折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

今年の花見VOL2~一人花見、主役はしだれ桃

2010-04-02 | 日常生活

黒目川を歩いて下見している途中で見かけた満開のしだれ桃。


『今年のお花見、Iちゃん(小生)のブログによく出る黒目川の桜を見ることにしたらどうかしら』

幼なじみのY子ちゃんから、そんな電話があったのは半月ほど前のこと。

早速、世話好きのKくんに、とりまとめを頼むと翌日には『横浜のU子ちゃんは無理だけど、あとは全員OK』との連絡が入る。


小・中学校時代の幼なじみたちの中でも、同じ集落の8人は今でもお互いを『ちゃん』づけで呼び合っている。その仲間とは例年花見に出かけるのが恒例になっているのだが、今回のように7人も集まると言うのは滅多にないことである。

それだけに、地元での花見をまかされた小生としては、張り切らざるを得ない。

どんな趣向が良いだろうかと知恵を絞ったが、シンプルに桜を求めて黒目川をのんびりと歩くのも一興かなと思い、先ずは下見に黒目川をさかのぼることから始めた。

ところが、30分歩いても一向に桜に出会わない。もう少し行けばあるかもとさらに30分近く歩くもその気配もない。

とうとう関越自動車道が走っている場所まで来てしまった。そろそろ、あきらめて引き返そうと思っていた矢先、桜並木ならぬ桃の花並木が出現、濃いピンクの桃の花が満開で見頃となっていた。

『無駄足を踏んだか』と後悔しきりだっただけに、この桃源郷を思わせる景色にすっかり魅せられて、しばし一人花見を楽しんだ次第である。

それにしても、今年の花見、すんなり桜の出番といかない。
これもまた異常気象のなせるわざと言えるのだろうか。


関越道を通り越した所で突然満開の桃の花が出現。
(後ろに見えるのが関越自動車道)