クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.10

2012年06月09日 16時21分31秒 | Weblog
★限定盤再プレス・セールのご案内★
こちらの商品は1度限りの値下げ・再プレスとなります。
お早めにご検討下さい。※入荷予定7月上旬

4778989 21枚組 ¥7450 ※セール価格 ¥4750
フィッシャー=ディースカウ/シューベルト:歌曲全集
完全限定盤
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1965-72年(ステレオ録音)

★フィッシャー=ディースカウ追悼セールのご案内★
期間:2012年7月30日入荷分まで
対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/dfd.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<PentaTone>
PTC 5186 008(SACD-Hybrid) ¥2580
タンゴ・ロイヤル ――
クラーイェンホフ:赤いカーネーション
ピアソラ:天使のミロンガ、ロコへのバラード
クラーイェンホフ:マキシマ、ミロンガ・パラ・ティアザ
ピアソラ:バンドネオン協奏曲《アコンガクア》、オブリビオン
アルバレス:マイパ/ピアソラ:アディオス・ノニーノ
カレル・クラーイェンホフ(バンドネオン)、
ヴェスコ・エシュケナジー(ヴァイオリン)、ヘーレン・クーレ(ソプラノ)、
セステート・カンジェンゲ、
エド・スパニャールト(指揮)、
コンセルトヘボウ室内管弦楽団、オランダ室内合唱団
オランダにおけるバンドネオンのアンバサダー、カレル・クラーイェンホフの
ピアソラと自作をメインとしたタンゴ・アルバム!
ピアソラの弟子であり、オランダ皇太子の結婚式で演奏した「アディオス・ノ
ニーノ」が話題を呼んだクラーイェンホフ。2002年にオランダのみでリリース
された際には、50000枚以上(!)のセールスを記録した驚異のバンドネオン・
アルバム「タンゴ・ロイヤル」が、ピアソラ没後20周年の2012年に復活です!
2002年4月、MCO(ヒルヴァーサム)

PTC 5186 445(SACD-Hybrid) ¥2580
ゲッティ:歌劇《プランプ・ジャック》
ウルフ・シルマー(指揮)、
ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団、
クリストファー・ロバートソン(バス・バリトン)、
ニコライ・シューコフ(テノール)、メロディー・ムーア(ソプラノ)、
ナサニエル・ウェブスター(バリトン)、レスター・リンチ(バリトン)、
ダイアナ・ケーリッヒ(メゾ・ソプラノ)、他
アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子として有名な音楽家ゴードン・ゲッ
ティ(1934-)の「プランプ・ジャック」は、シェイクスピアの「ヘンリー4世」
や「ヘンリー5世」を題材とした2幕のオペラ。
自らを「19世紀の作風を持つ現代の作曲家」と称するゲッティは、サンフラン
シスコ音楽院で音楽を学んでおり、作曲家としての手腕も確かである。




<Musica Ficta>
MF 8011 ¥2300
ジェンキンズ:4声のコンソート・ミュージック集 ――
ファンタジー第7番/ファンタジー第6番/ファンタジー第3番
ファンタジー第12番/ファンタジー第9番/ファンタジー第14番
パヴァン/ファンタジー第13番/ファンタジー第11番/ファンタジー第5番
ファンタジー第8番/ファンタジー第15番/ファンタジー第2番
ファンタジー第16番
スピリット・オヴ・ガンボ
ジョン・ジェンキンズ(1592-1678)は、バードからパーセルに至るイギリスの
器楽黄金時代を生き、ヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺すなど、
ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた音楽家である。
スピリット・オヴ・ガンボは、ヴィオールの名手フレーク・ボルストラップを
中心として"ガンバの魂"の名を持つオランダのヴィオール・コンソート。ジェ
ンキンズの音楽の優れた調性感が表現された美しいアンサンブルを聴かせてく
れている。2009年2月の録音。




<BNL>
BNL 112966 2枚組 ¥4600
ブラームス:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8/ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101/ピアノ三重奏曲Op.posthume
フレデリク・ペラシー(ヴァイオリン)、ジャン・デュベ(ピアノ)、
フローラン・オーディベール(チェロ)
メニューイン・スクールのエリートでありフランスの天才ヴァイオリニスト、
フレデリク・ペラシーが参加するブラームスの「ピアノ三重奏曲集」。
ジャン・デュベのピアノから響く気品のある音色、持ち前の音楽性に経験が加
わったペラシーのヴァイオリン、ピアノとヴァイオリンを支えるオーディベー
ルのチェロ。3人のスタイル、音楽性が絶妙にブレンドした味わい深きブラー
ムスです。





<Hortus>
HORTUS 071 ¥2300
モーツァルト(ジャンヴラン編):グラン・パルティータK.361(オルガン版)
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、
ヨアン・タルディヴェル・エルコフ(オルガン)
モーツァルトの管楽合奏のための名曲「グラン・パルティータ」の"オルガン・
ヴァージョン"!
ジャンヴラン自身の編曲によるオルガン・ヴァージョンは、パリのサン・ニコ
ラ・デ・シャン教会にあるフランソワ・アンリ・クリコが1772年から1777年に
かけて製作したオルガンによる演奏。華やかで重厚な「グラン・パルティータ」
も魅力十分。2009年5月の録音。




<Raumklang>
RK 3009 ¥2300
ムッター:グスタフ・マーラーの後に
ベルトル・ムッター(バス・トロンボーン)
インプロヴィゼーションを得意とするオーストリアのマルチ・トロンボニスト、
ベルトル・ムッターの自作自演集。
シャガールのバストロで吹き続けるマーラーの「亡き子をしのぶ歌」を題材と
した無伴奏作品。重音あり低音ありハイトーンあり。超絶技巧を駆使した不思
議な空間が広がります・・・。2010年の録音。

RK 2410 ¥2300
ウナ・ムーサ・プレベア - ルネサンス時代のイタリアの音楽 ――
ティヤマ・エー・リスポンディ/ストランボッティ
オッターヴァ・ア・コントラスト/ラ・トリコッテ/ピアンツェテ・ドーネ
ロマネスカ/オー・グラティオサ・ヴィオラ・ミア・ジェンティレ/他
アンサンブル・ルチダリウム
ルネサンス時代のイタリアの大衆音楽、トスカーナとコルシカに伝わる詩を組
み合わせて、当時の庶民の間で親しまれていた音楽を再現。
イタリアの古楽アンサンブル、ルチダリウムの演奏からは、中世イタリアの
"詩"と"音楽"が持つ大きな力が伝わってくる。2004年12月の録音。

RK 3002 ¥2300
ローゼンモント・ウント・リンデントラウム - 愛と命の歌 ――
春はいま/麗しき月よ/愛しい方、来て下さい/小川の辺に水車が
おお、愛しのカタリーナ/あの下の谷間に/菩提樹
おお君こそ麗しき薔薇の園/雪山には/昨夜、悪夢をみた/他
クリスティーネ・マリア・レンベック(ソプラノ&ピアノ)、
エミリア・グリオッツィ(チェロ)
ドイツ、ロレーヌの民謡、カルミナ・ブラーナの詩と音楽などを、ライプツィ
ヒ音楽大学で古楽を学んだドイツのソプラノ、クリスティーネ・マリア・レン
ベックがアレンジ。
弾き歌いとチェロのデュオが綴る歌曲集は、春の到来を感じさせるかのように
明るく爽やか。2009年の録音。





<Syrius>
SYR 141440 ¥2300
パラッツァーゴ - イタリアの宝物 ――
フレスコバルディ:カンツォーナ、アリアと変奏/ダンドリュー:奉献唱
ジェンティーリ:協奏曲イ長調/ヘンデル:アンダンテと変奏
ヴィエルヌ:アラベスク
ボッシ:ダフニスとクロエ、ガウデアムス・イジトゥル
A・マルチェッロ/J.S.バッハ:協奏曲第3番ニ短調BWV.974
モランディ:ロンド、牧歌/ダヴィデ・ダ・ベルガモ:シンフォニア
ティラボスキ:ディン・ディン
ロベルト・ムッチ(オルガン)
イタリア、ベルガモにある2つの宝物、セラッシ・オルガンとボッシ・オルガ
ンで聴くフレスコバルディやマルコ・エンリコ・ボッシ、ベルガモの聖職者兼
音楽家パードレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(1791-1863)たちの音楽。
2010年10月の録音。





<Hortus>
HORTUS 1018 ¥2300
デュリュフレ:レクイエムOp.9/プーランク:パドヴァの聖アントニオのラウダ
メシアン:おお、聖なる晩餐
ジョエル・スービエ(指揮)、
レゼレマン室内合唱団、パトリシア・フェルナンデス(メゾ・ソプラノ)、
ミシェル・ボウヴァート(オルガン)
20世紀の合唱作品をレパートリーの中心とし、特にフランス音楽の演奏に定評
のあるスービエ率いるレゼレマン室内合唱団の代表盤が復刻。HORTUS 018から
の新装移行再発売。





<PLECTRA MUSIC>
PL 21201 3枚組 ¥3580
ランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第1巻(1713)
第1組曲(*)/第2組曲(*)/第3組曲(*)/第4組曲(+)/第5組曲(+)
デイヴィット・モロニー(チェンバロ)
録音:データ記載なし
使用楽器:1707年、パリ、ニコラ・デュモン製(*)
1627年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製(+)
グスタフ・レオンハルト亡き後の古楽界を代表する鍵盤楽器奏者の一人、デイ
ヴィット・モロニーが満を持して取り組むフランソワ・クープランのクラヴサ
ン独奏全作品録音プロジェクト第1作。デイヴィット・モロニー(1950年生まれ)
はスージー・ジーンズ、ケネス・ギルバート、グスタフ・レオンハルトに師事
した英国の鍵盤楽器奏者・音楽学者。20年以上本拠としていたパリから2001年
合衆国に移住し、カリフォルニア大学バークレー校教授兼オリガニストを務め
ています。




<TACET>
TACET 202 ¥2380
ショパン:ピアノ作品集
1. バラード第4番 ヘ短調 op.52
2. 夜想曲第7番 嬰ハ短調 op.27-1
3. 夜想曲第14番 嬰へ短調 op.48-2
4. 舟歌 嬰ヘ長調 op.60
5. 即興曲第1番 変イ長調 op.29
6. 即興曲第2番 嬰ヘ長調 op.36
7. 即興曲第3番 変ト長調 op.51
8. 幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
9. 前奏曲第25番 嬰ハ短調 op.45
10. スケルツォ第4番 ホ長調 op.54
11. 華麗なる円舞曲 イ短調 op.34-2
エフゲニ・コロリオフ(ピアノ) Evgeni Koroliov
2011年 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会での録音
透明感ある見通しの良い、細部にまで神経の行き届いた構成力に優れた演奏。
TACETレーベルによる、とても優秀な録音が、コロリオフの紡ぎ出す思慮深い
音、ひとつひとつの動きを鮮明に聴く者に伝えます。




<FORLANE>
FOR16596 ¥1800
プロコフィエフ:
(1)ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.1
(2)4つの小品 op.3
(3)アレグレット イ短調 (1904-1905年の作品)
(4)スケルツォ ニ長調 (1904-1905年の作品)
(5)4つの練習曲 op.2
(6)4つの小品 op.4
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
1981年11月 オランダ、コンセルトヘボウでの録音
聴く機会の少ない曲を集めた学術的にも注目すべきアルバムです。

FOR16722 ¥1800
シューマン:
(1)ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op.22
(2)森の情景 op.82
(3)ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 op.14
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
1993年9月フランス、ポアシー劇場(Theatre de Poissy)での録音
完璧にコントロールされたテクニックに裏付けられた溢れる情熱としなやかな
歌心を持った演奏が特徴的なエル=バシャのシューマンです。

FOR16756 ¥1800
シューベルト:
(1)ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 ト長調 op.78 D.894
(2)3つのピアノ曲 D.946
(3)ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 op.143 D.784
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
1995年9月フランス、ポアシー劇場(Theatre de Poissy)での録音
自制心を保ちつつも流れる歌心を存分に味わえる深いシューベルトです。

FOR16764 ¥1800
シューベルト:
(1)弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」 二短調 D.810
(2)弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」 ハ短調 D.703
エネスコ弦楽四重奏団
1982年11月 パリ Salle Adyar での録音
メロディを大いに歌った叙情的な演奏で、息苦しい程の並ならぬ緊張感を持つ
演奏として高く評価されている名盤の再発売です。

FOR16795 ¥1800
ショパン:
(1)17のポーランドの歌 op.74
1. 願い 2. 春 3. 悲しみの川 4. 遊び 5. 彼女の好きな 
6. 私の見えぬところに
7. 使者 8. かわいい若者 9. メロディ 10. 闘士 11. 2人の死
12. 私のいとしい人 13. 望みはない 14. 指環 15. 花婿 
16. リトアニアの歌
17. 舞い落ちる木の葉
(2)魅惑
(3)ドゥムカ
※アルバムには、上記の順で収録されていません。
エヴァ・ポドレシ(メゾ・ソプラノ)
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
1998年7月スイス、ラ・ショー・ドゥ・フォン(La Chaux-de-Fonds)音楽劇場で
の録音
ディスク・リリック・アカデミーからジェラルド・ムーア賞の最優秀伴奏者賞
を授与された名アルバム。
聴く機会の少ない曲を集めた注目すべきアルバムです。



<CARUS>
83.299 ¥2380
ニコライ:
1. 3つの典礼、第1番
2. Spruch: Herr, ich habe lieb
3. Der 100: 詩篇「主に向いて歓呼の声をあげよ
4. Der 31:詩篇「主よ御もとに身を寄せ
5. Der 84:詩篇「貴方の住まいはいかに麗しいことか 
6. Der 97:詩篇「Der Herr ist Konig」
7. Offertorium in Assumption beatae Mariae Virginis
8. 詩篇54番
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト室内合唱団
2009年10月3-4日 ドイツ、ヴッパータール Wupertal、2010年2月16日 及び
2011年10月18-19日録音 オランダ、クローニンゲン教会 Gonningen での録音
1842年にウィーンにフィルハーモニー協会をつくった一人、また作品では
歌劇「ウインザーの陽気な女房たち」の作曲者でしられるオットー・ニコライ
(Otto Nicolai 1810-1849 ドイツ)による教会合唱曲集です。
詩篇第31番及び、97番を除き初CD化となる、貴重なアルバムです。

83.350 2枚組 ¥3450
シャイン:合唱曲「イスラエルの泉」
(マドリガル風モテット集)全26曲
1. おお主よ、我は汝のしもべ 2. 汝の若き日の女に喜び
3. 涙とともに種まく人は 4. 我は汝を見捨てず 5. 我はなの元に留まらん
6. 主よ再び我を顧みたまえ 7. シオンは言う、主は我を見捨てられた
8. 我、若かりし時 9. 主は我を思いたまう 
10. ヤコブが没した時
11. 愛らしく美しい生は虚無である 
12. エフライムは我が最愛の子であろうか
13. 神の御業を見よ 14. 我しゅによりて喜ぶ 15. 我らの人生は70年に及ぶ
16. 汝ら聖徒たちよ主をほめたたえよ 17. 主よ我が嘆きを除きたまえ
18. 見よ、いためののちになお不安が 19. ああ主、我が美しき者
20. 3つの美しきことあり 21. 何を悲しむのか我が魂よ
22. 貞淑なる妻に恵まれたる者は 23. おお主イエス・キリスト
24. 我はダヴィデ一族の祖なり 25. 我らは死すべきものと悟らせたまえ
26. 今ぞ、すべての人よ神に感謝せよ
ハンス=クリストフ・ラーデマン Hans-Christoph Rademann
ドレスデン室内合唱団
2000年3月22-27日 ドレスデンでの録音
シュッツ、シャイトと共にドイツ初期バロック音楽の隆盛に貢献したヨハン・
ヘルマン・シャイン(Johann Hermann Schein 1586-1630 ドイツ)。
ワイマールの宮廷楽長やライプツィヒの聖トーマス教会の楽長を勤めルター派
のコラールを魅力を存分に知らしめ、ヴェネツィア楽派のコンチェルタート様
式による教会音楽の発展に貢献したシャインの代表的な合唱作品です。

83.398 ¥2380
シーフェルデッカー:教会コンチェルト
Geistliche Konzerte集
1. Triumph, Triumph, Balial ist nun erleget
- Geistliches Konzert fur Bass, 2Violine, Viola und Basso Continuo
2. コンチェルト第9番 ト短調
- Konzert fur 2Violine, Viola und Basso Continuo
3. 「イン・テ・ドミネ・スペラヴィ」 In te domine speravi
- Geistliches Konzert fur Tenor, Violine, und Basso Continuo
4. Auf, auf, mein herz, Sinn und Gemute
- Geistliches Konzert fur Bass, 2Violine, Viola und Basso Continuo
5. コンチェルト第13番 ハ短調
- Konzert fur 2Violine, Viola und Basso Continuo
6. Weiche, ihr schwarzen Trauerwolken
- Geistliches Konzert fur Bass, 2Violine, Viola und Basso Continuo
クラウス・メルテンス(バス) Klaus Mertens
ヤン・コボウ(テノール) Jan Kobow
シモーネ・エッケルト(指揮とヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハンブルク・ラーツムジーク・アンサンブル
2012年1月16-18日 ドイツ、エッケンフェルデ聖ニコライ教会での録音
作曲家ブクステフーデの弟子の1人であるヨハン・クリスティアン・シーフェ
ルデッカー(Johann Christian Scieferdecker 1679-1732 ドイツ)。
オルガニストとしてリューベックの聖マリア教会に勤め、作曲家として多くの
作品を残すも、現在ではほとんど演奏される機会がありません。
コンチェルト第9番及び、13番を除き初CD化となる、貴重なアルバムです。

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12-06 No.9

2012年06月09日 16時21分07秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMU 907576 ¥2450
イモジェン・ホルスト(1907-1984):
(1)ミサ曲 イ短調(1927) (2)キリストへの賛歌(1940) 
(3)3つの詩篇(1943) (4)喜びと悲しみの歓迎(1950) 
(5)放蕩者よ、どこへ行くのか(1972) 
(6)ブリテン(I.ホルスト管弦楽編曲):
祝祭カンタータ「キリストによりて喜べ」op.30(1952)
グラハム・ロス(指揮)、ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
(4)ターニャ・ホートン(Hp)、
(6)クレシダ・シャープ(S)、ロバート・クロス(C-T)、
ステファン・ケネディ(T)、ドミニク・セジウィック(Bs)、
(3)(4)(6)ドミートリー・アンサンブル
録音:2011年7月、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク(ロンドン)
イギリス声楽曲ファン必聴の注目の新譜!グラハム・ロス率いる名門ケンブリ
ッジ・クレア・カレッジ聖歌隊が、「惑星」などで知られる大家グスターヴ・
ホルストの愛娘、イモジェン・ホルストの宗教合唱曲を取り上げました!父の
作品の校訂・編曲、あるいは伝記著者としての功績が専ら有名なイモジェンで
すが、彼女自身も生涯を通して作曲活動に邁進した音楽家でありました。本ア
ルバムでは彼女の宗教合唱曲に焦点を当て、初期から晩年にいたる幅広い年代
の作品を満遍なく収録。しかも、その全てが世界初録音という価値あるもので
す!いずれの作品も透明感のある美しいハーモニーが素晴らしく、これまで埋
もれていたことが惜しまれる作品ばかり。ヴォーン・ウィリアムズやブリテン
といったイギリスものがお好きな方には特におすすめのアルバムです!
1926年、父グスターヴと同じ英国王立音楽大学に入学したイモジェンは、イギ
リスの大家ヴォーン・ウィリアムズの下で作曲を学びます。この時期に作曲さ
れた「ミサ曲イ短調」は、ルネサンス聖歌を思わせる厳格な旋律とポリフォニ
ーの柔らかな響きが絶品。その和声の美しさは師のミサ曲も思わせます。「3
つの詩篇」は、1943年にロンドンのウィグモアホールで行われた自作自演のコ
ンサートで演奏された記念的作品。どこか父の作風も思わせる弦の深い響きと、
幾層にも折り重なっていく合唱の厚みのあるハーモニーが見事です。また、
ダーリントン・ホールの音楽監督就任以降のイモジェンはブリテンとの親交も
厚く、彼の誘いを受けてオールドバラ音楽祭へ参加し始めます。「喜びと悲し
みの歓迎」はこの音楽祭のために作曲されたもの。最後のブリテンの祝祭カン
タータ「キリストによりて喜べ」は、音楽祭のために彼がイモジェンに編曲を
依頼したオーケストラ編成版になります。壮大な響きの広がりと、多彩な表現
力は管弦楽版ならではの魅力といえましょう。ロンドンのオール・ハロウズ教
会の音響も素晴らしく、イモジェンの持ち味とも言える清廉な響きにただただ
聴き入る名盤に仕上がっています。

HMU 807551(SACD-Hybrid) ¥2500
クリストファー・ギボンズ(1615-1676):
モテット、アンセム、ファンタジー、ヴォランタリー集 (全12曲)
パヴロ・ベズノシウク(Vn)、ロドルフォ・リヒター(Vn)、
マーク・レヴィ(Gamb)、リチャード・エガー(指揮、オルガン)、
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)&合唱団
録音:2010年11月、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク(ロンドン)
ピリオド楽器演奏の概念を打ち破る鮮烈な演奏のヘンデル・シリーズも好評の
エガー&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)が待望の新譜を
リリース!しかも、「クリストファー・ギボンズ」の作品集という古楽マニア
も唸る注目の収録内容です!クリストファー・ギボンズは、16世紀末-17世紀
前半に活躍したイギリス人音楽家オーランド・ギボンズの息子。父と同じく教
会のオルガニストとして活躍し、宗教曲だけでなくヴィオール・コンソートや
マドリガルといった世俗作品も多く残しました。15年ほど前に「ミスター・ギ
ボンズ」と称されたクリストファーの記事を見つけて以来、古文書館などを回
って楽譜の発見に努めてきたエガー。本アルバムには、モテット、アンセムと
いった宗教曲はもちろん、古楽器の柔らかいアンサンブルが美しいファンタジ
ーも数多く収録。3世紀の間殆ど忘れ去られていた珠玉の作品集を存分に堪能
できます。作風は当時のロウズやパーセルを思わせる高雅な旋律と素朴な柔ら
かい古楽器の響きに満ちたもの。演奏陣はお馴染みのメンバーで、今回も洗練
された見事なアンサンブルを聴かせてくれます。オール・ハロウズ教会に響く
美しいハーモニーに、高音質でじっくりと浸る希少な名盤です。




<ELOQUENTIA>
EL 1234 ¥2380
J.S.バッハ:トッカータ集
(1)ニ長調 BWV.912 (2)ニ短調 BWV.913 (3)ト長調 BWV.916 
(4)ハ短調 BWV.911 
(5)ト短調 BWV.915 (6)ホ短調 BWV.914 (7)嬰ヘ短調 BWV.910
ノエル・スピート(クラヴサン)
【使用楽器:(1)(2)(5)(7)エミール・ジョビン1995年製J.C.フライシャーモデ
ル(1710年、ハンブルグ)、
(3)(4)(6)エミール・ジョビン1983年製J.C.グジョンモデル(1749年、パリ)】
録音:2011年9月、アミリー(フランス)
フランスが誇る世界的クラヴサン奏者ノエル・スピート女史によるJ.S.バッハ
のトッカータ作品集。ELOQUENTIAレーベルからは、ラモーの「コンセールによ
るクラヴサン作品集」を演奏した話題のアルバム(EL 0920)に引き続く2枚目の
リリースとなります。近年はクープラン、ラモーなど得意のフランスものの録
音が専らの話題となっていたスピートですが、意外にも大家J.S.バッハの作品
を収録したのは本アルバムが初めて。ニ長調やト長調のトッカータは比較的
アップテンポですっきりと弾いていく一方、ニ短調やハ短調では適度な緩急の
表現を交えつつ、落ち着いた演奏を聴かせてくれます。速いパッセージでも曇
ることのない煌びやかな音の粒と、重みのある低音の響きが耳に心地よく、安
心して聴き入ることが出来る演奏といえましょう。
ノエル・スピートはチェンバロをK.ギルバート、G.レオンハルトらに師事し、
1977年のパリ国際チェンバロコンクール優勝を経て、世界各地で今広く活躍す
るフランスの名手。2006年には近江楽堂で来日公演も行い、注目を集めました。
フランス・バロックを得意のレパートリーとするスピートですが、その卓越し
た演奏技術と表現力は今回も健在。エミール・ジョビンによる複製クラヴサン
の煌びやかな音色も必聴です。




<K 617>
K617 237 ¥2250
シュッツ:「ダヴィデの詩編歌集」op.2より抜粋
(1)「われらを総べたもう主よ御名は尊きかな」SWV.27 
(2)「エフライムはわが最愛の子なのであろうか」SWV.40 
(3)「主は我が羊飼なり」SWV.33 
(4)「全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ」SWV.47 
(5)「われ山に向かって眼を上げ」SWV.31 
(6)「バビロン川のほとりで」SWV.37 
(7)「今ぞわが魂よ、主をたたえよ」SWV.41 
(8)「シオンは言う、主はわれを見捨てられたと」SWV.46 
(9)「われらにではなく主よ、御名にのみ栄光あれ」SWV.43 
(10)「アレルヤ!聖なる所にある主をほめたたえよ」SWV.38
ブノワ・アレ(指揮)、ラ・シャペル・レナーン
録音:2009年1月20-23日、
ヴィルファヴァール農場(オート=ヴィエンヌ、フランス)
2001年に結成された注目の若手演奏団体ラ・シャペル・レナーンが、ドイツ初
期バロックの大家ハインリヒ・シュッツの「ダヴィデ詩編歌集」リリース!こ
れまでにも「シンフォニア・サクラ」(K617 163)や「葬送音楽」(K617199)な
どで見事なアンサンブルを聴かせてくれているラ・シャペル・レナーンだけに、
期待必至の新譜といえましょう。本アルバムでは「ダヴィデ詩編歌集」全26曲
のうち珠玉の10曲を抜粋。師G.ガブリエーリの影響色濃い壮麗な音楽と、活き
活きとした合唱の掛け合いが美しい初期の名作を、ラ・シャペル・レナーンの
持ち味ともいえる色鮮やかな演奏で存分に堪能できるのは嬉しい限りです!名
歌手らによる卓越した合唱はもちろんのこと、完成度の高い器楽伴奏も必聴の
素晴らしさ。特に低音域の響きが絶品で、小編成とは思えぬ深みのあるアンサ
ンブルを聴かせてくれます。収録会場は素晴らしい音響で名高いフランス、リ
ムザン地方のヴィルファヴァール農場の音楽ホール。また、アレ&ラ・シャペ
ル・レナーンは、2012年のユトレヒト音楽祭などで「ダヴィデ詩編歌曲」を演
奏する予定。音楽祭より一足先に演奏を先取り出来るおすすめ盤です。




<AD VITAM>
AV 120115 ¥2280
アルメニア教会の復活祭の賛歌(全11曲)
グサン・アルジャニアン(T)
録音:2003年5月、アブ・ゴーシュ修道院(イェルサレム)
3イェルサレムにある聖ジェームズ教会でソリストを務めるテノール歌手アル
ジャニアンによるアルメニア教会(アルメニア使徒教会とも)の復活祭賛歌集
。アルメニアのキリスト教信仰の歴史は非常に古く、301年にアルメニア王国
が他の国家に先駆けて国教化を果たして以来、綿々とその信仰が今なお受け継
がれています。アルメニア教会の聖歌の多くは教会体制が黄金時代を迎える
5世紀頃にアルメニア人によって作曲され、その種類も賛歌やオードなど多岐
に渡ります。本アルバムではアルメニア教会の伝統的な聖歌から、復活祭に
歌われるものを収録。その曲調はヨーロッパの古き聖歌の響きとはまた異なっ
た、中東の響きを色濃く感じさせる神秘的な響きです。余計な感情移入のない
フラットな歌声で延々と途切れることなく続いていくモノフォニーの旋律は
我々を深い瞑想へと誘うよう。1964年トルコに生まれ幼い頃より聖ジェームズ
教会に所属し、アルメニア教会の音楽に造詣深いアルジャニアンが、キリスト
教の始原に迫る聖歌の数々に今一度光を当てた希少盤です!




<Supraphon>
SU 4100 2枚組 ¥2980
MONO, STEREO
ハチャトゥリヤン:
[CD1]
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ短調
【レオニード・コーガン(Vn)、アラム・ハチャトゥリヤン(指)
モスクワ放送響(1959年5月15日/スメタナ・ホール(ライヴ)】
(2)チェロ協奏曲ホ短調
【スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、
アレクサンドル・ガウク(指)ソヴィエト国立響(録音データ不明)】
(3)レーニン追悼の頌歌
【アラム・ハチャトゥリヤン(指)
プラハ放送響(1955年9月21-22日/ドヴォルザーク・ホール】
[CD2]
(4)剣の舞
【アラム・ハチャトゥリヤン(Pf)
(1950年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)】
(5)エレヴァンの春
【アラム・ハチャトゥリヤン(歌&Pf)
(1950年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)】
(6)祝杯
【アラム・ハチャトゥリヤン(歌&Pf)
(1950年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)】
(7)組曲「仮面舞踏会」(ワルツ/夜想曲/マズルカ/ロマンス/ギャロップ)
【アラム・ハチャトゥリヤン(指)
プラハ放送響(1955年9月21-22日/ドヴォルザーク・ホール】
(8)バレエ組曲「ガイーヌ」(バラの乙女の踊り/子守歌/アイシャの踊り
/ゴパーク/剣の舞/レズギンカ)
【アラム・ハチャトゥリヤン(指)
カルロヴィ・ヴァリ響(1955年9月15日/カルロヴィ・ヴァリ(ライヴ)】
(9)ピアノ協奏曲変ニ長調
【アントニーン・イェメリーク(Pf)、
アロイス・クリーマ(指)チェコ・フィル
(1960年11月7-9日/ドヴォルザーク・ホール(ステレオ)】
これまた興奮ものの音源が出現しました。ハチャトゥリヤンの音楽を2時間半
たっぷり楽しめる夢のアルバムですが、内容が凄すぎます。チェコの放送局に
眠っていた秘宝を発掘、CD化しました。コーガン、ハチャトゥリヤンによる
ヴァイオリン協奏曲のプラハ・ライヴも魅力的ですが、代表作「剣の舞」を含
むバレエ組曲「ガイーヌ」や、浅田真央で人気となったワルツを含む「仮面舞
踏会」、さらに「レーニン追悼の頌歌」なる御用達作品を、ハチャトゥリヤン
がチェコのオーケストラを指揮している超レア音源も収録。ハチャトゥリヤン
自身が指揮した時に現れるアルメニア独特のリズム感と、当時のロシアのオケ
とは異なる明るい響きが新鮮です。
さらに超弩級のお宝は、ハチャトゥリヤンのピアノ演奏と独唱が残されていた
こと。もともとチェロを学んだハチャトゥリヤンは、ショスタコーヴィチやプ
ロコフィエフのようなピアニストでなかったため、自作自演録音は非常に貴重
です。「剣の舞」はスピード感と活気にあふれ、意外な名手ぶりを披露してい
ます。また、自作の歌曲「エレヴェンの春」と「祝杯」は、アルメニア語で弾
き語りをしているというお宝中のお宝音源。早くからモスクワへ出てきて、
アルメニア語が出来なかったと伝えられることへの反証例となるでしょう。こ
れもさながら民謡歌手のように朗々とした低音を聴かせてくれます。ロシアに
さえなかったお宝満載のアルバム、買い逃すと後悔すること間違いないと申せ
ましょう。

SU 4097 2枚組 ¥2980
STEREO
ショパン:ノクターン第1番-第19番
イヴァン・モラヴェッツ(Pf)
[録音:1965年4月/セント・ポール教会(コロムビア大学、ニューヨーク)、
11月/モーツァルトザール(コンツェルトハウス、ウィーン)]
チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ(1930-)。熱狂的なファンを持つ彼のピ
アニズムは独特で、強靭なテクニックによる曖昧さのない技術はもちろんなが
ら、その不思議な美音と歌い回しに酔わされてしまいます。彼の音色はミケラ
ンジェリのような極彩色にボレットのようなコクを加えたようなもので、まさ
にショパンのノクターンにうってつけ。全曲ながらあっと言う間に聴き通させ
てしまう語り口も最高です。




<EuroArts>
20 59314(Blu-ray) ¥4550
20 59318(DVD-Video) 2枚組 ¥4250
字幕(ドキュメンタリー):日英独韓中
ベルリン・フィル12人のチェリスト-40周年コンサート
クレンゲル:讃歌
フランセー:朝のセレナーデ
ピアソラ:天使の組曲
ブルタイル&ヴァンデール:パリの花
フォーレ:パヴァーヌ
ヴァンサン・スコット:パリの橋の下
ミシェル・ルグラン:女は女である
フップフェルド:時の過ぎゆくままに-映画「カサブランカ」
ドビュッシー:そぞろな悩み心
同:鐘
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
モリコーネ:ザ・マン・ウィズ・ザ・ハーモニカ-映画「ウエスタン」
デューク・エリントン:キャラヴァン
ピアソラ:フーガと神秘
エディット・ピアフ:ばら色の人生
カイザー=リンデマン:”12人”のためのボサ・ノヴァ
セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト
ビートルズ:イエスタデイ
ドキュメンタリー:
「12人・40年」(エンリケ・サンチェス・ランシュ監督)
ベルリン・フィル12人のチェリスト
アンネッテ・ダッシュ(Sop)、ティル・ブレナー(Trp)
[2012年5月9日/ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)]
日本でも大ブームを起こしたスーパー・チェロ集団「ベルリン・フィル12人の
チェリスト」。1972年のザルツブルク・イースター音楽祭で、クレンゲル作曲
による12人のチェロのためのオリジナル作品「讃歌」を演奏したことで正式に
誕生して丁度40周年。彼らが2012年5月に行ったコンサートのライヴ映像で、
40年にわたる歴史を十八番のレパートリーで俯瞰します。記念すべきクレンゲ
ルの「讃歌」から、彼らのために書き下ろされたフランセーの「朝のセレナー
デ」、クラシックの名曲からジャズ、映画音楽、ポップスまでを抜群の楽しさ
で聴かせてくれます。個々のテクニックの凄さは当然ながら、12人がまるで大
きな1本のチェロのように響くアンサンブル能力は驚異的のひとことに尽きま
す。話題のソプラノ、アンネッテ・ダッシュとジャズ・トランペットのスター、
ティル・ブレナーが華を添えています。チェロだけで観客を興奮の渦に巻き込
む魔術をご照覧下さい。





<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2079 ¥2250
モノラル
(1)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調、K.385「ハフナー」
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調、作品68
ブルーノ・ワルター(指揮)、NBC交響楽団
録音:(1)1940年2月17日、スタジオ 8H、(2)1939年3月18日、スタジオ 8H
■制作者より
交響曲第35番「ハフナー」は「宇野功芳編集長の本/ブルーノ・ワルター」
(オントモムック)にて絶賛された名演です。また、ブラームスの方は世界初
CD化となる音源で、ワルター唯一のブラームス第1のライヴです。原盤はアセ
テート盤で、多少お聴き苦しい部分もありますが、壮年期のワルターの荒れ
狂った迫力は想像以上です。(解説:宇野功芳)
■おことわり
ブラームスの方は第1楽章と第4楽章に回転ムラが含まれますが、先ほど触れた
ようにこの曲の唯一のライヴという希少性を考慮してCD化しました。ご了承下
さい。(以上、平林 直哉)




<deutsche harmoniamundi>
8869196508-2 ¥1550
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
歌劇「オリンピアーデ」-『シンフォニア』『Queldestrier』
『Gemoin un puntoe fremo』,
歌劇「誇り高き囚人」-『シンフォニア』『Trema il cor』
『Che fiero martire』『Trucidatia questepiante』
歌劇「サルスティア」-『シンフォニア』『Most rocrudele orrendo』
『Si, tiranna, fradureritorte』『Talordel fiumealtero』
『Per trucidarla perfida』
歌劇「シリアのハドリアヌス」-『シンフォニア』
『Dal labro che t'accende』『Fra poco assiso in trono』
『Tutti, nemicie rei』
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms)
マルチェロ・ディ・リーザ(指揮)
コンチェルト・デ・カヴァリエーリ(ピリオド楽器使用)
《録音》2011年6月, ローマ(デジタル:セッション)
1999年にペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルで「タンクレディ」のタイ
トル・ロールを演じ、一躍注目を集めたダニエラ・バルチェッローナ。以後、
一気に活躍の場を広げ、ロッシーニのスペシャリストとして絶賛浴びました。
また、2001年にアバド&ベルリン・フィルと共演したヴェルディ:レクィエム
のライヴ録音でも高い評価を得ました。現在、最も人気を持つメゾ・ソプラノ
歌手の一人として幅広いレパートリーで活躍しています。最近ではバロック・
オペラのカストラートのためのタイトル・ロールを歌い始めています。後期バ
ロックの時代のペルゴレージの音楽は、軽やかさだけでなく、より色彩的なト
ーンをまとっており、すでに次の時代の音楽を先取りしていました。当時の音
楽モードの発信地として一歩リードしていたナポリ楽派の音楽。そうでいなが
ら18世紀のアリアとは一味違う多彩さが含まれており、より「歌」と「声」を
魅惑的に聴かせようという当時の斬新なオペラ・アリアが歌われています。

8869196510-2 2枚組 ¥1950
アントニオ・ブリオスキ(1725-1750):6つのシンフォニー Vol.2
「変ロ長調 Op.V, n.226(1744)」「ト長調 Op.II n.56(1741)」
「変ホ長調 Op.V n.206(1744)」「変ロ長調 Op.II n.80(1741)」
「変ロ長調 Op.III n.148(1744)」「変ホ長調 Op.VI n.295(1740)」
ヴァンニ・モレット(指揮)
アタランタ・フーギエンス(ピリオド楽器使用)
《録音》2008年5月, イタリア(デジタル:セッション)
イタリアを代表する鬼才若手ピアニスト、アンドレア・バケッティ。バッハの
作品や、RCAへの録音のケルビーニ、マルチェロやガルッピの隠れた作品の録
音など、ロマンティックなピアノ解釈ではなく歴史的チェンバロ奏法を研究し
それを応用した自由な発想で、様々な角度から作品の魅力や特徴を捉えていく
ことに成功しています。「フランス組曲」は、バッハ自身が付けた名称ではあ
りませんが、各作品の書法は大変洗練されている作品集です。その作品を、見
事なテンポとアコーギグと、柔軟で軽やかさで表現した絶品な美しさのバッハ
演奏です。2012年夏PMFアーティストとして来日予定。

8869790108-2 ¥1550
アントニオ・ブリオスキ(1725-1750):6つのシンフォニー Vol.2
「変ロ長調 Op.V, n.226(1744)」「ト長調 Op.II n.56(1741)」
「変ホ長調 Op.V n.206(1744)」「変ロ長調 Op.II n.80(1741)」
「変ロ長調 Op.III n.148(1744)」「変ホ長調 Op.VI n.295(1740)」
ヴァンニ・モレット(指揮)
アタランタ・フーギエンス(ピリオド楽器使用)
《録音》2008年5月, イタリア(デジタル:セッション)
アントニオ・ブリオスキは、1730-1750年頃にミラノ付近で活躍した知られざ
る作曲家。ここに収録されたシンフォニーは、古典派の交響曲として知られる
最初期のもの。彼は当時人気も高く、多作な初期の交響曲作曲家で、作品の多
くは1730年代に、あるいはもっと以前に作曲されたと推定されています。
交響曲の大部分が3声または4声の弦楽オーケストラのためのもので、3楽章構
成によっています。また、ほとんどの楽章はソナタ形式または2部形式で、
第1楽章はソナタ形式をとることが標準となっています。ソナタ形式の楽章は
大規模な展開を示し、サンマルティーニのものより明瞭な輪郭を示しているの
が特徴です(ヴィヴァルディのシンフォニアとは、全く異なった様式)。ミラノ
に吹き込む新鮮な息吹を感じる、爽やかな曲感。そしてピリオド楽器によるは
じける様な快活な楽しい演奏は、聴く者をとてもリラックスさせてくれます。
指揮者のヴァンニ・モレットは、指揮者としてだけでなく、現代音楽(電子音
楽)作曲家、コントラバス奏者、ヴィオローネ奏者としても活躍しており、イ
ル・ジャルディーノ・アルモニコのコントラバス奏者も務めており、またジャ
ズ・ベース奏者としても活躍しています。彼はイタリア・バロック作曲家の研
究を行っており、ここでも彼独自の研究成果を発揮しています。

8869790156-2 ¥1550
フランチェスコ・ザッパ:6つのシンフォニー
「第1番変ホ長調」「第2番ト長調」「第3番変ロ長調」「第4番ハ長調」
「第5番ニ長調」「第6番変ホ長調」
ヴァンニ・モレット(指揮)
アタランタ・フーギエンス(ピリオド楽器使用)
《録音》2008年5月, ミラノ(デジタル:セッション)
“フランチェスコ・ザッパ”は、あのフランク・ザッパの同名アルバムの
“ザッパ”です。フランク・ザッパはカリフォルニア大学バークレー校の図書
館で偶然この作曲家の作品を発見し、室内楽作品をシンクラヴィアで使用して
演奏したものといわれています。フランチェスコ・ザッパは、実際に1763年か
ら1788年にかけて作曲活動を行なったイタリアの作曲家で、それ以外あまり詳
しいことはわかっていません。同時代に活躍したシュターミッツ、J・C・バッ
ハ、ハイドン、モーツァルトの交響曲に似たような様式によっており、ミラノ
風の爽やかな曲感が新鮮に感じられるでしょう。指揮者のヴァンニ・モレット
は、指揮者としてだけでなく、現代音楽(電子音楽)作曲家、コントラバス奏者、
ヴィオローネ奏者としても活躍しており、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
のコントラバス奏者も務めており。また、ジャズ・ベース奏者としても活躍し
ています。彼はイタリア・バロック作曲家の研究を行っており、ここでも彼独
自の研究成果を発揮しています。

8869196506-2 ¥1550
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):
『マニフィカト』『グローリア』
バルバラ・フリットリ(Sp), エカテリーナ・セメンチュック(Ms),
ドミートリー・ヴォロパエフ(T), ユーリー・ヴォロビエフ(Bs),
マッティア・ロンデッリ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団&合唱団
《録音》2011年6月, サクトペテルブルク (デジタル:ライヴ)
ジュゼッペ・サルティは、1729年イタリアのファエンツァ生まれ。マルティー
ニ神父に作曲を師事し、1753年デンマーク宮廷楽長に任命。イタリア、ロンド
ン、ヴェネツィア、ミラノ、ウィーンで活動した後、1785年から16年間サンク
トペテルブルク宮廷楽長を務めました。サルティは主に数多くのオペラを作曲
し、モーツァルトにも影響を与えたといわれています。歌劇「漁夫の利」のア
リア「子羊のように」は、歌劇「ドン・ジョヴァンニ」第2幕において引用さ
れ、「サルティの歌劇による8つの変奏曲K.460」でも主題として用いられて
います。ここに収録されている2つの作品はサンクトペテルブルク宮廷楽長時
代の作品で、今回世界初録音となります。この演奏は「サンクトペテルブルク
白夜祭2011」の一環として行われた演奏で、ゲルギエフの招待によって指揮を
とったマッティア・ロンデッリとマリインスキー劇場管弦楽団と合唱団、ソプ
ラノには現代イタリア・オペラ界の女王バルバラ・フリットリをむかえ、大成
功をおさめたライヴ録音です。

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