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ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

豆料理1

2018年11月07日 | 飲食:飲物・嗜好品

 シカクマメの天ぷらなど

 去年出来が悪かったので今年は植えていないが、それまでは毎年、枝豆を小さな畑の一角一角に交互に植え、その収穫を楽しんでいた。一角一角に交互に植えたのは、大豆が連作を嫌うと聞いていたからである。去年は、1年置きにも限度があったみたいで不出来であった。で、今年は全面的に休ませることとした。
 枝豆に限らず、私は豆類が好きである。枝豆が熟した大豆もよく食べる。大豆を加工した豆腐も大好きである。今年初挑戦して、出来は悪かったが、いくらかは収穫できたソラマメも大好きである。今が旬のソラマメはスーパーでもたびたび購入している。
 マメだけで無く、莢ごと食うインゲンもよく食べる。煮ても炒めても、天ぷらにしても美味しい。キヌサヤは、あまり買わないが、でも、好きである。

 去年、初挑戦した莢ごと食うマメがある。シカクマメという聞き慣れない名前。おそらく新しい野菜なのだと思う。最近になってスーパーでよく見かけるようになった。
 天ぷらで美味しいという噂を聞いていたが、天ぷらは油が撥ねて、コンロ周りが汚れるので私はめったにやらない。年に数回と数えるほどしかない。シカクマメのためだけに天ぷらはやりたくなかったので、その時は炒めて食うことにした。牛肉と一緒に炒め、すき焼き風の味付けにした。・・・成功とは言えなかった。
 お菓子となっている豆、例えば、グリーンピースを揚げたようなものも好きである。何らかの豆のお菓子を、たいていは部屋に置いてある。
 で、今回は食物の豆として、3種紹介する。ソラマメはこの時期だけのもの。インゲンマメは、年中、スーパーで見られる。シカクマメは概ね冬の間が旬。

 ソラマメ(蚕豆・空豆):果菜
 マメ科の二年生作物 世界各地で栽培 方言名:なし
 空豆は、中が空洞という意味の空(から)ということでは無い。名前の由来が広辞苑にあった。「莢が空に向いてつくから」とある。その通り、莢が空に向いている。
 青果用は未熟の種子が食用となる。3月から4月が収穫期となる。
     
     

 インゲンマメ(隠元豆):果菜
 マメ科の蔓性一年生草本 中米原産 方言名:なし
 名前の由来は、「隠元が明からもたらしたものという」と広辞苑にあった。隠元は江戸時代初期に渡来した明の高僧。
 若い莢が食用となる。北海道が主産地とあったが、沖縄での生産量も多い。近所のスーパーでは沖縄産が年中見られる。茎葉は飼料になる。
     
     

 シカクマメ(四角豆):果菜・豆
 マメ科の蔓性多年生草本 熱帯アジアに分布する 方言名:なし
 莢に4枚の翼を持っていて、断面が4角形に見えることからシカクマメという名。
 若い莢、新芽、若葉、花は野菜として、熟した種は豆として、澱粉を含む塊根は生食でき、煮物などにも利用される。また、飼料や緑肥にも利用される価値の高い作物。
     
     

 記:2007.4.23 ガジ丸 訂正加筆:2018.11.6