クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-06 No.4

2012年06月04日 20時42分41秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 32812(SACD-Hybrid) ¥2580
ノルディック・サウンズ2 ――
ヤン・サンドストレム:ヘラジカの歌
ダーヴィド・ヴィカンデル:スズランの王、春の夕べ
ヤン・サンドストレム:尾根の風に寄せるヨイク、山の風に寄せるヨイク
伝承曲(グンナー・エリクソン編):イェンディーネの子守歌
ヨーアン・イェアシル:私のお気に入りの谷
ヤーッコ・マントゥヤルヴィ:天体の組曲
ヒューゴ・アルヴェーン:そして乙女は輪になって踊る、夕べ
伝承曲(アルネ・ルンドマルク編):美しき水晶
アンデシュ・ヒルボルイ:モウヲオアエエユイユエアオウム
ピーター・ダイクストラ(指揮)、
スウェーデン放送合唱団
巨匠エリク・エリクソン、オルウェル、ショークヴィスト、カリユステたちが
育んだ北欧の名門スウェーデン放送合唱団を受け継いだダイクストラ。
バイエルン放送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席客演指揮者、
ジェンツの創設者兼首席客演指揮者を務める合唱界の若き盟主は、さらなる進
化を遂げようとしている。
録音:2011年6月、ストックホルム

CCSSA 33112(SACD-Hybrid) ¥2580
マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
軍楽隊風の音楽、鳥のさえずり、レントラー、フレール・ジャック、クレツマ
ー音楽など、様々な要素を持ち、"ブダペストでの初演失敗後"に2度の改定を
経て「交響詩」から現在の「交響曲第1番」となったマーラー最初のシンフォ
ニー。イヴァン・フィッシャーは「ハンガリー人としてこの作品が聴衆に完璧
で非常に美しい傑作であると確信させる道義的義務がある」という強い使命感
を帯びており、まさに満を持して実現したブダペスト祝祭管とのレコーディン
グ。
イヴァン・フィッシャーの独創的な解釈、チャンネル・クラシックスの優秀録
音に要注目!

CCSSA 27012(SACD-Hybrid) ¥2580
J.S.バッハ:6つのトリオ・ソナタBWV.525-530(様々な楽器のための編曲版)
トリオ・ソナタ ト長調BWV.525
(フルート、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ト長調BWV.530
(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ニ長調BWV.529(フルートとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ホ短調BWV.528
(ヴィオラ/ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロとリュートのための)
トリオ・ソナタ ト短調BWV.527(ピッコロ、チェロとチェンバロのための)
トリオ・ソナタ ホ短調BWV.526
(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートとチェンバロの
ための)
フロリレジウム
大バッハのオルガンのための「6つのトリオ・ソナタ」を、フロリレジウムが
器楽によるトリオ・ソナタ、室内楽編成の編曲版でレコーディング!
「BWV.525」でのフルート、ヴァイオリンと通奏低音の編成だけでなく、
「BWV.529」ではフルート(トラヴェルソ)とチェンバロのデュオを用いており、
「トリオ・ソナタBWV.525-530」が持つ可能性と魅力を様々な姿で奏でてくれ
ている。



<MD+G>
30317552 ¥2080
《レオン・ボエルマン:室内楽作品集》
『ピアノ三重奏曲ト長調Op.19』
『ピアノ四重奏曲ヘ短調Op.10』*
『チェロとピアノのための2つの小品Op.31』
『2つのピアノ三重奏曲』
トリオ・パルナッスス
〔ヤメイ・ユ(Vn), ミヒャエル・グロス(Vc), チアオ・チョウ(P)〕
ジェラール・コセ(Va)*
《録音》2011年11月22-24日, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
すでに20年以上のキャリアを誇るトリオ・パルナッスス。ブラームスの名演の
他、メンデルスゾーン、ラインベルガー、モーツァルト、レーガー、フンメル、
ラロ、バルギールなど、様々なレパートリーで優れた演奏を聴かせる彼らは、
室内楽ファンにはおなじみの存在です。レオン・ボエルマン(1862-1897)は、
35歳で早世したオルガニスト。教師、評論家としても活躍しました。彼は宗教
音楽で定評のあるニーデルメール学校出身で、教会旋法や二線記譜法を用いた
典礼用声楽作品やオルガン曲を多く作曲しました。ここに収録された室内楽作
品も彼の優れた創作分野でした。ピアノ四重奏では世界的ヴィオリスト、ジェ
ラール・コセが参加しています。

30417492 2枚組 ¥2950
《フランソワ・ドヴィエンヌ:オーボエとファゴットのためのソナタ集》
(1)『オーボエと通奏低音のためのソナタOp.70-1-3』
(2)『オーボエと通奏低音のためのソナタOp.71-4-6』
(3)『ファゴットと通奏低音のためのソナタOp.24-5&2』
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
インゴ・ゴリツキ(Ob), セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
イルゼ・グラドゥ(Vc), 池田愛(Fg),
ディエゴ・カンタルピ(リュート), クリスティアン・ニークイスト(Fp)
《録音》(1)(2):2007年9月, (3):2011年8月, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)は、コンセール・スピリテュエルで活
躍したもん木管楽器奏者。フルートとファゴットを演奏し、パリ・オペラ座で
ファゴットを演奏し、パリ音楽院の最初のフルート教授のひとりでもありまし
た。ここに収録されたソナタは通奏低音が独立した動きをとっているのが特徴
的です。古典派への過渡期ということで、リュートとフォルテ・ピアノが通奏
低音として使用されています。オーボエの大御所インゴ・ゴリツキとファゴッ
トの鬼才セルジオ・アッツォリーニによる演奏は、流麗ながら個性的な雰囲気
を醸し出しています。

60317522 ¥2080
《カルロス・ミチャンス:室内楽作品集》
(1)『ピアノ五重奏曲』
(2)『ドラヴィダ・ムーズ』
(3)『弦楽八重奏のためのディヴェルティメント』
ユトレヒト弦楽四重奏団
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P:(1))
パウリーネ・オーステンレイク(Ob:(2))
ロイスダール弦楽四重奏団((3))
《録音》2011年10&12月,(デジタル:セッション)
カルロス・ミチャンス(1950-)は、ブエノスアイレス出身で、1982年にオラン
ダに移住した作曲家です。彼は世界中を旅し、民族音楽と言葉から多大な影響
を受けています。そしてそれらが結合し、彼独特なスタイルの素晴らしい表現
力が形成されました。このアルバムには南インドのドラヴィダの言葉、文化、
民謡、宗教などから影響され作曲した作品を収録。雰囲気は抽象的でありなが
ら、ヨーロッパの音楽形式にのっとった作品3作です。

90617536(SACD-Hybrid) ¥2950
《ノルデンのシュニットガー・オルガンVol.3》
『シュザンヌ・ファン・ソルトの鍵盤音楽帳より「シャンパーニュのブランル」』
『シャイト:讃歌「来たれ創り主なる聖霊よ」SSWV153』
『ブクステフーデ:「前奏曲とフーガ ニ短調」BuxWV.140』
『J・S・バッハ:コラール・ファンタジー「主なる神、我らの側にいまさずし
て」BWV 1128』
『モーツァルト:「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調K.265(キラ
キラ星変奏曲)』
『J・S・バッハ:「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調」BWV.564』
『ゲオルク・ベーム:コラール変奏曲「愛する御神の統べしらすままにまつろ
い」』
『ブクステフーデ:「テ・デウム・ラウダームス」BuxWV.218』
『モーツァルト:「アンダンテと5つの変奏曲ト長調」K.501』
アグネス・フルターハント(Org)
ティエモ・ヤンセン(Org)
(1690年頃アルプ・シュニットガー製オルガン)
《録音》2011年11月, ノルデン、聖ルートゲリ教会(デジタル:セッション)
アルプ・シュニットガー(1648?-1719)は、当時最も有名であったオルガン製作
者の一人で、北ドイツにおけるバロックオルガンの代表的製作者でした。彼の
活動範囲は北ヨーロッパに広がっており、100基を超えるオルガンを製作しま
した。現在も約30基は、その基本部分が保存されています。彼のオルガンは国
際的名声を博し、ブクステフーデ、バッハ、ヘンデルらも見学に訪れています。
1708年にはプロイセン王のオルガン製造者に指名されました。当アルバムには、
この楽器の特性であるポリフォニックな性質をもったストップが多用された作
品を選んで収録され、力感に満ちた演奏美学が堪能できます。モーツァルトの
作品は、演奏者アグネス・フルターハント編曲によって演奏されています。

90117546(SACD-Hybrid) ¥2950
《ウェーバー:クラリネット協奏曲集》
『クラリネット協奏曲第1番ヘ短調』
『クラリネット協奏曲第2番変ホ長調』
『クラリネット小協奏曲』
『歌劇「オベロン」序曲』
『序曲「幽霊の支配者」』
マルティン・シュパンゲンベルク(Cl&指揮)
オーケストラ・M18
《録音》2011年10月, 2012年2月, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
ミュンヘン宮廷の名クラリネット奏者ベールマンを識ったウェーバーは、3つ
のクラリネット協奏曲を立て続けに作曲しました。これらはクラリネットのロ
マン性、幻想的な旋律、そして華麗さを融合した、クラリネット協奏曲作品の
傑作として親しまれています。シュパンゲンベルクは、23才でミュンヘン・
フィル首席となったクラリネット奏者。ボンでのドイツ音楽コンクールで優勝
し、バイロイト音楽祭の首席も務めています。またワイマール国立音楽大学教
授も務めています。「オーケストラM18」は、グスタフ・マーラー・ユーゲン
ト・オーケストラなどの若いメンバーが集結したオーケストラで、シュパンゲ
ンベルクが吹き振りをし、多様な音楽性を表現していきます。

61315242 2枚組 ¥2950
《モートン・フェルドマン:ヴァイオリンとピアノのための作品集》
『spring of chosroes(1977)*』『エクステンションズ 1(1951)*』
『エクステンションズ 3(1952)*』『vertical thoughts 2(1963)*』
『vertical thoughts 4(1963)』
『アーロン・コープランドのために(1981)*』
『ヴァイオリンとピアノのための小品(1950)*』
『プロジェクション IV(1951)*』
『4台のピアノのための小品(1957)』『ジョン・ケージのために(1982)』
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
アンドレアス・ザイデル(Vn)*
《録音》2009年11月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
1950年代のはじめから、ケージらとともにニューヨークを拠点として前衛美術
家たちと交わりつつ、戦後アメリカ音楽の新しい流れを開拓していった作曲家
フェルドマン。点描的で寡黙、音に対して厳しい態度で知られています。図形
楽譜を最初に用いたことでも有名です。現代音楽のピアニストとして、ケージ
の全集をはじめMDGに多くの録音を残しているシュライエルマッヒャーが、フェ
ルドマンの作風である微妙に移ろう音と揺らいだリズム、研ぎ澄まされた美し
さと緊張感を表現していきます。

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