一時的な寒気の南下により、雪が降ったり晴れたりを繰り返している当地です。
さて今日はパソコンの話題です。 携帯端末しか利用しない人には多分関係の無い話です。
version1909から 2004または20H2 へのアップグレードが、たまに使うパソコンなどでは強制的に行われるようになったのが先週でしたが、アップグレード後は「更新とセキュリティ」の画面では「最新の状態」と表示される端末でも、手動で「更新の確認」を走らせると、KB4598242を引っ張ってきます。
その内容が実は驚愕でした。以下は記事からの引用です。
「Microsoft、深刻度緊急の脆弱性修正を含む1月度更新を公開。Flash Playerを既定で無効化
1/14(木) 17:42配
Microsoftは13日、1月度月例アップデートを公開した。Windows 10 バージョン2004/20H2向けには「KB4598242」が提供されている。
今回のアップデートでは、リモートコード実行の恐れがある脆弱性を修正。深刻度は緊急としている。加えて、Microsoft Malware Protection Engineでリモートコード実行が可能な脆弱性(深刻度は緊急)や、Microsoft Office関連ソフトウェアに関する脆弱性(深刻度は重要)についても更新プログラムを公開している。
そのほか、今月よりAdobe Flash Playerが既定で無効化され、2020年6月公開のセキュリティ更新プログラム以前のバージョンのFlash Playerについてはブロックが実施される。」
引用はここまで。
以前よりAdobe Flash Playerの脆弱性は何度も指摘されてきましたが、遂に強制的に無効化されるようです。Adobe Flash Playerを埋め込んだHPなどを開くと、2020年12月でサポート終了なる警告が出ていたのでどうなるのかな?と思っていましたが・・・。また、Microsoft Malware Protection Engineってwindows セキュリティ対策の事では? いやはや凄い。
問題はKB4598242のインストールに時間がかなり必要な事です。端末の性能にもよるとは思いますが、僕のように旧世代のマシンを使っていると、軽く2時間は必要。
1909から2004/20H2へのアップグレードに4時間、KB4598242の適用に2時間。都合6時間。非力なマシンでは殆どの操作は出来ません。
おまけに起動の安定性を図らないと、超重たいマシンとなってしまいます。
そんな事を言っていても始まらないので、パソコンをネット環境で利用される方は、早めの対処が賢明かと。