クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.20

2012年06月20日 15時25分41秒 | Weblog
<WIGMORE HALL LIVE>
WHLIVE 0052 ¥1050
(1)シューベルト:
ズライカI/ガニュメート/ミニヨンの歌/憩なき愛/君は安らぎ
水の上で歌う/糸を紡ぐグレートヒェン/岩の上の羊飼い*
(2)グリーグ:6つのドイツ語の歌Op.48
(3)シベリウス:
春はいそぎ過ぎゆくOp13の3/初めての口づけOp.37の1/それは夢かOp.37の4
そよげ葦Op.36の3/逢引から戻った娘Op.37の5
(4)グリーグ:君を愛すOp.5の3(デンマーク語歌唱)
ミア・パーション(Sop)、ロジャー・ヴィーニョルズ(Pf)、
リチャード・ホスフォード(Cl)*
[2011年2月16日/ウィグモア・ホール(ロンドン)ライヴ]
バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ・シリーズでの独唱でもおなじみ
のミア・パーション。現在古今のオペラ両道でひっぱりだこの人気・実力とも
にNo.1のスター。そのパーションが2011年2月16日にウィグモア・ホールで行っ
たリサイタルのライヴが登場します。魅力的なひと晩の演奏会を再現するかの
ようにシューベルト8曲をじっくり聴かせた後、グリーグのドイツ語歌曲での
やさしさと温かみにあふれる表現に酔わされ、さらにシベリウスのスウェーデ
ン語歌曲で透きとおった叙情を堪能させてくれる極上のひとときを楽しめます。
さすが母国語、発音の素晴らしさに加え、感情表出のレベルが違います。アン
コールはグリーグのあの名曲「君を愛す」。デンマーク語歌唱で、涙がでるほ
どピュアで感動的です。

WHLIVE 0053 ¥1050
(1)リゲティ:弦楽四重奏曲第2番
(2)マティアス・ピンチャー:習作第4番「ヴェールについての考察」
(3)ケージ:4つのパートによる弦楽四重奏曲
(4)クセナキス:テトラス
ジャック四重奏団
[2010年9月12日/ウィグモア・ホール(ロンドン)ライヴ]
まるでロックのように現代音楽を演奏するジャック四重奏団。技術、アンサン
ブルともに完璧ながら、その尖った音楽性がまさに今風。クセナキスの音楽を
得意とし、弦楽四重奏のための作品全集のDVDも評価が高いものでした。今回
は2010年9月12日にウィグモア・ホールで行われたコンサートのライヴ。コン
サートでリゲティの猟奇的難曲をこの精密さで演奏できるとは驚愕のひとこと
に尽きます。今年11月のサントリーホール公演ではラッヘンマンの弦楽四重奏
が予定されているのも楽しみです。




<SUPRAPHON>
SU 4093 4枚組 ¥3150
「プロコフィエフ:交響曲全集/コシュラー&チェコ・フィル」
[CD 1]
・交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」 (録音:1976年9月27-29日)[14:14]
・交響曲第2番ニ短調Op.40 (録音:1980年3月28-31日)[35:53]
[CD 2]
・交響曲第3番ハ短調Op.44 (録音:1982年10月1-5日)[36:46]
・交響曲第4番ハ長調Op.47/112 (録音:1981年11月16-18日)[40:05]
[CD 3]
・交響曲第5番変ロ長調Op.100 (録音:1978年12月13日、1979年1月9日)[44:29]
・スキタイ組曲Op.20 (録音:1973年3月26-27日)[23:27]
[CD 4]
・交響曲第6番変ホ長調Op.111 (録音:1980年9月15-17日)[41:50]
・交響曲第7番嬰ハ短調Op.131 (録音:1977年10月3日、11月30日)[34:31]
ズデニェク・コシュラー(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
収録場所:すべてプラハ、ルドルフィヌム(セッション)
旧品番SU0091からのプライスダウン再発。チェコの名匠ズデニェク・コシュラ
ー(1928-1995)がチェコ・フィルを指揮して、アナログ完成期にセッション録音
したプロコフィエフの交響曲全集がSUPRAPHONのカタログに復活します。
プロコフィエフ生誕100年の1991年に日本でもセットとして国内発売されたこの
交響曲全集は、全集ブームを先取りして発売当時おおいに注目されたもの。コ
シュラーはプロコフィエフを交響曲のほかにも、ここでカップリングのPANTON
原盤の「スキタイ」組曲や、1975年に東京都交響楽団と「ピーターと狼」を
セッション録音していました。
また、チェコ・フィルによるプロコフィエフの録音では、バレエ「ロメオと
ジュリエット」を、1959年にアンチェルの指揮で、1986年にヴァーレクの指揮
で、それぞれセッション録音してもいました。
スロバキア・フィル、プラハ響とも結びつきの強かったコシュラーですが、
チェコ・フィルともプラハ芸術アカデミーを卒業して間もない1952年に初めて
指揮をして以来、1976年からの数年間は常任指揮者を務めるほどの間柄で、コ
シュラーが1994年11月におこなった最後のオーケストラとのコンサートまで終
生に亘り、良好な関係を継続しました。
プロコフィエフの交響曲といえば、機能美の極み「古典」やアヴァンギャルド
な第3番、モダニズムの傑作第5番と多岐に亘りますが、若き日にブザンソン国
際指揮者コンクール、ミトロプーロス国際指揮者コンクールと相次いで優勝を
飾り、実績豊かなコシュラーのもと、チェコ・フィルの合奏能力をフルに引き
出しています。
なお、このたびのリリースに際して、2012年オリジナルのマスター・テープに
ヤン・ルジチャーシュが最新リマスタリングを施しているので、音質の向上に
も期待したいところです。

SU 4118 2枚組 ¥2980
16-18世紀、イギリス・スペイン・ポルトガルのチェンバロ作品集
[CD1]
ダウランド:
(1)憂うつなガイヤルド (2)靴屋の女房 (3)ハンズドン令夫人のパフ 
(4)リチャードソン:パヴァーナ 
(5)作者不詳:アルマンド 
ブル:
(6)ブル博士の宝物 (7)イン・ノミネ (8)ウォルシンガム(変奏曲) 
(9)王の狩(変奏曲) 
(10)マンデイ:愛しのロビン 
(11)モーリー:アルマン 
(12)ピアソン:落葉 
(13)バード:パッサメッツォのガイヤルド 
(14)ファーナビー:誰のためでもないジグ 
パーセル:(15)エア (16)カナリ (17)クロフト:グラウンド
[CD2]
カベソン:(1)ティエント (2)「御婦人の望み」 
セイシャス:
(3)ソナタ ホ短調 (4)ソナタ ハ短調 (5)トッカータ ヘ短調 
カルバーリョ:(6)トッカータ (7)アンダンテ 
ソレール:
(8)ソナタ ホ短調 (9)ソナタ ト長調 (10)ソナタ ハ長調 
(11)ソナタ イ短調 (12)ソナタ ヘ長調 (13)ソナタ 変ニ長調
ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb.)
録音:[CD1]1966年4月、ドモヴィナ・スタジオ(プラハ) 
[CD2]1983年10月、ルドルフィヌム(プラハ)
20世紀チェンバロ界の第一線に活躍し、現在もなお輝き続ける女性チェンバリ
スト、ズザナ・ルージチコヴァー。チェコが誇る名手が2012年に生誕85周年を
迎えたことを祝し、SUPRAPHONレーベルから豪華2枚組のアルバムがリリースさ
れました!J.S.バッハからマルティヌーまで幅広い時代の作品に多くの名盤を
残しているルージチコヴァーですが、記念アルバムに選ばれたのは16-18世紀
のチェンバロ作品集。イギリスものを収録した1枚目は1966年録音、スペイン
・ポルトガルものを収録した2枚目は1983年録音といずれも20年以上前の過去
音源ですが、CDとしてのリリースは今回が初出!記念リリースにふさわしい、
ファン必携のアルバムといえましょう!ダウランド、バード、カベソンといっ
た大家から、ヴァージナル音楽を語るに欠かせないブルやファーナビー、師ス
カルラッティの影響色濃いソレールまで、16-18世紀を満遍なく収録した内容
にも注目。チェンバロの黎明期から最盛期までの音楽をたっぷりと堪能するこ
とが出来ます。
ルージチコヴァーは1927年プルゼニュ(チェコ)生まれのチェンバリスト。第二
次世界大戦中の強制収容所生活を乗り越え、戦後プラハ芸術アカデミーでピア
ノとチェンバロを学びます。バロック音楽だけでなく近代作品の解釈にも積極
的で、16世紀から20世紀におよぶ幅広いレパートリーを持つチェンバロの大家
としての地位を確立。J.S.バッハのチェンバロ作品全集をはじめ、これまでに
65枚以上のアルバムをリリースしてきました。近年は後継の教育にますます積
極的なルージチコヴァー。世界的名手として、チェンバロ界の第一線で活躍し
ていた当時に想いを馳せる名盤です!

SU 4098 2枚組 ¥2980
ボヘミア・バロック期の歌と踊り
[CD1]
(1)死の舞踏-そんなに急いでどこへ行くつもり-おおわが愛しの神
(2)ヒルシュメンツェル:5つのバロック舞曲
(3)ボンレポの死の舞踏(1720)
(4)ワラキア(1700頃)
(5)ハナーの3つの舞曲(1700頃)
(6)オンジェイ・フルカ収集のズラター・コルナ地方の歌と踊り(全22曲)
[CD2]
チェコの民謡と踊り最古コレクション(全34曲)
ヤロスラフ・クルチュク(指)ムジカ・ボヘミカ
録音:1989、1995年
20年程前にリリースされて話題となったチェコの民謡と踊りを集めた最古の曲
集。民俗楽器も交えた団体ムジカ・ボヘミカの演奏によるカラフルな演奏が楽
しめた全34曲が再リリースされます。それもムジカ・ボヘミカによる録音のな
かから魅力的なものを選りすぐって2枚組としたお買い得品です。中でも興味
深いのが、チェコの民謡と踊りの最古の曲集を演奏したもの。1825年に出版さ
れたもので、国民楽派はもちろん、まだ古典派から抜け出していない時代のワ
ールドミュージックの貴重な記録です。さらに18世紀後半の辻音楽師フルカ収
集の歌と踊り、宮廷舞曲としてはヒルシュメンツェルの「5つのバロック舞曲」
までバラエティに富んでいます。いずれもクルチュク兄弟の編曲で、歌のほか
ハーディ・ガーディやバグパイプ、ツィンバロンまで含め、東欧ならではの情
緒あふれる世界を創り出しています。




<EUROARTS>
20 55304(Blu-ray) ¥4250
字幕:英独仏(※ドキュメンタリー)
「バレンボイム&ベルリン・フィル / ヨーロッパ・コンサート2006」
モーツァルト:
・交響曲第35番ニ長調KV. 385「ハフナー」
・ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
・ホルン協奏曲第1番ニ長調KV. 412/514(KV. 386b)
・交響曲第36番ハ長調KV. 425「リンツ」
ラデク・バボラーク(ホルン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(ピアノ & 指揮)
収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)
=特典映像=「プラハの芸術点描」
「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2006」の映像が装いもあらたに
ブルーレイで登場します。毎年5月1日恒例の「ベルリン・フィルのヨーロッパ
・コンサート」は、モーツァルト歿後200年の1991年に、アバドの指揮により
プラハの市庁舎スメタナ・ホールでおこなわれたのがその始まり。以来、プラ
ハが公演の開催地となるのはこれが2度目で、2006年の会場に選ばれたエステ
ート劇場は、1787年にモーツァルト自ら「ドン・ジョヴァンニ」を初演指揮し
たことで知られ、2006年はモーツァルト生誕250年のアニバーサリーというこ
とで、1991年の第1回と同じく、やはりオール・モーツァルト・プログラムと
なっています。
指揮を務めるバレンボイムは、指揮者として1992年、1997年に出演、また、ピ
アニストとしても1994年、2004年に出演と、これが5度目の出演を数える当コ
ンサートの常連でもあり、ベルリン・フィルとの呼吸もピッタリ。1989年にも
ベルリン・フィルとは同じく弾き振りで収録しているピアノ協奏曲に顕著なよ
うに、オケとのみごとな掛け合いはこの巨匠ならではのものがあります。さら
に、エレガントで、まばゆいばかりの美観に彩られた交響曲2曲も申し分のな
い仕上がりで、「ハフナー」については1991年にアバドも取り上げていたので
聴き比べも興味深いところです。
そして、なんといっても、収録当時、楽団の首席を務めていたバボラークが吹
くホルン協奏曲が絶品。師バウマンが「チャーミングでやわらかな音色が18世
紀の祝祭的なムードへと誘う」と評した驚異的な腕前を目と耳で存分に味わう
ことができます。




<Radioservis>
CR 0595 ¥1850
MONO
ロベール・カサドシュ プラハ・ライヴ
(1)ドビュッシー:前奏曲集第1巻
(2)同:前奏曲集第2巻
(3)同:仮面/版画-グラナダの夕暮れ/喜びの島
(4)フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ロベール・カサドシュ(Pf)
[録音:1962年5月28日(1)(2)(3)、1958年5月24日(4)
/ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)]
プラハの春音楽祭に来演した大物演奏家の貴重な音源復刻シリーズ、今回はフ
ランスの名匠ロベール・カサドシュの1958年と1962年のライヴです。それも
十八番のドビュッシーとフランク。当時60歳前後、最も脂ののった頃の演奏を
楽しむことができます。カサドシュならではの透明な美音、エレガントな歌い
回しと余裕の技巧で真似の出来ない芸風を披露してくれます。

CR 0596 ¥1850
STEREO
MONO
ドラホミーラ・ティカロヴァー オペラ・リサイタル
(1)スメタナ:「売られた花嫁」第1幕-マジェンカのアリア「愛の夢」
(2)同:「口づけ」第1幕-二重唱「私たちの心は」
(3)同:「悪魔の壁」第1幕-カトゥシュカのアリア
(4)ヴェルディ:「アイーダ」第1幕-アリア「勝ちて帰れ」
(5)マイヤベーア:「アフリカの女」第1幕-セリカのアリア「私の膝の上に」
(6)プッチーニ:
「修道女アンジェリカ」-アリア「ママもなしに坊やは死んだのね」
(7)シャルパンティエ:「ルイーズ」第3幕-アリア「その日から」
(8)モニューシコ:「ハルカ」第4幕-アリア「ああ、いとしのわが子は死ぬ」
(9)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」第3幕-イゾルデの愛の死
(10)ドヴォルザーク:「ルサルカ」第3幕最終景
(11)同:4つの歌曲Op.82
ドラホミーラ・ティカロヴァー(Sop)、ベノ・ブラフト(Ten)(2)(10)、
カレル・カラシュ(Bs)(10)、
フェルディナンド・ポフルレイフ(Pf)(11)、
フランティシェク・ディク(2)-(8)、ヨセフ・フルンチシ(1)
ヴァーツラフ・イラーチェク(指)プラハ放送響
すべてチェコ語歌唱
[録音:1958年(1)、1952年(2)(3)、1956年(4)(5)(7)、1959年(6)、1953年(8)、
1954年(9)、1951年(10)、1968年(11)/チェコ放送スタジオ]
チェコのオペラ歌手ドラホミーラ・ティカロヴァー(1915-1997)。ポップやグ
ルベローヴァより一世代前の伝説的な存在でしたが、活動の中心がチェコ国内
だったのと、後年は教育に従事したため、なかなかその芸術に触れることがで
きませんでした。しかし全盛期の名演が日の目をみました。お国ものは絶対的
な巧さと迫真の演技で聴き惚れてしまいます。ドヴォルザークの歌曲のしっと
りした歌い回しもベテランならでは。メロディ・メーカーのドヴォルザークの
魅力も堪能できます。さらにヴェルディの「アイーダ」から「勝ちて帰れ」や
ワーグナーの「イゾルデの愛の死」が聴きもの。チェコ語による歌唱が不可思
議ながら、美しい声に聴き惚れされられます。

CR 0545 ¥1850
(1)スメタナ:弦楽四重奏曲第2番ニ短調
(2)マルティヌー:ピアノ五重奏曲H.35
(3)ノヴァーク:ピアノ五重奏曲イ短調Op.12
大滝美知子(Pf)、グラッフェSQ
グラッフェSQは1997年にブルノ音楽院のミロシュ・ヴァツェク教授(ヤナーチェ
クSQのリーダー)の生徒たちにより結成された団体。各国のコンクールで入賞し
たほか、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲の演奏によりヤナーチェク財団賞を2度も
受賞した実力派。「チェコ・モダニズムの夜明け」と題された当アルバムはま
だロマン派の香りを残しつつ20世紀的な要素を感じさせる3篇が選ばれていま
す。スメタナの「弦楽四重奏曲第2番」は1883年の作ながら、精神に異常をき
たしつつあったゆえか、不協和音の連続と難解さに満ち、現代音楽のはしりと
みなされています。またマルティヌー作品はよく知られた2篇のピアノ五重奏
ではなく、初期チェコ時代の習作。世界初録音です。




<ANIMA RECORDS>
ANM1 20400002 ¥2350
スクリャービン:ピアノ作品集
1-2. ソナタ第2番 op.19
3. マズルカ op.25-8
4-5. マズルカop.40-1, 2
6-7. プレリュード op.15-2, 4
8. エチュード op.2-1
9-13. 5つのプレリュード op.16
14. ファンタジア op.28
15-16. 2つの詩曲
17. 「たよりなさ」4つの小品op.51-1
18-20. 「苦しみ、悲痛な」「劇的アレグロ」
「ゆっくりした、漠然と、あいまいな」(5つの前奏曲op.74より1,3,4)
21. ピアノ・ソナタ第10番 op.70
22. マズルカ ハ長調op.25-2
保都玲子(Pf)
録音:2011年11月
ヨーロッパで活躍する保都が極めたスクリャービンの世界。芯まで響くタッチ
で描かれるスクリャービン特有のうねりや、「たよりなさ」などで聴かせる、
煙ったような和音の神秘的な美しさが、聴き手にぐぐっとせまってきます。
=保都玲子プロフィール=
国立音楽大学付属中学ピアノ科、付属高校フルート科で学んだ後パリに留学。
パリ・エコールノルマルのフルート科にて工藤重典氏に師事、ディプロマ・コ
ンサーティストを首席で卒業(同時にイダ・リベラ、アラン・マリオン、ジャ
ン=ピエール・ランパルから教えを受ける)。ふとした事からアラン・マリオ
ンの推薦によりパリ国立高等音楽院(CNSMDP)フルート科のピアノ伴奏者とし
て就任。その後ピアノをドイツ、シュトゥットゥガルト国立音楽大学ソリスト
コースで、オレグ・マイセンベルクに師事、首席卒業。スイス、チューリッヒ
音楽院にてオメロ・フランシェシュに師事、ランドール賞受賞。エフゲニー・
マリーニン、ジャック・ルヴィエ、ジャン・ユボー、ジャン・ケルネルらのも
とでも研鑽を積む。ジョルジュ・ドンとの出会いをきっかけに、音楽・ダンス
にも強い興味をもっている。2001年から2007年にかけてドイツ今世紀最大の作
曲家シュトックハウゼンが開催したシュトックハウゼン・セミナーで、ピアノ
曲14曲を学ぶ。2005年には、ピアノ曲10番の演奏に対し、作曲家自身から日本
人初シュトックハウゼンベストパフォーマンス賞を受賞。ロン・ティボー、ラ
ンパル・コンクール、ロストロポーヴィチ・コンクールなどの公式伴奏者もつ
とめている。2000年にパリ国立高等音楽院の初見科教授に就任。2009年9月よ
りライセンスレベルの伴奏科の教授としても後進の指導にあたっている。

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12-06 No.19-1

2012年06月20日 11時59分13秒 | Weblog
<Rondeau>
ROP4026 ¥1750
J.S.バッハ:聖霊降臨祭のカンタータ集
1.来たり給え、創造主なる聖霊よ
2-7.J.S.バッハ:鳴り響け、我らの歌声 BWV172
8.聖霊来たりたまえ
9-16.J.S.バッハ:われを愛する者は、わが言葉を守らん BWV74
17.精霊の恵みは
18-22.J.S.バッハ:おお永遠の炎、おお愛のみなもと BWV34
聖トーマス教会少年合唱団
コンラッド・ツーバー(ボーイソプラノ…合唱団内ソリスト)
ローベルト・ポーラーズ(アルト…合唱団内ソリスト)
マルティン・デッケルマン(アルト…合唱団内ソリスト)…18-22
マルティン・ペッツォルト(テノール)…2-7
クリストフ・ゲンツ(テノール)…9-22
ラインハルト・デッカー(バス)…2-7
マティアス・ヴァイヒェルト(バス)…9-22
ゲヴァントハウス管弦楽団
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
2012年3月19日聖トーマス教会 ライブ録音
聖トーマス教会合唱団による、創立800周年記念のバッハ・カンタータ・シリー
ズの第7集にあたる「精霊降臨祭のカンタータ」集です。J.S.バッハ(1685-1750)
も第15代目の音楽監督(カントール)を務めた由緒ある団体で、その純粋で鄙び
た響きは、2012年の来日公演でも多くの聴衆の心をつかみました。このアルバ
ムでは1714年5月20日に初演されたBWV172、1725年5月20日初演のBWV74、1727
年6月1日(1746/47初演の説もあり)初演のBWV34の3曲が演奏されています。キ
リスト教において、最も大切な祝日のための作品であり、彼らも実に心を込め
て演奏しています。

ROP7014 ¥1750
ハノーヴァー少年合唱団
1.ヴィヴァルディ(1678-1741):グローリア ニ長調 RV589より
2.J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ第106番「神の時こそ最善の時」BWV106より
3.ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
讃歌第98番より「地上のすべての者よ、主に歓呼せよ! 」
4.ミヒャエル・プレトリウス: Venite, cantate in cythara Deo
5.モンテヴェルディ(1567-1643):主はわが主に仰せられる
6.メンデルスゾーン(1809-1847):詩篇43番「神よ、私を審き」Op.78-2
7.シュッツ(1585-1672):わが心は主をあがめ SWV426
8.ブクステフーデ(1637-1707頃):来たれと天使に告げて言え
9.ハンマーシュミット(1610/11-1675):主よ,我らに平安を与えたまえ
10.メンデルスゾーン:主よ,我らに平安を与えたまえ
11.アルフレード・ケルッペン(1926-):主よ,我らに平安を与えたまえ
12.ハラルド・ヴァイス(1949-):レクイエムより「楽園にて」
13.シュッツ:主に向かって新しい歌を歌え SWV35
14.J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調より BWV243
15.ジークフリート・シュトローバッハ(1929-):
汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ
16.ジョン・ラッター(1945-):マニフィカトより「父と子と聖霊に栄光あれ」
ハノーヴァー少年合唱団
イェルク・ブライディング(指揮)
気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。
2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性
が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱
団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を
遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年から
の演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、
このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月
のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱
作品の変遷も楽しめます。

ROP6042 ¥1750
ビクトリア:レクイエム(死者のための聖務曲集全曲)とモテット集
1-10.死者のためのミサ曲「レクイエム」(6声)(1605)
11.おお、聖なる饗宴(4声)/12.われはハトのごとき美しき人を見たり
13.よい羊飼いはよみがえられた
ザールブリュッケン室内合唱団
ゲオルク・グリュン(指揮)
ルネサンス時代のスペインの最大の作曲家ビクトリア(1548-1611)は、その生
涯におよそ180曲の作品を書き、ほとんどが宗教曲でした。彼はレクイエムを
2曲作曲していて、このアルバムに収録されているのは、1603年に亡くなった
フェリペ2世の妹、マリア太后(ビクトリアの庇護者)のために書かれたもので、
4声のレクツィオと6声のレクイエム、葬送モテットとレスポンソリウムを含め
た全てで「死者のための聖務曲集」と呼ばれています。グレゴリオ聖歌の導入
で始まる無伴奏合唱は、まさにこの世のものとも思えぬ美しさです。ザールブ
リュッケン室内合唱団の控え目な中にも情感あふれる歌唱です。

ROP6043 ¥1750
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲 他
1.伝承曲「久しく待ちにし」
2.パレストリーナ(1525-1594):教皇マルチェルスのミサ曲-キリエ
3.エッカールト(1553-1611):山を越えてマリアが行く
4.パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲-グローリア
5.エッカールト:高き天よりわれは来れり
6.シュレーター:愛するキリスト者よ、今ぞ喜べ
7.ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):今こそ主エマヌエルは生まれ給う
8.パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲-クレド
9.ミヒャエル・プレトリウス:一輪のばらが咲いて
10-11.パレストリーナ:
教皇マルチェルスのミサ曲-サンクトゥス・ベネディクトゥス
12.ミヒャエル・プレトリウス:甘き喜びのうちに
13.シュレーター:甘き喜びのうちに
14.ヒエロニムス・プレトリウス:ヨゼフよ、私の愛しいヨゼフよ
15.シャイト(1587-1654):おおいとしきみどり子、やさしきイエス
16.J.S.バッハ(1685-1750):おおいとしきみどり子、やさしきイエス BWV493
17.パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲-アニュス・デイ I
18.エッカールト:私は死の深い夜であった
19.パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲-アニュス・デイ II
オープス・ヴォカーレ
フォルカー・ヘッドフェルト(指揮)
宗教改革に対するカトリック教会の姿勢を明確にし、世俗化しかけたキリスト
教を刷新するために行われたトリエント公会議。これは当時、自由な形式が跋
扈していた教会音楽にも影響が及び、「全てのポリフォニー音楽を廃止する」
という案まで出たほどでした。そんな時、パレストリーナが神に導かれて作曲
し、会議で演奏。その素晴らしさに感動した人々が「やっぱりポリフォニー音
楽は必要」と納得したのが、この「教皇マルチェルスのミサ」と言われていま
す。ただし、今ではその逸話は単なる伝説とされていますが・・・。このアル
バムには、他に、この時代のキリスト降誕を喜ぶ賛美歌を収録。カトリックと
プロテスタントの架け橋としての音楽を綴ります。

ROP6049 ¥1750
サウダーデ
1-4.モザルト・カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993):Missa Diligite
5-6.ヴィラ=ロボス(1887-1959): Duas Lendas Amerindias Em Nheengatu
7.オズワルド・ラセルダ(1927-):Ofulu Lorere
8.ロナルド・ミランダ(1948-):ベロ・ベロ
9-12.ロナルド・ミランダ:ノルデスチ組曲
13-18.ヴィラ=ロボス:知識に祝福あれ
19.エルナーニ・アギア(1950-):詩篇CL
20-24.ホセ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア(1767-1830):
Motetos para a Semana Santa
アポリーニ・エ・ムジス/イェルク・シュトロットホット(オルガン)
ヴィンツェンツ・ヴァイセンブルガー(指揮)
19世紀から20世紀、2つの世紀に渡るブラジルの合唱作品種です。スペインの
植民地であったブラジルとポルトガルでは、言うまでもなく音楽のルーツもス
ペインにあります。しかし、この地で様々な人々によって磨かれていくうちに、
独自の発展を遂げ、静謐な中にも情熱的な感情が盛り込まれた見事な作品が数
多く生まれました。ここに名が挙がった作曲家の多くは、現在、ほとんど名前
も知られていませんが、どの曲も素晴らしく熱いものです。タイトルの「サウ
ダーデ」はポルトガル語で、郷愁、孤独、などの数多くの意味を持つ、心の底
に大切にしまっておきたい言葉です。

ROP6052 ¥1750
愛のオマージュ
1.シューマン(1810-1856):トロイメライ
2.朗読:1789年4月13日のモーツァルトからコンスタンツェへの手紙
3.モーツァルト(1756-1791):トルコ行進曲
4.朗読:1816年7月6日のベートーヴェンからヨゼフィーネ・フォン・ブルンス
ヴィックへの手紙
5.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第14番「月光」より第1楽章
6.朗読:1814年7月19日のウェーバーからカロリーネ・ブラントへの手紙
7.ウェーバー(1786-1826):舞踏への勧誘 Op.65
8.朗読:1837年8月13日のシューマンからクララ・ヴィークへの手紙
9.シューマン(1810-1856):ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6-第9番
10.朗読:1837年9月18日のシューマンからクララ・ヴィークへの手紙
11.シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6-第4番
12.朗読:1834年のリストからマリー・ダグーへの手紙
13.リスト(1811-1886):コンソレーション 第3番 変ニ長調
14.朗読:1836年7月23日のリストからマリー・ダグーへの手紙
15.リスト:愛の夢 第3番 変イ長調
16.朗読:1851年4月13日のリストからカロリーネ・フォン・ヴィトゲンシュタ
インへの手紙
17.リスト:3つの演奏会用練習曲 第3番「ため息」
18.朗読:1856年5月のブラームスからクララ・シューマンへの手紙
19.ブラームス(1833-1897):6つの小品 Op.118 第2番「間奏曲」イ長調
20.朗読:
1859年1月1日のワーグナーからマティルデ・ヴェーゼンドンクへの手紙
21.ワーグナー(1811-1886)=リスト:
トリスタンとイゾルデから「イゾルデの愛の死」S447/R280
ザンドラ・ブルーネ(ピアノ)/ライナー・ゲルネマン(朗読)
名作曲家たちが、愛しい人に向けて綴った「愛の手紙」を朗読し、そして彼ら
のピアノ曲を聴く。そんな胸熱くなるようなコンセプト・アルバムです。モー
ツァルト、ベートーヴェン、シューマン、リスト、ブラームス、ワーグナーの
6人の心模様を綴っていくうちに、クララを巡ってのシューマンとブラームス
の仄かな三角関係?も浮かび上がってきます。イマジネーション膨らむ1枚で
す。

ROP6053 ¥1750
…mit der Seel' und Mundes Stimm' バロック時代の宗教的歌曲とアリア
パッヘルベル、ベーム、テレマン、ハッセ、ブクステフーデ、シュトラット
ナー、C.P.E.バッハ、J.S.バッハ、W.F.バッハ、J.C.F.バッハの作品集
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)
ジークフリート・パンク(チェロ,ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハンス=クリストフ・ベッカー・フォス(ハープシコード・オルガン)
ドイツの名バス歌手、ゴットホルト・シュヴァルツの歌う、ドイツ・バロック
のアリア集です。彼はザクセンに生まれ、1964年から聖トーマス少年合唱団の
メンバーとして活躍し、その後はドレスデンの教会音楽大学で学びました。
マックス・ボマーとハンス・ヨアヒム・ロッチュから指揮法について学び、ヘ
ルムート・リリンクにも私淑するなど、研鑚を重ねています。1979年からは聖
トーマス少年合唱団のヴォーカル・コーチとして少年たちの指導にあたる傍ら、
歌手としても目覚ましい活動を行っています。日本にも来日経験があり、その
深い声で全てを魅了します。

ROP6060 ¥1750
シャンソネット・ミット・バッハ
1.はじめに/2.レディ・マドンナ/3.アヴェ・マリア/4.イエスタディ
5.あなたは私の心を与える-あなたは再び心に距離を与える
6.愛の修練もて-愛のために/7.恋なんかでもう泣かない/8.気楽に行こう
9.この神聖な殿堂に-イルジオーネン/10.わがままで強情な娘ど
も-人々/11.Want to buy some illusions/12.子どもを持つものではない
13.水に流して/14.パダム・パダム/15.残念なんていやな言葉
16.あなたは私の心を与える/17.頭のてっぺんからつま先まで完全に
18.ラ・ヴィ・アン・ローズ/19.なあ、ウテ、私にキスしておくれ
20.ジョニー、もしあなたの誕生日だったら
21.あなたと共に すべての喜びは高まり-日曜日にあなたと
22.ソーホーの空の月は見えるかな?-私はあなた、あなたは私
23.あなたは私とともに/24.サムウェア
ウテ・レック(ヴォーカル)
トーマス・クリストフ・ビラー(ヴォーカル)
シュテファン・ケーニヒ(ピアノ)
「バッハ・イン・ジャズ」では、その斬新な世界を垣間見せてくれたRONDEAU
レーベル。今回はなんと「シャンソンとバッハ」を融合させてしまいました。
一見、ちょっと無理な組み合わせでは?と思ってしまいますが、バッハの世俗
カンタータのいくつかを思いうかべてみれば、実はバッハもユーモアの精神の
持ち主であったことに思い至り、結構イケそうな気がしてくるではありません
か。ここでは「愛」をテーマにし、バッハの作品をシャンソンだけでなく、
キャバレー・ソング、ミュージカルに溶け込ませています。ウテ・レンパーや
マリアンヌ・フェイスフルの流れを組むウテ・レックと、いつもは指揮者とし
て厳めしさを漂わせているビラーが肩の力を抜いた軽妙な歌を披露しています。
これはステキです。

ROP6062 ¥1750
A.スカルラッティ:聖母マリアの夕べの祈り
1.主が私の主に言った(詩篇第109)
2.ほめたたえよ、神のしもべたちよ(詩篇第112)
3.われ、喜びに満てり(詩篇第121)
4.主が建てたもうのでなければ(詩篇第126)
5.エルサレムよ、主をほめたたえよ(詩篇第147)
6.めでたし海の星
7.マニフィカト
マグナス・アンドレソン(テオルボ)/ジェームス・ブッシュ(チェロ)
ミリヤム・ヴィットゥルスキ(コントラバス)
ザビーネ・エルドマン(オルガン&チェンバロ)
ヴォーカルアカデミー・ベルリン
フランク・マルコヴィチュ(指揮)
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)の珍しい声楽曲です。とはいえ
これは実際に存在する作品ではなく、研究者イェルク・ヤコビが、「1840年代
に演奏された」と言われる5声の作品を元に各地の図書館に散逸した楽譜を収
集、2004年に「聖母マリアの夕べの祈り」として出版したものです。有名なモ
ンテヴェルディの作品に倣って曲と曲の間はグレゴリオ聖歌を挟み見事な作品
として蘇らせています。

ROP6067 ¥1750
Msterium Crucis-十字架の神秘
1.讃歌「Vexilla regis 」/2.入祭唱「Nos autem gloriari cum Tropis」
3.昇階唱「Christus factus est」/4.降臨「Ad Corinthios I 1, 18-24」
5.アレルヤ「Dulce lignum cum Tropis」
6.奉献唱「Protege Domine cum Tropis」
7.聖体拝領唱「Per signum crucis」/8.赦祷文「Agnus Dei Christus」
9.赦祷文「Surrexit pastor bonus」/10.赦祷文「Dulce lignum」
11.降臨「Ad Philippenses」/12.赦祷文「Crux fidelis
13.赦祷文「Crux benedicta nitet」/14.赦祷文「O crux benedicta」
15.赦祷文「O crux, viride lignum」
16.アンティフォナ「O crux, splendidior」
17.赦祷文「Hoc signum crucis」
グレース&ヴォイセス
録音 2012年3月28-31日エステルライヒ
共産主義の支配下で抑圧された人々のための記念碑として建立された十字架が
印象的な、リトアニアの丘の風景からインスピレーションを得たというこの
1枚。グレゴリオ聖歌のシンプルで美しいメロディを、このうえない美声で歌
い上げるというアルバムです。多くは修道僧などの男声によって歌われるグレ
ゴリオ聖歌ですが、ここでは珍しく女声が歌うことで、禁欲的な中に仄かな甘
やかさが感じられます。

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12-06 No.19-2

2012年06月20日 11時58分38秒 | Weblog
<Solo Musica>
SM151 ¥1750
バース・オブ・ザ・ヴァイオリン
1-5.ヴェストホフ(1656-1705):ヴァイオリンのための組曲 イ長調
6.ビーバー(1644-1704):「ロザリオのソナタ」よりパッサカリア ト短調
7-9.ピゼンデル(1687-1755):ヴァイオリン・ソナタ イ短調
10.ジェミニアーニ(1687-1762):エチュード
11.マッティス(1670-1737):ファンタジア イ短調
12.ギュマン(1705-1770):無伴奏ヴァイオリンのための楽しい曲集 Op.18より
13-17.ルスト(1739-1796):無伴奏ヴァイオリンのためのパルディータ ニ短調
レベッカ・ハートマン
(ヴァイオリン 1669年製アマティ、1675年製ストラディヴァリ)
Solo Musicaレーベルの人気シリーズ、"Birth of …"。今作はヴァイオリン曲
のルーツを探ります。現在演奏可能であり、最も古い時期の楽器と、その時代
の音楽を再現すること…。このアルバムを聴けば、ヴァイオリンという楽器の
成り立ちが理解できることでしょう。また、収録された曲のほとんどは初録音
であり、音楽史に埋もれた作品を再発掘する喜びも多いことでしょう。
演奏はミュンヘン生まれのヴァイオリニスト、レベッカ・ハルトマンで、彼女
はドイツ国内外の多くのコンクールの入賞者です。

SM153 ¥1750
セントラル・ヨーロッパ
1-3.シューベルト(1797-1828):アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
4.ドヴォルザーク(1841-1904):「ボヘミアの森」より「静かな森」Op.68-5
5.ドヴォルザーク:ロンド ト短調 Op.94
6-8.ヤナーチェク(1854-1928):おとぎ話 JW VII/5
9.ヤナーチェク:プレスト JW VII/6
10-15.マルティヌー(1890-1959):スロヴァキア民謡による変奏曲 H378
16-21.バルトーク(1881-1945):
ルーマニア民族舞曲 BB68より第1番-第6番(A.ミタルによるチェロ編)
アダム・ミタル(チェロ)/オリンピア・トーラン(ピアノ)
このアルバムはシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」と、中央ヨーロッ
パの作曲家たちの作品をバランス良く配したものです。チェリスト、アダム・
ミタルはウィーンの作曲家シューベルトの音楽が周辺地域に及ぼした影響に着
目、ウィーン近隣都市であるプラハやブダペスト、そしてモラヴィア地方で活
躍した音楽家たちの曲に見られる詩的要素を掬い上げることに成功しました。
森、民謡、そして伝説。これらが美しく浮かび上がる選曲です。ピアノを演奏
するのは彼の妻であるオリンピア・トーラン。親密な語らいが感じられる演奏
にも注目です。

SM159 ¥1750
無限の端にある夢のような - ゲンツマー:作品集
1-3.フルート・ソナタ 第3番/4-7.無伴奏フルート・ソナタ 第3番
8-13.ピアノのための6つの小品
(アンダンテ/夜-夕暮れ/静かに/小さなメロディ/ドルチッシモ/夢の音楽)
14-18.別れの幻想曲
エマニュエル・パユ(フルート)…1-7.14-18
マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)…1-3.8-18
録音 2011年2月7-9日Bibliotheksaal im Kloster Polling
ドイツの現代作曲家、ハラルド・ゲンツマー(1909-2007)の作品集です。彼は
ベルリン音楽大学でヒンデミットに作曲を師事、1934年から1937年までブレス
ラウ歌劇場で働きました。クラリネットを演奏し、また教師としても活躍、フ
ライブルク音楽大学とミュンヘン音楽大学で教鞭を執っています。彼のフルー
トとピアノのための作品は、晩年の2003年から2004年にかけて書かれたもので、
その活力とユーモアに満ちた音楽は、もはや時代を超越していると言ってもよ
いでしょう。また、作曲家の最期の何日かを共にした、ピアニスト、マルガリ
ータ・ヘーエンリーダーには、彼の最後の作品である“無限の端にある夢のよ
うな”「別れの幻想曲」を捧げています。ゲンツナーはこの曲をヘーエンリー
ダーとエマニュエル・パユを初演者に指定しました。彼女はゲンツナーに演奏
についてのいくつかの質問をし、その最後が「私はあなたのために何ができま
すか?」だったそうなのですが、彼の答えは「私の作品を演奏すること!」
だったそう。その約束は見事に守られたのです。

SM161 3枚組 ¥3050
バース・オブ・ザ・ストリングス
SM112 バース・オブ・ザ・チェロ
SM126 バース・オブ・ザ・ストリング・カルテット
SM151 バース・オブ・ザ・ヴァイオリン
ヴァイオリン、チェロなどの弦楽器の発展は、間違いなくクラシック音楽の歴
史と同一であり、本質と言ってもいいでしょう。これらの弦楽器の誕生の時を
探るのは、何とも興味深く、また奥深いものなのでしょうか?このシリーズは、
文献ではなく、それぞれの「現存する」最古の楽器を演奏し、その時代に想い
を馳せようという趣旨から生まれました。演奏されている曲は、その楽器が生
まれた時代に書かれたもので、どれもが、奏法や音色についても熟考されてい
て、学術的にも貴重なものとなっています。チェロとヴァイオリン、弦楽四重
奏の既発アルバムを3枚セットにし、各々の特質を存分に楽しめます。

SM14 ¥1750
バース・オブ・ザ・ストリング・カルテット Vol.2
1-4.テレマン(1681-1767):
6つの四重奏曲 第4巻より第5番 ト長調 ト長調 TWV 43:G5(弦楽四重奏編)
5-7.ギュマン(1705-1770):フルート四重奏曲 ロ短調 Op.12-2(弦楽四重奏編)
8-11.モーツァルト(1756-1791):弦楽四重奏曲 第10番 ハ長調 K170
12-15.ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲 第60番 ト長調 Op.76-1 Hob.III:75
カザル弦楽四重奏団
録音 2009年10月
カザル弦楽四重奏団による「バース・オブ・ザ・ストリング・カルテット」
第1集は、第1集は、スカルラッティ、サンマルティーニ、モーツァルト、ボッ
ケリーニハイドンを並べ、楽器の発展と音楽の発展を巧妙に結び付けたもので、
その歴史的な価値と音楽性の高さにより、2010年に権威ある「エコー・クラシ
ック賞」を受賞しました。今回の第2集は、伝説的名ヴァイオリン製作者ヤコ
プ・シュタイナーの手による貴重な楽器を用いて、18世紀のフランスとドイツ
の作品を演奏、更なる音色と楽器への探求心を深めてくれます。

SM160 ¥1750
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
ウェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニー
ハイコ=マティアス・フォルスター(指揮)
Solo Musicaレーベルで、既にいくつかのCDをリリースしている指揮者ハイコ
=マティアス・フォルスターは、1966年ドイツ生まれの注目の人です。とりわ
け、前作のベートーヴェン交響曲第7番を中心とした1枚は、その斬新な解釈が
話題となりました。どちらかというと近現代作品が得意な人のイメージが先行
していますが、日本にも度々来日し、有名ピアニストと共演を重ね、その都度
じっくりと音楽を創り上げていく姿勢が共感を呼んでいました。そんなフォル
スターとウェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニーの新しいアルバムは、
マーラー(1860-1911)の交響曲第5番。この一筋縄ではいかない作品を、彼は決
して音楽の渦に呑まれることなく、じっくりと正攻法でものにしています。




<Two Pianists>
TP1039046 ¥2450
メンデルスゾーン:若き頃の作品集
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/4.弦楽のための交響曲 第10番 ロ短調
5-7.ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調
ゾエ・バイヤーズ(ヴァイオリン)
ルイス・マガリャアエス(ピアノ)…5-7
ステレンボッシュ・ユニバーシティ・カメラータ
ここに収録された3曲は、いずれも天才少年の名を欲しいままにしたメンデル
スゾーン(1809-1847)が10代に書いた才気煥発な作品です。有名なホ短調では
なく、ニ短調のヴァイオリン協奏曲は13歳、弦楽のための交響曲と、彼の唯一
の複数楽器による「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」は14歳の時に書か
れたものですが、その完成度の高さには目を見張るばかりです。これらは、メ
ンデルスゾーン家で毎週開催されていた「日曜音楽会」で演奏されたものだと
されていますが、その真偽のほどは定かではありません。1982年、南アフリカ
生まれの才能あるヴァイオリニスト、バイヤーズの香り高き演奏は、これらの
作品からにじみ出る気品高さと、間違うことなき天才の証を存分に証明してい
ます。

TP1039145 ¥2450
光の陰影
1.ボザ(1905-1991):ブコリーク/2.ホフメイル(1957-):カント・ノットゥルノ
3-5.ラインベルガー(1839-1901):クラリネット・ソナタ ホ短調 Op.105a
6-8.マルティーノ(1931-2005):クラリネットのためのセット
9.ベンジャミン(1893-1960):ラヴェルのトンボー、ヴァルス=カプリース
10.ネグレア(1893-1973):マルティー
11.バッシ(1833-1871):「リゴレット」のモティーフによる幻想曲
マリア・デュ・トワ(クラリネット)
ニーナ・シューマン(ピアノ…1-5.9-11)
録音 2011年11月14-17日ライブ収録 南アフリカ ステレンボッシュ大学、
エンドラー・ホール
南アフリカが生んだ才能溢れるアーティストをフィーチャーすることが目的で
ある「Two Pianist」レーベルの自信作です。マリア・デュ・トワは、現在ケ
ープタウンのケープ・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者を務
める実力派です。8歳でピアノを始め15歳の時にクラリネットを手にした彼女
は、さいしょステレンボッシュ大学で音楽を学び、その後、ニューヨークのマ
ンハッタンへ留学します。2006年にルーマニアで開催された国際クラリネット
・コンクールで賞を獲得するなど、注目を浴びながら、多くのオーケストラと
共演、着々とその音楽性を開花させていきます。このアルバムには、フランス
のボザを始め、イタリア、イギリスの近代作曲家たちの作品を中心に収録。ま
さに光と影の饗宴とも言える、艶めかしい音楽が心を浮き立たせます。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38106(SACD-Hybrid) ¥2250
オールド・フレンズ
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)/ピーター・リーヴ編曲:
「テルプシコーレ」からの組曲
(4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
Entree / Ballet du Roy / Volte / Courante de Perichou / La Canarie
La Bouree / La Pavane Courante / Finale
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)/
エドワード・タール、wes10brass編曲:聖ポリカルピのソナタ
(4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)/ポール・プランケット編曲:
トランペットと通奏低音のための8つのソナタ より Sonata detto del Nero
(4つのトロンボーンとトランペットのための)(*)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)/wes10brass編曲:
「聖母マリアの夕べの祈り」(4つのトランペット、4つのトロンボーン、
ホルンとテューバのための)より Toccata / Nisi Dominus / Lauda Jerusalem
ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)/エドワード・タール、wes10brass編曲:
皇帝のソナタ第1番[Sonata imperiale I]
(4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557頃-1612)/wes10brass編曲:
Jubilate Deo omnis terra
(W.-Nr.C17;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ/キース・ブラウン編曲:
ソナタ第20番(W.-Nr.214;4つのトロンボーンのための)(*)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ/ロバート・ポール・ブロック編曲:
8声のカンツォン第7旋法
(W.-Nr.172;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
チェーザレ・ベンディネッリ(1542頃-1617)/エドワード・タール、wes10brass編曲:
5つのトランペットのためのソナタ第336番
(4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
アントニー・ホルボーン(1545-1602)/ロジャー・ハーヴィー編曲:
組曲「妖精のラウンド」
(4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
The Fairie Round / The Hornie Suckle / The Choise / Muy Linda
Last Will and Testament / Galliard / The Night Watch
wes10brass
ヤン・エッシュ、フロリアン・キルナー、ペーター・ロート、
ジュルゲン・シュスター(トランペット)
オリヴァー・ニコライ(ホルン)
フレッド・デイツ、マティアス・ミュラー、ハリー・リース(トロンボーン)
ローラント・ギレセン(バストロンボーン) 高橋秀行(テューバ)
クン・プラーティンク(打楽器)
ミヒャエル・フォルスター(指揮)
録音:2011年7月19-22日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
(*)はピリオド楽器による演奏、他はモダーン楽器による演奏です。

ARS 38503 ¥1850
ピアノ・ワークス Vol.3
ショパン(1810-1849):
マズルカ ホ短調 Op.17 No.2/マズルカ変イ長調 Op.17 No.3
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/マズルカ ハ長調4 No.2
マズルカ変ロ短調 Op.24 No.4/マズルカ変ニ長調 Op.30 No.3
ポロネーズ イ長調「軍隊」 Op.40 No.1/夜想曲嬰ヘ短調 Op.48 No.2
スケルツォ ロ短調 Op.20/即興曲嬰ヘ長調 Op.36
練習曲変ト長調「黒鍵」Op.10 No.5/大ワルツ変イ長調 Op.42
ワルツ変ニ長調「メヌエット・ワルツ」Op.64 No.1
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
録音:2010年2月14日、生誕200年記念ショパン・マチネ、ライヴ、
アルフリート・クルップ・ホール、エッセン・フィルハーモニー、ドイツ
ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ
音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌
年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンク
ールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツ
に定住しています。

ARS 38517 ¥1850
バッハ・ミーツ・ジャズ
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 から
前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調 BWV887
前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV875
前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV871
前奏曲とフーガ第12番ヘ短調 BWV881
前奏曲とフーガ第15番ト長調
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
前奏曲第1番(1926)/前奏曲(メロディー第17番;1925-1926)
前奏曲(ルバート;1923)/前奏曲第2番(ブルー・ララバイ;1926)
前奏曲(4度のノヴェレッテ;1919頃)/前奏曲第3番(スペイン前奏曲)
前奏曲(断章;1925)
ニコライ・カプースチン(1937):トッカティーナ Op.36(1983)
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):3つのアルゼンチン舞曲 Op.2(1937)
エヴェリン・ヒルシュマン(ピアノ)
録音:2012年2月2日、場所の記載なし

ARS 38818 ¥1550
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.8 パリ四重奏曲集 Vol.1
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
弦楽四重奏曲ハ長調 Ben365(1803)
弦楽四重奏曲変ロ長調 Ben366(1803)
弦楽四重奏曲ヘ短調 Ben368(1803)
ヤナーチェク弦楽四重奏団
ミロシュ・ヴァツェク、ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(ヴァイオリン)
ヤン・レズニーチェク(ヴィオラ) ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)
録音:2011年5月8日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)第155回演奏会、ライヴ、
プレモントレ会大理石ホール、ゲラス、オーストリア




<EDITION RZ>
RZ3006/8(2CD+DVD) ¥3050
Inventionen VII 30 Jahre Inventionen 1982-2012
ed.ZR3006(DVD)(NTSC)
1. Jonty Harrison Beastory(2010)(8:09)
2. Daniel Teruggi: Sounding Landscapes(2007)(18:06)
3. Hans Tutschku: Firmament- Schlaflos(2010)(20:23)
4. Hans Tutschku: Zwei Raume(2008)(21:04)
5. Francis Dhomont: Le Travail du Reve(2008/9,2010,2011)(17:12)
6. Gilles Gobeil: Castalie(2008)(10:41)
7. Gilles Gobeil: Les Ioitains Noirs et Rouges(2009)(10:46)
8. Scott Wilson: Rose(2010)(9:06)
9. Kotoka Suzuki: Automata- Mechanical Garden(2010)(8:34)
10. Hanna Hartman: Measures of Control(2008)(8:01)
11. Richard Hartman: Simorgh(2010)(11:05)
12. Pei-Yu Shi; Movements(2010)(3:55)
13. Kees Tazelaar: Zeitraum- Ort- Zeichen- Sterne(2007)(19:41)
14-17. Trevor Wishart: Encounters in the Republic of
Heaven, Akt 1-4(2010/11)(75:00)
18. Iannis Xenakis: Bohor(1962)(21:31)
19. Sukhi Kang: Inventio - Musicae clavichordii et
sonorum artificiosorum(1984)(23:34)
20. Eolf Enstrom: Fractal(Videofassung)(1984)(24:02)
ed.RZ3007(CD)Inventionen
1. Boguslaw Schaeffer: Berlin 80 II(Tonbandfassung)(1980)(13:18)
2. Ricardo Mandolini: Fabulas II(1980)(10:25)
3. Takehiro Shimazu: Zytoplasma(1980)(10:46)
4. Boguslaw Schaeffer: Maa'ts(1981)(9:49)
5. Rolf Enstrom: Fractal(Tonbandfassung)(1984)(22:54)
ed.RZ3008(CD)Ricardo Mandolini Elektroakustische Musik
1. Estallido Breve(Tonbandfassung)(1980)(8:37)
2. Juego de Marionetas(1979/1980)(9:43)
3. El Cuaderno del Alquimista(1979)(9:27)
4. Cancion de madera y Agua(1981)(8:27)
5. Poema Reiterado(1983)(10:51)
6. Elogio de lo Efimero(2004)(12:06)
7. El Silencio de un Trueno(Ausschnit)(2010)(11:49)
クセナキス、テリッッジ、ドーモンなどの映像も楽しみ。

BTC04 ¥1350
Because Tomorrow Comes #4
1. Lary 7: D.J. from hell(9:13)
2. C.M. Hausswolff: Breeze Experience(8:35)
3. Berhard Gall: Tong-hua yie-shi(5:29)
4. Maria de Alvear: Trueno(3:49)
5. Maria de Alvear: The Inner(9:45)
6. Miki Yui: fffax(2:38)
7. Alvin Lucier: Music for Soprano with Slow Sweep Pure Wave(15:35)
アルヴィン・ルシエの1993年作品やドイツで活躍しているサウンド・インスタ
レーション作家Miki Yuiの作品が含まれている。

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