クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.16

2012年06月16日 10時56分16秒 | Weblog
<韓国ローカルUniversal>
DN 0015(53CDs+5DVDs) ¥14850
ショルティシモ 2
-ゲオルグ・ショルティ1970年代デッカ・オーケストラ・レコーディングス
*美麗紙ボックス仕様(サイズ:縦140mm×横220mm×奥行160mm)、
177ページ・ブックレット(日、韓、英語表記)、各ディスクは、それぞれオリ
ジナル・デザインが印刷された紙ジャケットに収納されてます。
※曲目詳細は当店にメールでお問い合わせ下さい(Goodies)





<ソニー・ミュージックダイレクト>
MECO-1011(SACD-Hybrid)¥3000
柏木俊夫:「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」
1.「草の戸も住み替はる代ぞ雛の家」 (江東区深川)
2.「行く春や鳥啼き魚の目は涙」 (足立区千住)
3.「入りかかる日も絲遊の名残かな」 (埼玉県室の八嶋)
4.「あらたふと青葉若葉の日の光」 (栃木県日光山)
日光東照宮に参拝した際、山全体の新緑がざわめき日の光に輝くさまに、芭蕉
は神々しく荘厳な気分に包まれた。曲は、左手の動きがゆったりと景色に目を
向けながら歩む芭蕉の足取りを表す。
5.「野を横に馬ひきむけよほととぎす」 (栃木県那須)
6.「落ち来るや高久の宿のほととぎす」 (栃木県那須)
高久で宿を取った芭蕉は、夜通しほととぎすが降るように鳴き続けることに詩
情をかきたてられ、夜通し筆をとったという。
曲は、静かな夜のようすを描く夜想曲(ノクターン)の形式をとる。
7.「卯の花をかざしに関の晴着かな(曾良)」 (福島県白河)
白河は古来由緒ある関所で、通る者は正装し冠をつけたといわれる。
晴れ着を持たない芭蕉が、いちめんに咲く卯の花をかざし晴れ着に見立てたユ
ーモアを、曲はスケルツォ風の行進曲によって表している。
8.「風流のはじめや奥の田植えうた」 (福島県須賀川)
白河の関を通り、「奥州(陸奥)」に入った芭蕉。その土地の田植え歌を聴いて、
初めてみちのくの風流に触れた気持ちを詠む。
曲は、田植え歌らしい田舎風の主題を2つ導入したのちにぎやかに盛り上がっ
て終る。
9.「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」 (福島県飯塚)
飯塚の里である寺で、芭蕉は弁慶の笈と義経の太刀が飾られているのを目にす
る。折りしも五月の節句、力強く男児を激励した句。
曲は、活発なリズムと歯切れの良いスタッカートを反復し、男子の祝いを祝福
している。
10.「夏草やつはものどもが夢の跡」 (岩手県平泉)
奥州藤原氏が頼朝によって滅ぼされたという平泉の城跡で、血を流した「つわ
もの」が今は跡形もないことと変わらぬ山河をくらべ、人の世のはかなさを感
じた芭蕉。曲は、瞑想的に悲しく空しい歴史を懐古する心境を表す。
11.「五月雨の降りのこしてや光堂」 (岩手県平泉)
藤原氏が威信をかけて建立した中尊寺金色堂。長い年月の風雨がそこだけ残し
たのかと思うほどお堂が変わらず輝いて立つのを見て詠む。曲は、雨中にひっ
そりとたたずむ光堂を思い描き、静かに瞑想する。
12.「閑さや岩に泌み入る蝉の声」 (山形県立石寺)
山形・立石寺は高い岩山の上にあり、夏木立は蝉の鳴く声のほかは夏の物音ひ
とつしない。
静寂のなかにピアノのCシャープの音が鳴り続き、ひとすじ鳴き続ける蝉の声
を象徴的に表す。
13.「五月雨をあつめて早し最上川」 (山形県最上川)
14.「暑き日を海に入れたり最上川」 (山形県酒田)
15.「終宵秋風聞くや裏の山(曾良)」 (石川県全昌寺)
16.「散る柳あるじも我も鐘を聞く」 (石川県金沢)
17.「荒海や佐渡に横たふ天の河」 (新潟県越後路)
越後路を旅し、日本海に面した宿にたどり着いた芭蕉は、荒れる波の彼方に佐
渡島、その上に冴える天の川を見る。
絶え間なく魂を削るように激しく響く波音を聴きながら、芭蕉は胸を打たれ涙
を流したという。曲は、その心中の荒海を率直に表現している。
浦山 純子(pf)
「スタインウェイピアノを愛し、世界各地のコンサートステージでスタイン
ウェイピアノを自らの意思で選んで弾くトップアーティストであり、ピアノ演
奏史に不滅の名を残すアーティスト」の1人として、浦山純子がスタインウェイ
・アーティストに指名されたのはロンドンで活躍していた当時のこと。その後、
逆輸入される形で2005年より活動の拠点を日本へ移し、以来多彩な活動を行っ
てきた。長い海外生活ののち、運命的な出会いをしたこの「芭蕉の奥の細道に
よる気紛れなパラフレーズ」は、東北出身の浦山にとって日本人として、そし
て東北の人間としてのルーツに思い至らせるものであり、以降本作を自らライ
フワークとして掲げ、演奏を重ねている。作曲者・柏木俊夫氏の生誕100年を
迎える今年、ついに念願の全曲録音CDをリリース。
■「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」とは
本作品は、東京藝術大学講師、東京学芸大学名誉教授などを歴任し作曲家・音
楽研究家・教育者として活躍した柏木俊夫氏が、第二次世界大戦中に防空壕の
中で着想を得て作曲した組曲である。それぞれ「奥の細道」の俳句からインス
ピレーションを受けた2-3分ほどの短い曲、全17曲からなる。本作品は柏木氏
の代表作であり、この作品で1951年毎日コンクール入選、1952年イタリア・
ジェノバ国際作曲コンクール2位入賞を果たしている。




<VISTA VERA>
VVCD 00246 ¥1550
アレクサンドル・イオヘレス Vol.1
J・S・バッハ(1685-1750)/
エゴン・ペトリ(1881-1962)編曲:
リュートのためのパルティータ ハ短調 BWV997
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)編曲:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ロ短調 BWV1002 より
サラバンド,ドゥブル
サン=サーンス(1835-1921)編曲:
カンタータ第3番 BWV3 より 序奏とコラール(イ長調)
編曲者不詳:
カンタータ第30番 BWV30 より レチタティーヴォ、アリアとコラール(ニ長調)
カンタータ第36番 BWV36 より アリア(ト長調)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 より ガヴォット
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005 より ラルゴ
アレクサンドル・イオヘレス(1912-1978)編曲:
おお、人よ、自分の罪の大きさを嘆け(コラール前奏曲)BWV622
エゴン・ペトリ(1881-1962)編曲:
カンタータ第208番 BWV208 より アリア「羊たちは安らかに草を食み」(ヘ長調)
アレクサンドル・イオヘレス編曲:
カンタータ第51番 BWV51 より レチタティーヴォ
マニフィカト BWV243 より アリア
アレクサンドル・メネロフスキー(1859-1915)編曲:
フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調 BWV1031 より シチリアーナ
アレクサンドル・イオヘレス(ピアノ)
録音:1960-1975年
アレクサンドル・イオヘレス(1912-1978)はソヴィエトのピアニスト・教育者。
モスクワ音楽院を卒業後コンスタンチン・イグムーノフ(1873-1948)に師事し、
第1回全ソヴィエト連邦演奏家コンクールで第2位に入賞。モスクワ音楽院、グ
ネーシン音楽学校で教鞭をとりました。バッハは彼のレパートリーの中心を成
していました。

VVCD 00245 2枚組 ¥2980
イラリオン・アルフェエフ府主教(1966-):マトフェイ受難曲(マタイ受難曲)
ヴィクトル・シロフスキー助祭長(バリトン:福音史家)
ナイラ・アサトリアン(ソプラノ)
オレシア・ペトロヴァ(メゾソプラノ)
マクシム・パステル(テノール)
ドミートリー・ベロセリスキー(バス)
モスクワ宗務局合唱団
チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
録音:2010年10月、SHR第5スタジオ、モスクワ

VVCD 00242 ¥1550
リヒテル 1949年モスクワ・ライヴ
ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調 Hob.XVI:52
シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22 No.1
ショパン(1810-1849):
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1
ワルツ変ニ長調 Op.70 No.3/マズルカ ハ長調 Op.24 No.2
マズルカ変ニ短調 Op.30 No.3/練習曲ホ長調 Op.10 No.3
練習曲ハ長調 Op.10 No.1/練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12
バラード第4番ヘ短調 Op.52
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1949年5月30日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
AQUARIUSレーベル、AQVR 358-2と同一音源。





<STRADIVARIUS>
STR 33916 ¥1850
私のフルートの音
ジャン・ガスパール・ヴァイス(1739-1815):
ラウト・トラヴェルソとチェロのための作品集
フルートのためのソロ第6番ニ短調(1816)
ドイツ・フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 Op.2 No.6
チェロのためのソロ第5番ト長調(1816)
ドイツ・フルートと通奏低音のためのソロ ト長調 Op.3 No.6
フルート四重奏曲ヘ長調 Op.4 No.4(1781)
チェロのためのソロ第15番ニ長調(1816)
ドイツ・フルートと通奏低音のためのソロ ニ短調 Op.3 No.5
フルートとヴァイオリンのための前奏曲第2番(1816)
ドイツ・フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 Op.1 No.4
フランソワ・ニコレ(フラウト・トラヴェルソ)
トビアス・ボンツ(チェロ)
アンティーキ・ストルメンティ(アンサンブル)
ジャン・ガスパール・ヴァイスはフランス、アルザス地方の都市ミュルーズ
(ドイツ語名ミュールハウゼン)に生まれたフルート奏者・作曲家・実業家。
ドイツのチェリスト、トビアス・ボンツは大英博物館でヴァイスの音楽を
「再発見」し、その再評価に務めています。

STR 33924 ¥1850
ステファノ・グロンドーナ 四大作曲家を弾く
J・S・バッハ(1685-1750)/ミゲル・リョベト(1878-1938)編曲:
無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009 より 前奏曲
リュートのための前奏曲 BWV999
無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007 より 前奏曲
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1002 より サラバンド,ブレ
無伴奏チェロ組曲第4番 BWV1010 より 前奏曲
モーツァルト(1756-1791)/ミゲル・リョベト編曲:
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より 薬屋の歌
ピアノ・ソナタ第10番 K.330 より アンダンテ
ベートーヴェン(1770-1827)/ミゲル・リョベト編曲:
ピアノ・ソナタ第4番 Op.7 より ラルゴ
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」Op.57 より 断章
ピアノ・ソナタ第30番 Op.109 より 断章/ソナティナ/ロマンス
ピアノ・ソナタ第10番 Op.14 No.2 より アンダンテ
ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27 No.2 より アレグレット
ワーグナー(1813-1883)/ミゲル・リョベト編曲:
オペラ「パルジファル」より 断章
ステファノ・グロンドーナ(ギター)
使用楽器:アントニオ・デ・トレス製(ピリオド楽器)
「語らずに-ステファノ・グロンドーナが弾くリョベトのロマンテック・トラ
ンスクリプション」(STR 33915)に続く、グロンドーナによるリョベトのギター
編曲集。ミンモ・フェルッポ製ニュー・ナイルガット弦を使用と表示されてい
ます。

STR 33925 ¥1850
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ルーカ・グリエルミ(チェンバロ)
ルーカ・グリエルミは1977年イタリアのトリノに生まれた指揮者・作曲家・
チェンバロおよびオルガン奏者。当レーベルの他、ACCENTレーベル等からソロ
CDをリリースしています。

STR 33930 ¥1850
ナポリの旅
ニコラ・フィオレンツァ(1700-1764):
ヴァイオリン、チェロのオブリガートと通奏低音のための協奏曲ニ長調
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):
協奏曲第8番イ長調「ラ・パッツィア」
レオナルド・レーオ(1694-1744):
チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ、指揮)
ミラノ・クラシカ管弦楽団
マルチェッロ・スカンデッリはミラノ・クラシカ管弦楽団の首席奏者・ソリス
ト・指揮者を務めるイタリアのチェリスト。

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