クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.21

2012年06月21日 15時33分58秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67816 ¥2080 ※6月26日までのご注文特価 ¥1750
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)、シンシア・ミラー(オンド・マルトノ)、
ファンホ・メナ(指揮)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
2つのサンスクリット語、"時"を意味する"トゥーランガ"と"戯れ"を意味する
"リラ"に由来し、メシアンが自ら名付けた"トリスタンとイゾルデ三部作"の
第2部にあたる「トゥーランガリラ交響曲」。
「トゥーランガリラ」の楽章と「愛」の楽章の絡み合い、スティーヴン・オズ
ボーンのピアノ、シンシア・ミラーのオンド・マルトノ、ファンホ・メナ&ベ
ルゲン・フィルのオーケストラのトライアングルが、様々なキーワードを1つに
まとめあげ、極彩色の万華鏡の如く"神の愛"を描いてゆく。
録音:2011年6月20日-24日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

CDA 67910 ¥2080
ブロッホ:
ヘブライ狂詩曲《シェロモ》、
チェロ、弦楽とハープのための《ユダヤの生活から》
(クリストファー・パルマー編)、
交響詩《荒野の叫び》
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ナタリー・クライン(チェロ)
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
ユダヤにルーツを求め、抒情的な旋律を備えたブロッホの「シェロモ」とブル
ッフの「コル・ニドライ」。
前作のコダーイに続き、民族色豊かな作品を取り上げてきたナタリー・クライ
ンのスタイル、方向性は、確実にEMI時代とは異なる新たな領域に歩みを進め
ている証拠と言えるだろう。
ナタリー・クラインと1777年製のグァダニーニ"シンプソン"から広がるユダヤ
の音楽世界。これは要注目でしょう!
録音:2011年9月7日-8日、シティ・ホール(グラスゴー)

CDA 67959 ¥2080
リシャフォール:ジョスカン・デ・プレ追悼のレクイエム ――
ジョスカン:
ニンフたち, ナパイアたち/彼らはわたしを取り囲み、金がないのは
リシャフォール:
死者のためのミサ曲《レクイエム》(ジョスカン・デ・プレ追悼)
ジョスカン:森のニンフ, 泉の女神/永遠の安息
アッペンツェラー:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ
ジョスカン:ミゼレーレ(われを憐れみ給え、神よ)
ゴンベール:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ
フィンデルス:おお避けがたき死よ
チンクエチェント
気品に満ちあふれるハーモニーで一躍スターダムに上り詰めたルネサンス系男
声ヴォーカル・アンサンブル、チンクエチェント。
チンクエチェントが歌うジャン・リシャフォール(c.1480-a.1547)は、フランド
ル楽派におけるジョスカン・デ・プレの次の世代を代表する音楽の1人。経歴に
は不明な点が多く残されているものの、フランスの王室礼拝堂やブリュッセル
の宮廷で活躍したとされている。師である偉大なる存在、ジョスカンから大き
な影響を受け、その音楽を追い続けたリシャフォール。ジョスカン追悼のため
に書かれたと伝わる「レクイエム」は、リシャフォールの卓越した作曲技法が
発揮されたフランドルの傑作である。
録音:2010年7月30日-8月1日、ヴァルトフィアテル(オーストリア)




<Helios>
CDH 55404 ¥1280
ヴィヴァルディ:6つのヴァイオリン・ソナタ集Op.2 ――
ヴァイオリン・ソナタ ト短調RV.27, Op.2-1
ヴァイオリン・ソナタ イ長調RV.31, Op.2-2
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調RV.14, Op.2-3
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調RV.20, Op.2-4
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調RV.36, Op.2-5
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調RV.1, Op.2-6
エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン)、
リチャード・タニクリフ(チェロ)、マルコム・プラウド(チェンバロ)
イギリスの古楽器復興時代において大きな役割を担った女流ヴァイオリニスト、
エリザベト・ウォルフィッシュのヴィヴァルディ。
アルビノーニやロカテッリ、コレッリ、タルティーニなど、ハイペリオンに録
音を行ったイタリアン・レパートリーはいずれも名演と評されている。チェロ
のリチャード・タニクリフの参加も頼もしい。
録音:2003年11月24日-26日/CDA 67467からの新装移行再発売

CDH 55397 ¥1280
ランバート:
ピアノと9人の奏者のための協奏曲/李白の8つの詩/ピアノ・ソナタ
ミスター・ベア・スカッシュ・ユー・オール・フラット
ナッシュ・アンサンブル、ナイジェル・ホーソーン(ナレーター)、
イアン・ブラウン(ピアノ)、フィリップ・ラングリッジ(テノール)、
ライオネル・フリエンド(指揮)
「ロメオとジュリエット」に代表されるバレエ音楽、管弦楽作品の作曲家、
指揮者としても高名な20世紀イギリスの音楽家コンスタント・ランバート
(1905-1951)。
ナッシュ・アンサンブルのメンバーには、クラリネットのマイケル・コリンズ、
トランペットのジョン・ウォーレス、トロンボーンのロジャー・ハーヴェイな
ど英国の超一流プレーヤーたちの名前が!豪華共演によるランバート作品集。
ジャケット・デザインのインパクトも特大(?)です!
録音:1994年5月4日-7日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
CDA 66754からの新装移行再発売




<ローマ聖チェチリア音楽院管弦楽団レーベル(イタリア)>
SCO1937-2010 8枚組 ¥9450
ローマ聖チェチリア音楽院管弦楽団(SCO)「アーカイヴより1937-2010」
イタリアでシンフォニー・オーケストラとしては最古の存在として知られるロ
ーマ聖チェチリア管(SCO)のアーカイヴより蔵出しの名演集が登場。高い技術と
明るい音色に定評がありますが、ディスクには恵まれているとは言い難いのが
実情。渇を癒す今回は、圧巻の豪華アーティスト、細切れや抜粋でない内容の
センスの良さ。つくづく有難いボックス(化粧箱、豪華ブックレット=英文あ
り)です。イタリアの国内の定期会員、スポンサー向けの配布、販売商品とい
うことで、当初輸出は断られましたが、「輸出に関する唯一の例外」として許
されました。在庫も少なく輸入は初回のみです。
(ボックスに内容の記載がないため、オリジナル日本語帯にて収録曲詳細をお
付け致します)。
CD1
(1)パガニーニ(モリナーリ編):無窮動
(2)ヴィヴァルディ(モリナーリ編):「四季」
(3)ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」、「夜想曲」より“雲”
(4)ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
(1)-(3)ベルナルディーノ・モリナーリ指揮
((1)1937年シュトウットガルト・ライヴ,(2)1942年ローマ,(3)1942年ローマ)
(4)ヴィクトル・デ・サバタ指揮
(1945年6月15日ヴァチカン・ライヴ)
CD2
(1)ワーグナー:「パルジファル」第1幕前奏曲、
(2)ストラヴィンスキー:「花火」、
(3)ラヴェル:「マ・メール・ロワ」抜粋
(4)ドビュッシー:交響詩「海」
(5)ベートーヴェン:交響曲第8番
(1)-(3)ヴィクトル・デ・サバタ指揮
(1945年6月15日ヴァチカン・ライヴ)
(4)ヴィクトル・デ・サバタ指揮
(1948年2月、3月ローマ)
(5)フランコ・フェラーラ指揮
(1951年ローマ)
CD3
(1)ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」序曲
(2)ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲
(3)ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
(4)カセッラ:バレエ音楽「甕」
(5)ペトラッシ:管弦楽のための協奏曲第1番
(1)グイド・カンテルリ指揮
(1949年5月9日ローマ)
(2)ジョン・バルビローリ指揮
(1947年2月8日ローマ)
(3)ウィリー・フェレッロ指揮
(1953年8月30日ローマ)
(4)フェルナンド・プレヴィターリ指揮、フェリーチェ・ルーツィ(T)
(1956年7月18日ローマ・ステレオ)
(5)フェルナンド・プレヴィターリ指揮
(1956年7月18日ローマ・ステレオ)
CD4
(1)レスピーギ:交響詩「ローマの松」
(2)ケルビーニ:レクイエム ハ短調
(1)フェルナンド・プレヴィターリ指揮
(1956年7月18日ローマ、ステレオ)
(2)カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
(1952年ローマ)
CD5
(1)ダラピッコラ:とらわれ人の歌
(2)スポンティーニ:歌劇「ヴェスタの巫女」序曲
(3)ブラームス:交響曲第1番
(1)イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
(1954年ローマ)
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
(1993年12月18日ローマ・デジタル・ライヴ)
(3)ダニエレ・ガッティ指揮
(1997年9月3日、ローマ・デジタル・ライヴ)
CD6
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
ジュゼッペ・シノーポリ指揮
((1)1998年5月25日、ローマ・デジタル・ライヴ、
(2)1996年2月15日、ローマ・デジタル・ライヴ)
CD7
(1)ブラームス:交響曲第3番
(2)ブラームス:交響曲第4番
(1)ジョルジュ・プレートル指揮
(2010年5月31日、ローマ・デジタル・ライヴ)
(2)チョン・ミュンフン指揮
(1996年4月29日、ローマ・デジタル・ライヴ)
CD8
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(2)ブレーズ:ノタシオン
(3)レハール:ワルツ「金と銀」
(4)ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」より時の踊り
アントニオ・パッパーノ指揮
((1)2005年1月5日、(2)2008年1月16日、(3)(4)2008年12月22日、
いずれもローマ・デジタル・ライヴ)




<GENUIN>
GEN 12247 ¥1980
「アメリカン・クラシックス」
バーンスタイン:
「キャンディード」序曲/「ウエストサイド・ストーリー」-「サムフェア」
&交響的舞曲/演奏会序曲「スラヴァ!」
ガーシュイン:
ストライク・アップ・ザ・バンド/メドレー(ライザ,ス・ワンダフル
/お前が好きだ、ポーギー/誰かが私に恋している/サマータイム
/アイ・ガット・リズム)
マンシーニ:ムーン・リバー/
伝承歌:山を登って告げよ/
ペンダース:グレンがヴォルフガングに会う
トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン管楽フィルハーモニー
イネス・アグネス・クラウトヴルスト(Vo)
録音:2011年10月7-9日、バート・ラウシック
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元トランペット奏者、トーマス・クラ
モーがドイツの管楽オーケストラを指揮してアメリカの音楽を演奏したもの。
ザクセン管楽フィルハーモニーは60年以上の歴史がある名門である。このCDは
「シフォニック・クラシックス(GEN11221)に続く当コンビのGENUINへの第2弾。
イネス・アグネス・クラウトヴルストは、ライプツィヒのメンデルスゾーン音
楽大学で学んだ後、ミュージカルなどで活躍している歌手。

GEN 12229 ¥1980
ドビュッシー:ピアノ作品集第4集」
子供の領分/ハイドンを讃えて/小さな黒人
英雄的な子守歌/悲歌/題名のない商品
練習曲集第1巻/練習曲集第2巻
ユリア・ダールクヴィスト(ピアノ)
録音:2011年9月29日-10月2日、ライプツィヒ
GENUINが1枚ずつ別の奏者を起用して進めているドビュッシーのピアノ作品全集
の第4集。ユリア・ダールクヴィストはシベリア生まれのフィンランド系ロシア
人のピアニスト。2004年に北欧国際ピアノ・コンクールで優勝、以来フィンラ
ンド、スウェーデンなど北欧を中心に活躍している。ドビュッシーは2006年か
ら2008年までの間にピアノ曲全曲を演奏するほど得意としている。

GEN 12234 ¥1980
「エモシオン」-オブラドルス、アーン、R.シュトラウス、
エルナーニ・ブラーガ歌曲集
オブラドルス:
恋人に/僕のただ一人のラウレオラ/その柔らかな黒髪で/心よ、お前はなぜ
愛をこめて、私のお母さん/嫉妬深い恋人/ちっちゃい花嫁
アーン:クロリスに/春/リラの木の夜鳴き鶯/五月/最後のワルツ
R.シュトラウス:
巡り合い/赤い薔薇/薔薇のリボン/目覚めた薔薇/母の自慢話/わが子へ
セレナード
ブラーガ:
草むしり/小さな家/オキニンバ/聖ジョアンのわらべ歌/子守歌
/新しいサトウキビ絞り器
カロリーナ・ウルリヒ(ソプラノ)
マルセロ・アマラル(ピアノ)
録音:2011年10月20-23日、ベルリン
スペイン、カタルーニャのフェルナンド・オブラドルス(1897-1945)、フランス
のレイナルド・アーン(1874-1947)、ドイツのR.シュトラウス、ブラジルのフラ
ンチスコ・エルナーニ・ブラーガと、変化に富んだ歌曲を集めている。ブラー
ガの歌曲は、メトロポリタン歌劇場のプリマドンナだったブラジル出身のソプ
ラノ、ビドゥ・サヤンが好んで歌ったことで知られる。ウルリヒは2010年以来
ドレスデンのゼンパー・オーパーに所属している若いソプラノ。しっとりとし
た情感のある声の持ち主である。彼女はドイツ系チリ人で、ドイツ的なカッチ
リした音楽にも、ラテン系の情熱的な音楽にも、どちらにも秀でている。

GEN 12235 ¥1980
「ドイツ音楽コンクール2010優勝者」
-デュオ・アンガー=ゲラッシメツ
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
ベートーヴェン:
モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ペンデレツキ:全くのチェロ
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
ノルベルト・アンガー(チェロ)
ニコライ・ゲラッシメツ(ピアノ)
録音:2011年7月25-27日、ベルリン
2010年のドイツ音楽コンクールで優勝した当デュオのお披露目CD。ノルベルト
・アンガー1987年、ドレスデン近郊のフライタル生まれ。滴るような美音を駆
使して実によく歌い、たいへん優れたチェリストであることがこのCDからよく
分かる。ニコライ・ゲラッシメツはエッセンの出身。前に出すぎず堅実にチェ
ロを支えながら、全体の手綱を見事に引き締めている。今後が注目のデュオで
ある。

GEN 12240 ¥1980
「ファゴット協奏曲集」
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
ジェイコブ:ファゴット、弦楽、パーカッションのための協奏曲
フランセ:ファゴットと11の弦楽器のための協奏曲
C.P.E.バッハ:協奏曲 イ長調(原曲 フルート協奏曲)
クリスティアン・クーネルト(ファゴット)
ポツダム室内アカデミー
録音:2011年11月22-24日、ベルリン
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者、クリスティア
ン・クーネルトによるファゴット協奏曲集。ゴードン・ジェイコブ(1895-1984)
は20世紀英国の作曲家で、このファゴット協奏曲は彼の代表作の一つ。フラン
セの協奏曲が珍しい。

GEN 12242 ¥1980
「ドイツのミサ曲」
-シューベルトのドイツ・ミサの曲間に別の作品を挿入しての演奏
シューベルト:ドイツ・ミサ曲 D.872
ヘラー:キリエ・エレイソン
トーマス:私たちは人生のただ中にある
ハウプトマン:高みにおいて神に栄光がありますように
シュレンカー:神は光の中にお住まいになる
サン=サーンス:来てください、創造主である聖霊よ
ディストラー:
私たちは父である神を信じる
/主よ、あなたがお望みになるものをお授けください
/おお人よ、お前の大きな罪を嘆け
マウエルスベルガー:ベッソブルンの祈り
プレトリウス:主よ、深きふちの底より
ビラー:私たちに恵み深く平和を授けてください
アンサンブル・ノビレス(男声五重唱)
録音:2011年9月6-10日、2012年1月14日、ライプツィヒ
シューベルト:ドイツ・ミサ曲の8つの部分の間に、9人の作曲家の作品を挟み込
んだ興味深い企画。アンサンブル・ノビレスは、2006年にライプツィヒのトー
マス教会聖歌隊の団員によって結成された男声声楽アンサンブル。現在5人のメ
ンバーで活動している。

GEN 12248 ¥1980
「ヴィヴァルディ:ピゼンデル・ソナタ集」
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 RV2
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV29
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 RV25
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 RV6
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 RV19
アンネッテ・ウンガー(ヴァイオリン)
ミヒャエル・プフェンダー(チェロ)
ルドガー・レミ(チェンバロ)
録音:2011年8月22-24日、イエス・キリスト教会,ベルリン
18世紀前半のドイツのヴァイオリンの名手、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル
(1687-1755)は、ドレスデンの宮廷楽団で活動していたが、その初期の1716年
にヴェネツィアを訪れ、9歳年上のヴィヴァルディに学んでいる。彼がドレス
デンに持ち帰った筆者譜のいくつかには「ピゼンデル氏のために」と銘打たれ
た曲があり、ここにはその5曲のヴァイオリン・ソナタが収録されている。ア
ンネッテ・ウンガーはドレスデン生まれのヴァイオリニスト。ソリストとして
活躍する他、1992年からドレスデン音楽大学の教授を務めている。瑞々しい音
色が美しい。高名なベルリンのイエス・キリスト教会での録音。

GEN 12249 ¥1980
「ファンタジーとシンメトリー」
ヘンデル:フーガ ハ短調 HMV610
チャイルズ(b.1957):花壇
ブレハルツ(b.1981):航空路線
バッハ:フーガの技法 BWV.1080-コントラプンクトゥス4
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87-フーガ ハ長調
バッハ:フーガの技法 BWV.1080-コントラプンクトゥス9
パソフスキ(b.1980):ペッセル
ヘンデル:フーガ ロ短調HWV.608
ライター(b.1976):約束の地への移動
カルテット・ニュー・ジェネレーション(リコーダー四重奏)
録音:2011年2月24-25日、ヌレンベルク
斬新な選曲で話題となった「いたずらに」(GEN 89143)に続くリコーダー四重
奏団、カルテット・ニュー・ジェネレーション(略称QNG)のCD。ズザンネ・フ
レーリヒ、アンドレア・グットマン、ハンナ・パペ、ハイデ・シュヴァルツと
いう女性4人のアンサンブルは実に鮮烈。今回も古楽と近現代音楽を交えたプ
ログラミングが刺激的である。

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