折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

今年の花見VOL5~さくら対決・黒目川VS柳瀬川

2010-04-05 | 日常生活

柳瀬川の桜
木の大きさ、幹の太さ、枝の茂り具合等いずれをとっても軍配は、柳瀬川に上がる。(写真撮影 4月4日)



さくら対決・軍配は柳瀬川


週末、黒目川の桜を見て来た。

幼なじみたちと花見をした時は、6、7分咲きの状態であったがこの日は満開で多くの花見客でごった返していた。

そして、足を伸ばして2駅先にある柳瀬川河川敷の堤防に咲いている桜も併せて見てきた。


柳瀬川 は、狭山湖の山口貯水池を源流として、北川、空堀川、東川と合流して、志木で新河岸川に合流する約19キロに及ぶ、一級河川である。

一方、黒目川 は東京都東久留米市と東村山市、小平市の境界に位置する小平霊園内の「さいかち窪」に源を発し、東久留米市、埼玉県新座市、朝霞市を流れて新河岸川へ合流する、全長約17キロの一級河川である。


共に両岸は遊歩道となっていて、人々の散歩コースになっている。
そして、その遊歩道は場所によっては桜並木となっていて、桜の季節には東武東上線の車窓から桜のトンネルを見ることができる。

小生も桜の季節、柳瀬川を電車で通るたび、一度来てみたいと思っていた。

柳瀬川は、東上線柳瀬川駅から1分で遊歩道に出る。
黒目川は朝霞台駅から10分はかかるので、地の利は断然柳瀬川である。

また、その他、桜並木の長さ、植えられている桜の木の本数、木の大きさ、幹の太さ、枝の茂り具合等いずれをとっても軍配は、柳瀬川に上がる。

しかし、惜しむらくは柳瀬川の場合、桜並木が片側しかない。
この点は両岸に桜並木のある黒目川が唯一柳瀬川に優っているところである。


黒目川の桜
両岸に咲く桜、黒目川が柳瀬川に唯一優っているところ。


昨年は黒目川の河口から源流までを歩いた。

柳瀬川沿いの桜を見ながら、今年は全長19キロの柳瀬川の河口から源流まで歩いて見たいと思った次第である。





今年の花見VOL4~まだ咲いていた!『花冷え』の功罪

2010-04-04 | 日常生活

満開のしだれ桜。そよ風に花びらが舞い落ちるさまが美しい。(志木市・寶幢寺 4月3日撮影)


隣の市(志木市)にある寶幢寺(ほうどうじ)のしだれ桜を見て来た。
我が家から歩いて約30分の距離である。

丁度満開で、微風に花びらが舞い落ちるさまは、えも言われぬ美しさで、その風情を堪能した。


今年は桜の季節に『花冷え』の日が続き、当初の開花予報より大幅に開花が遅れて、花見を楽しみにしている人たちをやきもきさせた。

小生もその一人で、幼なじみたちとの花見の幹事役を仰せつかった身として、果たして花見の当日にさくらは咲いているだろうかと気が気でなかった。

そして、一時は『花冷え』をもたらした季節の気まぐれをグチッたり、嘆いたりもしたが、反面、そのお陰で、いつもの年であれば咲き終わっていたかも知れないしだれ桜をみることができた訳であり、そう考えると花冷えも功罪合い半ばと言ったところか。



境内には2本のしだれ桜があるが、そのうちの1本。

今年の花見VOL3~何とか間に合った―ようやくさくらの出番

2010-04-03 | 日常生活

黒目川の両岸のさくらは、6~7分咲きになり、ようやく出番となった。(写真撮影4月1日)


お花見その1 黒目川

お花見当日。

それまでの花冷えの天候が嘘のように太陽が顔を出し、暖かくて絶好のお花見日和。

当日急遽仕事が入り欠席となったMくんを除く6名で黒目川の桜を楽しむ。

桜は、この日の暖かさで急速に開き、満開とまではいかないものの6分から7分咲き。

まるで、我々のお花見を待っていてくれたかのようである。

『おおっ、よく咲いてるね!』
『きれいだわ!』
『素晴らしいわよ』

みんな今年初めてのお花見である。思わぬさくらの開花状況にボルテージも上がる。

何とか『間に合った』とお世話役の小生としては、ほっと胸をなでおろす。

この日は、休日ではないがこの暖かさに誘われて、待ちかねたように花見を楽しむ人の姿が。

そんな人たちに交じって約400mの桜並木を6人でおしゃべりをしながらそぞろ歩く。

ゆったりとした時間の流れに、みんなリラックスし、楽しそう。

1時間ほどお花見を楽しんだ後、その昔みんなで行ったことのある『平林寺』
に花見の場所を移す。(黒目川をさかのぼるという趣向を取り止めにしたのは言うまでもない。)



菜の花とさくら、両手に花の場所で記念撮影。


お花見その2 平林寺

平林寺は同じお花見でも、春の桜よりは何と言っても秋の紅葉である。
そんな事情と平日と言うこともあって訪れている人もちらほら。

平林寺の桜は、どの木も高木で高い所に咲いているため、余り身近に感じられず、何かよそよそしい、といった印象。



高い所に咲いている桜の花と青空が優雅に溶け合って、見事な風情である。

小生は去年の紅葉の時に平林寺を訪れているが、他の仲間たちは大昔みんなで来て以来と言うことで、懐かしげである。

約1時間、広い武蔵野の林の中をゆっくり、ゆっくりと散策する。

黒目川は間違いなくお花見であったが、ここ平林寺はお花見というよりは武蔵野の自然に抱かれて大いなる『癒し』をもらった一時と言えるだろう。

そして、『来年もまたお花見しようね』と再会を約して今年のお花見会は散会となった。



珍しく低く垂れ下がった桜の枝の下で記念写真。

今年の花見VOL2~一人花見、主役はしだれ桃

2010-04-02 | 日常生活

黒目川を歩いて下見している途中で見かけた満開のしだれ桃。


『今年のお花見、Iちゃん(小生)のブログによく出る黒目川の桜を見ることにしたらどうかしら』

幼なじみのY子ちゃんから、そんな電話があったのは半月ほど前のこと。

早速、世話好きのKくんに、とりまとめを頼むと翌日には『横浜のU子ちゃんは無理だけど、あとは全員OK』との連絡が入る。


小・中学校時代の幼なじみたちの中でも、同じ集落の8人は今でもお互いを『ちゃん』づけで呼び合っている。その仲間とは例年花見に出かけるのが恒例になっているのだが、今回のように7人も集まると言うのは滅多にないことである。

それだけに、地元での花見をまかされた小生としては、張り切らざるを得ない。

どんな趣向が良いだろうかと知恵を絞ったが、シンプルに桜を求めて黒目川をのんびりと歩くのも一興かなと思い、先ずは下見に黒目川をさかのぼることから始めた。

ところが、30分歩いても一向に桜に出会わない。もう少し行けばあるかもとさらに30分近く歩くもその気配もない。

とうとう関越自動車道が走っている場所まで来てしまった。そろそろ、あきらめて引き返そうと思っていた矢先、桜並木ならぬ桃の花並木が出現、濃いピンクの桃の花が満開で見頃となっていた。

『無駄足を踏んだか』と後悔しきりだっただけに、この桃源郷を思わせる景色にすっかり魅せられて、しばし一人花見を楽しんだ次第である。

それにしても、今年の花見、すんなり桜の出番といかない。
これもまた異常気象のなせるわざと言えるのだろうか。


関越道を通り越した所で突然満開の桃の花が出現。
(後ろに見えるのが関越自動車道)

今年の花見VOL1~主役はピンクのさくらにあらず黄色のからし菜

2010-04-01 | 日常生活

ゴルフ場の河川敷の堤防にはからし菜の花がわが世を謳歌するが如く咲き誇っていた。


桜と紅葉のシーズンの年2回、小・中学校のクラスメートで行っているゴルフコンペ。

このコンペ、ゴルフもさることながら、満開の桜、真っ赤な紅葉を愛でるのも大きな目的である。

満開のさくらの花の下でのプレーとなると桜の開花に合わせて日時を設定する必要があるが、こればかりは『運』次第。

今年のコンペは3月31日。

当初の桜の開花予測は3月23日頃で1週間で満開になるだろうとのこと。すると3月31日はまさに『ドンピシャリ』、満開の桜の下でのゴルフとなる筈であった。しかし、このところの、打ち続く花冷えで予測は完全に裏切られ、さくらはすっかり身を縮めて、咲く気配すらない。

そのさくらに代わって、わが世の春を謳歌していたのが、からし菜の花。
河川敷の堤防は、見渡す限り黄色いじゅうたんである。

従って、今年のお花見第1号はさくらでなくて、満開のからし菜の花となった。


                 
                 咲き誇るからし菜の花を横目にさくらは寒さに震えて未だ咲く気配
               もない。(菜の花の左側にあるのが桜の木)