Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

花に暮れて由ある人にはぐれけり、漱石

2006年04月01日 14時48分55秒 | 「ハイク缶」 with Photo
 これも28日に、千鳥が淵で散策中に撮った一枚。
 大分歩き疲れたので、石のベンチに腰掛けている間に、子供の様子が可愛くて撮ったのが、写真。下の漱石の句で、「由(よし)ある人」とは、迷子になった子供にとっての親ではなく、はぐれた男にとっての女のことだろうな。あるいは、はぐれた女にとっての男でもいい。また、もっと漱石らしく、語っておきたいことがある同性の親友であってもいい。

 花に暮れて由ある人にはぐれけり  漱石 
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