「青い葉」と「薄い赤の葉」と「濃い赤の葉」と3つの色が入り混じった桜の木。隣の桜の葉は、まだ青々としている。
木々の葉を 斑(まだら)に染めて 浅き秋
台風を境に空気もひんやりと、ようやく秋めいてきた。
各地から紅葉の便りが聞こえてくるが、当地での本格的な紅葉はまだまだ先だ。
黒目川沿いの桜並木もまだ青い葉をつけたままだ。
そんな中、「青い葉」と「薄い赤の葉」と「濃い赤の葉」と3つの色が入り混じった木が1本だけあった。
同じ桜の木なのに、なぜこの木だけが斑に色づいているのだろう、と思わず立ち止まって見入ってしまった次第である。
今はまだ秋は浅いが、もう少しすれば赤く染まったこの桜並木を歩ける時がやってくる。
その日が待ち遠しい。