福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

街の高齢化

2015-09-12 04:27:12 | 日記
表面的に、目に付きやすいのは、人の高齢化と、街並みの中の老朽。
夏草が、野放図に茂るペデや、放置されているアスファルト道路の痛み。
その傍らには、豊かさ感のある戸建住宅が並ぶ。
住宅すごろくの最後の仕上げに辿りついている街。
でも、ふっと、心寂しさを感じさせる気配がそこはかと漂う。
これは???

街の高齢化は、人の高齢化とも、街並みの老朽ともリンクしつつ、実は、静かに、深く進行する。
どうも、そういうものらしい・・・ということに、気付く。
つぶさに語ることはできないけれど、手の打ち方を間違えると街にとって、手ひどい痛手となりかねない。
痛手の見える化・・の一つが、シャッター商店街と揶揄される街の風景。
この虫食いが、深く、広く進んでいるような気配を感じてしまう。
あちらこちらに。
様々な階層にまで及びつつ。

その本当の原因が、実は、人の心の中にあるからかもしれない。
静かに季節が夏から秋へ、秋から冬へ・・と移行するのと同じように移ろう人の心。
果実を得たと思う時、すでに、それさえ失うみちに足を踏むこんでいく。
まるで、ほろびの呪文にかけられていたかのように。
求める姿を追う時に、そっと付き添うその呪文。
光があれば、その傍らには、陰。

それにしても、あのほろびの呪文は、なんだったかなあ・・と、思い出せないのがワタシの高齢化。

震度5弱!!発生。
つまらないことを、思い出した。
『パルス』
ほろびの呪文。







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