折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

今年の花見VOL3~何とか間に合った―ようやくさくらの出番

2010-04-03 | 日常生活

黒目川の両岸のさくらは、6~7分咲きになり、ようやく出番となった。(写真撮影4月1日)


お花見その1 黒目川

お花見当日。

それまでの花冷えの天候が嘘のように太陽が顔を出し、暖かくて絶好のお花見日和。

当日急遽仕事が入り欠席となったMくんを除く6名で黒目川の桜を楽しむ。

桜は、この日の暖かさで急速に開き、満開とまではいかないものの6分から7分咲き。

まるで、我々のお花見を待っていてくれたかのようである。

『おおっ、よく咲いてるね!』
『きれいだわ!』
『素晴らしいわよ』

みんな今年初めてのお花見である。思わぬさくらの開花状況にボルテージも上がる。

何とか『間に合った』とお世話役の小生としては、ほっと胸をなでおろす。

この日は、休日ではないがこの暖かさに誘われて、待ちかねたように花見を楽しむ人の姿が。

そんな人たちに交じって約400mの桜並木を6人でおしゃべりをしながらそぞろ歩く。

ゆったりとした時間の流れに、みんなリラックスし、楽しそう。

1時間ほどお花見を楽しんだ後、その昔みんなで行ったことのある『平林寺』
に花見の場所を移す。(黒目川をさかのぼるという趣向を取り止めにしたのは言うまでもない。)



菜の花とさくら、両手に花の場所で記念撮影。


お花見その2 平林寺

平林寺は同じお花見でも、春の桜よりは何と言っても秋の紅葉である。
そんな事情と平日と言うこともあって訪れている人もちらほら。

平林寺の桜は、どの木も高木で高い所に咲いているため、余り身近に感じられず、何かよそよそしい、といった印象。



高い所に咲いている桜の花と青空が優雅に溶け合って、見事な風情である。

小生は去年の紅葉の時に平林寺を訪れているが、他の仲間たちは大昔みんなで来て以来と言うことで、懐かしげである。

約1時間、広い武蔵野の林の中をゆっくり、ゆっくりと散策する。

黒目川は間違いなくお花見であったが、ここ平林寺はお花見というよりは武蔵野の自然に抱かれて大いなる『癒し』をもらった一時と言えるだろう。

そして、『来年もまたお花見しようね』と再会を約して今年のお花見会は散会となった。



珍しく低く垂れ下がった桜の枝の下で記念写真。