野へ山へ

2004年~

三岐鉄道北勢線

2024年07月30日 | 日々

三岐(さんぎ)鉄道北勢線に乗車しました。

2024.7.14(日)
行程:三岐鉄道 西桑名駅=楚原(そはら)駅ーねじり橋ーめがね橋ー楚原駅=阿下喜(あげき)駅ー阿下喜温泉ー阿下喜駅=西桑名駅


始発の西桑名駅


ホームには小ぶりの車両が停まっていました。


途中下車をすることを考慮し、1日パスで。


車内もこじんまりとしていて良い感じでした。


西桑名から阿下喜まで13の駅があるということでした。
乗った車両は楚原止まりなので、楚原で乗り換えです。
のどかな車窓を眺めながら、旅気分で初めての路線を楽しみました。
(矢印、西別所に虫が。)


素朴な駅舎でしたが、駅名板は現代的な感じでした。
三岐鉄道のキャラクター(鉄道むすめ)は、「楚原れんげさん」という
女の子。彼女は楚原出身なのでしょうか・・


楚原で約40分の連絡待ちでしたが、西桑名駅の駅員さんに、
楚原の名所を教えていただいたので、次発に間に合うように、
名所へ向かいました。


静かな駅前、懐かしさを感じる建物も散見されました。


ミラーの横に建つやぐらは??


道の反対を見ると、ミラーが付いた、現役のやぐらが。


そうこうしているうちに、名所「ねじり橋」へ到着。
過日、京都で見たねじりまんぼと、同じ施工方法でしょうか、
ねじった石組みで構成されていました。
この陸橋上を三岐鉄道が走っています。橋をくぐって・・


「めがね橋」へは猛薮で近付けず。遠望しました。
この橋も三岐鉄道の高架です。
そろそろ戻る時間かと思いきや、次発まで危うい時間でした

結局、次発に間に合わず。また40分ほどの待ち時間・・・
時間はお昼、小腹も空いた・・どうしたものかと
楚原駅の駅務さんに、飲食店などの有無を尋ねるも、
近くには無いとのこと。ふと、先ほど見かけた物を思い出しました。


良かった!動いていました。
スナック自販機に救われました。二つほどお菓子を購入し、
再び楚原駅へ戻り、ベンチでつまみながら次発を待ちました。


阿下喜(あげき)駅
こちらでは西桑名行の次発が1時間後だったので、
駅前の温泉に入ることにしていました。


近代的できれいな「あげき温泉」
ゆっくりと浸かり、憩いました。

   
『COFFEE HOUSE punkt.(プンクト)』
温泉後は付近の気になる建物へ。日本家屋をリノベーションした、カフェでした。
人気の様で、並んでいたので、コーヒー豆だけ買いました。


阿下喜駅で次発を待つ間、ホーム付近には気になる物が・・・。
近くに居られた駅長さんに尋ねると、とても丁寧に説明して下さいました。
上写真の丸い線路は、以前の場所から移動したとのこと、
国内に残っている、ナローゲージは、

三岐鉄道北勢線、あすなろう鉄道の2線、
黒部峡谷鉄道本線の4線しかないとのこと。
ナローゲージというのは、線路幅が76、2cmしかない、特殊狭軌のことを呼ぶそうです。


この古い車両は今、補修中とのことです。
やがて入線して来た車両へ乗り込み、再び車窓を眺めながら
終点の西桑名まで三岐鉄道を楽しみました。


途中の駅に止まっていたこの車両は何に使うのでしょうか・・


良い感じの車両も見られました。
実に、76、2cmという幅の狭い線路の上を走っている、
車両が小さいながら頼もしく感じました。

☆用事で初めて訪れた桑名。そして偶然に乗車した三岐鉄道では、
数々の素敵な出会いがありました。

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6月に飲んだビール

2024年07月28日 | ビールの棚

6月に飲んビールです。

 
雷電閂IPA(エチゴビール)とインドの青鬼IPA(ヤッホーブルーイング)
二種とも長野県のクラフトビールです。
インパクトのあるラベル同士で飲み比べをしたくて選びました。
雷電閂の方は強い個性を感じ、インドの青鬼はあっさりした印象でした。
共に美味しかったです。


ビアサプライズ至福の香り(サッポロ)とプレミアムモルツそよ風エール(サントリー)
この日は爽やかなラベル同士を飲み比べしてみました。
至福の香りの方に、ホップの苦みを特に感じました。プレモルはいつも通りの美味しさでした。
共に美味しかったです。


プレミアムモルツ 海辺のエール・そよ風エール(サントリー)
海辺エールとそよ風エールの飲み比べをしました。
頭を真っ白にして目をつぶって何度もテイスティングしましたが
繊細な違いが判りませんでした。無論、美味しかったです。

  
2023年3月にの製造が終了した、ザ・モルツumami(サントリー)
2023年4月に1ケース(24本)を買い納めをした分の最後6本でした。
個人的にはプレモルよりも「ザ・モルツ」が好みです。
名残惜しい飲み納めはやはり美味しかったです。
中瓶では継続しています。


一番搾りと一番搾りプレミアム(KIRIN)
通常の一番搾りと少し高いプレミアムを飲み比べました。
プレミアムの方が麦芽の濃さを感じましたが、もちろんどちらも美味しいです。

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散歩

2024年07月28日 | 日々

6月の下旬、武庫川沿いを散歩している時、気になるものを見かけました。


ススキや葦(アシ)の葉が笹餅の様にくるっと畳まれています。


あちらこちらの葉で容易に見かけました。


何かの虫の巣かな?と開いてみると、繭(まゆ)が張っていて、
その中からクモの子がバラバラバラ・・っとたくさん出て来ました。


これもあれも皆、クモの仕業だったとは。
帰宅してネットで検索すると、「カバキコマチグモ」という
毒蜘蛛の様です。成虫に刺されると大変なことになるらしい・・
今後は葦やススキの薮に入る時も気を付けないと、と思いました。

他には・・


うつろな目のアマガエル


キハダカノコガという蛾


カナブン?


ハマハナセンブリorベニバナセンブリ(リンドウ科)
※よく似た同種でどちらかと思います。
外来種の様ですが、堤防のブロックの隙間から咲いており、
可愛いながら逞しさを感じます。
付近にはアカバナユウゲショウも咲いていました。

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神戸市立森林植物園

2024年07月27日 | 山行記

神戸森林植物園へ行きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.6.19(水)
神戸市立森林植物園を散策しました。
行程:神鉄三田駅=谷上駅ー(山田道)ー神戸市立森林植物園=(送迎バス)=神鉄北鈴蘭台駅=神鉄三田駅
メンバー:山友さん2名+自分


神鉄谷上駅を降り、山田道から植物園を目差します。


雨後の川はいつもより水量が増していました。


オカトラノオ/丘虎の尾(サクラソウ科)


せせらぎ沿いの緑陰は涼しく


カキドオシの葉


森オアガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。


今回はあじさいがお目当てです。


ラクウショウやメタセコイアの新緑が涼しい影を作っていました。


早速、エントランスで出迎えてくれたのは、
ブライダルシャワー(白あじさい/ラグランジア)というあじさい。
普通のあじさいの様に茎の先端に咲くのではなく、
側芽にたくさんの花を咲かすのが特徴とのこと。(説明板より)


ベニガクアジサイ
ブライダルシャワーとは対照的な紅色が目を引きました。


エントランス広場には干支の龍
倒木を利用して作ってありました。

 
チドリノキ(カエデ科)
プロペラの様な実は大ぶりでした。

 
イヌシデ(カバノキ科)
カバノキ科の実を見ると、ホップの実を彷彿します。


コガクウツギ
山でよく見るコガクウツギもあじさいの仲間、清楚な感じです。


コハクウンボク(エゴノキ科)の葉


ウツボグサ
足元に元気ににょきにょき咲いていました。


土の散策道へ


ブラシノキ(フトモモ科)
鮮やかな花が目に留まりました。まさにブラシの様です。


トウゴクシソバタツナミ/東国紫蘇葉立浪(シソ科)
山ではもう旬を過ぎていますが、こちらではまだ咲いていました。


ウスタケでしょうか・・きのこ図鑑には「毒」とありました。


展望台へ寄ってみました。


コマツナギ/駒繋(マメ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)
装飾花が白から真紅に変わる。                                                                                                                       


シチダンカ/七段花(アジサイ科)
尖った花びらが爽やかな感じです。


ハクチョウ/白鳥(アジサイ科)


ナデシコガクアジサイ/撫子鰐紫陽花(アジサイ科)
装飾花のふちがぎざぎざしていて、フリルの様です。


セトノユウベニ/瀬戸の夕紅(アジサイ科)


ベニガクアジサイ/紅額紫陽花(アジサイ科)  
 

ショウジョウ/猩々(アジサイ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)


ミヤマヤエムラサキ/深山八重紫(アジサイ科)


ミカワチドリ/三河千鳥(アジサイ科)
「装飾花が無く、両性花のガク片がやや大きくなっている。
両性花のガク片は咲き進むと垂れ下がり、その姿が千鳥を連想させるという」
(説明板より)


シロバナガクアジサイ/白花額紫陽花(アジサイ科)


アマチャ/甘茶(アジサイ科)
「葉を発酵・乾燥させ、湯で抽出した液を甘茶という。」(説明板より)


アマギアマチャ/天城甘茶(アジサイ科)


コモチヤマアジサイ/子持山紫陽花(アジサイ科)


ガクザキシロバナ(アジサイ科)


クロヒメアジサイ/黒姫紫陽花(アジサイ科)
「江戸時代、濃い紫色のことを「クロ」と呼んだことが名前の由来である説がある」
(説明板より)


キヨスミサワアジサイ/清澄沢紫陽花(アジサイ科)


ツルギノマイ/剣の舞(アジサイ科)


ベニフウシャ/紅風車(アジサイ科)


ベニガク/紅額(アジサイ科)


イヨシロ/伊予白(アジサイ科)


イシヅチノヒカリ/石鎚の光(アジサイ科)


イヨノサミダレ/伊予の五月雨(アジサイ科)
「ヤマアジサイとコガクウツギの自然交雑種とされている」(説明板より)


サツキヒメ/五月姫(アジサイ科)


シイバテマリ/椎葉テマリ(アジサイ科)


イヤノカザグルマ/祖谷の風車(アジサイ科)


フジノタキ/富士の滝(アジサイ科)


ロッコウヤエテマリ/六甲八重手毬(アジサイ科)


カイキョウ/海峡(アジサイ科)


イヨノジュウジセイ/伊予の十字星(アジサイ科)


ハナフブキ/花吹雪(アジサイ科)


ヒメアジサイ/姫紫陽花(アジサイ科)
「庭などに植栽される。野生のものは知られていない。
女性的で優美な姿のため、姫とつけられた。」(説明板より)

☆あじさいが最盛期に来たのは初めてです。
各々のあじさいに名札が付けてあり、説明を読んでは名の由来に納得しました。
実に多種類のあじさいが、どれも活き活きと美しく、シャッターが止まりませんでした。

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