修羅場

１７年間も介護の必要なかたがおられるご家庭。
介護家族は、苦しい。
子育ては、成長をまのあたりにできる喜びがある。
姿もかわいければ、声も、言うことも・・なにもかもがかわいい。
だからいい。
介護は違う。
日々、格闘。
現実と。
身体の不調にもなる。
心も病む。

土曜日。
目からぽろぽろと、大粒の涙。
幸い、周囲には人がいて、それぞれ慰める。
福祉亭は、温かい。
どのかたも。
それにしても、男と女では、慰め方も違う。
それが、修羅場？の笑いとなる。
思わず、ご本人も泣き笑い。
そうこうしているうちに、笑顔が戻る。

よかった～！！
ほっ！！
帰りにくいフウのご本人を励ます。
春が来れば・・
もう少しじゃない・・

どんなにしっかりものでも、どんなに家族愛があったところで、介護の現実は厳しい。
そんなこんなを脳裡の片隅に、日曜日の午後は、ひたすら福祉亭の活動報告づくり。
まったく・・・
でも、いいんです。
一年３００日ぐらいの活動日の一日でも、みなさんのお役に立っていることがわかる福祉亭であれば。
だいたい、そうそう毎日、駆け込み寺でも・・
そんなフコウな地域ではいけません。
なんとか、笑顔で過ごせる地域にならないと。
なんとか、やり過ごせる力を出し合える地域にならないと。
みんなでね。