボー)(2007)
ジョセフ・パトリック(アコーディオン)、
ロレーヌ・ヴェランクール(指)
ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ
録音:(1)2012年1月8日、(2)2006年10月24日、
(3)2008年6月10日、モントリオール大学(カナダ)
カナダが誇る現代音楽演奏団体ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ(NEM)が、
カナダを代表する現代作曲家たちの作品を収録した新譜をリリース!いずれも
近年に作曲された作品で、NEMが作曲を依頼したという作品も多く収録してい
ます。1989年に創立されて以来、日本も含め世界各国で公演を行い、現代音楽
界の高揚に大きく貢献してきたNEM。
難曲の多い現代音楽作品において、演奏者の実力は作品の評価に関わる大きな
要素のひとつ。現代音楽に造詣深い15人の名手らによる圧巻のアンサンブルで
カナダの“今”の音楽を堪能できる希少盤です。
デニス・ブリアンは北米・ヨーロッパを中心に活躍する作曲家で、芸術監督兼
指揮者のヴェランクールと共にNEMを創始した人物でもあります。今回収録さ
れているのは、彼がアンティコスティ島(カナダのセントローレンス河口に位
置する島)滞在し、その文化に触れたことが作曲の契機となった作品。北米の
音楽と16世紀ヨーロッパの音楽との融合を試み、ヨーロッパの宮廷舞曲を想起
させる様々なリズムが次から次へと現れます。グージョンの「アコーディオン
で」は圧縮と拡張を繰り返すアコーディオンの蛇腹の形状のように音楽が展開
していく作品。カナダの名手ジョセフ・パトリックの巧みなアコーディオン・
ソロも聴き所です。「変動」は、NEMのために作った3作目の作品。ゆっくりか
ら徐々に鋭く変動していくハーモニーに心が高揚します。最後に収録された
「シンギュラティ・T」は、2006年に亡くなったハンガリーの現代音楽家リゲ
ティ・ジョルジュへの追悼を込めた作品。メトロノームのように強い拍感を持
つ音楽と、テンポ感のない混沌とした音楽の対比が印象的です。
<FIRST HAND RECORDS>
=リマスターズ=
FHR 16 ¥1780
・チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
トマス・シッパース(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
録音時期:1957年5月27-28日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(セッション・ステレオ)
・スクリャービン:交響的楽章「夢」Op.24
ユージン・グーセンス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
録音時期:1956年2月15日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(セッション・モノラル)
・プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」
ユージン・グーセンス(指揮)プロ・アルテ管弦楽団
録音時期:1958年4月25日ロンドン、
ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(セッション・ステレオ)
プロデューサー:ヴァルター・イェリネック(チャイコフスキー)、
デイヴィッド・ビックネル(スクリャービン)
オリジナル・エンジニア:ロベルト・グーチ(チャイコフスキー)、
ダグラス・ラーター(スクリャービン)
リマスタリング:2011-2012年アビー・ロード・スタジオ
リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ
EMIのアーカイヴを掘り起こし、純正のマスターテープ使用による丁寧なリマ
スタリングと詳細なデータを掲載した資料価値の高いブックレットにより、
パッケージを所有する喜び一入と評判の「FIRST HANDSリマスター・シリーズ」。
最新作は、シンシナティ響ゆかりの指揮者ふたり、1970年の就任より肺癌で早
世するまでのあいだ、音楽監督を務めたトマス・シッパース(1930-1977)と、
作曲家としても知られ、1931年から1946年まで楽団の国際的な発展に尽力した
ユージン・グーセンス(1893-1962)とが振ったロシア・プログラムという内容
です。
このたびもリマスタイング・エンジニアには定評あるイアン・ジョーンズを起
用、2011年から2012年にかけてアビー・ロード・スタジオにおいて全曲の編集
とマスタリングおよびリマスタリングを施しています。