先週はクソ暑かったらしいですが(僕は病院のベットの中だった)、今週は・・・ナニコレ?
多くの方が感じているでしょうね? そろそろ閾値を超える変動でしょうね。
さて昨日は、そろそろ術後一週間になるので、少しは歩かないとダメらしいので、リハビリを兼ねて、ちょっと細い歩道を歩いていた。その場所はバス通りに面した歩道なのだが、当然ガードレールもあり大通りから隔離されている。しかし、少しだけ下り勾配で、幅もかなり狭い。 狭いと言っても真ん中には点字ブロックもあるし、バスを降りた方が、地下鉄の駅まで普通に歩く歩道です。
時は昼中。 人通りも少ない。 僕は一人で歩いていた。 ううう・・・お腹に力が入らない。下腹にメスが入っているので、お腹に力を入れるとまだ激痛が走るw。 この感覚は盲腸の手術を受けた頃によく似ている。
くしゃみや咳は厳禁である。 しばらく激痛にのたうち回らなければならない。
兎に角、下腹に力が入らないと、まっすぐ歩けない事に気が付いた。右や左にフラフラと・・・。
「こりゃいかん。自転車でも来たら、邪魔になってしょうがないだろう」と思って、点字ブロックの左側のスペースを歩くことにした。 そう思った矢先である。
進行方向に対して、左側を向いた瞬間である。一台の自転車が・・・そこを走り抜けて行った。
「ぶつからなくて良かった」と思った瞬間に、その自転車が・・・少し先でこけたんですよ。
え???なんで?と思ったが、もしかして自分がヨタヨタ歩いているから、急いで抜かしたかったのか?
それとも、(後ろは見えないので、)僕が左側を歩こうと少し左寄りに進路を変えて瞬間に、自転車が左を通過しようとしたのか?
兎に角、三メートルくらい先で、女の人がこけているのは間違いない。しかも、痛がっている・・・。
普通なら、すぐに駆け寄って自転車を起こすのを手伝うのだが・・・如何せん、腹に力も入らず・・・。声をかけるのが精いっぱいの情けなさ(涙)。
きっとその女性は「何を突っ立ているのよこのおやじ!」と思っているだろうな・・・
そうこうしてたら、その後から、自転車に乗った子供が通りかかり、自転車を起こしてくれていた。
「ガーン」・・・・子供にも白い目で見られるのか(涙)。
いっそのこと、背中に、手術後のリハビリで歩行中と張り紙でも貼って歩くべきだったと思ったりもした。
お腹に6センチの傷があり、開くといけないからかがめないと書いた方が良かったか?とか。
兎に角、僕はその女性にとっさに謝った。
ぶつかったわけでも何でもない。 ただ、そこを歩いていただけの自分。 何故謝るのだろう・・・。
本当に不運な事故。 大したケガでも無かった思うけど、かなり痛がってたなぁ・・・。
自転車の直接的な転倒の原因は、タイヤがコンクリート製の溝の蓋と、道路との僅かな隙間に入り込んで、コントロールを失った事のようだったが・・・。
最後にその女性は、「あなたにぶつからなくて良かった」といって、去って行った。
なんか素敵な女性だったなぁ・・・。スポーツタイプの自転車はタイヤが細いので、ちょっとした事で、細い(2センチ位)隙間に、タイヤを取られることがあるから、皆さんも注意してね。
その女性のケガも早く治る事をちょっと願ったりもした。 ←なんでそこまで?
その理由は、僕の手術の傷も早く良くなれと毎日願っているからに他ならない。
そんなかんなで、今日に感謝。
一歩外に出ると、いろんなことがありますな。