福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

支援

2012-05-19 05:23:04 | 日記
福祉亭の運営と並行して、ずっと、参加している市民評価。
CSRでご縁のできたみなさんと交流。

東北被災地支援の話も出た。
神戸の時も、新潟の時も、それぞれなんらかの経緯での支援の経験が語られる。
それぞれの経験が、東北にも生かされ、仕事とのからみで、東北の復興に関わられておられる。
そのことに、まず、いささかの驚き。
それぞれの組織での管理職ポストにおられるみなさん。
お若いことにも、びっくり。

東北被災のみなさんが、「(支援の)物はもういらない。(自分たちの手でつくる)物を買って欲しい。買ってもらうための(手立ての)支援が欲しい」と、「仕事」というものへの思いを語られるようになっているそうです。
自宅に戻ると、被災地に出向き、どういう街を構想していくかのヒヤリングに入っておられる財団のかたのメールが入っていた。
「(今の状況は)不便だか、不自由はない」と、仮設住宅に住まわれておられるみなさんが語っておられている・・と。

当事者のお話は、それぞれいいですね。
人としての尊厳に触れるお話で、説得力を持ちます。
どこか、福祉亭の運営にも通じるような言葉です。

支援とは、なにか・・
福祉とは、なにか・・
人は、何をどう望むのか・・
被災地のみなさんのがんばりは、ニュータウンの片隅の福祉亭にも、元気を頂くもののようです。

そうそう、日本の家族の変容がなぜ進んだのか・・っていう話も交流の場で、出ました。
他の家族の手を借りる必要が、生活のいろいろな場面であった・・・と。
スイッチ一つで、風呂にも入れ、食事もできる・・現代の生活。
便利さの追及は、煩わしさから生まれていた家族間の絆や家事をする場面でのふれ合いや、考えることによる熟達・・・を置き去りにして行ったということのようです。

それぞれ、若い家庭をつくり始めているみなさんです。
微笑ましいし、がんばってもらいたいです。


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