折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL292~台風の置き土産

2013-10-26 | 写真&俳句
あの枝まで水かさが増えたのか、と思うと背筋が寒くなった。



あな凄や     嵐のあとの     置きみやげ



心配された台風27号も当地ではさしたる影響もなく過ぎて行ってくれたのは、幸いであった。

午後からは、日も差し始めたので散歩かたがた黒目川の様子を見に行った。

水は濁っていて流れは急であったが、水かさはいつもの状態に復していた。

しかし、水辺の木々には流された浮遊物が引っ掛かり、場所によってはかなり高い所にも残骸物が見える。

それらを目にするにつけ、一時、水かさが増え、濁流がすさまじかったことをうかがわせた。

台風の都度、目にする困った置き土産である。