クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.4

2012年06月04日 20時42分41秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 32812(SACD-Hybrid) ¥2580
ノルディック・サウンズ2 ――
ヤン・サンドストレム:ヘラジカの歌
ダーヴィド・ヴィカンデル:スズランの王、春の夕べ
ヤン・サンドストレム:尾根の風に寄せるヨイク、山の風に寄せるヨイク
伝承曲(グンナー・エリクソン編):イェンディーネの子守歌
ヨーアン・イェアシル:私のお気に入りの谷
ヤーッコ・マントゥヤルヴィ:天体の組曲
ヒューゴ・アルヴェーン:そして乙女は輪になって踊る、夕べ
伝承曲(アルネ・ルンドマルク編):美しき水晶
アンデシュ・ヒルボルイ:モウヲオアエエユイユエアオウム
ピーター・ダイクストラ(指揮)、
スウェーデン放送合唱団
巨匠エリク・エリクソン、オルウェル、ショークヴィスト、カリユステたちが
育んだ北欧の名門スウェーデン放送合唱団を受け継いだダイクストラ。
バイエルン放送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席客演指揮者、
ジェンツの創設者兼首席客演指揮者を務める合唱界の若き盟主は、さらなる進
化を遂げようとしている。
録音:2011年6月、ストックホルム

CCSSA 33112(SACD-Hybrid) ¥2580
マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
軍楽隊風の音楽、鳥のさえずり、レントラー、フレール・ジャック、クレツマ
ー音楽など、様々な要素を持ち、"ブダペストでの初演失敗後"に2度の改定を
経て「交響詩」から現在の「交響曲第1番」となったマーラー最初のシンフォ
ニー。イヴァン・フィッシャーは「ハンガリー人としてこの作品が聴衆に完璧
で非常に美しい傑作であると確信させる道義的義務がある」という強い使命感
を帯びており、まさに満を持して実現したブダペスト祝祭管とのレコーディン
グ。
イヴァン・フィッシャーの独創的な解釈、チャンネル・クラシックスの優秀録
音に要注目!

CCSSA 27012(SACD-Hybrid) ¥2580
J.S.バッハ:6つのトリオ・ソナタBWV.525-530(様々な楽器のための編曲版)
トリオ・ソナタ ト長調BWV.525
(フルート、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ト長調BWV.530
(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ニ長調BWV.529(フルートとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ホ短調BWV.528
(ヴィオラ/ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロとリュートのための)
トリオ・ソナタ ト短調BWV.527(ピッコロ、チェロとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ホ短調BWV.526
(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートとチェンバロの
ための)
フロリレジウム
大バッハのオルガンのための「6つのトリオ・ソナタ」を、フロリレジウムが
器楽によるトリオ・ソナタ、室内楽編成の編曲版でレコーディング!
「BWV.525」でのフルート、ヴァイオリンと通奏低音の編成だけでなく、
「BWV.529」ではフルート(トラヴェルソ)とチェンバロのデュオを用いており、
「トリオ・ソナタBWV.525-530」が持つ可能性と魅力を様々な姿で奏でてくれ
ている。



<MD+G>
30317552 ¥2080
《レオン・ボエルマン:室内楽作品集》
『ピアノ三重奏曲ト長調Op.19』
『ピアノ四重奏曲ヘ短調Op.10』*
『チェロとピアノのための2つの小品Op.31』
『2つのピアノ三重奏曲』
トリオ・パルナッスス
〔ヤメイ・ユ(Vn), ミヒャエル・グロス(Vc), チアオ・チョウ(P)〕
ジェラール・コセ(Va)*
《録音》2011年11月22-24日, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
すでに20年以上のキャリアを誇るトリオ・パルナッスス。ブラームスの名演の
他、メンデルスゾーン、ラインベルガー、モーツァルト、レーガー、フンメル、
ラロ、バルギールなど、様々なレパートリーで優れた演奏を聴かせる彼らは、
室内楽ファンにはおなじみの存在です。レオン・ボエルマン(1862-1897)は、
35歳で早世したオルガニスト。教師、評論家としても活躍しました。彼は宗教
音楽で定評のあるニーデルメール学校出身で、教会旋法や二線記譜法を用いた
典礼用声楽作品やオルガン曲を多く作曲しました。ここに収録された室内楽作
品も彼の優れた創作分野でした。ピアノ四重奏では世界的ヴィオリスト、ジェ
ラール・コセが参加しています。

30417492 2枚組 ¥2950
《フランソワ・ドヴィエンヌ:オーボエとファゴットのためのソナタ集》
(1)『オーボエと通奏低音のためのソナタOp.70-1-3』
(2)『オーボエと通奏低音のためのソナタOp.71-4-6』
(3)『ファゴットと通奏低音のためのソナタOp.24-5&2』
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
インゴ・ゴリツキ(Ob), セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
イルゼ・グラドゥ(Vc), 池田愛(Fg),
ディエゴ・カンタルピ(リュート), クリスティアン・ニークイスト(Fp)
《録音》(1)(2):2007年9月, (3):2011年8月, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)は、コンセール・スピリテュエルで活
躍したもん木管楽器奏者。フルートとファゴットを演奏し、パリ・オペラ座で
ファゴットを演奏し、パリ音楽院の最初のフルート教授のひとりでもありまし
た。ここに収録されたソナタは通奏低音が独立した動きをとっているのが特徴
的です。古典派への過渡期ということで、リュートとフォルテ・ピアノが通奏
低音として使用されています。オーボエの大御所インゴ・ゴリツキとファゴッ
トの鬼才セルジオ・アッツォリーニによる演奏は、流麗ながら個性的な雰囲気
を醸し出しています。

60317522 ¥2080
《カルロス・ミチャンス:室内楽作品集》
(1)『ピアノ五重奏曲』
(2)『ドラヴィダ・ムーズ』
(3)『弦楽八重奏のためのディヴェルティメント』
ユトレヒト弦楽四重奏団
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P:(1))
パウリーネ・オーステンレイク(Ob:(2))
ロイスダール弦楽四重奏団((3))
《録音》2011年10&12月,(デジタル:セッション)
カルロス・ミチャンス(1950-)は、ブエノスアイレス出身で、1982年にオラン
ダに移住した作曲家です。彼は世界中を旅し、民族音楽と言葉から多大な影響
を受けています。そしてそれらが結合し、彼独特なスタイルの素晴らしい表現
力が形成されました。このアルバムには南インドのドラヴィダの言葉、文化、
民謡、宗教などから影響され作曲した作品を収録。雰囲気は抽象的でありなが
ら、ヨーロッパの音楽形式にのっとった作品3作です。

90617536(SACD-Hybrid) ¥2950
《ノルデンのシュニットガー・オルガンVol.3》
『シュザンヌ・ファン・ソルトの鍵盤音楽帳より「シャンパーニュのブランル」』
『シャイト:讃歌「来たれ創り主なる聖霊よ」SSWV153』
『ブクステフーデ:「前奏曲とフーガ ニ短調」BuxWV.140』
『J・S・バッハ:コラール・ファンタジー「主なる神、我らの側にいまさずし
て」BWV 1128』
『モーツァルト:「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調K.265(キラ
キラ星変奏曲)』
『J・S・バッハ:「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調」BWV.564』
『ゲオルク・ベーム:コラール変奏曲「愛する御神の統べしらすままにまつろ
い」』
『ブクステフーデ:「テ・デウム・ラウダームス」BuxWV.218』
『モーツァルト:「アンダンテと5つの変奏曲ト長調」K.501』
アグネス・フルターハント(Org)
ティエモ・ヤンセン(Org)
(1690年頃アルプ・シュニットガー製オルガン)
《録音》2011年11月, ノルデン、聖ルートゲリ教会(デジタル:セッション)
アルプ・シュニットガー(1648?-1719)は、当時最も有名であったオルガン製作
者の一人で、北ドイツにおけるバロックオルガンの代表的製作者でした。彼の
活動範囲は北ヨーロッパに広がっており、100基を超えるオルガンを製作しま
した。現在も約30基は、その基本部分が保存されています。彼のオルガンは国
際的名声を博し、ブクステフーデ、バッハ、ヘンデルらも見学に訪れています。
1708年にはプロイセン王のオルガン製造者に指名されました。当アルバムには、
この楽器の特性であるポリフォニックな性質をもったストップが多用された作
品を選んで収録され、力感に満ちた演奏美学が堪能できます。モーツァルトの
作品は、演奏者アグネス・フルターハント編曲によって演奏されています。

90117546(SACD-Hybrid) ¥2950
《ウェーバー:クラリネット協奏曲集》
『クラリネット協奏曲第1番ヘ短調』
『クラリネット協奏曲第2番変ホ長調』
『クラリネット小協奏曲』
『歌劇「オベロン」序曲』
『序曲「幽霊の支配者」』
マルティン・シュパンゲンベルク(Cl&指揮)
オーケストラ・M18
《録音》2011年10月, 2012年2月, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
ミュンヘン宮廷の名クラリネット奏者ベールマンを識ったウェーバーは、3つ
のクラリネット協奏曲を立て続けに作曲しました。これらはクラリネットのロ
マン性、幻想的な旋律、そして華麗さを融合した、クラリネット協奏曲作品の
傑作として親しまれています。シュパンゲンベルクは、23才でミュンヘン・
フィル首席となったクラリネット奏者。ボンでのドイツ音楽コンクールで優勝
し、バイロイト音楽祭の首席も務めています。またワイマール国立音楽大学教
授も務めています。「オーケストラM18」は、グスタフ・マーラー・ユーゲン
ト・オーケストラなどの若いメンバーが集結したオーケストラで、シュパンゲ
ンベルクが吹き振りをし、多様な音楽性を表現していきます。

61315242 2枚組 ¥2950
《モートン・フェルドマン:ヴァイオリンとピアノのための作品集》
『spring of chosroes(1977)*』『エクステンションズ 1(1951)*』
『エクステンションズ 3(1952)*』『vertical thoughts 2(1963)*』
『vertical thoughts 4(1963)』
『アーロン・コープランドのために(1981)*』
『ヴァイオリンとピアノのための小品(1950)*』
『プロジェクション IV(1951)*』
『4台のピアノのための小品(1957)』『ジョン・ケージのために(1982)』
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
アンドレアス・ザイデル(Vn)*
《録音》2009年11月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
1950年代のはじめから、ケージらとともにニューヨークを拠点として前衛美術
家たちと交わりつつ、戦後アメリカ音楽の新しい流れを開拓していった作曲家
フェルドマン。点描的で寡黙、音に対して厳しい態度で知られています。図形
楽譜を最初に用いたことでも有名です。現代音楽のピアニストとして、ケージ
の全集をはじめMDGに多くの録音を残しているシュライエルマッヒャーが、フェ
ルドマンの作風である微妙に移ろう音と揺らいだリズム、研ぎ澄まされた美し
さと緊張感を表現していきます。

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12-06 No.3-1

2012年06月04日 18時03分47秒 | Weblog
<Archiv>
479441 50枚組 ¥11000
《アルヒーフ・ザ・オール・バロック・50CDボックス》
初回のみの完全限定生産
【Disc1&2】
モンテヴェルディ:『歌劇「オルフェオ」(全曲)』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ヒズ・マジェスティーズ・サッグバッツ&コルネッツ,
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T:オルフェオ),
ジュリアン・ベアード(Sp:エウリディーチェ), 他
《録音》1985年, ロンドン(デジタル:セッション),
モンテヴェルディ:『アリアンナの嘆き』
-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
ヤコブ・リンドベルイ(リュート)
《録音》1997年, ケルン(デジタル:セッション)
【Disc3&4】
モンテヴェルディ:『「聖母マリアの夕べの祈り」』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ヒズ・マジェスティーズ・サッグバッツ&コルネッツ,
アン・モノイオス(Sp)、マイケル・チャンス(CT)、マーク・タッカー(T),
ブリン・ターフェル(Bs), 他、
《録音》1989年, ヴェネツィア&ロンドン(デジタル:ライヴ)
【Disc5】
〔モンテヴェルディ:マドリガーレ集〕
「かぐわしき唇よ、なんという甘美さで」「口づけしたいのだが、ああ、
フィッリ」「チェトラの調子を整えて」「麗しいアンジョレッタが」
「なんと快い今日のそよ風」「金色の髪よ」「貴婦人、もしもあなたの心が」
「ああ私の愛しい人はどこに?」「恋する者はみな戦士だ」
「打ち明けようか、あわれな男、それとも黙っていようか」
-アントニー・ルーリー(指揮&リュート), コンソート・オブ・ミュージック
《録音》1981年, ノース・フィンチリー(ステレオ:セッション)
【Disc6】
〔ヴェネツィアのサン・ロッコ教会のための音楽〕
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
「トッカータ(4声)」「教会にて主を祝福せよ(14声)」
「カンツォーナとソナタ集-ソナタ第19番(15声)」
「受け入れたまえ、いと慈悲深き神よ(12声)」
「カンツォーナとソナタ集-カンツォーナ第14番(10声)」
「トランペットを吹き鳴らせ,新月の時に(19声)」
「イントナツィオーネ:5度低く移高された第9旋法による」
「愛らしいひとよ,聞いてくれ(独唱マドリガーレ)」
「私の心は燃え(独唱マドリガーレ)「恐れと震えが(6声)」
「イントナツィオーネ:5度低く移高された第12旋法による」
「神に向かいて歓呼せよ(10声)」
「カンツォーナとソナタ集-ソナタ第18番(14声)」
「主よ、御身の慈悲は(12声)」
「カンツォーナとソナタ集-ソナタ第20番(22声)」
「マニフィカト(33声:ヒュー・キートによる復刻版)」, バルバリーノ:
「わが主なる神よ(6声)」
「カンツォーナとソナタ集-ソナタ第21番(3つのヴァイオリンのための)」
-ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
《録音》1995年, ヴェニス(デジタル:セッション)
【Disc7】
〔シュッツ:宗教的声楽作品集〕
「若い時からの妻に喜びを抱けSWV.453」
「エフライムはわが親愛の息子ならずやSWV.40」
「サウル、サウル、なぜ私を迫害するのかSWV.415」
「山上で叫びがきこえたSWV396」
「葬送音楽(ドイツ・レクイエム)Op.7, SWV279-281」
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ヒズ・マジェスティーズ・サッグバッツ&コルネッツ
《録音》1987年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc8&9】
〔ヴェネツィアの晩課〕:『聖具室の鐘』
『ガブリエリ:「イントナツィオーネ」
「ヴェルシクルスとレスポンソリウム:神よ、われの保護に, 主よ、われを助
けに」「アンティフォナ、主の天使が」』
『リガッティ:「詩篇109:主はわが主に言いたまいぬ」』
『グランディ:「モテトゥス:おお、けがれなく」
「アンティフォナ:マリアよ、御身は」』
『モンテヴェルディ:「詩篇112:しもべらよ、主をたたえよ」』
『バンキエリ:「ソナタ第1番」「アンティフォナ:すべての世代の人々は」』
『モンテヴェルディ:「詩篇121:われは喜びに満ちたり」』
『フィネッティ:「モテトゥス:おお、人の心を奪い取りたもうマリア」
「アンティフォナ:この女性は」』
『リガッティ:「詩篇126:主が家を建てたまわずば」』
『バンキエリ:「オルガン曲:ディアローゴ第2番」
「アンティフォナ:この乙女の」』
『カヴァッリ:「詩篇147:イエルサレムよ、主をたたえよ」』
『グランディ:「モテトゥス:おお、汝は何と美しき者か」』
『作者不詳:「プレアンブルム」「カピトゥルム:見よ、乙女がみごもり」』
『モンテヴェルディ:「イムヌス:神よ、御身は罪におぼれたるこの世を」
「ヴェルシクルスとレスポンソリウム:めでたし、めぐみに満てるマリア」
「アンティフォナ:聖霊が御身に下りたり」』
『リガッティ:「マニフィカト」』
『マリーニ:「エコーによる3つのヴァイオリンのためのソナタ」
「集祷文:主は汝らとともにいたもう-神よ、祝福されし乙女マリアの」
「主は汝らとともにいたもう-われら主をたたえん」』
『モンテヴェルディ:「モテトゥス:その聖所にて主をたたえよ」』
『ファゾーロ:「イントナツィオーネ」より』
『リガッティ:「モテトゥス:めでたし女王」』
-ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
《録音》1990年, ノーサンバーランド(デジタル:セッション)
【Disc10】
『バルトロメウス・リードル:「長く美しい行列, 美しい行列」』
『パーテル・イグナティウス・アウグスティヌス:「美しい行列」』
『ビーバー:「ザルツブルク大聖堂ミサ曲」』
-ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン&ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
《録音》録音:1997年, ラムジー(デジタル:セッション)
【Disc11】
〔映画「王は踊る」サウンドトラック〕:『リュリ:「テ・デウム」より』
『コルディエ:「ラ・ボカンヌ・プリミティヴ」
「ラ・ボカンヌ・コンプリケ」』
『リュリ:「ファエトン」「夜のバレ」「快楽のバレ」「セルセ」
「平和の田園詩」「アルシディアーヌのバレ」「愛の勝利」「ペルセ」
「町人貴族」「アルミード」「アティス」より』
『ランベール:「私の恋人の影が」』『カンベール:「ポモーヌ」より』
-セリーヌ・シェーン(Sp),
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
《録音》1999年, ケルン(デジタル:セッション)
【Disc12】
シャルパンティエ:『テ・デウム H.146』
『クリスマス・オラトリオ「主の御降誕のカンティクム」H.416-「夜」』
『真夜中のミサH.9』-マルク・ミンコフスキ(指揮)ルーヴル宮音楽隊
《録音》1997年, パリ(デジタル:セッション)
【Disc13】
パーセル:『歌劇「ディドーとエネアス」』
-トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート, リン・ドーソン(Sp),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms), ナイジェル・ロジャーズ(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Br), 他
《録音》1988年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc14】
パーセル:『聖チェチリアの祝日の頌歌「たたえよ、輝かしきチェチリアを」
Z.328』『アンセム「わが愛する者語りて」Z.28』
『アンセム「主に向かって新しい歌を歌え」Z.44』
ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
《録音》録音:1994年(デジタル:セッション)
【Disc15&16】
コレッリ:『合奏協奏曲Op.6(全12曲)』
-トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1987年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc17】
〔クープラン一族のクラヴサン曲集〕:
『ルイ・クープラン:「クラヴサン組曲 ニ短調」』
『フランソワ・クープラン:「クラヴサン奏法への作品集(1716)」
「クラヴサン曲集 第3巻(1722):第15組曲」から」』
『アルマン=ルイ・クープラン:「クラヴサン曲集(1751)」から』
-グスタフ・レオンハルト(Cemb)
《録音》1987年, ハールレム(デジタル:セッション)
【Disc18】
『ガスパリーニ:歌劇「目をお覚まし、私のリディア」より』
『マルチェッロ:歌劇「苦悩を思う時」より』
『パスクィーニ:「4声のシンフォニー」』
『ガスパリーニ:歌劇「さあ、最後に私は戻る」より』
『コレッリ:「7声の小コンチェルト」』
『パスクィーニ:歌劇「小舟よ、何処へ行く」より』
『ベンチーニ:「4声のイントロダクション」』
『A・スカルラッティ:歌劇「今こそとどまれ、移ろいと美しさ」より』
-アンドレアス・ショル(CT),
オッタヴィオ・ダントーネ(指揮&Cemb),
アカデミア・ビザンチーナ
《録音》1987年, ミラノ(デジタル:セッション)
【Disc19】
『パッヘルベル:カノンとジーグ』『ヘンデル:トリオ・ソナタ ト長調Op5-4』
『ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ニ短調Op.1-12「ラ・フォリア」』
『J・S・バッハ:「管弦楽組曲第2番BWV.1067」
「管弦楽組曲第5番BWV.1070(偽作)」』
-ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
《録音》1982年, ハンブルク(デジタル:セッション)
【Disc20】
ヴィヴァルディ:『協奏曲集「調和の霊感」Op.3より第1-9番』
-サイモン・スタンデージ(Vn),
トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1986年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc21】
ヴィヴァルディ:『協奏曲集「調和の霊感」Op.3より第10-12番』
-サイモン・スタンデージ(Vn),
トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1986年, ロンドン(デジタル:セッション)
ヴィヴァルディ:『協奏曲集「四季」Op.8-1-4』
-サイモン・スタンデージ(Vn),
トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1981年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc22】
ヴィヴァルディ:
『グローリア ニ長調RV.589』
『弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調RV.128』
『スターバト・マーテルRV.621』
『弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調「聖なる墓に」RV.169』
『詩篇第126(127)「主が建て給うのでなければ(Nisi Dominus)」RV.608』
-トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート, ジェニファー・スミス(Sp),
ナンシー・アージェンタ(Sp), キャスリーン・ウィン・ロジャース(A),
マイケル・チャンス(C-T)
《録音》1992&1995年, ローマ&ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc23】
テレマン:
『フルート協奏曲ニ長調』
『3つのオーボエ, 3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調』
『2つのシャルモーのための協奏曲ニ短調』『トランペット協奏曲ニ長調』
『フルートとリコーダーのための協奏曲ホ短調』
『トランペットとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調』
-ラインハルト・ゲーベル(Vn&指揮),
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
《録音》1986年, ケルン(デジタル:セッション)
【Disc24&25】
ラモー:『オペラ「ダルダニュス」』(全曲)
-ジョン・マーク・エインズリー(T: ダルダニュス),
マグダレナ・コジェナー(Ms: ウネ・ベルゲーレ(最初のフリギアの娘)),
ミレッレ・デルンシュ(Sp), ラッセル・スミス(Bs), ベロニク・ゲンズ(Sp),
ローラン・ノール(Br), ジャン=フィリップ・コーティス(Bs),
マルク・ミンコフスキ(指揮)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
《録音》1998年, パリ(デジタル:ライヴ)
【Disc26】
〔ラモー:サンフォニー・イマジネール(空想のシンフォニー)〕
『英雄牧歌劇「ザイス」-序曲(混沌からの解放と四大元素が分離する時の衝撃
を描いた序曲)』
『音楽悲劇「カストールとポリュクス」-葬儀の場(第2幕第2場)』
『オペラ=バレ「エベの祭典」-優美なエール(第2アントレ:音楽、第5場)』
『音楽悲劇「ダルダニュス」-タンブーランI&II(プロローグ)』
『オペラ=バレ「栄光の神殿」-女神たちのための優美なエール(第1幕)』
『音楽悲劇「レ・ボレアード」-ロンドー形式によるコントルダンス』
『アクト・ド・バレ「オシリスの誕生」-優雅なエール』
『音楽悲劇「レ・ボレアード」-時とゼフィールのためのガヴォットI&II
(第4幕第4場)』『バレ・ブフォン「プラテ」-嵐(第1幕第6場)』
『音楽悲劇「レ・ボレアード」-前奏曲(第5幕第1場)』
『コンセール第6番「めんどり」(六重奏による6つのコンセールから)(「新ク
ラヴサン曲集」からの作者不詳の編曲)』
『オペラ=バレ「エベの祭典」-ロンドー形式によるミュゼット(テルプシコ
ーレのダンス)-ロンドー形式によるタンブーラン(第3アントレ: 舞踏)』
『音楽悲劇「イポリトとアリシ」-リトゥルネル(第3幕)』
『英雄牧歌劇「ナイス」-リゴドンI&II(プロローグ)』
『オペラ=バレ「優雅なインドの国々」-未開人の踊り: ロンドー(第4アント
レ:未開人)』
『音楽悲劇「レ・ボレアード」-ポリヒュミニアのアントレ(第4幕第4場)』
『オペラ=バレ「優雅なインドの国々」-シャコンヌ(第4アントレ:未開人)』
-マルク・ミンコフスキ(指揮)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
《録音》2003年, ボワシー劇場(デジタル:ライヴ)
【Disc27】
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン:『ドレスデン協奏曲集』よりSeibel .234,
213, 235, 233, 208, 240, 231
-ラインハルト・ゲーベル(指揮),
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
《録音》1992年, ケルン(デジタル:セッション)
【Disc28】
J・S・バッハ〔オルガン作品集〕
『トッカータとフーガ ニ短調BWV.565』『幻想曲ト長調BWV.572』
『「高き天よりわれは来れり」によるカノン風変奏曲BWV.769』
『前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532』『パストラーレ ヘ長調BWV.590』
『前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.552』
-サイモン・プレストン(Org)
《録音》1988年, ボン聖十字架教会(デジタル:セッション)
【Disc29】
J・S・バッハ:
『イギリス組曲第3番ト短調BWV.808』
『平均律クラヴィーア曲集-BWV.846, 876, 881』
『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903』
『フランス組曲第5番ト長調BWV.816』
-トレヴァー・ピノック(Cemb)
《録音》1991年, Wollaton Hall(デジタル:セッション)
【Disc30】
J・S・バッハ:『ゴルトベルク変奏曲BWV.988』(全曲)
-クリストフ・ルセ(Cemb)
《録音》1994年, フランス(デジタル:セッション)
【Disc31&32】
J・S・バッハ:
『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV.1001-1006』(全曲)
-ナタン・ミルシテイン(Vn)
《録音》1973年, ロンドン(ステレオ:セッション)
【Disc33&34】
J・S・バッハ:『無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012』(全曲)
-ピエール・フルニエ(Vc)
《録音》1960年, ハノーファー(ステレオ:セッション)
【Disc35】
J・S・バッハ:『ブランデンブルク協奏曲第1-5番』
-トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1982年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc36】
J・S・バッハ:
『ブランデンブルク協奏曲第6番』
『ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041』
『ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042』
『2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043』
-サイモン・スタンデージ(Vn),
トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1983年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc37】
J・S・バッハ:
『カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV.82』
『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
『カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団
《録音》1990&2000年(デジタル:セッション)
【Disc38&39】
J・S・バッハ:『マタイ受難曲BWV.244』(全曲)
-マーク・パドモア(T:福音史家), ピーター・ハーヴェイ(Bs:イエス),
デボラ・ヨーク(Sp), ジュリア・グッディング(Sp),
マグダレーナ・コジェナー(Ms), スーザン・ビックリー(Ms),
ジェイムズ・ギルクライスト(T), シュテファン・ローゲス(B),
ポール・マクリーシュ(指揮),
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
《録音》2002年, デンマーク(デジタル:セッション)
【Disc40&41】
J・S・バッハ:『ミサ曲ロ短調 BWV.232』(全曲)
-ナンシー・アージェンタ(Sp), リン・ドーソン(Sp),
マイケル・チャンス(C-T), アシュレイ・スタッフォード(C-T),
ウィンフォード・エヴァンズ(T), ハワード・ミルナー(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs), リチャード・ロイド・モーガン(Bs),
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団
《録音》1985年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc42-44】
ヘンデル:『歌劇「ジューリオ・チェーザレ」(全曲)』
-マリヤナ・ミヤノヴィチ(Ms), マグダレーナ・コジェナー(Sp),
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms), ベジュン・メータ(CT),
パスカル・ベルタン(CT), シャルロット・エルカン(A),
アラン・ユーイング(Bs), ジャン=ミシェル・アンカウア(Br),
マルク・ミンコフスキ(指揮)
ルーヴル宮音楽隊
《録音》2002年, ウィーン(デジタル:ライヴ)
【Disc45&46】
ヘンデル:『オラトリオ「メサイア」(全曲)』
-アーリーン・オジェー(Sp), アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
マイケル・チャンス(CT), ハワード・クルック(T),
ジョン・トムリンソン(Bs),
トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート&合唱団
《録音》1988年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc47】
ヘンデル:『組曲「水上の音楽」』『王宮の花火の音楽』
-トレヴァー・ピノック(指揮)
イングリッシュ・コンサート
《録音》1983-1984年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc48】
『ヘンデル:「主は言われた(Dixit Dominus)」HWV.232』
-サイモン・プレストン(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊&管弦楽団
《録音》1987年, ロンドン(デジタル:セッション),
『ヘンデル:「戴冠アンセム」』
-サイモン・プレストン(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊&イングリッシュ・コンサート
《録音》1981年, ロンドン(デジタル:セッション)
【Disc49】
〔D・スカルラッティ:ソナタ集〕
『ハ長調 K. 460』『ハ長調 K. 461』『ニ長調 K. 478 』『ニ長調 K. 479』
『ハ長調 K. 502』『ニ短調 K. 516』『ニ短調 K. 517』『ヘ長調 K. 518』
『ヘ短調 K. 519』『変ロ長調 K. 529』『変ロ長調 K. 544』
『変ロ長調 K. 545』『ト短調 K. 546』『ト長調 K. 547』
-トレヴァー・ピノック(Cemb)
《録音》1986年, ニューカッスル(デジタル:セッション)
【Disc50】
『ペルゴレージ:「スターバト・マーテル」「サルヴェ・レジナ ハ短調」
-エマ・カークビー(Sp), ジェイムズ・ボウマン(CT),
クリストファー・ホグウッド(指揮),
エンシェント室内管弦楽団
《録音》1988年, ロンドン(デジタル:セッション),
『アレグリ:「ミゼレーレ」』
-サイモン・プレストン(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
《録音》1985年, ロンドン(デジタル:セッション)
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12-06 No.3-2

2012年06月04日 18時02分30秒 | Weblog
<Alto>
ALC 1172 ¥750
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482(1785)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(1785)
マルティノ・ティリモ(ピアノ、指揮)
プラハ室内管弦楽団
録音:2004年 原盤:Classic Sound Recordings 前出:Regis, RRC 1273

ALC 1177 ¥750
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):ミサ・ヴィヌム・ボーヌム&礼拝曲集
音楽は神の贈り物[Musica Dei donum](6声)/ビチニウムIII
良きワイン[Vinum bonum a](8声)
ミサ・ヴィヌム・ボーヌム[Missa ad imitationem Vinum bonum](8声)から
キリエ/グローリア
サルヴェ・レジナ[Salve Regina](6声)/ビチニウムXIV
神をたたえよ[Laudent Deum](4声)
正しい人の魂は[Justorum animae](5声)
ミサ・ヴィヌム・ボーヌム から クレド
何と美しいことか[Quam pulchra es](6声)
私たちはあなたに感謝する[Agimus tibi](3声)
蘇ったキリストは[Christus resurgens](5声)
ミサ・ヴィヌム・ボーヌム から サンクトゥス,ベネディクトゥス
私の魂は悲しむ[Tristis est anima mea](5声)/ビチニウムIX
アヴェ・ヴェルム・コルプス[Ave verum corpus](6声)
ミサ・ヴィヌム・ボーヌム から アニュス・デイ
良きイエス[Bone Jesu](8声)
天はあなたのものである[Tui sunt coeli](8声)
見よ、人間よ[Vide homo](7声)
エクス・カテドラ(合唱)
ヒス・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
ジェフリー・スキッドモア(指揮)
録音:1995年 原盤・前出:ASV Gaudeamus, CDGAU 150

ALC 1185 ¥750
ジョーン・サザーランド・コレクターズ・アルバム CD初出放送音源集
ヘンデル(1685-1759):オペラ「アルチーナ」から
Ecco l’infido... Di, cor mio, quanto t'amai(*)
Tiranna gelosia... Tornami a vagheggiar
Ah! Ruggiero crudel... ombre pallide, lo so m'udite
ノーマ・プロクター(アルト(*)) トマス・ヘムズリー(バリトン(*))
カペッラ・コロニエンシス フェルディナント・ライトナー(指揮) 
録音:1959年
ハイドン(1732-1809):もしもあなたを失ったら
デニス・ブレイン(ホルン)
ゴールズボロ管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮) 録音:1956年
モーツァルト(1756-1791):エクスルターテ・ユビラーテ
ケルン放送交響楽団 アルベルト・エレーデ(指揮) 録音:1959年
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「リヴァプールのエミリア」から
Madre, deh placati... Ah! di contento(*)
Confusa e alma... non intende il mio contento
エイプリル・カンテロ(ソプラノ(*))
リヴァプール・ミュージック・シンガーズ・グループ
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 
ジョン・プリチャード(指揮)
録音:1957年
ロッシーニ(1792-1868):
フィレンツェの花売り娘(*) 録音:1957年
音楽の夜会 から 約束(*),狂宴(#),アルプスの羊飼い娘(*),
ゴンドラでの散策(*)
ボノンチーニ(1670-1747):
オペラ「グリゼルダ」から Per la gloria d'adoravi(*)
チャールズ・エドワード・ホーン(1786-1849):チェリー・ライプ(+)
リチャード・ボニング(ピアノ(*)、チェンバロ(+)) 
アーネスト・ラッシュ(ピアノ(#))
録音:1958年(#)/1960年(*)/1961年(+)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
音源:BBC、他

ALC 1186 ¥750
ヒンデミット、ブリテン、ショスタコーヴィチ:
ヴィオラとピアノのための音楽
ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 Op.11 No.4
ブリテン(1913-1976):ラクリメ Op.48
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴィオラ・ソナタ Op.147
ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:ライヴ、1985年6月、フライブルク、ドイツ ライセンサー:Olympia

ALC 1187
オルガン・エクストラヴァガンツァ
ジェレミー・ニコラス:トッカータ・ジュビローソ
サン=サーンス/E・H・ラマール編曲:死の舞踏
ラフマニノフ/ルイ・ヴィエルヌ編曲:前奏曲嬰ハ短調
チャールズ・ウィリアムズ/ジョージ・ブラックモア編曲:悪魔のギャロップ
ナイジェル・オグデン:ペンギンズ・プレイタイム
アルバート・ケテルビー/フランク・マシューズ編曲:ペルシャの市場にて
エドワード・マーシュ:「Pat le Facteur」の主題によるトッカータ
マルコ・エンリコ・ボッシ:交響的練習曲
ノーマン・コッカー:チューバ・チューン
録音:1998年または2000年、モントフォート・ホール、レスター、イギリス
使用楽器:テイラー製
ジョゼフ・ジョンゲン:トッカータ
エリック・コーツ/エドワード・マーシュ編曲:ダム・バスターズ(行進曲)
ジャック・ストレイチー/ジョージ・ブラックモア編曲:
イン・ア・パーティー・ムード
スコットソン・クラーク/エドワード・マーシュ編曲:たいまつ持ちの行進曲
レオン・イェッセル:おもちゃの兵隊の行進曲
ジョン・フィリップ・スーザ/エドワード・マーシュ編曲:星条旗よ永遠なれ
グノー/T・W・ベスト編曲:操り人形の葬送行進曲
ケネス・J・オルフォード:ボギー大佐
エルガー/A・ハーバート・ブルワー編曲:朝の歌
録音:1998年または2000年、王立病院学校礼拝堂、ホルブルック、
サフォーク、イギリス
使用楽器:ヒル、ノーマン&ベアード製
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
原盤:Cathedral Classics ライセンサー:Dinmore Records
前出:Regis, FRC 8103, FRC 8104

ALC 1188 ¥750
ベートーヴェン:
創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 Op.34
「アテネの廃墟」のトルコ行進曲による6つの変奏曲ニ長調 Op.76
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲変ホ長調
(エロイカ変奏曲)Op.35
シューマン:ノヴェレッテ Op.21 から Nos.2,4,8
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1970、1979年、ADD ライセンサー:Olympia 前出:Regis, RRC 1230

ALC 1191 ¥750
グリーグ&シベリウス・フェイヴァリッツ フィヨルドと森から
グリーグ(1843-1907):
トロルハウゲンの婚礼の日(フッペルツ管弦楽編曲)
2つの悲歌的旋律 Op.34/2つのノルウェーの旋律 Op.63
シベリウス(1865-1957):
悲しいワルツ Op.44/組曲「国王クリスチャン2世」から 悲歌,ミュゼット
組曲「ペレアスとメリザンド」から 間奏曲,城門にて
グリーグ:
組曲「ホルベアの時代より」から 前奏曲(*)
組曲「ペール・ギュント」から 朝,アニトラの踊り,山の魔王の宮殿(+)
シベリウス:
組曲「カレリア」Op.11から 間奏曲(#)/トゥオネラの白鳥 Op.22 No.3(**)
音詩「フィンランディア」Op.26(#)
ロンドン新交響楽団(無印)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*/+/#/**)
チャールズ・マッケラス(指揮(無印/#))
ユーリー・シモーノフ(指揮(*))
マルク・エルムレル(指揮(+))
オーレ・シュミット(指揮(**))
録音:1961年、ADD?(無印)/1995年(*/+/#/**) 
原盤:RCD(無印)/RPO(*/+/#/**)
初出:RCA, SB 2063(LP?)

ALC 1192 ¥750
メリーメーカーズ ブリティッシュ・ライト・クラシックス
エリック・コーツ:序曲「メリーメーカーズ」
トレヴァー・ダンカン:コルシカの娘
アーネスト・トムリンソン:小さなセレナード
エリック・コーツ:春の組曲 から たそがれの踊り
ハミッシュ・マッカン/イアン・サザーランド編曲:
「サザーランズ・ロー」のテーマ
アーサー・ブリス:映画「来るべき世界」から 行進曲
ロナルド・ビンジ:水車
ピーター・ホープ:おどけたスケルツォ
セシル・アームストロング・ギブズ:夕暮れ
ヴォーン・ウィリアムズ:日曜日には17歳
チャーリー・チャップリン/レグ・ティルズリー編曲:
映画「ライムライト」のテーマ
ライオネル・モンクトン/アーサー・ウッド編曲:
オペレッタ「アルカディア人」序曲
チャールズ・ウィリアムズ:オルウェンの夢
マルコム・アーノルド:イングランド舞曲第6番
伝承曲/ゴードン・ラングフォード編曲:ぼくの恋人は赤い赤いばらのよう
伝承曲/ピーター・ホープ編曲:メキシハン・ハットの踊り
伝承曲/エイドリアン・ステインズ編曲:スオ・ガン(ウェールズの子守歌)
アーネスト・トムリンソン:
イングランド民俗舞踊組曲 から ディックのマゴット
アルバート・ケテルビー:牧場を渡る鐘
マルコム・アーノルド:序曲「タモシャンター」
コンサート管弦楽団
イアン・サザーランド(指揮)
録音:1983、1988年 原盤:ASV、他 ライセンサー:Dinmore Records

ALC 1196 ¥750
チャイコフスキー(1840-1893):
弦楽四重奏のための初期の5つの小品
ニ長調/変ロ長調/ホ長調/ホ短調/ト長調
弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
録音:1973-1978年、モスクワ放送中央スタジオ、ソヴィエト、ADD 
ライセンサー:Olympia

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12-06 No.2-1

2012年06月04日 17時57分12秒 | Weblog
<Profil>
PH 12021 ¥2080
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」op. 5(1902-03)
シェーベルク:モノドラマ「期待」op. 17(1909)
ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)
ケルンWDR交響楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
録音:2011年1月[交響詩]&3月[モノドラマ]
ケルン・フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
独Profilレーベルがお届けする、首席指揮者サラステとケルンWDR響によるラ
イヴ・シリーズの最新作。シェーンベルク初期を代表する2曲、交響詩「ペレ
アスとメリザンド」とモノドラマ「期待」という組み合わせです。



<Orfeo>
ORFEO 849121 ¥2450
(1)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
(2)オネゲル:パシフィック231
(3)同:ラグビー
(4)フランク・マルタン:ヴァイオリン協奏曲
(5)ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
バイバ・スクリデ(Vn)、
ティエリー・フィッシャー(指)
BBCウェールズ・ナショナル管
[録音:2011年6月/BBCホッディノット・ホール]
ラトヴィア出身のヴァイオリンのスター、バイバ・スクリデ待望の協奏曲最新
盤。今回はストラヴィンスキーとマルタンという20世紀の難曲に挑戦していま
す。ヴァイオリンのおどけて飄々とした性格を強調したストラヴィンスキー作
品でも、彼女ならではの潤いのある温かな音色が光ります。奇矯な部分でも、
鮮やかな技巧で聴く者をうならせる魔力を見せてくれます。マルタン作品は対
照的にデリケートで、不思議系の映画かドラマの音楽のような世界がとりとめ
なく続きます。この音世界はちょっと類のない魅力で、波調の合う人ははまる
こと請け合い。知らないともったいないと申せましょう。スクリデの独奏も完
全にその世界に溶け込み、夢に現れる謎の美女のような非現実的美しさに満ち、
頭から離れなくなってしまいます。
名古屋フィルの常任指揮者として日本でもおなじみのティエリー・フィッシャ
ー。母国スイスのマルタンとオネゲルはさすがの共感度。オネゲルの「パシ
フィック231」と「ラグビー」はスクリデの独奏が入らない純管弦楽曲ですが、
フィッシャーの推進力が魅力。ことに「ラグビー」はあまり録音に恵まれてい
ないので大歓迎。曲の面白さを再認識させてくれます。




<CAvi>
4260085532285 ¥2450
ドヴォルザーク:詩的な音画 op.85,B.161(全13曲)
クラウディア・シェレンベルガー(Pf)
録音:2011年9月
ドイツを中心に世界的に活躍しているピアニスト、クラウディア・シェレンベ
ルガーによるドヴォルザークの「詩的な音画」。管弦楽版でも知られておりま
すが、原曲はピアノ版。全13曲から成る小品集で、どこか東欧情緒を感じさせ
るロマンティックな旋律の数々が美しい名作です。モラヴィア出身の母を持つ
シェレンベルガーにとって、ドヴォルザークの響きはことさら造詣深いもの。
18&19世紀ラテン・アメリカ音楽を収録した初のソロ・アルバム
(4260085531998)で聴かせてくれた情熱あふれる鮮烈な演奏とはまた一味違う、
繊細かつ流麗なタッチで魅せてくれます。
世界各国の音楽祭に出演し、リサイタルなども積極的に行うなどますます活動
の幅を広げているシェレンベルガー。プラハのドヴォルザーク・シンフォニー
・オーケストラと幾度もドイツ・ツアーを行った他、2007年にはチェリストの
G.リプキンとアメリカ・ツアーを行い、成功を収めています。




<Aliud>
ACDBO 060 ¥2250
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
(1)第13番 変ホ長調 op.27-1 (2)第14番 嬰ハ短調「月光」 op.27-2 
(3)第6番 ヘ長調 op.10-2 (4)第31番 変イ長調 op.110
ステファニー・プルート(Pf)
録音:2011年11月11-13日、ヘント(ベルギー)
2011年、ボンのベートーヴェン国際コンクールで見事フェヴァリット賞に輝い
たベルギーの新星、ステファニー・プルートによるベートーヴェンのピアノ・
ソナタ集。1800年前後に作曲された初期のピアノ・ソナタ3曲と、最晩年の傑
作とも言われる第31番が収録されています。心の底にずしんと響き渡るような
フォルテッシモは、その細く可憐な外見から生み出されているとは思えないほ
どの衝撃。2012年で25歳を迎えるプルートですが、その演奏は決して若さゆえ
の勢いに任せたものに留まらず、聞かせどころを捉えた緩急の表現に富む演奏。
一方、鮮烈なフォルテッシモや、明瞭で軽やかな指運びなどには若手らしい
瑞々しさも感じられます。
ステファニー・プルートは1987年生まれ、ベルギー出身の若きピアニスト。ア
ントワープ王立音楽院でL.ケンデに学んだ後、パリのエコール・ノルマル音楽
院高等課程へ進学。ベルギーでアブデル・ラーマン・エル=バシャに師事。ボ
ンのベートーヴェン国際ピアノコンクール、ポルト市国際ピアノコンクールな
ど数々の国際コンクールで輝かしい受賞歴を誇る屈指の若手実力派です。ベル
ギー国立管弦楽団やブリュッセル・フィルハーモニーと共演を果たすなど、ベ
ルギーを中心に活躍の幅を広げているプルート。今後の活躍に更なる期待必至
のピアニストです。




<PREISER>
PRCD 90809 ¥2080
シューベルト:
さすらい D795-1
菩提樹 D911-5
鱒 D550
糸を紡ぐグレートヒェン D118
至福 D433
子守歌 D498
魔王 D328
セレナード D957-4
野ばら D257
シューマン:献呈 Op.25-1
リスト:それは素晴らしいことに違いない S314
ブラームス:
子守歌 Op.49-4
甲斐なきセレナード Op.84-4
砂の精 WoO 31/4
夜の歌 WoO 32/14
ねえお母さん、欲しいものがあるの WoO 33/33
下の谷底では WoO 33/6
僕の彼女は薔薇色の唇をしている WoO 33/25
ヴォルフ:祈り
R.シュトラウス:献呈 Op.10-1
マーラー:
自惚れ
ラインの小伝説
外へ!外へ!
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
ロベルト・レールバウマー(P)
録音:2011年10月、ウィーン
人気メッゾソプラノ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーがドイツリートをたっ
ぷり23曲歌っています。シューベルト、シューマン、リスト、ブラームス、
ヴォルフ、R.シュトラウス、マーラーと有名作曲家の作品が23曲。ことにシュ
ーベルトは、野ばら、魔王、鱒、菩提樹、糸を紡ぐグレートヒェンなど人気の
高い曲が並んでいるのが嬉しいものです。キルヒシュラーガーの情感のある声
と知性豊かな歌い口は絶品です。




<TAHRA>
TAH 725 ¥2300
キャスリーン・フェリアー イン・メモリアム
(1)マーラー:大地の歌-第2楽章「秋に寂しき者」
【ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル(1949年8月21日ザルツブルク)】
(2)同:第3楽章「青春について」【
ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル(1949年8月21日ザルツブルク)】
(3)同:第5楽章「告別」
【ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル(1952年5月17日】
(4)J.S.バッハ:マタイ受難曲-憐れみ給え、わが神よ
【ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーン交響楽団(1950年6月9日)】
(5)ヘンデル:歌劇「セメレ」-汝の歩む所
【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951年2月6日/ミラノ)】
(6)ヘンデル:歌劇「アトランタ」-恋に悩むウミガメのように
【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951年2月6日/ミラノ)】
(7)グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
-われエウリディーチェを失えり
【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951年2月6日/ミラノ)】
(8)キャスリーン・フェリアーのインタビュー【1949年8月】
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
今年2012年は、イギリスの生んだ不出世のコントラルト歌手キャスリーン・
フェリアーの生誕百年にあたります。それを記念したアルバムが登場。フェリ
アーといえばワルターとの「大地の歌」の決定的名演で忘れられませんが、今
回ORFオーストリア放送で未発表の1949年8月21日ザルツブルクでのライヴ音源
が発見され日の目を見ることとなりました。フェリアー独唱による第2、第3楽
章が収められていますが、音の状態はあまり芳しくないものの、それがかえっ
て迫力と凄みの効果を生んでいます。
また、かつてアンダンテ盤とともに信憑性が疑問視された1952年5月17日のワル
ター&ウィーン・フィルとの共演音源も、ラジオ・フランスのプロデューサー
の尽力でマスターテープのコピーが入手できたため、正真正銘の同日演奏のロ
ットヴァイスロットによる録音が日の目をみました。これは音質も良く驚愕の
内容。フェリアーは高まる感情を隠すことができず、涙ながらの壮絶な表現に
心を打たれます。最上等のカウンターテナーのような深みと陰影がゾクゾクす
るほど魅力的。
さらにカラヤン指揮のロマンティックな「マタイ受難曲」、ピアノ伴奏による
ヘンデルの美しいアリア等、いずれもフェリアーの魅力を存分に堪能できる逸
品ばかり。
もうひとつの注目が、1949年8月に収録されたフェリアーのインタビュー。ト
ラック(1)(2)と同時期なのも興味津々ですが、ドイツ語の質問に落ち着いた英
語で答えるフェリアーの話声に聴き惚れてしまいます。話し言葉も魅力的だっ
たという伝説が実感できます。




<Profil>
PH 12022 3枚組 ¥4050
[CD 1] 
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1866 / キャラガン校訂版)
[CD 2] 
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1872 / キャラガン校訂版)
[CD 3] 
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1874 / キャラガン校訂版)*世界初録音
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
[バイエルン放送収録による共同制作]
録音:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
ブルックナー好きから快哉をもって迎えられたゲルト・シャラーによるブルッ
クナー・シリーズに続篇が登場します。前作に引き続き、フィルハーモニー・
フェスティヴァを指揮して、すべてキャラガン校訂譜を使用した演奏内容は、
2011年7月末に一挙にライヴ収録されたもので、交響曲第1番から第3番まで、
初期の番号付きの3曲を収めています。
●キャラガン校訂譜による『交響曲第3番』1874年版の世界初録音
ブルックナーの交響曲第3番には、大別すると作曲時期の異なる3つの版が存在
します。作曲者が崇拝するワーグナー作品の引用をふんだんに留め、インバル
を皮切りに近年、ノリントン、ナガノ、ヤング、ボッシュ、ブロムシュテット
ら多くの指揮者が選択する傾向にある、1872年から1873年にかけての第1稿。
1874年、1876年から1877年にかけての、別名エーザー版ともいわれる第2稿。
そして、交響曲第8番の初稿校了後、1888年から1889年にかけての第3稿は、後
期の交響曲への接近を随所に感じさせるもので、もっぱらヴァントやチェリビ
ダッケ、ザンデルリングなどが取り上げたのもこの版でした。
ここでブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガンによると「1874年
版は、ワーグナーに献呈された1873年初稿とは対をなす片方の複製スコア、そ
れはブルックナーが取っておいて、1874年におもに第1楽章でテクスチャーにか
なりの追加を書き込むことになったスコアに完全にもとづくものであり、剥き
出しの1873年初稿よりもいくぶん、カノン風の導入部は増強され、細部のリズ
ムはより複雑に、そして全体の響きがよりあたたかく、洗練されている」との
ことなので、その1873年初稿との相違にもおおいに着目したいところです。
キャラガン校訂譜による交響曲第1番1866年版、交響曲第2番1872年初稿版
このシャラー&シンフォニー・フェスティヴァによるライヴ盤がキャラガン校
訂譜による『交響曲第3番』1874年版の初録音であるのに対して、キャラガン校
訂譜による交響曲第1番には、ティントナー指揮ロイヤル・スコティッシュ・
ナショナル管とのセッション録音(1998年)があり、また、キャラガン校訂譜に
よる交響曲第2番には、アイヒホルン指揮リンツ・ブルックナー管(1991年)、
ティントナー指揮アイルランド国立響(1996年)によるセッション録音、シモー
ネ・ヤング指揮ハンブルク・フィル(2006年)、ボッシュ指揮アーヘン響(2010
年)によるライヴ録音などがあり、いずれもブルックナー・ファンのあいだで
は話題を呼んでいました。

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12-06 No.2-2

2012年06月04日 17時56分23秒 | Weblog
<PREISER>
PRCD 90810(SACD-Hybrid) ¥2080
「時点 Zeitpunkte」
ムートシュピール:協奏パ・ド・ドゥ
レシュ:カントゥス・フィルムス
エレート:クラリネット協奏曲 Op.88
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
ニーダーエスターライヒ・トンキュンストラー管弦楽団
ベンヤミン・シュミト(Vn)
内山 詠美子(打楽器)
シネ・ノミネ合唱団
シャロン・カム(Cl)
録音:2009年10月(協奏パ・ド・ドゥ),2010年10月(カントゥス・フィルムス),
2011年10月(クラリネット協奏曲)
新音楽監督アンドレス・オロスコ=エストラーダ率いるニーダーエスターライ
ヒ・トンキュンストラー管弦楽団の新録音は、SACDによる現代音楽集。
クリスティアン・ムートシュピールは1962年生まれのオーストリアの作曲家、
トロンボーン奏者。協奏パ・ド・ドゥは、ヴァイオリン、打楽器とオーケスト
ラのための協奏曲。これは2009年10月3日、4日のオロスコ=エストラーダ就任
披露演奏会で初演されたもの(この時のメインのマーラーの交響曲第1番は既に
PRCD 90784で発売されています)。マリンバの名手として知られる内山詠美子
が打楽器を担当しているのも注目です。
ゲラルト・レシュは1975年、リンツ生まれ。カントゥス・フィルムスは、オー
ケストラとアドリブの合唱による交響曲。これも世界初演。
イヴァーン・エレートは、1936年にブダペストに生まれ、1956年以降ウィーン
を拠点に活動している作曲家。独奏のシャロン・カムは、1971年、イスラエル
生まれの名クラリネット奏者。クラリ

PRCD 91207 ¥2080
シューマン:
子供のための歌のアルバム Op.79-五月の歌,幸福,春の歌,燕
3つの二声部の歌 Op.43(もし私が小鳥ならば,秋の歌,美しい花)
メンデルスゾーン:
6つの二声の歌 Op.63-恋人が僕にぶちまけてほしいのだが,
渡り鳥の別れの歌,挨拶,秋の歌,鈴蘭と花
3つの二声の歌 Op.77(日曜の朝,実りの畑,「ルイ・ブラス」からの歌)
詩篇第95番「さあ、主に向かって礼拝しよう」 Op.46-あなたの手の中にあって
交響曲第2番 変ロ長調 Op.52 「讃歌」-私は主を待ち焦がれ
ブラームス:
3つの二重唱曲 Op.20(愛の道1,愛の道2,海)
14のドイツ民謡集-静かな夜に
14の子供のための民謡-砂の精
子守歌 Op.49-4
シューマン:月の夜 Op.39-5
アロイス・ミュールバッハー(BS) クリストフ・シュレーグル(BS) 
フロリアン・エシェルミュラー(BS) カーステン・ケーネ(BS)
フランツ・ファーレンベルガー(P)
難曲てんこ盛りのオペラ・アリア集(PRCD 91185)が話題になった驚異のボーイ
ソプラノ、アロイス・ミュールバッハー、新刊は聖フローリアン少年合唱団の
仲間たちとの二重唱曲集です。シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスの
様々な曲が集められています。大人が歌った時の旨みとはまた違った、天使の
ように美しい声の絡み合いは、少年合唱ファンならずともウットリとしてしま
うでしょう。あと数年で変声してしまう少年たち、その束の間の至芸をお楽し
みください。



<C Avi>
=シュパヌンゲン音楽祭ライブ・シリーズ20113タイトル=
4260085532599 ¥2450
(1)ハイドン:ピアノ三重奏曲第34番 変ロ長調 Hob. XV:20 
(2)ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲 
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 イ短調「死と乙女」
(1)ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)、マリー=エリザベート・ヘッカー(Vc)、
マーティン・ヘルムヘン(Pf)
(2)ターニャ・テツラフ(Vc)、アロイス・ポッシュ(Cb)
(3)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、クリスティアン・テツラフ(Vn)、
レイチェル・ロバーツ(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)
録音: 2011年6月6日((1))、7日((3))、10日((2))、
シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音
ドイツのハイムバッハで毎夏行われるシュパヌンゲン音楽祭ライブ録音をリリ
ースするC Aviレーベルの好評シリーズに、2011年のライブ演奏が登場!2011
年の音楽祭はピアノ・アンサンブルに焦点を当て、ハイドンからヤナーチェク
にいたる多彩な室内楽作品を中心とするプログラム。本アルバムではシューベ
ルトの「死と乙女」をはじめ、室内楽ジャンルに広く知られる名作が収録され
ています。ドイツの精鋭たちが生み出す全体的に爽やかで気品あふれるハーモ
ニーが美しく、洗練されたアンサンブルに聴き入ります。
毎年出演者の豪華さも話題のシュパヌンゲン音楽祭。本アルバムもドイツが誇
る世界的名手らの豪華共演が大きな魅力です。ハイドンのピアノ三重奏曲を演
奏するエーベルレとヘルムヘンはチェリストの石坂団十郎と共に2012年4月の
来日公演で同曲を披露し、好評を博したばかり。今回チェロを担当しているマ
リー=エリザベート・ヘッカーは、2005年のロストロポーヴィチ・コンクール
で史上初となる第1位と特別賞2つの同時受賞で話題となった注目の若手。2012
年6月には初の来日ツアーも予定しており、注目必至です。2010年音楽祭ライブ
録音(4260085532254)に引き続き、テツラフ兄弟、ヴァイトハ-ス、ロバーツは
今回も卓越したアンサンブルで魅せてくれます。激しくも気品さを失わない圧
巻の「死と乙女」は必聴です!

4260085532605 ¥2450
(1)スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.15 
(2)ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調 
(3)ワトキンス:
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのためのトリオ(2011)*世界初録音
(1)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、マリー=エリザベート・ヘッカー(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(Pf)
(2)フローリアン・ドンダラー(Vn)、ターニャ・テツラフ(Vc)、
ラルス・フォークト(Pf)
(3)セバスティアン・マンツ(Cl)、フローリアン・ドンダラー(Vn)、
ヒュー・ワトキンス(Pf)
録音:2011年6月10日((3))、11日((1))、12日((2))、
シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音(ハイムバッハ、ドイツ)
本アルバムで注目なのは、この音楽祭の委嘱作品で、初演されたヒュー・ワト
キンス(1976*)のトリオ。このライブ音源が世界初録音となります!20世紀半
ばまで活躍したウェールズの詩人ディラン・トマスの詩にあてた作品で、細か
な音符が複雑に絡み合って生み出される繊細かつ抒情的な音のうねりが美し
い作品。ワトキンス自身がピアノを担当している他、難関ミュンヘン国際音楽
コンクールで40年ぶりの第1位に輝いた注目の若手セバスティアン・マンツが
クラリネットを演奏しています。また、本アルバムにはスメタナとラヴェルの
ピアノ三重奏曲も収録。スメタナのピアノ三重奏曲では、ヴァイトハースが奏
でる慟哭のような冒頭のヴァイオリン・ソロに冒頭からぐっと惹きこまれます。
2012年6月に来日を控えるヘッカーのチェロも必聴です。一方、ラヴェルでは
繊細かつ流麗なアンサンブルにうっとり。音楽祭の主宰者でもあるフォークト
をはじめ、名手たちによる洗練された掛け合いに聴き入ります。

4260085532612 ¥2450
(1)シュポーア:大九重奏曲 ヘ長調 op.31 
(2)イベール:2つの間奏曲(フルート、ヴィオラ、ハープのための) 
(3)ヤナーチェク:六重奏曲「青春」 
(4)J.ヴィトマン(1973*):ヴィオラとチェロのための11の二重奏曲
アンドレア・リーバークネヒト((1)(2)(3)Fl、(1)Picc)、
フランソワ・ルルー((1)(3)Ob)、
セバスティアン・マンツ((1)Cl、(3)B-Cl)、シャーリー・ブリル((3)Cl)、
マリー=ルイーズ・ノイネッカー((1)(3)Hr)、
ダーグ・イェンセン((1)(3)Fg)、リザ・バティアシュヴィリ((1)Vn)、
クリスティアン・テツラフ((4)Vn)、
レイチェル・ロバーツ((1)Va)、フローリアン・ドンダラー((2)Va)、
ジュリアン・アルプ((1)Vc)、
マリー=エリザベート・ヘッカー((3)(4)Vc)、アロイス・ポッシュ((1)Cb)、
ヤナ・ボウシュコヴァー((2)Hp)
録音:2011年6月、シュパヌンゲン音楽祭ライブ録音(ハイムバッハ、ドイツ)
C Aviレーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライブ・シリーズ最新
盤!第1弾(4260085532599)、第2弾(4260085532605)に引き続き、第3弾となる
今回は室内楽曲に焦点を当てたアルバムです。18世紀から21世紀まで幅広い
時代の作品を収録した多彩なプログラムだけでなく、音楽祭ならではとも言
える豪華演奏陣による見事なアンサンブルもこのアルバムの大きな魅力。古
典派の響きを残しつつもロマンティックな旋律が美しいシュポーアの大九重
奏曲、ハープとフルートの煌びやかな響きとヴィオラの艶やかなハーモニー
が絶品なイベールの間奏曲、技巧的な疾走する旋律と抒情的でゆるやかな旋
律の対比が愉しいヤナーチェクの「青春」……曲調は違えど、いずれの作品
も小編成アンサンブルならではのソリスト達の妙技の掛け合いを堪能できま
す。そして、今注目のヴィトマンの「ヴィオラとチェロのための24の二重奏
曲」第2巻。ドイツが誇る名手テツラフと期待の若手実力派ヘッカーの二人が
織りなす超絶技巧炸裂の掛け合いは圧巻です!

4260085532568 ¥2450
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 op.106「ハンマークラヴィア」 
(2)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
ディーナ・ウゴルスカヤ(Pf)
録音:2011年9月、ミュンヘン
アナトール・ウゴルスキの愛娘にしてドイツが誇る世界的ピアニスト、ディー
ナ・ウゴルスカヤがベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ2曲を収録した新譜
をリリース!鮮烈な演奏で好評を博したシューマン後期のピアノ作品集
(4260085532179)に続き、今回もウゴルスカヤの持ち味とも言える柔軟で活き
活きとした演奏を存分に聴かせてくれます。技術的にも音楽的にも極限的な
難曲として知られる「ハンマークラヴィア・ソナタ」に挑戦している点で、
彼女の自信がうかがえます。ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタである第
32番は、父ウゴルスキも27分に及ぶ長大な第2楽章で話題となった名演を残し
ておりますが、娘ウゴルスカヤはそれとはまた異なる、過度な表現を控えた
すっきりとした演奏で魅せてくれます。父であり師であるウゴルスキの血を
垣間見せつつも、独自の伸びやかな演奏に聴き入る名盤です。




<INTEGRAL>
INTEG 221243 ¥2080
ショスタコーヴィチ:
(1)チェロ・ソナタニ短調 op.40(レネールによるヴィオラとピアノ編曲版) 
(2)ヴィオラ・ソナタ op.147
ピエール・レネール(Va)、エリアンヌ・レイエ(Pf)
録音:2011年9月、オペラ・バスティーユのロルフ・リーバーマンホール(パリ)
パリ国立オペラ座管弦楽団が誇るソリスト、ピエール・レネール&世界的ピア
ノ奏者エリアンヌ・レイエがショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタ2曲を収
録した新譜をリリース!本アルバムで何より注目されるのは、ショスタコー
ヴィチ夫人に許可を得てレネール自身がヴィオラとピアノ用に編曲したという
チェロ・ソナタニ短調でしょう!同じ弦配列を持ち、共に深い音色を持つチェ
ロとヴィオラ。音域の差はあれど、原曲がチェロの高音域を駆使する超絶技巧
の印象が強いためか、ヴィオラ・ソロでの演奏でも意外と違和感がありません。
レネールが使用するヴィオラが非常に深みのある音色を持っていることもあり、
高音域の旋律も耳に心地よく、原曲の雰囲気は保ちつつもさらに洗練された印
象があります。さらに、本アルバムではショスタコーヴィチ最後の作品である
ヴィオラ・ソナタを収録。ヴィオラが小さく見えるほど大柄なレナールの演奏
はダイナミックで、超絶技巧部分の熱演は息を呑むほどの圧巻さ。レイエのピ
アノ伴奏も素晴らしく、卓越した2人のアンサンブルに安心して聴き入ること
ができます。




<BIS>
BIS SA 1971(SACD-Hybrid) ¥2500
J.S.バッハ:世俗カンタータVol.2
(1)シンフォニア ヘ長調BWV1046a/1
(2)狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」BWV208
(3)セレナータ「時は日と年をつくりて」BWV134a
ディアナ:ソフィー・ユンカー(Sop)、パラス:ジョアン・リン(Sop)、
エンデュミオン、時:櫻田亮(Ten)、パン:ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
時の摂理:ダミアン・ギヨン(A)
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
[録音:2011年7月/しらかわホール(名古屋)]
BCJの世俗カンタータは第1弾が大絶賛でしたが、約8年を経てようやく第2弾の
登場となります。「狩のカンタータ」は、狩を趣味としたザクセン=ヴァイセ
ンフェルス公クリスティアンのために1712年に作曲されたもので、ローマ神話
の狩猟の女神ディアナと、その恋人エンデュミオンを主人公としています。オ
ペラを残さなかったバッハの作品中、最もオペラ的な内容を持ち、バロック・
オペラ・ファンも必聴です。また、このカンタータ初演の際に序曲として用い
られたとされる「シンフォニアヘ長調BWV1046a/1」を置いているのも興味津々。
「ブランデンブルク協奏曲第1番」の初稿でもあり、楽器編成の違いを実感でき
ます。BCJメンバーの芸達者ぶりも楽しめます。

BIS SA 1940(SACD-Hybrid) ¥2500
ガーシュウィン:
(1)ピアノ協奏曲ヘ調
(2)ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド版)
(3)セカンド・ラプソディ(オリジナル版)
(4)「アイ・ゴット・リズム」による変奏曲
フレディ・ケンプ(Pf)
アンドルー・リットン(指)ベルゲン・フィル
[録音:2011年8月/グリーグホール(ベルゲン)]
フレディ・ケンプの最新録音はガーシュウィンのピアノとオーケストラのため
の作品全集。全集とはいえケンプならではのこだわりを見せています。有名な
「ラプソディ・イン・ブルー」は、通常の大オーケストラ版ではなく、珍しい
初演時のジャズ・バンド版。響きの印象も異なるうえ、バンジョーなどの特殊
楽器も入っているのが興味津々。通常行われているカットも一切ない完全全曲
版というのも貴重。この曲の「柳の下のドジョウ」を狙って失敗した「セカン
ド・ラプソディ」もオリジナルのオーケストレーションによります。ゴージャ
スなピアノ協奏曲と近年CFで使われ人気の出たキャッチーな「アイ・ゴット・
リズム」による変奏曲いずれも魅力的で、ケンプのスウィング感たっぷりのピ
アニズムを楽しめます。

BIS SA 1972(SACD-Hybrid) ¥2500
(1)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
(2)同:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
(3)レーラ・アウエルバッハ:パル・ティ・タ(2007)
(4)イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番イ短調Op.27の2
ワジム・グルズマン(Vn)
[録音:2011年12月/センデザール(ブレーメン)]
BISが力を入れるヴィルトゥオーゾ、グルズマンがバッハのパルティータに挑
戦しました。本人も得意としている「シャコンヌ」はまさに圧巻、金縛りに
あったような緊張の12分間を体験できます。さらに、20世紀と21世紀の作曲家
がバッハの無伴奏パルティータから霊感を受けて産み出した作品を配置してい
ます。アウエルバッハ作品はグルズマンに捧げられたもので、バッハからの引
用はないものの、精神的な影響濃厚な作品。イザイの名作も近代のバッハとい
う趣に満ちています。グルズマンの技巧と求心力の凄さに圧倒されます。

BIS SA 1610(SACD-Hybrid) ¥2500
最も偉大なる死
(1)ジョージ・バターワース:
ブレドンヒルとその他の歌/「シュロップシャーの若者」より6つの歌
(2)アイヴァー・ガーニー:
フランダースにて/セヴァーンの牧草地/眠れ/二羽のカラス/そんな時に
/棺台脇で
(3)ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌
ジェイムズ・ラザフォード(Br)
ユージン・アスティ(Pf)
[録音:2008年9, 12月/ポットン・ホール(イギリス)]
第1次世界大戦の犠牲となった3人の英国作曲家の作品を集めています。ジョー
ジ・バターワース(1885-1916)はその将来を嘱望されながら、ソンム戦役にて
狙撃され、31歳の若さで戦死。アイヴァー・ガーニー(1890-1937)は詩人とし
ても才能を示しながら、フランス戦線で毒ガスを吸引したことによる後遺症
で精神を病み、後半生を精神病院で送りました。ヴォーン・ウィリアムズは
従軍中に大砲で聴覚を損傷し、後に影を落としています。彼らの歌曲をワーグ
ナー歌手として頭角を現してきた英国の俊英ジェイムズ・ラザフォードが美し
く再現。詩の素晴らしさも含め、涙なしで聴くことができない感動的な出来と
なっています。

BIS 1803 ¥2380
リスト:
(1)聖ドロテア S.187
(2)小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
(3)コンソレーション(全6曲)
(4)不運! S.208
(5)水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
メシアン:
(6)鳥の小スケッチ(全6曲)
(7)カンテヨジャージャー(1949)
フレドリク・ウレーン(Pf)
[録音:2009年4, 6月/旧ストックホルム音楽アカデミー]
世界のピアニスト中屈指のテクニックを誇るフレドリク・ウレーン。本業は神
経科学の権威ながら、演奏不可能な作品をいとも涼しげにこなす怪物。これま
で同僚たちが避けて通ってきたレパートリーを開拓してきたウレーンが、リス
トの名作とメシアンに挑戦。この両者はカトリック信仰で結びついていて、ウ
レーンはそれらを並列することで近似性を証明しようとしています。ことに鳥
の描写の共通性と違いは、目から鱗の落ちる思いがします。鮮やかなテクニッ
クももちろん、さすがウレーン、真の奇才と申せましょう。

BIS 1787 ¥2380
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲全集Vol.18
(1)協奏曲 ヘ長調Wq43/1(H471)
(2)協奏曲 ニ長調Wq43/2(H472)
(3)協奏曲 変ホ長調Wq43/3(H473)
(4)協奏曲 ハ短調Wq43/4(H474)
ミクローシュ・シュパーニ(Cem)
マールタ・アーブラハーム(指)
コンチェルト・アルモニコ・ブダペスト
[録音:2011年11月/フェニックス・スタジオ(ハンガリー)]
独奏曲とならび、C.P.E.バッハの全鍵盤協奏曲を録音中のシュパーニ。前作か
ら3年を経て第18巻の登場となりました。今回はハンガリーの美人ヴァイオリ
ニスト、マールタ・アーブラハームを指揮者とする同国の古楽器団体コンチェ
ルト・アルモニコ・ブダペストとの共演。チェンバロ協奏曲ながら、オーケス
トラには管楽器も含むという当時としては大編成で、色彩的な世界を描いてい
て魅力的。ハンガリーの団体ゆえか、舞曲的なリズムの巧さも光ります。




<SONARE>
SONARE 1012 ¥2520
祈り
エルガー:愛の挨拶 作品12
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」
ヴィターリ:シャコンヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
ショスタコーヴィチ:3つのプレリュード 作品34-10, 16, 20
ドビュッシー:美しき夕暮れ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20
ビーチ:祈り 作品55
城代さや香(ヴァイオリン)
林 絵里(ピアノ)
録音:2012年1-2月。フィリアホール
桐朋学園、英国王立音楽院で学び、第7回ジュリオ・カルドナコンクール(ポル
トガル)優勝、フランス モナコでTV出演、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト
IXコンミスなどの活躍を続ける城代(きのしろ)さや香デビュー・アルバム。品
格と情熱の美しき結晶。

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