すっかり秋の気配。風にあたり、空を見上げると季節の移ろいが心地よい。福祉亭の前のテーブルでは相談業務にみえた民生委員長さんが日本語教師。生徒はマ~さん。学ぶ姿は懸命。根気よい勉強の後、マ~さんが缶ビールを先生にお礼をと押し問答。先生のほうは頂くわけにはいかないと固辞。「先生、先生」となんとかお礼を受け取ってもらいたい生徒。そのやりとりは本当に微笑ましい。ふっと中国と日本の子どもの育て方をその姿に垣間見る。「教育は国家百年の計」とか、「米百俵・・・」とかいう言葉をフツウの庶民も口にした時代が日本にもあった。親も先生もすっかり「おともだち」の日本。みなが望んだ姿なのだろうが。
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