福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

交流

2011-07-25 05:01:28 | 日記
ミニミニ国際。
多摩大への語学留学生。
新疆ウイグルから。
イスラム。
故郷の民族料理ポロをつくる会。

とにかく、どんなものか、見たことも、食べたこともないもの。
買い物段階から、右往左往。
総勢30人分。
お米の量の計算から、混乱。
ここだけは、福祉亭運営の経験がいきる。
なんとか、25カップとおさえる。

人参は6キロ
鶏肉は4キロ・・と、並の量ではない。

洗ったり、切ったり・・は、居合わせた10数人で、いっせいに取り掛かるので、6キロ、4キロの下ごしらえも、早い。
鍋は、大鍋の一回り下のものを、二つ。

男子3人、女子2人で、とりかかる。
ウイグル出身の女の子は、もっといるのに・・・料理は、苦手??
ウイグルでは、料理は、男女どっちの分担なのだろう??

鶏肉と玉ねぎを炒め始める。
油の量が半端でない。
大鍋の底に、2cmくらい。
中華料理用としては、火が弱いので、水分が多く出てしまう。
5人が、早口の北京語と、早口のウイグル語で、鍋をのぞきながら、協議、きょうぎ。
みな、真剣。
こんな大量のポロなんて、作ったことないので・・と。
見ているだけの応援部隊は、とにかく、どんなものかも、見当もつかないので、傍らで、うろうろ見守るだけ。
でも、興味深々。

厨房の真剣さが伝わるので、予定では、ゲームをして待つ・・・ということになっていたのが、みな、おしゃべりして、待つ。
待ちぐみも、いつも、一緒のお仲間ばかりではなく、初対面同士も。
日本人でいて、日本人離れしていたり、中国人でいて、どこか、風貌が、日本人だったり・・おもしろい。

お米をいれる段階になって、さらに、鍋を大鍋二つにかえる。
大鍋をのぞきながら、お米をふりいれたり、かき混ぜたり・・
なんだか、森の妖精たちが、魔法の食べ物を調合しているよう・・・

あとで、聞いたのですが、途中、わからなくなると、故郷のおかあさんに、国際電話をかけて、尋ねてくださったとか。
おかあさんも、そんな大量のポロは作ったことない・・と、おっしゃったそうです。

できあがったポロは、大成功!!
ほんとうに、おいしかった!!

油も結局、1.8リットル使ったのに、しつっこさがないのです。
指3本で食べるのだそうですよ。

中華料理の「ちまき」に、ちょっと、似ています。
コメント
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